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おばあちゃん復活! - 2010年09月22日(水) 以前はよく行っていた近所のお店。 行かなくなった理由はホールを一人で仕切るおばあちゃん(女将さんだけどね)を見掛けなくなってしまったからである。あったかいおばちゃんの接客とバイトの子の冷たい感じのする接客のギャップの大きさで足が遠退いてしまった。 いつもメニューにないものを作ってもらったり、時にはこれ食べてねってお新香を出してくれたり、特に何かを話したりすることはなかったんだけど、おばあちゃんがいるだけでホッとする空間になるんだよね。それほど混んでいるお店じゃないけど、そこそこお客が入ると結構てんてこ舞いになるし、そういう時はひと段落するまでは追加オーダーを我慢したりもした。 暇な時は老眼鏡掛けてテーブルで伝票の整理をしている。そういう時も様子を見ながら区切りが付きそうな頃を見計らってオーダーしたり・・・。本来、飲食店として客にそういう気遣いをさせてはならないのだが、俺自身はここに関しては逆なんだよね。 実家に帰って食事をしているような錯覚をしてしまう・・・。 ほんのり温かい空気が流れる食卓のようなお店。そして、いつも座っている席が埋まっていても、そのお客様が帰ると「こちらへどうぞ」と言ってくれる。お世辞にもレベルの高いものは絶対に出て来ないけど、そんなことは一向に構わないと思わせる別の次元の満足感があるということ。 しかし、一年くらい前からおばあちゃんの姿を見掛けなくなり、夜の営業も数日しかしなくなった。きっとバイトも毎日来れないので、そういう日はお休みということにしたんだろうね。 それ以来足が遠退いていたのだが、先日お店の前を通った際に中を覗くとおばあちゃんがいたのである。三角巾を被り、小さな体を丸めて立っていたのが見え、復活したんだとホッひと安心したのであった。 Pocchy Land Information←Click BLOG Pocchy's Collection←Click - 食べに行きたくなる写真 - 2010年09月21日(火) 猫も杓子もブログ・・・という時代になった。 私自身も写真のブログをやっており、基本的には街の風景が多いが、巷では食べ歩きの際の写真をアップしているサイトがかなり増えたと思う。しかし、飲食店に於いての撮影は周りの状況をしっかりと見据えた上で行わないといけない。 カジュアルなお店ではそれほどでもないが、フォーマルなお店でカメラを構えて目の前の食べ物を撮るという行為はマナー的にどうなのかなと思っている。では、そのカジュアルとフォーマルの境界線って何処なんだろうか? これは非常に難しい問題であるし、今日の日記のネタは「写真」であっても別のところにあるので、この件に関しては後日改めて・・・ということに。 ブログを見て「食べてみたい」「行ってみたい」・・・そう思うことがある。勿論、そこに書かれている文章も然りだが、人間というのはビジュアル的に入ってくる情報には敏感で、それを見ただけで興味を持ってしまう。 最近見つけた食べ歩きのブログだが、写真が非常に綺麗なのである。以前もそういうサイトのことを書いたことがあったが、今度のはその上を行く素晴らしい写真が並んでいる。まさに「食べてみたい」「行ってみたい」と、見る側に感じさせるものを持っている写真だ。 一眼レフかなと思って見ていたのだが、遡って見てみるとどうやらミラーレスの「マイクロ一眼」であることが判明した。一眼レフに近い描写力を持ちながらコンパクトな個体で、ここ1年くらいで大人気商品となった。私自身もカメラが好きなので、このマイクロ一眼の「OLYMPUS PEN E-P1」というものを持っている。 普通のコンデジに比べたら大きいが、一眼レフよりもかなりコンパクトで持ち運びにも便利。しかし、一眼レフに慣れている者からするとちょっと中途半端なカメラとも言える。 話しをそのブログに戻すが、あれだけ綺麗な写真だからてっきり一眼レフかと思ったという部分からの続きである。 正直言って食事をしている最中に近くで大きな一眼レフ使って撮られるのはあまりいい気分ではない。携帯のカメラやコンデジ程度なら許せる範囲かと思うが、一眼レフともなると殆どプロ的な撮影行為に近くなってしまう。だから私自身も飲食店ではコンデジで廻りに迷惑の掛からないように撮ることはあるが、一眼レフを使って撮るということはまずない。 そこで、このブログの主はマイクロ一眼というコンパクトでありながら描写力の優れたカメラを使っているは周囲に迷惑をかけずにしっかりとしたものを撮りたい・・・、きっとこういう理由からなのではなかろうかと思ったのである。 以前あったことだが、突然お客様が立ち上がり、一眼レフカメラを構え乍らストロボ焚いて写真を数枚撮ったのを見た。立ち上がって撮るということもそうだが、一眼レフで、しかもストロボを焚いて・・・という行為自体に驚いてしまったのである。 流石にここまでやるのはちょっとどうなのかな?・・・と。 ここまで綺麗な写真で紹介されたら店だって嬉しいだろうし、見る方も楽しくなるというものであるが、こういうブログって個人の自由でやっていることだから、全く美味しく感じない写真を羅列されても文句のひとつも言えないというのは店からしたら受難の時代なのかもしれないね。 Pocchy Land Information←Click BLOG Pocchy's Collection←Click 「OLYMPUS PEN E-P1」←Click - 無駄遣いも甚だしい! - 2010年09月20日(月) 某所で行われている写真展を観に行って来た。 先日、市内のとある建物を照明プロデューサーがライトアップし、それをプロのカメラマンが撮影するという作業をやっていたのだが、今日からそれの展示が始まったのである。 何となく嫌な予感はしていたのだが、案の定というか、いつまでこんなことやっているんだという憤りを感じる、何をやらんとしているのか全く分からないものだった。撮影の時から何をやりたいのか意味が分からなかったのだが、結局は最終的なところも同じ延長線上にあったということ。 あれだけ大掛かりな仕掛けをしながら展示されていたのはたったの2カットだけで、他にも2カ所ライトアップしたようだが、それらを含めても10カットのみという寂しさであった。 この10カットを展示する為に一体どれだけの税金を使ったのだろうか・・・? 撮影の際に近くにいたスタッフに聞いてみた。 俺 「これって税金使ってやってるんだよね?」 スタッフ「いえ、我々は民間です」 俺 「でも、市からの依頼だよね?」 スタッフ「はい」 俺 「それって税金ってことじゃん!」 スタッフ「・・・」 照明プロデューサーはそれなりに著名な方らしいし、カメラマンだって素人じゃないんだから、彼らに払うギャラだって安くはない筈で、更にライトアップに使う機材だってレンタルだとしても相応に掛かっている。そして、何もしないで弁当食いながら無駄話をしていた大勢のスタッフの人件費に弁当代だって馬鹿にならないだろう。 そんなことを3ヶ所で行えばどれだけのお金が掛かると思っているんだろうか? 例えば、ライトアップするということ自体市民の殆どは知らなかったし、写真を展示していることだって同様である。ライトアップすることをきちんと告知して市民に見せるだけでも違うし、そこで市民が撮った写真を公募して同時に展示するということだって出来たと思う。 単に自分達だけで撮り、展示しているだけ・・・。 市民の為のイベントじゃないのかな、これって。市民不在のところで多額の税金を使うこの手のものって横浜市得意の無駄遣いである。最たるもんが去年の「開国博Y150」で、最終的にどんだけの赤字になったかしっかり公表していないし、張本人のN氏は途中で逃げ出してしまったし・・・。 今、黄金町近辺で行われているイベント然りで、当事者と一部のコアなファンだけが盛り上がる。更には日本大通りの旧ZAIM然り、旧横浜銀行本店を利用した空間然り、端から見れば横浜市って文化や芸術に力を入れている素晴らしい都市と感じるだろうが、どれもこれも中途半端で、やっている本人達だけが盛り上がり、市民不在のもののオンパレードである。 話しを写真展に移すが、初日にも関わらず閑散としており、メイキングビデオ流していたのでそれを観ながら15分程滞在していたが、その間に観ていた人はたったの4人だけという寂しさ。 まあ、きちんとした告知もしていないし、たった10枚しか展示されていない写真展では興味も湧かないか・・・?更にはカメラマンは一体何枚撮ったのだろうか?デジタル一眼だったのでフィルムと違い全部をプリントした訳ではないだろうが、それでも1ヶ所で数百枚はプリントしていただろう。 その中での10枚。 俺が見た現場のは2枚。 自費でやる分にはそれでもいいし、好きにやればいいと思う。しかし、これは税金を使ってやっていることだということを関わる人達にどれだけの意識があったのか聞いてみたいね。 ライトアップすることが目的なの? それとも写真を展示することが目的なの? ライトアップが目的なら市民にきちんと告知して観衆を集めるとか出来なかったの? 写真を見せることが目的ならばもっと沢山の写真を展示すれば良かったんじゃない? もう一回言うけど、これが自費でのものならば何にも文句はないが、一応は市が絡んでいるものだからそれはちょっと違うんじゃないの・・・って思うんだよね。 Pocchy Land Information←Click BLOG Pocchy's Collection←Click -
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