2002年02月26日(火) |
みなさん体調いかがですか? |
なんとなーく、そろそろ危ないと感じるこの頃。 昨日から急にセキをしだした向かい席の同僚は本日からアメリカへ 出張しましたが、きっと彼は向こうで大風邪になっていることでしょう。 あの調子じゃ、頭も痛くて仕事にならんのじゃないかな。しかも長時間 のフライトで恐らく機内ではぐったりしているんじゃないかな。
で、その人から風邪菌をもらっているようです。わたくし。 仕事がえりの電車の中で頭が痛くなりそうな予感というか、痛くなる前の やばーい感覚がしておりました。部屋に帰ってきて落ち着いてもなんか 頭がすっきりしない。今週は会社を休めないから、仮に風邪になっても 這って行きますが、周りの人に迷惑をかけることだけはしたくないので 風邪にならぬようにタバコ吸いのわたくしは強制的にビタミンCを補給 することにしました。
現在はセキも熱があるわけでもないので一応平静を装っておりますが、 明日からの3日間はどうなることやら今から心配しております。 金曜日は新潟出張もあることだし、お客さんに風邪を移すようなことが あったら一生うらまれるだろうな。こちらはベンダーだし。
そうそう。昨日が給料日だったので1日遅れで口座の勘定整理をしに キャッシュコーナーへ行ってきましたが、出したお金がほとんどピン札。 使うのがもったいないと思いましたが、精神的にはうれしいですね。 でもこれって日銀が新札を刷って市場に出回っているもの。これみよ がしにピン札が出てくると、これって日銀の印刷機がフル回転しているん じゃなかろうかと心配したり。通常では日銀の印刷機がフル回転している 時って、インフレの兆候があるんです。今はデフレの時期だからそれを 回避するために意図的に新札を出まわして、少しばかりのインフレを 狙っているのかなと、逆に安心したりして。どうなんでしょ?
政府には無い、日銀券を印刷する権利を持つ日銀。ここが動いてくれれば 不良債権も減るでしょうし、生産性に寄与するキャッシュの供給もできる のでしょうが、今は政府から金融緩和を促進する様に要求されている 最中。独立性を重んじる日銀としては、政府からイチャモンつけられて その通りにすることは意地でもしないでしょうが、ここで動かなければ 旧来通り政府の下部組織としての中央銀行に逆戻りしろと訴えようかな。 海外がいくら独立しているからといって日本がマネをする必要はありま せん。国家を考えた舵取りをして欲しいもんです。そういうことのできる 人達が集まった組織ですから。ちなみに日銀が買い物をするときは借金を する必要がありませんので、ここがたくさん買い物をしてくれれば日銀券が 市場に出回るんですけどね。CPや国債の買いオペだけに限定しないで。 ま、当分はそんなことするとは思えませんが。あの腹黒い日銀のやることは われわれ一般人には計り知れないところがありますから。
こんなこといったら日銀関係者に怒られるかな?
はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)
2002年02月25日(月) |
国債の格付けと民間企業の債券との関係 |
今日新聞を読んでいて気が付きましたが、以前から自分が申し上げ ていることに間違いがありましたので訂正します。
それは国債の格付けが下がるとそれに伴って民間企業の格付けも 下がるため資金調達コストが圧迫されると言ったこと。 これは全くの間違いではないのですが、正確に言うと、
国債格付けが引き下げられると企業の資金調達コストが上がるのは、 「政府系機関や民間企業の外貨建て債務の格付けは国を超えること ができない」という原則があるためで、連動しているのは外貨建て 債券であって国内債ではない。 「政府の信用力と、自国通貨建て債券を発行する国内発行体の信用 力の間には、直接的な相関関係がない」とし、国内債の場合、中央 政府の格付けは、民間企業や地方自治体の格付けの上限とはなら ないとムーディーズは説明しています。
外貨建てか円建てかで動きが違いますので、そのあたりは注意が 必要でした。ひとつ勉強になったとともに間違いをお詫びします。
それにしてもダラダラと行われる会議の席で眠気を催すのは不謹慎 でしょか。自分の性格上、物事をさっさとやってしまわないとイラ イラしてしまうんですが、そのことを通りすぎてあきれて眠くなって しまうというのは・・・。やっぱり不謹慎ですか。(笑) 居眠りしているところへ室長から質問が飛んできてとっさに「はい」 と答えたのはいいのですが、何を聞かれたのか分からなかったので しばらく照れ笑いをしておりましたが、どうやら答えにはなっていた ようですので何とかその場はしのげたようです。でもやっぱり不謹慎 ですか。これを「また〜り」と言うのは止めましょう。(爆)
はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)
当然ながら市場が判断するものなので、この先どうなっていくかは その時々に市場が適正だと判断するところに落ち着くもんですが、 政府・日銀の政策や発言で市場が判断を誤ってしまうことも時として ありうることです。そのために市場関係者はファンダメンタルズや マクロな指標を知りつつも、目の前の動きにとらわれて本来動くはず のない方へ向かっていくこともあります。それでも目先の行方にとら われて(というか顧客の損失が発生しないように)思わぬ方向へ引き ずられて行くことを覚悟しているのか、どこかでヘッジをかけている もので、結局どちらへ転んでも大きな損失は起こさない方法を常に 考えているもんです。投機筋ではない良識のある一般の市場関係者 ならば。金融関係や商社のディ−ラーならば当然のことでしょう。
じゃあ、我々一般市民が為替のことを予測するにはどうしたらいいの でしょうか?外貨預金に変えてみようと考えている人は、何を参考に 決めたらいいのでしょうか?
これについてはこれだという決定的な参考書や指標は存在しないと いうのが答えになりそうです。というのも、そう簡単に予測ができる ならば誰もが損も得もしないことになり、市場としては成り立たなく なるからです。誰かが損をして、誰かが得をして初めて商売として 成立する。だから市場なのです。取引が成立するということは、 市場には誰かが円安に向かうと思っているだろうし、誰かが円高に 向かうと思っているから、そこで売買が成立するんです。その見方を どう考えるのかが大事なのであって、とくに為替や株式には変動する というリスクが付き物なので(金も同じこと)、そのリスクをカバー する方法を先に勉強しておくことが元本を減らさない賢いやり方だと 思います。もし元本が減るリスクを覚悟しても利益の方を優先させ たいのならば、それこそ投機筋と戦う覚悟で短期決戦するしかない でしょうね。いずれにしても知識のない利益獲得は損をする確率が 高いことは認識しておかなければなりません。為替に限らずです。
自分が予測するところではこの3月にかけて140円をワンタッチ する程度で、そのレンジを抜けて150円まで行くとは考えており ません。あくまで自分の予測ですから判断はご自分でね。
ちなみに、例えばドル預金は(円より)利息が高いからお得と考える のは早合点です。為替が変わらないという前提で言うと、実はどちら も同じことなんです。通貨価値としては円もドルも同じだからです。 それぞれの通貨にその時適正な金利がつけられているのですから、 どちらの通貨で預金していても適正な金利がついているだけですから 円とドルの金利差は通貨価値としては影響しません。リスクもありま せん。逆に転換するたびに手数料を取られる分だけ損になります。
ここにウマミがあるとすれば、為替の変動で円安に振れた場合ですね。 だから、最低でも手数料分を取り返すだけの円安が見込まれる場合は ドル預金をすれば儲かることになります。だから、金利差だけでドル 預金をしようと考えている方は、一度考え直した方がいいと思います。 日本の預金のように長く置いておけばその分の利息がついてくると いう悠長なことは考えてはいけません。
そこで4月からペイオフの凍結解除となりますが、日本の銀行も 以前のように倒産しないという神話が崩れることになりますので、 自分の預金は自分で判断して預けることになります。一部では郵貯に 資金が流れていくという見方もありますが、郵貯は預金の上限が 決められており、大きな資金の移動とはならないと考えられます。
ペイオフのことを詳しく知りたい方は、ここでものぞいてみては?
はい。今日は晴れときどき曇り (東京地方)
今日は午後から横浜祥門会(合気道の道場)の菅沼師範を迎えた春の 講習会および昇級昇段試験があり、会場である品川総合体育館(大崎) へ見学に行きました。残念ながら自分は左ひざの手術後の経過見の 段階なので、無理は禁物とのお達しを受けているため参加はせず。
自分は大学で初めて合気道という武道に出会いました。これが多くの 人たちに認知されたのは戦後と聞いておりますから、まだまだ世間の 人たちには知られていない部分が多いかもしれません。
一般的には護身術として自分の身を守る武道として認識されている かもしれません。でも、この合気道というものは他の武道よりも 精神的な教えが重要な部分を占めており、決して試合を行いません。 一部の流派では開祖の教えに反して試合が行われていると聞いており ますが、これはいわゆる邪道というもんで、本流はこういうことは 決して行いません。なぜなら、合気道とは老若男女が誰でもできる 武道として、世界の皆が平和に過ごせることを目的とした崇高な 教えを持ったものだからです。道場でも子供から年配の方まで、 有段者だろうが白帯だろうが、差別なく和気あいあいと稽古ができる 環境にあります。他の武道では恐らく考えられない光景です。
個人レベルではそれぞれが持った基礎体力や体格がありますから、 動きそのものは人それぞれに特徴が出てきますが、合気道の動きは 読んで字のごとくで「気を合わせる」ことにあります。つまり、 相手の気に合わせた動きを自分がするのです。自分から仕掛ける ことはしません。相手の出方に合わせてこちらの動きを決める。 よくデモンストレーションで女性が体格のいい男性を投げ飛ばしたり 気で離れた人を飛ばしたりすることがありますが、まぁなんというか、 あれはあくまでデモですね。合気道を知らない人に合気道の本質を 分かりやすく形に現しただけとでもいいましょうか。誰でもができる ようになるわけではありません。誤解されても困りますから。
師範と出会ってかれこれ14年目。あの時は自分も若かったんですが、 師範はあの頃となんにも変わらず生き生きとした動き。年齢による 落ち着きは出てきましたが、やはりこの人は師範なんだなぁという 凄みはいまだに残っております。力強さがあるし。
菅沼師範は大学を卒業した後、九州の師範として送られたいわゆる 合気道のエリート。今なら、確か師範になるには5段以上(?)で なければならないと記憶しています。有段者になると、昇段試験を 受けるためにはそれなりの経験年数も加味されますので、今の規定 でいうなら師範の資格になる前に九州へ派遣されたことになります。 ということは、その時点ですでに開祖(その当時は存命だった)から 後継者のひとりであるという称号を頂いていたんだなと。実際の 後継者は血族なんですけど、やはり地域への貢献ということになると 弟子達に託すしかない。それで九州地区の面倒は菅沼師範が選ばれ 今に至っているというわけです。
今日の稽古を見学に行った際、自分を見かけた師範は気軽に声を かけてくれました。弟子達は数え切れないほど多くいる中で、自分の 存在を覚えてくれる師範に感謝です。年に1〜2回しかお会いする 機会がないのにね。終了後の記念撮影のときも、見学者の自分に 声をかけてくれたのも師範。名前もしっかり覚えてくれていて。
稽古後の懇談の中で思ったんですが、師範はいつまでも自己啓発を 忘れない人。いつまでたっても自分は未熟だからと常に研鑚すること を忘れない人。自分に奢らず、謙虚に、そして自分をさらに高める。 そんな師範は、一生自分の師範です。
はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)
今日はボーイスカウトの創始者ベーデンパウエルの生誕日です。 ベーデンパウエルは1857年2月22日にイギリス、ロンドンの ハイドパークの近くに生まれました。
実はわたくし小学生の頃カブスカウト(ボーイスカウトのちびっこ版) にいたことがありまして、彼の名前はときどき聞いておりました。 だからどうだってことないんですが、説明によりますと、 元々アメリカ先住民族(インディアン)の風習であったキャンプファイアー を青少年の教育活動として定型化したのがベーデンパウエルだそうです。
チビッコだった私は親の言うがままにボースカウトに入ったんですが、 その時に覚えたのは自然との協調とボランティア精神でした。それが 今でも自分のベースとなっているかもしれません。時にはそれらが 邪魔してしまうこともありますが、少なくともそれらがヒトサマに 直接害になるようなことはありませんので、いい経験だったと思います。
さて昨日大手音楽ソフト会社のユニバーサルミュージック(本社・東京都 目黒区)は、米国のグループ会社傘下のレーベル「アイランド・デフ・ ジャム・ミュージック・グループ」が宇多田ヒカルと契約したと発表 ました。ヒカル・ウタダとして初の英語アルバムをレコーディングし、 米国進出を図るとのこと。一方その宇多田は 「もう一度新人としてデビューを体験できる。夢のような話です。 私の中のHikaru Utadaと宇多田ヒカルの二人で、共稼ぎで 頑張っていこうと思います」とコメントしています。
まぁ、彼女らしいといえば彼女らしいコメントですね。 他の人だったらイヤミに聞こえてしまうかもしれない。そこをさらっと 言い過ごせるところが彼女のキャラというか、強みですかね。 ブッシュ大統領の来日のときにも招待されました。本当にビッグネーム になりました。才能がある人って、魅力的ですね。見てくれじゃなくて。
その一方で真紀子さん問題はさらに深みにはまっています。 毎日新聞の取材で、田中事務所関係者は「田中氏からは『招待状は受け 取ってないということ以外答えるな』と言われている」と証言している といいます。毎日新聞がこの記事を流した意図は推測しかねますが、 流れは真紀子さんに逆風が吹いているようです。
はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)
2002年02月21日(木) |
不良債権処理策の迷走、そして |
自民党から提案されていたRCC(整理回収機構)の不良債権買い取り 価格を現行の時価から実質簿価に引き上げる問題は、小泉首相の発言、 「時価が基本」と明言したことで事実上見送られる見通しとなりました。 昨年9月にいったん葬り去られた案で「そもそも筋の悪い話」(政府筋) という意見も出ておりましたが、袋小路に入っている不良債権処理策の 「迷走」を象徴しているとも言えそう。
実質簿価での買い取りは最終的にRCCに損失が出て国民負担が生じる 可能性が高く、山崎幹事長らは「(損失は)銀行が負担する」との考えを 示しましたが、これでは銀行に不良債権売却を促すことにはつながらず、 ジレンマは解消できませんでした。
政府主導でこのような案を出しても、財源は結局国民の税金に跳ね返る ことになり、建前としては不良債権処理のために銀行が保有する不動産・ 債権などを落ち込んだ時価でなく銀行の簿価で買い取ることで銀行の 不良債権処理を進めていこうとしても、その差額を誰が負担するのかと いう問題に直面したときに、市場から借金をするか、税金から捻出するか、 そのどちらかにしか選択肢は無く、構造改革とは矛盾した方向性となって しまいます。それは無理だからと銀行側に負担を要求するならば、銀行は 損失が出ることをわざわざ承知の上でやることになり、強権発動で銀行が 潰れても仕方が無いと判断した場合にだけ通用する手法だと思います。
銀行は経済の根幹システムを握っているとはいえ、あくまで民間企業。 政府が口出しして、挙句の果てに潰してしまうなんてことは恐ろしくて できないでしょう。そもそもバブルの発生、バブルの破綻を画策したのは 銀行や政府ではなくて、実は日銀が10年計画の元に意図的に誘導した という説もあります。これがまた説得力のある説なんですが、ここでは すみませんが省略させてもらいます。政府が統制していた戦時経済への 挑戦を挑み、みごとに勝利したというのが大筋なんですが、それに対する 実証はかなり難しい様です。なんでかって?それは戦前からの日銀の 歴史を紐解いたとしても、窓口融資を遂行していた裏事情を知るもの、 つまり一部の銀行幹部、日銀の窓口融資担当にすらその意図がわからな かったと言いますから、その裏で糸を引いていた帝王やプリンスたちの 口を割ることができなければ、推測で終わってしまうでしょう。たとえ そこに実行性が伴わなくても、研究材料としては面白いと思います。 誰が我々の生活を左右しているのか。実は政府や官僚ではなかったこと。
ま、その人たちを悪者にしたとしても犯罪者として裁判にかけることは できないでしょうが、いわゆる古くからある経済論で説明できなくなった 事実を別の視点からアプローチするという新しい手法にはなるんでは ないでしょうか。かなーり抵抗勢力がいるかもしれませんけどね。
って、言ってること分かりました?(笑)
はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)
道路公団の財投債で今年度分の850億円のうち650億円が 発行される段取りとなっておりましたが、主幹事(証券会社) の判断により募集の取りやめとなりました。 (という記事を毎日は1面で取り上げておりましたが、日経は どこにも掲載されておりません。この違いは何でしょうね。)
理由は2つ。国債の格付け低下が予想されることによるリスク。 それから道路公団の将来(構造改革により今後どのように変化 していくかが分からず将来が不安)に対するするリスク。 これらにより投資家が購入を控えるだろうという判断です。
道路公団の格付けはほぼ国債と同じレベル。ということは、 国に対する信用の低下と同じことを意味します。格付けの影響は 以前から申し上げておりますが、道路公団がこんな状況という ことは、他の外郭団体の財投債も同じような評価になることが 予想され、債権が発行できないということは事業の継続が困難 になってしまうということです。民間企業で言えば社債やCPが 発行できないことと同じことですから。さすがに外郭団体が 資金に困って債務履行保証書をもって支払いに替えるなんて ことはしないでしょうから、結局銀行借入れに頼らざるをえなく なってきます。でも、銀行も上記のようなリスクを負うわけです から、いつまでも貸し続けることはできません。なにせ金融庁 から厳しいチェックを受けておりますからね。皮肉にも。
市場が受け入れないということを外郭団体はもちろんのこと、 監督官庁や政府は認識する必要があります。というより、自分の 論調からいくと、間違った認識をしている(既得権益を主張する) 役人や政治家のことを言っているんですけどね。もしかしたら 小泉首相は陰でほくそえんでいるかもしれません。
要するにそんなところまで落ちぶれてしまっているんですよ。 日本の信用が。早く気付いて欲しいと思いたい。
日本の台所に危険信号を表すひとつの指標として紹介してみました。
はい。今日は曇りときどき晴れ。(中越地方)
第一生命が行っておりますサラリーマン川柳。 時代の趨勢を現しておりまして、いつも眺めております。
◆窓際もいまや高嶺の激戦区 →閑職が無くなりましたモンね〜 ◆職安で働かせろよこの盛況 →職安の盛況ぶりに人手不足じゃないかと。 ◆小遣いも平日半額お父さん →お父さんの小遣いもデフレです ◆あちこちと渡る面接鬼ばかり →どこへ行ってもまともに面接してくれない・・・ ◆安定所何度行っても不安定 →職安に足繁く通うも仕事が無い。 ◆社の幹部裏を返せば社の患部 →幹部ほど会社には不要だと・・・ ◆初メール返事が来たよウイルスで →不幸です。 ◆デジカメはエサは何だと孫に聞く →おじいいさん、がんばれ ◆携帯よりわが子につけたいマナーボタン →子育ての難しさと嘆き ◆プロジェクト×(ばつ)と呼ばれるこのメンバー →ダメメンバーではね〜 ◆かかるカネ我が家の一浪メジャー級 →浪人も家計には響きます。 ◆変人は変わった人より変える人 →小泉首相のことですね。 ◆国民にしわ寄せよりも幸せを →構造改革の痛みを批判
などなど
入選作品100点を発表しました。これらは3月15日まで投票を 受けつけて4月にベストテンを決めることになります。 今回はどの川柳が選ばれるでしょうね?
はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)
政府の中で意見が統一されておりません。 金融監督庁は再注入なくとも金融危機の心配は無いと言い、 財務省は3月末までに再注入をする必要があると言ってます。
首脳会談で小泉首相は「不良債権処理を含めた総合的なデフレ 対策を新たに取る」と説明。両首脳間で公的資金などで突っ込 んだやりとりはなかった模様。しかし、米政府の関心がすでに 不良債権問題に絞られているのは明らか。改革支持を表明した ブッシュ大統領も不良債権問題解決の決意を表明した日本側に とりあえずゲタを預け、処理策を注視する姿勢を示した格好。
18日の衆院予算委員会で竹中経済財政担当相は「特別検査の 結果に問題が生じれば、非常に早いアクションを取らなければ ならないが、年度内に投入が必要という発言はしていない」と 微妙に軌道修正しました。ですが、「次の決算(3月期決算)で 投入が必要な状況にあるとは聞いていない」と明言した柳沢 金融相の慎重姿勢とは明らかに一線を画しています。ここでも 意見の不一致があります。
資本注入の段取りを進めるのが手間取るのには理由があります。 前回大手を始めとする銀行が公的資金の注入を受けた(させられた) 時には銀行側を強姦した印象が強く、それがイヤで割りとまとも だった東京三菱は真っ先に返還しましたね。あれは国からいちいち 口を挟まれるのがイヤだったから。言われたことはやらなければ いけない義務が生じてくる。そうなるとガラス張りになってしまい、 言わなくてもいいことまで言わなくてはなりません。ある一定の 検査基準によってそれまで大丈夫だった貸付先までもがグレイゾーン へ追い込まれて、その挙句に不良債権と化してしまう恐れがあり ました。連結決算が目の前に迫っていた時期でしたので、特に業績 の良くない子会社を保有している企業は、単体ではいいのにそんな 子会社を保有しているがために親会社まで不良債権と同一視されて しまうのです。今では会計制度の変更により当たり前の評価となり ましたが、企業を支援する側に立っている銀行としては、助けるに 助けられないことになてしまうんです。それらの情報の開示具合が 我々には見えないところが評価をしづらいところです。銀行自身と 金融庁が情報を握っているでしょうから。むちゃみやたらと開示を してしまうのも困りもんですが、公的資金を入れるかどうかを 議論するのであれば、ある程度の情報開示は必要でしょう。
ブッシュ大統領は会談後、「小泉首相のリーダーシップに信頼を 寄せている」と述べたといいますが、慶応大学教授の榊原氏が 言っているように、アメリカは景気回復の兆しが見えてきたとこ ろである程度余裕があり、厳しい要求とはならないと考えられます。 オレは大丈夫だからお前のことはお前自身で始末しろってな感じ。 自国が厳しいときはそんなことは言ってられませんから、榊原氏が 言うことは的を得ているかもしれませんね。
揺るぎ無い構造改革への意気込みを小泉首相は強調しておりますが、 時間が無いことで無理やり通してしまうことだけはごめんです。 やはりできるだけ刺激の少ない効果のある方法を考え抜いてからに して欲しいもんです。特に信用創造をする銀行に対しては。
銀行にだけなぜ手厚く生きる手立てを考えるのか?って思うで しょうが、信用創造をする銀行の役割は日常生活にまで関係して おりますので、ここがイカれてしまっては我々の生活が混乱して しまうことは認識しておかねばなりません。今や銀行システムは 生活に無くてはならないものとなっております。銀行内部の構造 改革は当然必要ですが、システムそのものを壊してしまうのは 誰の得にもならないと言いたいんです。
信用創造については、いつか詳しく書いてみたいと思います。 実はこの信用創造が景気回復のカギを握っていたりしますから。 もしかすると構造改革よりも効果があるかもしれません。 ま、いずれってことで。
はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)
2002年02月17日(日) |
ブッシュ大統領の来日 |
昨日の朝、羽田から福岡まで飛行機で帰省したんですが、羽田の 警備のしようは通常とは違っておりました。羽田には車で行きまし たが、通常は成田のようにトランクはチェックされないのですが、 その日に限って駐車場の入口で警官がチェックしており、その時に そういやブッシュが来ることになってたなと、思い出した次第で。 いやぁ〜、うっかりしておりました。
いつもは20分前ぐらいにぎりぎり到着する搭乗をしておりますが、 昨日は、いつもより早い45分前に到着し、ゆっくりできるかなと 思っておりましたが、それは甘かった。1Fのエントランスは厳重 チェックのために遅々として進まない乗客の列が溢れており、結局 ボディーチェックを受けたのが15分前。7時前の朝早い便は10 分から15分ぐらい出発が遅れていたようです。混雑のため。 自分が乗った飛行機も約10分程度遅れて離陸しました。
部屋に戻ってテレビを見ておりましたら、大統領が羽田へ到着した のは午後4時ごろとのこと。小雨が降っておりました羽田空港に到着 した専用機からタラップを降りた黒いコート姿の大統領は、ローラ夫人 とともに、川口順子外相やベーカー駐日米大使らの出迎えを受けました。 パウエル国務長官、ライス大統領補佐官らも同行。厳重な警備の中、 日米の報道陣に手を振ると足早にリムジンに乗り込みました。 ブッシュ大統領の来日は、「飛行機の乗り継ぎで立ち寄ったことを 除いて大統領就任前を含めて初めて」(外務省)ということです。
羽田への戻りのフライトは福岡を4時15分に出発する便。もうひとつ 早い便だったらその頃にかち合って混乱していたかもしれません。 幸い自分が乗った便で到着した頃には、大統領が到着してしばらく 経った後。警備もヒトヤマ越えた後だったようなので、そんなには 混乱した様子はありませんでした。都心では、特に港区周辺では 警備が厳重に行われていたようです。アメリカ大使館がありますから。
今回大統領は首相の改革路線に支持を表明しつつ、「日本経済の動向 は世界経済のみならず東アジアの安全保障にも影響を与える」との表現 で、安全保障問題と関連づけた「経済安全保障」の視点から日本の経済 再建を強く求める模様。さらに大統領はイラクに武力行使する場合は日本 と事前に協議する考えを表明しており、日本側は会談を通じてテロの脅威 に対抗する認識の共有を図りたい考えです。
さあ、小泉君がどういった発言をするか興味があります。
はい。今日は雨のち曇り。(福岡地方)
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