約半年ぶりにヒザの診察のために会社を休んで病院へ行ってきました。 診察は午後2時。あらかじめ前回予約をしていた時間。 われながらよく覚えていたもんだとひとりで感心感心。
水曜日の午後はスポーツ外来の時間帯。だから一般外来の時間帯と 違ってかなり空いています。ヒマつぶしと見受けられる人達もいないので 割りと快適な待合室でした。
ずっと以前は、せっかく会社を休むんだから、診察は金曜日にしていた のですが、週末の整形外来は患者さんが混んでました。前々回(とは 言っても1年前)は寝坊して午前の予約していた時間に間に合わな かったため、午後の診察となりましたが、主治医からの提案で、 午後でもいいのなら水曜日にしないかと言われ、それで前回(半年前) 水曜日の午後に行ってみたら、これがまたいい。(笑)
混んでイスにも座れない状況だったのが、この時間帯はほとんど ガラガラの状態で得した気分。でもスポーツ外来とはいいつつも、 診察に来ている患者さんはどうみても一般の患者さん。どうなってるの? スポーツ外来とは名ばかりか?と思いつつも主治医には聞きません。 ま、快適だったらどっちでもいいってことで。(笑)
診察に行っていつも思うことは、診察室にいらっしゃる看護婦さんは かつて手術して入院していた頃に2B(入院棟のことです)を担当して いた大山さんだったっけ?ってこと。このひと、えらいもててました。 患者うちで。もう5年も前のことですが。
あのころは愛想の無い看護婦さんだという印象しかなかったのですが、 今日診察に行ってあらためて思ったのですが、すっかり変わってる。(笑) なんて愛想のよくておきれいな方なんだ。(爆)
病棟勤めと外来勤めは兼務しないようなので、その人となりが変わって しまったとは思いたくないのですが、やっぱり変わってる。(笑) だからどうだっていうわけではありませんが、今日の気になったこと っていうわけで。あはは。
はい。今日は曇りときどき晴れ。強風。(東京地方)
朝っぱらから客先のクレーム電話。 というか、昨晩客先から電話があったことを職場の人からメール にて伝えられていた。内容は納入装置のトラブルが解決されないこと。
昨晩電話を取った人はサービス部の部長なんですが、客先(生産 技術部の課長さん)はその部長では話にならん、営業の自分と話が したいと伝えて電話を切ったとのこと。こういう電話っていうのは 大抵においてよっぽどお怒りの時にしかありません。
状況が把握できていなかったので社内の関係者にヒアリングをし、 その対策を検討していたところへかかってきました。電話。 いやいや、マジでビビりました。この課長さんは普段は穏やかな 人であるために、怒ったときはかえって怖いです。でも何を求めて こられるのかは予想できていました。
その回答を引き出すべく社内調整をしていたんですが、サービス部の 人間は、目先の対応に四苦八苦で、トラブル対応のために何をして、 どんなスケジュールで解決していこうとしているのか、そのめぼしも 立てられない。それじゃ客先と話にならない。ウチの技術部も サポートしているのに、解がでてこない。こういう状況が、一番 客先と話をしにくいときです。ごめんなさいとしか言えないから。 これではかえって客先を怒らせてしまいます。
トラブル対応は、その場では解決できないならば、どんなことを どういったスケジュールで対応していくかを明確にしておくことが 大事です。起きてしまったことをウダウダ言っても仕方が無いので、 それをどう解決していくかがお互いに大事なこと。その解決の プロセスが見えてこないんです。今回のトラブル。
我々は輸入代理店であることに技術的な点で弱みがあるのですが、 米国の製造元もはっきりとした答えを返してこない。これもまた問題。
ま、ここであれこれ言っても始まらないので、サービスマンが作成 したレポートに目を通して校正したしたものを客先へ送ることに します。あいにく明日は私用のため会社を休みます。そのレポートが どんな受け止め方をされるのか非常に気になりますが、休みは休み。 明後日あらためてお伺いをたてることにします。
はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)
改めて2月の経済誌を眺めていました。 このころのキーワードは「2,3月危機」。 より一層の金融緩和により、円安・株安・金利安のトリプル安が懸念 されていた頃です。一向に進まない構造改革に疑問が出ており、また 問題も対処の仕方に問題があるとして内閣支持率も急降下、政府とし ては何とも恐ろしい時期であったと思います。
PKOの発動やら空売り規制やら為替の介入やら国債の買い上げやら、 とにかく取りうる手段を講じて通貨・株・債券への影響を少なくする よう手を尽くしておりましたから、結果としてはそんなに大きな変動 も無く、また大きな動揺も起きずに3月末を過ぎることになりました。
これは恐らく投機筋は想定していなかったストーリーです。 もっと日本の経済がガタガタになってくれた方が儲けのチャンスは大き かったと思います。でも、そんな投機筋の思うままになるほど日本の 経済は腰が高くなかったということですね。決して政府や日銀が介入する ことが是というわけではありませんが、全てを市場に任せておく市場 主義には反対です。
もちろん、現場にいるディーラーの観点からすると、強制的に市場を かく乱する政府や日銀の行動は批判するでしょう。しかし、理屈では説明 できない状況になってしまった日本経済の安定を守るためには、いいか どうかという観点では無く、するべきかそうでないかという観点になると 思います。そこまで追いこまれているということでもありますけどね。
ジャブジャブと溢れている資金も、使うべき人が使わなければタダのカネ。 まったくもって日銀の印刷機も意味の無い使われ方をしたもんだと、今更 ながら考えてしまいます。
かつてであれば日銀が過剰な紙幣を印刷して、銀行に無理に融資をさせて インフレを引き起こすなどといった方法も取られていたようですが、今は 借り手の無い状況。しかも借りる人を選んでいます。98〜99年を思い 起こしてしまいます。あの頃はバランスシートを軽くするために、銀行が 融資先を限定して来た頃。大きく2つのパターンに分かれましたが、ひとつ は中小企業に融資が行き届くよう大企業から融資を引き揚げるパターン。 もうひとつはその逆で、安心できる大企業に融資を増やすために中小企業 から融資を引き揚げるパターン。引き揚げるためのいい訳としてスプレッド を上げさせてくれと言って来ました。そうなると必然的に返済をするしか ありません。金利の利払い負担が重くなりますから。前者の場合は返済の 能力のある大企業からの引き揚げですから納得もできますが、後者は中小 企業イジメとしてマスコミからバッシングされたもんです。
現在は大企業ですらバランスシートを改善することに必死になっております (つまり借金を返済しようとしている)から、資金の借り手が無くなって、 企業から個人へとシフトしてきました。ローン会社が儲かっているのは この影響があります。銀行も個人向けのサービスを充実させてきている のもこの影響です。個人だと問題が起こった時に叩きやすいしね。
ひとつの考えとしてPL上の利益を出すために借金をすることがありますが これについては投資家としては危険な兆候だといわざるを得ないでしょう。 第三者がひとつの企業を見る観点としては、その会社の利益を見るのが 一番手っ取り早い方法なのですが、それが見せかけの利益であることが あります。ですから今はPLよりもBSの内容を重視するスタンスになり つつあります。その意味で、リチャード・クー氏が以前から唱えている バランスシートの改善は、日本企業にとっては使命であると言えるでしょう。 これは小泉さんが構造改革を唱える前のことですけども、評論家の間では 彼の主張はなかなか受け入れられるものではありませんでした。 今でも景気対策に重点を置くべしと唱える人が多いですから。
企業に席を置く身としては、目の前の景気浮揚に浮き足立って一番肝心な 自分の足腰が弱っている事実を見逃してしまうことが心配です。ですから やはり血を見ると言いますか、痛い目に会って、そしてそれをどう切り抜け るかというところで知恵を出し合う、そんなプロセスを通らないといけないと 思っています。これはある意味、武器の無い戦争とでも言いましょうか。 外面的な傷にならない、心の中での戦争とでも言いましょうか。そこで勝利 した人だけが、戦後の復興期に儲けることができる、なんて世の中。 どうでしょう?
はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)
2002年04月14日(日) |
ヨハネ福音書のとあるくだり |
辻元清美さんの議員辞職問題に関して、その追求のしかたについて 新聞記者のコメントに目が行きました。それはヨハネ福音書にある、 神殿で教えを述べていたイエスを、ユダヤ教の律法学者ファリサイ 派の人が試すくだり。
姦通していた女を連れてきて「こういう女は石で打ち殺せと、 モーゼは律法の中で命じている。あなたはどうするか。」と尋ねる。 イエスの答えは「あなたたちの中で罪を犯したことの無い者が、 この女に石を投じなさい。」律法学者らは言葉に窮して去っていく。
聖書では誰も石を投げられずに女は救われる。辻本さんの引責は やむを得ないこと。でも国会議員722人のうち彼女の不正を 真っ向から非難し、石を投げつけることのできた人は何人いたのか。
他にも鈴木宗男氏やら加藤紘一氏のことにも言及されていますが、 記者の意見はこれらの疑惑に対して、その責任の取り方に不公平な ところがないかということ。つまり、国会自身が自浄能力を示す ことが必要だと。「出るくいは打たれる」式の発想で終われば、 辻本さんの「悔しい」と言った発言が活かされないということです。 最終的には、国会の謝罪決議、その後の不正は容赦無く辞職させる。 もしそれができないなら衆院の解散だともいっています。
誰しもが人のことを非難するときに自分のことを省みて発言や行動 を起こすわけではないでしょう。特に国政を預かる国会議員におい ては、さまざまな利権がらみで、誰が見てもクリーンであり、本人 の中でも後ろめたいことは全くしていない人はいないと思います。 であるならば、少なくとも現職の議員達は、人を律する前に、自分の 過去を反省し、今後の問題について潔い対応をしていくべきです。 公職の身にある人達は、既得権にこだわる傾向があります。自分の 仕事を変えようとはしません。それが国民の利益にならないとしても、 自分の利益に反していることは動こうとはしません。そもそもその こと自体が罪なのですが、これを反省させるためにはどうしたらいい のでしょうか?やはり思いきって公的な仕事を民間にまかせることで しょうか。
公務員の職は自治体や国によって守られている面が大きいです。 でもその基礎となるのは民間からの税金の類によって成り立って いるという、その税金で公務員の給与が支払われているという原点を 忘れてもらっては困るということです。民間からの税収が落ちれば 予算も減るのは当然ですし、人件費を削ってでも生き残ろうとして いる民間の努力を見習って欲しい。税収が落ちても必要な支出が あれば借金でまかなうという発想が絶ち切れません。これが無くなら ない限りは借金の額が減らないことは言うまでもありません。
構造改革で抵抗勢力に一生懸命投石している小泉首相ですが、相手は 国会議員ではなくて、利権に侵されている公務員の意識改革を求めて いるような気がしてなりません。
はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)
2002年04月13日(土) |
失敗こいたかも・・・ |
ADSLをひくつもりでプロバイダーのHPを見たら、 「○○経由でフレッツADSLを申し込むと・・・」 という件があったのですが、これを勘違いしていたようで、 NTTに直接フレッツADSLを申し込み、重ねて○○でも ADSLの申し込みをしました。これでNTTとプロバイダ− の両方は完了と思い込んでいました。
工事日が来ることを楽しみにしておりまして、改めて○○の HPを見直してみると、フレッツADSLを使用中の方は一旦 NTTの方を解約してくださいと書いてある。ん?これって?
心配になって○○へメールを出しましたが、やはり申し込みの 仕方が間違っていたようで、パラでの申し込みでは○○での割引 サービスが適用にならないということです。使えないということ ではないのですが、無駄なお金が出て行くようです。
ADSLは先に工事をした方が優先されるとのこと。 今回は○○の方が先に工事の予定となっていますので、NTTの 方が工事できない事態になってしまいます。できないことが分かっ ているならば、あらかじめ申し出しておいた方がいい。
というわけで、NTTの方は解約を申し出ることにします。 せっかくモデムも送ってくれたんですが、解約するということで 送り返しになります。○○の方の申し込みもしているので、割引を 適用してもらうなら、こちらも一旦解約をしなければならないと。 そのうえであらためて○○経由のフレッツADSLの申し込みを することになるようです。
なにやらはやとちりをしてしまったようです。 最初からきちんと説明を読んでおくべきでした。
はい。今日は曇り。(東京地方)
2002年04月12日(金) |
ひといきついたらその後は・・・ |
ヒマとも思えるマッタリとした仕事になってしまった。 とはいえ、3月の締めを過ぎたわけですから、業績の取り纏めと 今年度の実行予算策定をしなくてはなりません。
サービスマンのうち半分が米国で修行中。残りの半分で国内の客先 対応をしているので、とてもこなせない状況で大変なんですが、 営業の自分はそれを直接サポートすることができませんから、 歯がゆいんですけどね。
半年先、1年先を睨んで個人のマンパワーを上げる方針を出しました から、今は我慢のしどころです。国内組みは。数字のことは自分が しっかりやるから、彼らには事業がうまくいくために何をすればいい のか、しっかり勉強をしてくれればと思っています。
さて、ムーディーズが日本国債の格付けを1〜2段階下げることを 検討し始めたと言います。これは不良債権対策、デフレ対策、銀行 システム対策を求めるもの。特に金融機関の不良債権処理を早期に 求めるものだといいます。なぜなら、日本国債の多くを金融機関が 保有しておりますから、金融機関がおかしくなってしまうと、国債の 大量売却が予想され、国債の価格が下がってしまうことはもちろんの こと、経済の根幹を握っている金融機関がおかしくなると日本の経済 そのものがおかしくなってしまうのは必然のものとなります。 大手の金融機関がおかしくなれば影響は計り知れません。みずほの 銀行系システムがおかしくなっただけであれだけ大きな影響が起こる のですから、銀行そのものがおかしくなったらどうなるか。 政府・日銀でも救いようがありません。金融的にも政治的にも。
日銀が不良債権を金融機関から買い取ってしまえと言えば慶応大学 教授の金子さんやジャーナリストの佐高信さんが大声を出すでしょう からとてもそんなこと言えませんが。(笑) インフレターゲットを言うならば、多くのケインジアンから叩きのめされ そうで怖いです。(笑)
でも手法はどうであれ、結果的に経済の底が強くなってくれれば、 どんなことをやってでもやり通す強い信念で実行してくれないかな と強く思います。
誰にかって?そりゃ小泉君に決まっています。
はい。今日は雨ときどき曇り。(東京地方)
最近、郵便物が多いです。 というか、新築アパートだからか投げ込みが多いです。 チラシやらなんやら。 でも何にも無くて郵便受けをむなしく閉じるよりもいいかも。 でもチラシじゃゴミが増えるだけだもんね。いらんいらん。
まぁ、そんなどうでもいいことは差し置いて(笑)、みずほは 大変だ。銀行系システムの欠陥とシステム担当者の磁気テープ の差し替えミスがダブルで起こった。あながち人的ミスでない とは言いがたい。銀行系システムは経済の根幹を担っております。 これが混乱すると、今回のようなことになってしまいます。
みずほホールディングスは第一勧銀・富士銀・興銀の3行が 合併してできた金融グループ。当初はリテールに強い一勧の システムが採用される予定でしたが、富士のシステムが最新 だからということで方針が変更になったようです。やはり 複数行が一緒になるのは難しいみたい。政治の世界で与党が 数の論理で他政党を巻き込むのと似ておりますが、こちらは 多数政党に少数政党がくっつくわけですから、銀行界の再編 とは結びつき方が違いますけど。
さて、有力な銀行でシステム欠陥なんか起こしてしまうと、 預金者はどのように動くのでしょうか。簡単に離れてしまう でしょうか。郵貯にシフトする動きになるでしょうか。
まずは手元の資金が大丈夫かどうか、その確認を行うでしょう。 その後にどう動くかです。個人レベルでは心情として信用が 置けないところからは預金を引き出すでしょう。地方の信用 金庫なんかがいい例でした。預金残が大きく減りました。 でもこれほどの大きな金融グループの場合は、少なくとも 破産の事態に陥るリスクが小さいことから、慌てて解約を する行動に出るとは思えません。(自分がここに預金をして いるわけではないので勝手なことを言っています)
みなさんが郵貯ではなくて銀行(特に都市銀)に預金をする のはやはりサービスや特典が郵貯よりも多いからと言う方が 多いのではないでしょうか。ただこれからはどんなに大きな 銀行でも簡単に潰れてしまう時代が来るでしょう。かと言って 郵貯はいつまでも公営で生きていけるわけでもありません。 ということは、自分の目で確実に生き残ることのできる金融 機関を探しておくことが重要になってきます。
多くの方は企業の財務諸表に目を通すことはまれでしょう。 でも遠い昔のように偽りをして数字を作り上げた財務諸表は 近年は少なくなってきています。特に連結会計制度や時価会計 になって、大手の企業は詐欺まがいのでっち上げ決算をする ことができにくくなっているのも事実です。会計監査をする 側も責任を取らされるようになりましたから、チェックも 以前よりは厳しくなってきています。経営責任も厳しく問わ れてきています。ということは、財務諸表の信頼性が上がる ということで、少なくともこの財務諸表、可能なら有価証券 報告書(略して有報)を入手または閲覧して数字とにらめっこ するぐらいのことは必要かもしれません。今はネット上で 決算短信を公開しているところが多いので、そちらを参照して みるのもいいでしょう。ただそれ前に財務諸表を見て取れる 勉強が必要ですが。企業の財務部門にいると、いやでも覚え なくてはなりませんので、その意味で自分が財務部門にいた ことは経験としてはいいことでした。(文学部出身なのに)
数字を眺めているだけでも企業の実力やら特長やら見えて きます。ただの数字の羅列でしか見えない、帳尻を見ること しかできないならば、例えば優良企業と言われる企業の 財務諸表をいくつか並べて見比べてみるのもいいでしょう。 分からないなりにも、どこがどのような数字になっている のかという特徴だけでも見えてくるでしょう。そうなれば しめたもの。次に優良でない企業の財務諸表を見てみます。 どこが違っているのか。その点に着目できれば大方終了。 細かい点や小さい数字の変化にとらわれず、大きな観点で 見分けることができればオッケーです。
でも一番重要なのは、預けている金融機関を憂慮するより、 自分のお金の使い方を心配することかもね。(自戒の念)
はい。今日は曇りところにより一時雨。(東京地方)
2002年04月10日(水) |
行ってきた会ってきた |
今日は4時起き。朝いちのJALに乗って松山へ。 JR松山駅まで直行バス。そして在来線の特急に乗り換えて 壬生川(にゅうがわ)駅まで約1時間。電車の中で宿題と されておりました製品のマニュアルに目を通していざ職場へ。
久しぶりの訪問でしたが、芸予地震の被害が残っていた時とは 違って、すっかり内装は修復されておりまして、震災に会った とは思えない復帰ぶりでした。もう1年も前のことだもんね。
さて事務所に入りましたら、いたいた。新しい派遣さん。 小さな所帯の職場ですから、すぐに分かりました。 うまく引継ぎができているかどうかのチェックと一部の業務 説明のために訪問したわけですが、あんまり心配しなくても 良かったかもしれません。ま、仕事をこなしながら覚えてくれる でしょう。できそうな感じの女性。
説明はそこそこに、お昼が来ましたのでそこで終わり。次の 訪問地である大阪へ向かうことにしました。そこにいた時間 約2時間。顔を出した程度って感じですか。(笑)
JR壬生川駅から特急、岡山で新幹線に乗り換えて新大阪へ。 事務所が新大阪駅前だから、そこから徒歩で行きます。東京への 帰りは伊丹−羽田の最終便で特割りキップを購入しておりました から、それに間に合うためには7時には新大阪を出なくてはいけま せん。ここでの歓送迎会は7時からだということを聞いており ましたから、恐らく寿退社の方には会えないだろうと思い、駅の 構内にある花屋さんで黄色のお花を買って、コンビにで紙袋を買い それに入れて大阪事務所へ向かいました。託すつもりで。
大阪事務所へは以前1回しか行ったことが無く、どの建物かわか らなかったので事務所に電話して確認してから行きました。 (「どこか分からん」と言ったら笑われましたが。)
事務所に入りましたら、いたいた。新しい派遣さん。 こちらも引継ぎができているかどうかと一部の業務説明のため でしたが、こちらはほとんど完了しておりまして、こちらが 改めて説明する余地がなかったぐらい。優秀です。前任も後任も。 定時までは通常業務をしてもらい、定時後の待ち時間の間でこちら からの説明をしておりましたら、前任者が事務所に来た。 「よっ」って感じで。(笑)いやいや、会えて良かった。
説明の途中で、どうしても納得いかないところがあったようで、 新任の方とかなり熱いやりとりとなってしまいました。そんな やりとりを前任者は心配そうに見ておりましたが、もしかしたら 心配していたのではないかもしれません。というのも、前任の方 には自分から説明に行っていないからです。あたしにはしてくれな かったのにー、プンプンって感じだったかもしれません。 ごめんごめん。わざわざ東京から行く必要は無いと当時の上司から 言われていたもんで。というか、その時は説明できるほどこちらが 仕事を覚えていなかったということもありますけどね。
やー、大阪の方は覚えが早いし、しっかりしてるし、ここの部長の 尻を叩くぐらいの度胸が据わった人です。まかせても大丈夫だと 思いました。本人もあんまり心配している様子も無さそうだし。
ってことは、今日の愛媛と大阪の訪問は何をしに行ったのかと 問われそうですが、まー目的は説明だけじゃなかったし。(笑) どちらの方も社員よりもしっかりしていそうだし、安心です。 そういう問題じゃない?(笑)
せっかく大阪に来たのに歓送迎会に合流せずに帰ってしまうとは 何事だと大阪の皆さんから白い目で見られましたが、そうでなく とも帰って来たのは11時でしたから、最終の新幹線で帰るなんて ことしたら帰ってくるのは1時過ぎになっちゃうよ。ってか、そう いうことではなくて?(笑)また今度きちんとご接待いたしますよ。 機会を改めてね。それでなくとも前任者が自分がどう動くか興味の 目で見ていましたから。すっかり世話焼きのおばさんの目で。(爆)
はい。今日は曇り。(東予・大阪地方)
自分にとっては、やはり正直に、そしてはっきりと言ってくれる 人がいいんだろうと思った。言い方にもよるんでしょうが、口の 中でモゴモゴとしていて何を言いたいのか分からないよりは、 すぱぁーっと、ある時にはこちらが泣きそうになるぐらいきつい ことを言ってくれて、そしてちょこっとのフォロー。 言いっぱなしではいけません。
とかなんとか言うと、しかられている子供みたいですが、気に かけてくれる人ほど思いを正直に言って欲しいもんです。それが 自分にとってためになることであるならば尚更。という思いが 強くなりました。
今日会った人は恐らく2度とは会うことは無いでしょうが、 それでもその人となりを見れたことだけでも充分です。 ありがとう。そしてサヨナラ。
ってなことは以前にも言ったことがあるような無いような。(笑)
明日は久しぶりの愛媛&大阪出張。朝いちのJALでまずは松山へ 向かい、昼から大阪へ向かってちょいと仕事をした後、歓送迎会の 始めだけ顔を出して、そそくさと東京へ帰ります。伊丹発の羽田 行き最終便。というわけで明日朝は早いので、とっとと寝ることに します。
んじゃ。
はい。今日は曇りのち雨。(東京地方)
2002年04月08日(月) |
やっぱり馴染み無い金利差のお話 |
米国の金利と日本の金利に違いがあることは誰でも知っているでしょう。 細かい数字は抜きにして、例えばアメリカは5%、日本は1%としま しょう。ここに4%という引き算が成立すると思いがちですが、実は その引き算はそれぞれの通貨の違いを無視しています。
当然のことですが、アメリカではUS$が自国通貨であり、日本では 円が自国通貨です。それぞれの中央銀行が発行している、あるいは製造 している貨幣や紙幣(中央銀行の借用証)に信用をおいて流通している ものがその国の通貨です。
その信用度合いを計る物差しとして代表的な国債がありますが、それが その国の長期金利を決める重要な要素となっています。短期金利につい ては、貸出し金利の平均やらCPの実態やら経済情勢やらなんやらで これといった決め手に欠けますが、やはり公定歩合が基準となるで しょう。あとは銀行の利ざやです。
自国で投資をする場合は、手元のキャッシュがある場合を除いて、 大抵の場合は借金をして、そこで得たキャッシュを注ぎ込むことに なるでしょう。そこで発生する金利は自国通貨の金利です。1年以上 借りれば長期金利が適用されるでしょうし、1年未満であれば短期 金利が適用されるでしょう。それはそれで当たり前のことで誰でも 知っていることですね。でもそれを海外への投資となるとその金利は 同じ数字になりません。当然ですが、アメリカに投資をするとなると US$を借金しなくてはなりません。US$を調達するための元手と なる円貨の借金とUS$との交換となるわけですが、それだけで あれば円貨の金利だけを考えればいいのですが、そこで需要なのは そのUS$の現在価値。それが投資に使われリターンとしてキャッシュ が返ってくる時までの期間分を結局借金しているのと同じ効果になり ますから、US$の金利分をその期間分だけ差し引かなければならない。 そうすると円貨からUS$に交換したその価値が求められます。 (あまりに大雑把な説明ですが)
借金したのと同じ効果なら、金利の安い日本の円貨を借金して調達 したUS$であってもUS$を借金したことと同じであり、US$の 金利で借金したのと同じこと。要するに投資した時期からその投資 金額が返ってくるまでの期間を計算しなければ、その投資額の価値が 計算できません。所詮、通貨は現在価値でその評価が決まりますから、 今の100ドルと10年後の100ドルの価値は当然ながら違います。 そのことが分かっていれば同じ100ドルを借金したとしても、それが 返ってくる時期のことを考えれば10年後に100ドル返ってきても 同じ100ドルとは誰もが思いませんよね。ここでは将来価値のことを 言っているのではなくて、将来を基点とした現在価値を言っています。 その現在価値とは期間分をその通貨の金利で割り引きます。
まわりくどい説明になってしまいましたが、他国に投資をする限り、 違う通貨間での金利差はあり得ないということです。どちらも同じ 価値が存在します。それぞれの通貨に存在する金利をもって。
あー、余計に分かりにくくなりましたか。(汗 誤解の生じる表現もありそうなので、また今度機会を改めまして 分かりやすく説明してみたいと思います。 自分でも何を言っているのか整理ができていないようだ。きー。(笑)
はい。今日は曇り。(東京地方)
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