■■■ ぽっちーの独り言 ■■■... pocchyland presents

 

 

武蔵小金井のお店・障害が多ければ多いほど! - 2010年10月25日(月)

漸く決まった物件であるが、建物の構造的に様々なる障害が目の前に立ちはだかっている。

スラブ下で2550mmしかないので、前のお店から引き上げてきた埋込式のエアコンを天井内に入れると実際の天高は2200mm程度になってしまう。それでも大梁は隠せないので造作で覆うことになるし、梁貫通の開口はないので設備絡みの配管の柵も出てくる。

更に厨房内の吸排気も外部の地面が奥に行くに従って傾斜しており、開口を確保出来るスペースも限られてくる。排煙窓の一部を利用することも考えたが、排煙面積がギリギリなので無理だし、壁面周りの梁の関係で床から2000mmまでしか使えない。

何とかレイアウト的にはまとまったのだが、これらの障害をクリアーさせた上で立体的な部分を考えていかなければならない。空調計画然り、照明計画然り、出来る限り天井高を確保するとなると凸凹なものになってしまい、かえって圧迫感を感じる可能性も秘めている。

その辺は上手く間接照明等で圧迫感をなくす方法はとれるのだが、客席のレイアウトとの関連性のない造作を施し、無理矢理間接照明にしました・・・ということにも成り兼ねない。図面も天井の意匠でストップしてしまったが、中々厳しい状況と言える。

吸排気と共に問題になっているのがガス設備。当初は都市ガスを使用する予定でいたが、既存の管では希望する供給量を確保出来ないということが判明し、それの工事費で30万以上も掛かってしまうということが東京ガスの調査で分かった。

幸いなことに以前のお店ではプロパンガスを使用していたので既存使用するガス機器はプロパン仕様になっている。そこでクライアントと相談した結果、プロパンで行くということになった。しかし、都市ガスと違ってプロパンの場合は大きなボンベを数本設置しなければならないのであるが、これも幸いというか、横の駐車スペースを使えば設置出来る。流石に剥き出しでは意匠的に問題があるので、何らかの形で囲う必要はあるもののこれに関してはクリア出来る。

今のところ一番の問題は吸排気だが、これも設備関係の業者さんと相談し乍ら最善の策を模索しているところで、壁面に有圧扇を取り付けるのではなく、正方形ではなく、横長の開口にして一旦外に出してからチャンバーボックスを
設け、そこに有圧扇を設置するという方向性で進めている。


これ以外にも様々な障害が出てくる可能性を秘めているが、そういう障害が多ければ多いほど遣り甲斐があるというものである。頭を使って考えれば何か良い方法は見付かるものである。それを簡単に諦めたりするというのは性に合わない。

例えば真四角な区画よりも変形している区画の方がレイアウトするのは難しいが、それだけに考え様があるということになるし、そういう区画で上手くレイアウトがまとまった時は本当に達成感がある。

安直な道だけを求める人もいるだろう・・・。

でも、私はこういう障害や難しい内容ほど楽しくて仕方がない!


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余剰人員なのでは・・・? - 2010年10月24日(日)

来月に行われる某国再会議に向けての警備が更に厳重になっている。

みなとみらい近辺の交差点には場所によっては四方に四人も配置されているし、最低でも二人は配置されている。それ以外に市内の彼方此方で巡回パトロールをしている警察官も多数いるという状況である。

その職務を任されているのは地方から召集された警官が殆どであるが、それは神奈川県内の人員では足りないから呼び寄せられている。しかし、彼らが離れた後のそれぞれの地方では何か問題が起こっているのだろうか?結局は人員が減っても何とかなっているということで、それは普段は余剰人員になるのではなかろうかと思うのだが・・・。

会議があるから多くの警備が必要ではあるが、それが終われば従来通りの人数で賄える訳だし、更には召集された警官がいなくてもそれぞれの地方も賄えている。

小学校低学年の算数の計算でも分かりそうな感じがするけど・・・。

結局は税金を使って無駄な人材を雇っているということなんじゃないのかな?本当に必要な人員を精査し、必要な人数を配置すれば幾らの無駄を省けるのか?


それと可哀想だと思ったのが、地方から召集された警官に観光客らしき人が道を聞いていること。大きなスポットなら未だしも、込み入った道なんて知らないだろうからね。今日見たのは近所の交番の場所を教えていた警官がいた。

交番に行って聞いて下さいということだよね。

来月に入ったら更に増員して警備が強化されるだろうが、検問で矢鱈とクルマを停めて荷物チェックをしているのも過剰警備じゃないのかなと思っている。そして、至る所で歩道が通行止めになっているので、自転車で移動する際には本当に不便である。

会議の直前なんて一体どうなることやらと今から心配である。会場周辺は近くの臨港パークも含めて完全立ち入り禁止だし、クルマは無闇矢鱈と停められてしまうんだろうな。

休日に何ヶ所かで行われている大道芸も警備の為という理由で昨日から全面中止にさせられたようである。


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羽生のお店・平屋か? 二階か? - 2010年10月23日(土)

羽生のお店の件であるが、当初から1階が店舗、2階がご両親の為の住居という計画であった。

しかし、いろいろと将来的なこと等を考え、いっそのこと平屋にして店舗と住居を構えるという案はどうなのだろうかと思うようになった。確かに今は共にご健在で何ら問題はないのだが、5年10年と経った時のことを考えると2階の住居というのはちょっと気になる・・・。

床面積が広くなるのでその分駐車スペースが減ることになるのだが、ご両親もそれを心配されているようだ。2階建ての際は6台分が確保出来ていたが、平屋にすれば4台に減る可能性もある。ロードサイドなのでクルマでの来店が殆どだろうから駐車スペースは重要である。

それでも4組のお客様は受け入れられる。場所的にお昼に一気に混むとは思えないし、パラパラと静かに回転する感じだろう。そういうことを考えれば4台でも何とかなるのではなかろうか?更に近隣には駐車場として借りられる土地もあるし、そういうことも踏まえて最終的に結論を出しても良さそうな気がしている。

駐車場は後からでも増やせるが、一度つくった建物はそう簡単には変えられない・・・。

だから、従来通りの2階建ての案と共に平屋での案も平行して考えている。その分時間も余分にかかるけれども、長い目で見た際のことを考えれば決して無駄な時間とは思えない。寧ろ、そこまで考え抜いた上での進行が望ましものだと思っている。


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