しむちゃんのつれづれ日記
文字サイズは「中」が最適なようです。

2002年04月27日(土) もったいないかもしれないけど

せっかくの連休初日だから、ゆっくり休んでしまおうと思っていたら、
本当にしっかり休んでしまいまして、一日中ゴロゴロしておりました。
世の中どのようになっていたんでしょうか?あー。

なんだか夜中は寒いですね。
明日はほこりっぽい部屋の中を掃除しなきゃ。

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2002年04月26日(金) 問題を抱えつつも

時間だけは過ぎてしまうので、とうとう連休に入ってしまいました。
米国サイドはいつもの週末なのですが、ウチの会社は大型連休です。
途中の4月30日と5月2日は休暇奨励日なので形式上は休み。
5月1日はメーデーで休み。だから5月6日まで休み。

そんな中、発注した装置が来週の月曜日(29日)にあちらの工場を
出荷され、30日に米国通関、日付変わって翌5月1日に成田到着
および通関。よってフォワーダーに通関指示をする自分は会社に
出ることになります。日本側の輸送業者の倉庫で一時待機中に輸出
梱包をはがしてビニール巻きにする作業。その後6日に客先へ搬入
する段取りとなっております。連休中の作業なので、会社が休み
だからといってのんびりしているわけにはいきません。

一方で、装置出荷の基本となる発注内容にあることでこちらが
クレームをつけています。それは支払条件。製造者側で装置の仕上げ
が終わっていない段階ですが、搬入の厳守を客先から命令されている
手前、否応無しに装置の出荷をしなくてはなりません。この仕上げの
遅れは製造者側の手落ち。出荷後30日以内に100%の支払いを
しなくてはならない契約ですが、今回は未完の装置を輸入するわけ
ですから契約にうたっている条件では、客先へ搬入してからの装置の
仕上げにかかる手間や立ち上げまでのリスクを一方的に被ることに
なるので、そのあたりを勘案した条件にしろと主張していました。

具体的なやりとりは申し上げられませんが、米国側はあくまで契約に
明記されている条件でないと出荷しないと言ってきました。こちらは
当然抵抗します。人とお金に関わる問題の発生が予測されますから。

一般的かどうかは調べてみないと分かりませんが、多くの輸出案件は
現地での立ち上げのリスクを取るため、現地での客先のアクセプタンス
を受けるまでリテンションを置きます。10〜30%程度かな?
要するに、うまく立ち上げられなかったら残りの支払いはいつまでも
行われないということです。人質みたいなもんです。今回はこれを
要求したわけです。至極当たり前な行動だと思います。下手をすると
客先はキャンセルをしてくることも考えられますから。

発注したスペックの装置を米国出荷前に確認できないのですから、
いくら代理店契約にうたわれている文言も、半分しか意味をなしま
せん。完成品を輸出して、日本側で起こったトラブルは日本側での
手落ちの可能性があると主張してもいいのですが、未完成の装置を
出荷して、日本側でトラブルが起きてもどちらの責任かが不明確。
製造者側は多くのエンジニアを派遣するので問題が起こっても
すぐに解決できると豪語しておりますが、国内の他の客先で1年
経っても問題解決できない装置が複数あるので説得力がありません。

今日、こちらから送った上司の妥協案に彼らが合意するかどうか。
これが当面の問題。なにせ米国出荷が月曜日に控えておりますから。
仮にこれで妥協できなかったとしたら、本当に彼らは出荷を見送る
かどうか。そこまで強行に出荷停止をしてくるか。もしそうなら、
本件の窓口をしているあちらのマネージャーをクビにさせると言って
います。本当にやるつもりです。戦々恐々です。週末。

はい。今日は曇り。(東京地方)



2002年04月25日(木) ヨソの職場で困った電話

ちと遅くまで仕事で残っておりまして、帰り際にかかってきた電話。
隣の職場(本社広報部)に外線電話がかかってきましたが、すでに
広報の連中はとっくの昔に帰った後。仕方が無いので自分が受けました。

”こちらフジテレビの「ト○ダネ」という番組の○○と言う者ですが、
明日朝に放映の番組で特集にします「高速道路のひび割れ」について
コメントを求めたくて誰かいい人がいないか調査をしておりましたら
××さんという名前が出てきまして、それが2000年9月時点で
御社の工学博士、技監という肩書きの方、しかも道路公団の出身と
いうことが分かりまして、ぜひとも出演のお願いをしたいと思いまして
こんな遅い時間で申し訳無いのですがお電話を差し上げた次第です。”

知るかっちゅーに。名前も知らんし、広報の人間がいないからどう
対応をしていいのかも分からん。自分の勝手な想像で物事をしゃべったら
それがどう捉えられるか分からないのがマスコミというもの。
会社としての対応はできないので、何とかして本人さんにコンタクト
して、会社のコメントではなくて、道路公団のOBとしてコメントを
もらったらどうかと言って電話を切りました。

気にはなったので、たまたま携帯に登録していた広報のひとりの方に
電話をして状況を報告。番組の放映までには数時間しかないので広報
としての対応はできないけど、明日朝にそのフジテレビの○○さんへ
連絡をしてみるとのこと。その時には放映直前で電話を取っている
ヒマも無いんでしょうが。でも放っておくわけにもいかないようで。

定常的に番組出演している人ならともかく、突然の出演交渉で、しかも
明日朝7時には局へ入って欲しいなんてムシが良すぎます。段取りが
悪いと思いました。

「技監」という肩書きは、確か今は使用していないタイトル。
かつて製鉄業界では多くの方がそれに該当していたと聞いていますが、
ウチの会社の業界は、まれにワケありでそのような方もおられることが
ありますが、プロパーではなかったはず。ワケありなんです。確か。
だから会社の人間として表舞台に立ってもらっては困るというのが
正直なところでしょう。これ以上は推測の域なのでやめときます。

とはいえ、ヨソの職場の電話は時として対応に困るので、かかって
きても無視せざるを得ないことがあります。電話に出ないことよりも
出たことで余計に会社にとって不利益を生じるような対応をすることは
いけません。電話がかかったらすぐに出るようにしつけられた自分でも
こればっかりはどうにもできない。間違った対応をしてしまうと会社
だけじゃなくて相手にも迷惑をかけますからね。適切な対応ができない
と思えば、ぐっと我慢です。かけてきた人には悪いけど。本当は。
そう言う意味で、今日は自分に反省です。

はい。今日は曇りところにより一時雨。(東京地方)



2002年04月24日(水) 給与明細を見てあらためてため息

題名の通りです。
年収の15%カットの影響は大きいです。
これでは家賃も払えないかもしれません。
いや、払えるんですが、生活費がもちません。

他の会社で同じような賃金カットを受けた人で、住宅ローンを組んでいる
一部の人は、否応無しに会社を辞めざるを得なかったとも聞いています。
給料をもらえるだけでも御の字の世の中になりましたが、現実問題として
目の前の金額を見たら、会社にいることが辛くなったというわけです。

今日は給料前の明細配布日でしたが、これに加えて社長から社員あての
メッセージ付きでした。賃金カットに協力してくれてありがとうと。

ま、総論では妥協したわけですから今更文句を言っても始まりません。
どうしても給与レベルに文句があるなら、他の会社にトラバーユする
選択肢しか残っていませんから、強く反対しなかった自分のような立場
の人は、とにかく辛抱して会社の方針について行くしかありません。
その分、仕事で成果を出して、少しでもボーナスあげてもらうように
がんばっていくようにしようかね。

それにしても現実は厳しい・・・。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2002年04月23日(火) 最近、長文が増えたみたい

なんだか取り止めの無い文を書いてしまっているようです。
パソコンを目の前にして、「今日は何を書こうか」と悩みつつ
目に止まった記事や今日の出来事を、つまりネタを、考えるの
ですが、やはり文章は結論をまず導き出してから書き出す方が
いいみたいです。

文章が長いと読むほうも疲れますよね。
だからこれからはなるだけ短くまとめるようにします。

どうしても長く書かなきゃいけないときは、あらかじめお断り
します。ここは日記だもんね。コラム化しつつあるこの日記を
どうにかしようと考えている最中です。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2002年04月22日(月) 小泉首相が靖国を参拝したようですが

例大祭の直前に、「一番いい時期」ということで朝起きてから
決めたらしいですが、これがまた各方面で批判の嵐です。

歴史的な詳細は他に譲るとして、靖国神社はもともと太平洋
戦争のA級戦犯を合祀しているところではなかった。それなの
に、政治のゆがみから戦争で亡くなった方に差別無く扱った
ことで靖国は運命を背負った形になりました。

東南アジアの諸国から靖国参拝について危惧されているのは
その時期ではなくて、参拝することそのもの。今日は総理大臣
小泉純一郎として記帳したと。せこいやり方だ、政府が侵略
戦争を肯定したものだ、などと批判は多いです。
中国政府は先の約束を破ったと失望の色を隠せません。

問題は公人によるA級戦犯の合祀、宗教行為の禁止。
これら2点について配慮が欠けている、あるいは無視している
という点です。

タイミングとしては確かに今日しかないと思われます。
5〜6月はワールドカップ。9月は中国との国交正常化30
周年ですから。春の例大祭は欠席と返事をしたにも関わらず。

小泉純一郎個人が彼の感情から戦争で亡くなった尊い命に祈り
を捧げることには何ら反対しません。むしろ国民に過去の過ちを
繰り返さないで欲しい、自分達もそうしないと心に誓う行為を
するのですから、積極的にやって欲しいところです。でも、
公人としての限界を無視するのは憲法違反、アジア諸国の対日
感情に水を差すことになると言われるのは無理もありません。

こういったところで公人に制約があるのなら、憲法を変えてでも
行いたいという意思を表す方が先なのではと思います。深い配慮
をする前に行動を先にしてしまうところが小泉首相の特徴ですが、
やっていいことと良くないことの区別はきちんとしてもらいたい
ところですね。経済回復が最優先の課題のはずなのに、他の
政治課題でつまずいてもらっては、小泉支持の自分としては
歯がゆいことをやってくれました。これでまた小泉内閣支持率が
下がりそうです。それでもまだ自分は支持しますけどね。

はい。今日は曇り。(東京地方)



2002年04月21日(日) そろそろメーデーですが・・・

連合(日本労働組合総連合会)が4月27日に行われる第73回中央
メーデーに小泉首相の出席を求めたことで民主党内に反発の声が上がっ
ているといいます。連合側は「要求する政策の実現のために首相を呼ぶ
のが目的なのに」と困惑しているそうですが、官邸サイドは外国訪問日程
が入っているため調整中とのこと。(どうも行くつもりらしい)

連合って、かいつまんで言うと組合の上位組織です。
名前が物語っていますね。労働者の代弁者という位置付けです。
民間人も公務員も同じ土俵です。労使の歴史がありますから、簡単には
語れないところですが、誤解を恐れずに言ってみると、与党である自民党
に対抗している集団とでも言いましょうか。だからメーデーの主賓には
自民党以外の政党の党首が呼ばれます。そこでは自民党の政策を批判
する場になります。

前回の第72回メーデーに先立ち、国民春闘共闘委員会というものが行わ
れた際、常任幹事会にて確認された評価があります。それはその当時、
小泉新総理が確定的になったことから「自民党を変えると言って人気を
集めたが、これまでの政策や主張からみて改憲・タカ派路線で、国民いじめ
の政治・経済政策に拍車」というような評価であったこと。不良債権処理や
構造改革は労働者をいじめることにつながると言っています。

でもなってみると国民の人気は圧倒的なもので、これには連合も政策を
維持するこができなくなったでしょう。小泉バッシングは連合に所属する
組合員の多くを敵にするようなものですから。連合の幹部は小泉首相自身を
敵対勢力ととらえてはいなかったと思います。自民党の党首ではありますが、
自民党内での彼はある意味抵抗勢力ですから、彼に何かを託したい気持ちも
あったと思います。連合幹部と民主党内部との意思の疎通が図られていない
といいますか、民主党のほんの一部しか言っていないんじゃないか。

自分が新入社員のころに組合活動としてまずやらされたことは、地方選挙
の立候補者のビラ配りと応援者集め。しかも否応無しに現在でいえば民主
党の立候補者の応援者となります。自分の支援政党はJですから、これ
には参りました。支持もしていない政党の立候補者を応援して各家庭に頭
を下げて応援者になってもらうようにお願いに行く。ビラ配りは新聞配達
より早い時間に、家庭回りは組合活動ということで仕事を早めに終えて
日の高いうちに行います。これは四国にいた頃の話ですが、地方である
ほどこのような活動は今でもしているんじゃないでしょうか。今思えば、
頭にきますよね。

支持政党は個人の自由ですから誰からも拘束されるものではありません。
それなのに組合員であるというだけで支持政党を拘束しているようなもの。
さすがに投票は個人の自由であるから誰を投票したかを報告する必要は
ありませんでしたけど。もしここまでされたら本当に怒っていたかもね。

現在の労使関係は以前ほど会社側が労働者を酷使している状況ではない
し、労働者側も会社と闘争をするまでは生活が窮していないので、「本気」
でストを決行するには至っていません。その意味では労働環境が変わった
と言ってもいいかもしれません。会社が苦しくなれば、組合側に一緒に
がんばってくれと言えば、組合は自分の首が危ないことを自覚しております
から強く抵抗することはありません。抵抗するのは個人の勝手でやれば
いいというスタンス。はっきり言って個人には冷たい態度です。

連合の支持政党は「民主党」。だから組合も必然的に民主党になります。
この図式はあまりにも短絡的。組合員の間でも不評です。これは何かと
言えば、民主党が何をやってくれたのかということ。社会党が崩壊して
しまった現在では抵抗政党は民主党以外にはなさそうですが、何が問題
かというと、政策に一貫性がないということ。幹部の問題です。個々の
民主党の議員には優秀な能力を持った人も多いのですが、幹部の考える
方向性と違うならば、それも意味を持ちません。

政治にバランスを求めるならば、自民党に抵抗する政党が存在しなければ
なりません。そうしなければ、自民党の政策に引きずられるように法案も
決められていきます。それを国民を味方にして止めることができなければ、
抵抗政党(勢力じゃなくて)としての存在意義がありません。

全てが自民党の思いのままになっているわけではありませんが、国民の
目に分かりやすく政治の中でどんな貢献をしているのかを見せつけるだけ
の実力がなければ、やはり支持政党としては心細い。しかも幹部があんな
人達だとなおさら。特にK氏。彼は民主党のガンだと言ってもいいかも。
かれがいなければ、少しは民主党も若手が活躍できる場が持てるように
なるかもしれません。と、勝手に考えています。

どこの政党でも、完全に自分が求める政策や行動を行っているわけでは
無いと思います。そんな中でも一番自分に合っている、考えが近い政党を
支持すればいいんです。政治家でない限り、こちらの思想はころころ
変わってもいいと思います。その時代に主流であるかどうかでは無く、
自分に合っているかどうか。長いものに巻かれてはいけません。です。

はい。今日は雨ときどき曇り。(東京地方)



2002年04月20日(土) Good Times Bad Times 〜ライブ・ビストロ編〜

劇団といいますか、グループと言った方がいいでしょうか。
D-QUESTという集まりの舞台を観に行ってきました。

場所は渋谷から東急田園調布線の乗ってひとつ目の池尻大橋駅から
歩いて12〜3分ほどのところにある三宿パラダイスというライブ
ハウス。座り席で120〜130人が入れるほどの広さがあります。
以前、1回行ったことがあるので場所を間違えずに行けました。
今回は開演40分程前に到着したので、会場にはまだお客さんが
まばらで、自由席ということで、後ろのゆっくりできる席を確保。
持参した本でも読みながら開演時間を待ちました。

このライブを観に行くきっかけは、このライブに出演する三浦鯉登さん
からのお誘いだったのですが、この三浦さんは音楽活動をなさって
いる方。メジャーではありませんが、地道に自分の道を進んでいます。
最初の出会いは、コトウさんの関係で、以前FCの副会長をなさって
いた扶桑町在住の兼松さんの上京オフを行った時にご一緒なさった
ときにお会いしたときです。守備範囲は歌謡曲ということで話が
盛りあがった記憶があります。自分もいわゆる日本の歌謡曲が大好き。
ジャパンポップスとでも言いましょうか。英語を専攻していた割に
洋楽系は好きではありません。こればっかりは趣向性ですからね。

記憶のあるところでは、一番好きになった歌手は恐らく天地真理。
そして麻丘めぐみ、しばらく飛んで渡辺真知子。
FCに最初に入ったのは石川優子。ヤマハのポプコン出身です。
チャゲとデュエットした〜ふたりのアイランド〜といえば分かる?
そしてアイドルで最初のFC入会は堀ちえみ。そしてしばらく経って
高校2年生の時に中森明菜。大学生になってからは河合その子。
FC歴はこれでおしまい。これだけ言うと年齢がバレる。(笑)
あ、忘れてた。ずーっと後に浜崎、倉木麻衣がありました。宇多田は
オフィシャルがありませんから、入りたくても入れません。

ま、そんなことはどうでもいいとして(笑)、今日のライブを観ていて
思いましたが、パフォーマンスは大事です。観客を楽しませるために。
でもパフォーマンスを見せ付けるのは良くありません。自己満足です。
これはポリシーになるのかもしれませんが、自分の世界を見せることに
主眼を置くか、自分の世界を楽しんでもらうことに主眼を置くか。
この違いは大きいと思います。

今日のライブに出演された方は、それぞれ歌唱能力や楽器の演奏能力に
長けた方ばかりです。パフォーマンスのメインはそれらを使ったもの。
でも、それらをひけらかすこと無く、あくまでストーリーの上で必要
最低限に使っているだけ。しかも効果的に。これは演出者の能力です。
役者さん個人個人の能力は充分に高いところにありますので、それら
をうまく引き出すのが難しいところでしょうが、ある意味、今回の
ライブは前回のライブででき上がったキャラクターを踏襲しており
ますから、そのキャラの表し方の問題だったでしょう。基本的には
前回と同じ。ただひとつ違っていたのは、前回男性陣が行ったビキニ
パンツでの踊りが今回はチアガールとなったこと。いやいや彼らは
お笑い集団ではありません。笑うポイントのひとつ。それから休憩時間
に行う前振り(中振り?)での観客を巻き込んだゲームです。これが
また疲れる。立って座って。汗が出るほど。これもまた観に行ったとき
のひとつの楽しみでもありますけどね。

ライブを観るときのポイントとして、彼らの「才能」に浸ることが
あります。自分には到底できないであろうことをステージで行う
彼らに憧れやら賞賛の目で見守ること。そういうスタンスで観る
気持ちにさせてくれること。それが心地よくなってくると最高です。
自分の理解の範囲をはるかに越えている領域で行われるステージでは
恐らく観ていて眠くなってしまいます。これでは何のために観に行った
のか分かりません。でも最初はどんなレベルのステージを行うのか
分かりませんから、とにかく観てみるしかありませんけどね。次に
また観に行きたいと思う気持ちにさせてくれるかどうかでしょう。

これは観客側の感性の問題でしょうか、主催者側の見せ方の問題で
しょうか。言葉を言い換えれば買い手市場か売り手市場かということ。
どちらの力が強いかの問題でしょうか。

いくら才能のある人でも、世の中に認知されなければ宝の持ち腐れ。
あるいは井の中の蛙。狭い世界でしか生きていないことに気が付けば
いいのですが、それが全てだと勘違いしていては、その才能の生かし
方が間違っているとしか言いようがありません。もしそれが本当に
生かせる才能であれば、それを理解する周囲の人が気付かせるべき
でしょう。少しでも多くの人達に認知してもらえるように。

そういった意味で、コトウユウキは向上心のある優れた才能を秘めた
すばらしい詩人であると思いますから、彼女の名を何とかして世に
広めていきたいと思っています。自分がどうこうしなくても彼女は
自分から仕事を求めて動いておりますので、その点では何ら心配は
しなくてもいいんですけど。問題は詩人の置かれた世の中の認知度
でしょう。やはり詩人というのはまだまだ暗いイメージが付きまとう
ものだという印象は払拭されません。これは学校教育がおかしいから
なのかもしれませんが、印刷物からネットの世界を使って羽ばたこう
としている彼女のような活動は、これからは多数を占めてくると思い
ます。ですからこの過渡期にどれだけ活動ができるかが勝負になって
くるでしょう。どうやっていけば名を広められるのか、やっぱ
マスコミを利用することになるんでしょうかね。さてさて。

そんなことを考えながらライブから帰ってまいりました。

はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)



2002年04月19日(金) 本当にひさしぶりだ

合コンなるものは。(笑)
この年になってやるとは思わなかった。なんて。
オヤジみたいな感想。

会社の後輩のつてです。聞いてみると10才くらい離れている。
干支がわかんなかった。これは重症かも。あー。

男性陣は明日はお休み。一方、女性陣は明日は出勤らしい。
1次会だけで11時ころまで付き合ってくれて。有楽町で。
というわけで、1次会でお開きです。
みんな帰る方向がバラバラ。武蔵小杉やら千葉やら小山やら何やら。
自分と同じ方向は誰一人おらず。なんともまぁ・・・。
誰かひとりでも所沢方面という人がいてもいいのにね。

たまにゃあ、女性との飲み会があってもいいじゃん。
いっつも職場のむさくるしいオジさんたちとの飲み会だから。
目の保養にはいいです。こう言うとセクハラ???

もう10年前のようなギラギラとした思いはありません。
それでもうら若き女性を目の前にするとかなりドキドキです。
楽しいはずの会話もはずみません。そんな人なんです。自分。

決して会話が苦手というわけではありませんが、自分よりしゃべる
人がいると、その人にその場は任すというタイプです。
だからつまんないと思われるかもしれません。それでもいいです。
つまんないと思うかシブイと思うかはその人の価値観。
自分自身、ベラベラとしゃべるのは好きな方ではありません。

いわゆる九州男児のごとく、黙っていても心を察する人を望んで
いるのでもありませんが、ちゃらちゃらするのがイヤなんです。
それだけ。それだけです。自分が楽しく飲めればいい。それだけ。

でも、酔っ払った頭で日記を書くのはしんどいかも。
あはは。みなさん、お元気ですか?(笑)

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2002年04月18日(木) 説明の仕方が悪いのか?・・・どうもそのようだ

ある案件の支払条件(ウチの会社は輸入サイドです)に関して、相手先の
米国企業の日本マネージャーとウチの上司が支払条件に付いて交渉を
していたようです。先週上司が米国に出張に行っていたときに。

装置の納期が近づいているにも関わらず、装置の完成が間に合わず、
出荷時に満足すべきスペックを完了する前に出荷せざるを得ない状況に
なってしまいました。それでも契約上は出荷後30日以内に支払いを行う
ことになっています。これでは日本に輸入した後、装置のスペックを満足
するために日本において作業が発生し、しかも通常の予定で立ち上げが
完了することにはならず、予定している時期に客先の検収を受け、支払い
となるべき時期に支払いとはならないことになります。

メーカーの大半は商品を作るために借金をして、製品の納入から起算
されたサイト付きの支払いを受けて初めてストーリーが完了します。
これを「運転資金」と呼びますが、この運転資金が少ないほど一般的には
優良企業と言われます。つまり借金をしなくても自己資金で商品を作る
体力があるということです。例えばトヨタのような企業がそう。

ウチの会社も多くの例に漏れず、借金によってもの作りをしております。
もちろん、国内企業相手の商売をするならば、国内の資金調達を念頭に
入れた見積をすることになります。つまり借金のための金利も販売金額に
含めます。この調達金利が少ない方が企業としては当然有利です。販売
金額に反映されるわけですから。

現在の日本の金利は人類史上例の無い低金利を迎えておりますが、
それは日銀が市中銀行に貸し出すときの公定歩合であって、実際に市場に
出回るときには、銀行が貸出し先の企業の信用をスプレッドというモノ
サシで数値化します。優良企業であればこのスプレッドが小さいですから、
より少ない金利負担で済みますし、そうでないところは負担が大きくなり
ます。日銀からの資金ではなくて、市場からの資金を基準にすれば、
例えば円LIBORとか、円TIBORとかいう市場に出回っている円貨に
企業に対するスプレッドを付加するということになります。いずれにしても
銀行にとってはこのスプレッドが収益源になるわけで、倒産リスクが
無ければ貸し倒れになることはありませんが、その見極めが難しい
ところでもあります。マイカルやそごうやダイエーのように。

日本における上場企業が借り入れる場合の平均的な短期金利は、どうで
しょうね、しばらく前までは短プラ+アンダーといったところでしょうか。
つまり1%強といったところ。今はもう少し上がっているかもしれません。

仮にこれを1%としまして、米国はプライムレートが4.75%ですから
5%としましょう。単に金利だけで見ると4%の差があるわけですが、
これを見て日本の金利はすごく低い、とはやとちりしてはいけません。
大事なことを見落としています。それは通貨が違うこと。

難しい説明は抜きにして、通貨が違うということは、その通貨を調達する
ための金利も違って当然ということです。つまり、それぞれの通貨には
それぞれの価値があり、それに固有の金利が付いているということです。
金利の比較は通貨の比較をしているのと同じ意味を持ちます。違う通貨の
金利の比較をするということは、基準の違うものさしを同じ尺度で見て
いることですから、当然ながら1:1にはならないわけで、比較をする
には無理があります。

逆に、運用をする場合はそうではなくて、この金利差が大きな意味を
持ってきます。当然ながら金利の高い方へ資金は移動します。そうなると
日米の金利差からドル高の方へ移動していきます。米国内ではドルを
買う動きになると株式市場への資金が減りますから、買い手が減り、
下げの要因になります。日本では円を売る動きになり、資金が株式市場へ
移動しますから、買い手が増え、上げの要因になります。理屈はそういう
こと。でも今はそういうことよりも、他の要因の方が強いために日本の
株式市場は停滞しています。

言いたいことが違う方向へ向かってしまいました。修正するにはさらに
文章が長くなってしまうので、とりあえずこのあたりでひと息します。
続きはまたの機会とさせていただきます。メンゴ。

はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)


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