■■■ ぽっちーの独り言 ■■■... pocchyland presents

 

 

ほんの1〜2秒のことなのに・・・ - 2010年10月16日(土)

接客の指導をする際にいつも言うことだけど・・・

「ちゃんとお客様の方を向いて挨拶をして下さい」と。


いらっしゃいませ・・・
ありがとうございました・・・

よく見掛ける光景で、釣銭を渡し「ありがとうございました」と言っている時は既に後ろを向いていたり、下を向いている。「いらっしゃいませ」と言う際にも入ってきた瞬間は見ているが、直ぐに他の方を向き乍ら言っている。

誰に向って言っているの???

正直そう思っちゃうし、一体どういう教育を受けているんだろうと不思議に思ってしまうのだが、何か作業をしているにしてもほんの1〜2秒程度のことじゃないのかな。その数秒を惜しむくらいに滅茶苦茶大変な仕事が目の前にあるのなら未だしも、決してそんなことはないというのが殆どだろう。

ほんの1〜2秒のことなのに・・・


例えばこういうことも指導の際には言っている。

「いらっしゃいませ」や「ありがとうございました」という声が聞こえたらちゃんとお客様の方を向いて同じように挨拶をして下さい・・・と。勿論、厨房の中にいてお客様が見えない場合は別だが、後ろ向きで挨拶されても決して嬉しくはないし、手を止めてちゃんと挨拶してくれているということが大切なのである。

現実的には手掛けたお店に於いても、こういうことがきちんと出来ている店もあれば、そうでない店もある。でも、基本的にはしっかりとやっている店が圧倒的だと思っている。


今日、この光景を目の当たりにした店は手掛けたところではないが、結構満足してレジへと向いお会計をした。伝票を渡しても下を向いたままだし、釣銭を渡す時も下を向いたまま・・・。最後の「ありがとうございました」と言う時には既にパントリーへ向う為に後ろを向いていた。

折角満足して帰ろうと思っていたところでこういう目に会うともうガッカリである。おまけに他にいたホールスタッフからは誰一人として声は掛からなかった。私の前に何人かが帰って行ったが、レジが見えない位置だったので全てに於いて下を向いたままだったかどうかは不明だし、同じ人がレジを打ったかどうかも分からない。

しかし、確かに「ありがとうございました」という声は他のホールスタッフからは発せられていなかった。

勿体無いよね、こういうのって。折角、そこそこまともなものを提供している店なのに、基本的な部分がちゃんと出来ていない。美味いもんさえ出していればそれでいい!と考えているということなのかな?


それと以前も記したことがあるが、スーパーやコンビニで手をおなかのところに持って行き、ゆっくりとお辞儀し乍ら挨拶をする行為が全く理解出来ない。頭を下げている時には客は既にその場を離れているじゃんか!と。

確かに丁寧な行為だとは思うけど、そこまで必要なのかな?・・・とも。

大切なことは、そういう行為ではなく「心が通じるかどうか」と言うことだと思っている。ちゃんとお客様の方を向いて作り笑顔ではなく、真の笑顔で挨拶をするということの方がどれだけ嬉しく感じるか?作り笑顔だってあんなもんは直ぐにバレてしまうし、かえって嫌な気分にさえなる。

「接客」の根本的な部分が蔑ろにされ、どうでもいいパフォーマンスに目が行っていることが残念でならないね。



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ショールーム見学 - 2010年10月15日(金)

今日は昨日に引き続いて資料探しをしてきた。

みなとみらい地区にある設備機器メーカーのショールームや家具メーカーのそれを見学。今日の目的は住宅機器で店舗に使えるものはないかと思ったからで、オープンキッチンのお店で住宅用の設備を上手く当て嵌めることが出来ないかということである。

業務用の機器って如何にもステンレスの塊です!・・・という感じで見栄えが悪い。そして、意匠的には何十年も変わっていないんじゃないのかな?それに比べて住宅機器というものは日進月歩だし、耐久性も良くなっているということも聞いたので、使えそうなものがあれば検討してみたいと思っている。

アイランドキッチンの機能性を上手く利用し乍ら厨房に嵌め込めれば面白いものが出来そうな感じがするのだが、結構いい金額がするもんだと驚いてしまった・・・。

確かに見たものは規格品ではなく、オーダー品だったので仕方がないのかもしれないが、コンロの上のフードとかにしてもちょっとどうなのかなというくらいに高かった。でも、オープンキッチンスタイルの店で使えそうだし、これに近いものが板金業者の方で作れればいいのだが、多分余程センスの良いところじゃないと無理だろうね。


次に向った家具のショールームは使えそうなものはあまり見当たらなかった。確かにダイニング用の椅子やテーブルは無垢仕様じゃなければそれなりに安いのだが、とてもじゃないが耐久性に乏しいものばかりで使えない。よく合羽橋辺りで椅子で1万円前後、テーブルで2〜3万くらいのものを買ってきて使っている店を見掛けるが、客が入らない店なら未だしも、そこそこ売れている店じゃ直ぐに壊れてしまう。

今日見たショールームでは「この商品は家庭用であり、業務用にはお使いにならないで下さい」と書かれていた。まあ、安いので飲食店で使おうとする人がいるんだろうね。私も以前いいデザインのものがあったので業務用として使えますかと聞いたところ「無理です」とハッキリ言われた。

自己責任で使う分にはいいだろうけど、いざ壊れてしまったら責任を問い質す人もいるだろうね。

無垢仕様のものはどうしてこんなに高いんだろうと思うのだが、自社工場を持っていないところが殆どだろうからいろんなところを経由し、その都度マージンが乗っかるからこんなに高くなってしまう。

時々吃驚するくらいに高い金額のものがあるが、凄い儲けが出てるんだろうなと思い乍ら見ている。それと、素人は騙せてもプロは騙せないよ!という酷いところもあったりする。

何処かで見た記憶のある椅子があったので座ったり触ったりしていたら声を掛けてきた。

「これはうちのオリジナル商品で、岐阜の工房に作らせています」と。

その「岐阜」というキーワードで思い出したのであるが、いつも使っている家具メーカーで扱っている商品だった。その製造元も知っているし、ここのオリジナル商品じゃないということは明白。まあ、ここで真実を暴露したところで、こういう胡散臭いところは考え方を改めることはないだろう。

「へ〜、そうなんですか・・・」とだけ言って店を出た。

そうやって素人を騙してるんだろうが、価格設定だけは吹っ掛けていなかったのでまだ良かった。


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住宅展示場見学 - 2010年10月14日(木)

今日は市内にある大きな住宅展示用を見学に行って来た。

横浜駅から無料送迎バスが出ていたのでそれを利用したのだが、平日ということもあって数人しか乗客はいなかった。会場内も閑散としていたし、やはりこういうところは土日祝祭日がピークなんだろうね。その分平日は静かにゆっくりと見学出来るメリットもあるということになる。

50棟近く建っているのだが、解体中や建築中のところも幾つかあり、常に新しいものを提供していかなければならないので、数年毎に建て替えていかなければならないんだろうからコストも掛かるね。まあ、こういうところに掛かる経費も販売価格に乗っかっているのが建て売りメーカーだし・・・。

しかし、見た目よりは実際のコストが抑えられているのは何故か・

昔と違って今は各パーツが規格化され、大量生産しているということも大きな要因かもしれない。建具や枠なんて殆どは規格品だもんね。しかも、表面は木目に見えるシートだし、内部は木屑を圧縮して作った新建材。全体のレイアウトを考え乍らその過程で建具のサイズを決めるのではなく、最初に規格寸法の建具有りき・・・。

この辺は店舗設計と大きく異なるところかもしれない。他にも結構規格品が多用されていたし、モデルルームってどれも同じように見えるのは仕方がないのかな?家具の配置や仕様なんかもそうだし、インテリアコーディネーターという資格も実際のところどうなのかなと思ってしまう。

実践経験がなく試験に合格すればその肩書きが与えられ、一般のお客様にプレゼンするのだが、偶々いたその類いの人と少し話しをしても結局は自分のポリシーというよりはインテリア雑誌の受け売り程度のプレゼン力しかない。

一通り見て回ったものの、得ようとしてる情報はめぼしいものはなく残念だったが、たまにはこういう普段の仕事とは関連はないものの同じ業界のものを見るというものいいもんだと思った。


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