今日は午後から父親方の育ての親のうちへ行き、ばーさんの 姿を見てからさっさと帰りました。そこのばーさんは旦那が 戦時中にフィリピンで戦死し、ひとりで今を迎えている強い 人ですが、そのばーさんは昨年の暮れから体を悪くして週に 3回ほど透析に行っているそうで、しかも年齢92歳という 高齢ですから、かなり弱った感じでした。その横では孫夫婦の 子供がちっちゃいのでギャーギャー泣いています。息子である おじさんは昨年他界しましたので、なおさら年齢のギャップが ありますから、ばーさんにとっては住みにくい環境かもしれま せん。昨年暮れに家を建て替えたこともあり、住み慣れた我が 家で無くなったことも大きいかもしれません。もっとお元気で 過ごして欲しいという意味を込めて、帰り際にばーさんの手を 握り締めてあげましたけどね。
その次は親父の妹夫婦のウチ。ばーさんちの近所です。 このお宅とは長いお付き合いです。娘と息子がいるんですが、 娘の方は自分より3つ年下で、まだひとりもんです。長身で スリムでかわいらしい顔つきをしております。誰かいい人は いないもんですかね?わたくしとしては親戚の中で一番の お勧めなんですが。どうやら本人的には両親と同居している のが楽で過ごしやすいといっています。親も子離れしていないし、 そのせいもあってか、なかなか相手が見つからぬようです。 面倒くさがりのおばさんは、自分に白羽の矢を当てたことも かつてあった。血の濃いいもん同士はダメだっちゅ−に。
日も沈んでテレビもつまんなくなったので帰ることにしました。 携帯には高校・予備校・大学と同級だった悪友から留守電が 入っておりまして、ラーメンでも食べに行こうかというお誘い。 帰省した時には時間をみてラーメンを食べに行くのがお決まり になっている仲。1000円のお土産を持って行ったら、その おかえしにいくらか知らないけど、吉祥寺で買ったという ナイキのシューズをくれました。多分いい値段じゃなかろうか。 いつも帰省の時にはお世話になっています。嫁さんとふたりの 子供たちは嫁さんの実家へ行っているということで、本人と 母親の二人がいましたが、昔からの知り合いということもあり、 茶でも飲みながらウダウダとしゃべってから帰りました。
当初の予定では3日の夜にこちらを出て4日のうちに東京へ 戻るつもりでおりましたが、天候のことやら考えると1日ずら した方が賢明と思い、もう一晩寝てから帰ることにしました。 1日ずらしたところで高速での渋滞は避けられないんだけどね。
こちらは寒いとはいえ、3日は雨。関東地方はみぞれ混じりの 雪でしたね。今のところこちらは雪の降る気配すら感じません。 天気予報では4日5日は雪のマークが付いておりましたから、 早い時間に出発した方が良さそうです。ちゃんと起きなきゃ。 チェーンは常に携行しておりますが、使わないに越したことは ない。1昨年は関が原近辺で雪のために足止めをくらいました。 が、そこはこの時期の名神のいいところで、通行止めにはなら なくて、雪上車が走って、その後に通行車両をついていかせる。 もちろん皆がスタッドレスやチェーンをはめているわけでは ありません。ほとんどがノーマルタイヤで走っているんです。 日本の基幹道路ですから、少しでも多くを通過させなければ ならないので、低速走行で強制通行させているようなもの。 日本海側や北の方の高速だったらあり得ないことかな。名神は 部分的な影響だしね。
今年はそうならないことを祈ります。
はい。今日は雨のち曇り。(筑後地方)
昼から母親方の親戚が集まる裏の家に行き、午後をどっぷり過ごし ました。(昔はじーさんばーさんが住んでいましたが、その頃から 「裏」というのはじーさんちを意味してた。今はじーさんもばーさん も他界したので、その家の後継ぎであるおじさんが住んでいるわけ ですけどね。自分ちが道側にあるので自分ちを基準にするとじーさん ちは裏になるというだけのこと。)
昨日は父方だったので車でお出かけしていたので、おじさんとこが 気を利かして酒ナシで済みましたが、今日はそういうわけにもいか ず、ビールビール日本酒。
あんたはビールが好きなんよね、と言いながらコップが半分ぐらい になると誰かしらお酌をしてくれるありがたい親戚の団結です。 (お酌をしてくれるということは要するに注いでいる自分のお酌も しろ、ということですが、ひとり注ぎ役のおばさんがいて、その人 からは注がれるままに飲む。)
平成の時代になってからというもの、自分のいとこ世代はめっきり 集まらなくなって、おじさんおばさんたちが集まる場になってしまっ ている。そんな中にいる自分は毎年飽きもせず参加しているという ことで、毎年集中砲火を浴びてます。
福岡の片田舎でもこんな状態ですから、自分と同世代の連中は両親 の家には帰省するでしょうが、両親の実家へはなかなか足が向かない でしょう。両親の家とその実家が近くにないとね。
小さい頃には当たり前に顔を合わせていたいとこ連中も、こういう 状況になってしまっては、誰がどんな顔だったか、どこでどうして いるのかは、さっぱり分からなくなっています。が、お互い様なの で、あえて聞こうともしないところが冷めているというか、興味が 薄れたというか。盆正月には必ず顔を出す人から、20年以上顔を 見ていない人まで様々です。みんなそれぞれ家庭を持って、相手方 の親戚との付き合いが始まってなかなかこちらへ立ち寄れなくなっ たのは分かりますし、祖父母が他界したので立ち寄る理由がなくなっ たというのもありますし。
こういう時代の流れの中で血縁関係というのはつながりが薄らいで いくんでしょうかね。ちょっと足を伸ばせば済むということにはなら ないんでしょうかね。正直言って面倒ですけどね。
両親の年代は戦前産まれで兄弟の多かった時代。 だから親戚の数がそれだけ多い。いとこの数も半端じゃない。 どこそこの何番目という言い方になってしまいます。名前じゃなく。
自分の場合、今でも付き合いのあるいとこは数人です。 それ以外はどこで何をしているのかすら知りません。結婚したとか 子供が産まれたとか離婚したとか、親が言ってくれるまでは情報が 無い。こちらも自分の生活で精一杯だから余裕が無いし。
まぁこれも自分が自分の家庭を持っていないから周囲が見えすぎて いるということにもなるんでしょう。ということは、早く自分も 相手を見つけて他の人と同じ環境になれということなんでしょうかね。 こればっかりはめぐり合わせですから・・・。
10年後には両親の兄弟も誰かしら亡くなっていると思われます。 そうなった時には今のような集まりはどうなるんでしょうかね。 きっと無くなっていくんでしょう。これも世代の移り変わりですね。
いつまでも人間の生命は続かないということを身近の親戚の付き合い をもって感じる今日このごろです。酔っ払いながら。(苦笑)
はい。今日は曇りときどき晴れ。(筑後地方)
ダイヤルアップで使えていたプロバイダーの契約を解約 していたことを忘れてたので、最初はなんで使えないのか 分からなくて、しかも正月中だから問合わせもできなくて、 仕方が無いのでOCNに入ってしまいました。使えなかった 原因がわかったので、今月のうちにOCNは解約しよう。
自分の部屋ではADSLだから、ダイヤルアップの使い方 すら忘れてしまっていた。普段やっていなことをする時は きちんと準備しておく必要があると反省しきり。
さて、いつものごとく、実家で寝正月です。 兄貴は来ませんでしたが、姪っ子と兄嫁が来まして、兄嫁 とのお約束通り、姪っ子の泣き声で起きました。 (生後5ヶ月なので、泣くか寝るかしかできません。 しかも知らない顔を見ると泣くとういう話を聞いていたので、 うってつけかな、と。予想通りでした。)
今日は父方の仏さん参りと3社参り。 過去の歴史は良く知らないんですが、父方の仏さん参りは 2軒行くんです。どうやら産みの親と育ての親らしい。 でも今年は都合が悪くて産みの親の方だけ。
兄貴がいないので自分の車に両親と兄嫁・姪っ子を乗せて 出かけましたが、ご老体・子供を乗せるとなると、彼らには ちと酷な車だったかな。なにせ扁平タイヤですから路面の デコボコをもろに拾います。でもね、泣き虫の姪っ子が スヤスヤと寝ていたところを見ると、自分の運転もまんざら 荒いもんではなかったと自慢したりして。(笑)
実家に帰って日記をつけていますが、今でも元気に姪っ子は 泣いています。さっきまでぐっすりとオヤスミしていたのに。 言葉を覚えるまでは泣くことでしか自分の気持ちを表すこと のできない赤ん坊ですから、泣きたい時は思いっきり泣いて もらいましょう。泣き疲れたらまたオヤスミしてね。
自分は姪っ子にとって初顔だったので、顔を見るだけで 泣かれて困りました。自分も小さい頃は人見知りが激しくて 人の顔を見るたびに泣いていたと聞いています。同じじゃん。
人見知りするコってことで、自分が引き合いに出されて この子が後々になって困らないことを祈ります。(苦笑)
はい。今日は曇りときどき晴れ。(筑後地方)
さて、これから明日の夕方目標に福岡まで帰省します。 飛行機であればビューんと行けるんだけどね。 でも時間がある時は車で移動しています。
今年の飛行機予約状況は、年末年始の福岡行きは割と空いてる。 でも東京行きは4日5日と前便満席です。これは休みが28日 からとなっている人が28日29日を利用して帰省しているから。
車も同じなんですが、帰省は分散、戻りは集中。 車の上りのピークは3〜4日と言われておりますが、結局は 4〜5日にずれることが予想されます。飛行機も新幹線も車も 4〜5日が戻りのピークとなるでしょう。海外組みもね。
とはいえ、こんなことはいつもの盆正月の現象なので気にしない。 田舎に帰って親の顔を見ることが何より大事。親の顔を見ると いうことは、自分の顔を親に見せるということ。たったこれだけで 親が安心してくれるなら、渋滞程度の苦労は大したことない。
家が空港から便利のいいところであるなら、帰省は飛行機にする のでしょうが、いかんせん、地下鉄・私鉄・バスと乗り継いで いかなきゃならんから、それだけで荷物があるとひと苦労。 しかも実家のあるところは以前は快速バスがあったのに車の普及で 人足が落ちて普通バスが1時間に4本しかなくなった。だから 市内に行くだけでも、友人宅へ行くのにも足が無いんです。
機動力をと思ってレンタカーを借りたりなんかすると、せっかく 安上がりと思って飛行機の安いチケットを買っても、レンタカー代 のせいで車での帰省より高くついてしまう。足の不便なところに 帰る時は、事故のリスクはありますが、やっぱり車で帰るのがいい。
というわけで今回も車での帰省です。片道約1,200kmです。 燃費のいい車だったら、最初満タンで、途中1回の給油で最後まで 行けるんでしょうが、いかんせん63リットルのタンクでも車格の 割りには車重が大きいこととエンジンがターボであることで、同格 の車よりも燃費が悪いのは明白。助けは高速道路であるので惰性で 走ることができるので街乗りよりも有利ではあるんだけどね。
冬場の走行は夏場よりもエンジンへの負担が少ないのですが、でも 長時間であれば負担が増えるのは同じこと。2〜3時間ごとに休憩 を入れることにしているので、車への配慮はしているつもり。自身 の睡魔にもこのペースが一番いいという経験値です。給油のタイミング としても半分減ったという認識も出来るし。ただ、途中で渋滞とか 自然の変化に出くわした時にはこの限りで無いので、あらかじめ そのようなことが起こるかどうかの情報収集はしておかなきゃ。
ってなことはいつも頭に入れて車に乗っています。 ただ困るのは、サンデードライバーや心無いドライバーが出てきて こちらの運転を邪魔すること。思いもしない行動に出る可能性が あるからね。幸い、この数年の年末年始は大きな天候の崩れが無い から、雪による事故なんかが起きていないので、それで困ることも ないし、積雪したとしても、関が原付近だけなので、雪上車の出動 なんかで対処してくれている。名神はそうそう止められないからね。
さて、そろそろ準備してから出かけようかね。
はい。今日は晴れ。(東京地方)
いつもの通りサンデープロジェクトを見ていました。 和歌山県知事の木村良樹氏はデフレって何かを分かっていないね。
中国や韓国の力が強くなっているんだからデフレの圧力が強くなって 当然だと。これは供給する場所が変わっただけで需要が落ちたわけ でもなんでも無い。国内のコストが高い、つまり需要側の価格に 対する要求では国内生産ではついていけないから国内のメーカは 拠点を海外に求めたり、アジアメーカの付け入る隙が出てきたと いうこと。国内の需要が落ちていることがすべての原因。
購買力が落ちたというのは需要が落ちたのと同じだからね。そこで 価格で競争力を持たせようとしたのがアジア勢であり、国内メーカの アジア進出。これは円高当時の動きとは明らかに違う。ユニクロ なんかはそのいい例だよね。
でも他の政策、考えは多分に納得。 三重の北川知事が国政に出よ、首相に立候補してみよと周りは彼を はやしたてていますが、そんな時期が来てもいいかと思う。ただ、 首相になれるプロセスが今のままでは難しいので、そのあたりを 変えていかないといけないから、既存の国会議員をどう動かして いけるかどうか、官庁をどう動かしていくかによると思います。 これも世論の後押しが必要だね。
地方分権研究会(親委員会)の委員を和歌山県のHPより引用して みました。
知事 浅野 史郎 ・宮城県知事 麻生 渡 ・福岡県知事 * 片山 善博 ・鳥取県知事 * 梶原 拓 ・岐阜県知事 北川 正恭 ・三重県知事 木村 良樹 ・和歌山県知事 * 橋本 大二郎 ・高知県知事 増田 寛也 ・岩手県知事 学界 金澤 一郎 ・国立精神神経センター神経研究所長 金子 郁容 ・慶應義塾大学教授 川勝 平太 ・国際日本文化研究センター教授 黒田 昌裕 ・慶應義塾常任理事、慶應義塾大学教授 榊原 英資 ・慶應義塾大学教授 竹内 弘高 ・一橋大学大学院教授 寺島 実郎 ・株式会社三井物産戦略研究所所長、早稲田大学大学院教授 御厨 貴 ・政策研究大学院大学教授 経済界 飯田 亮 ・セコム株式会社取締役最高顧問 井植 敏 ・三洋電機株式会社代表取締役会長兼CEO 大迫 忍 ・株式会社ゼンリン最高顧問 奥田 碩 ・トヨタ自動車株式会社取締役会長 小林陽太郎 ・富士ゼロックス株式会社代表取締役会長 藤村 宏幸 ・株式会社荏原製作所代表取締役会長 * 山口 信夫 ・旭化成工業株式会社代表取締役会長 *印は、11月20日から地方分権研究会(親委員会)に参加
声を上げたこと、そのことに敬意を表したい。 ここに長野の田中康夫知事と東京の石原慎太郎知事が参加したら面白いん かもしれないね。議論がグチャグチャになって。(苦笑)
さて今年もあと3日。明後日は大晦日です。 この間に大事件が起きなければいいんですけどね。
はい。今日は晴れ。(東京地方)
いつもの土曜日なんですが、やはり今年最後となると雰囲気が違う。 何が違うかというと、年末セールをしたり、営業日が今日までとなる ところがでてくるからでしょう。だからいくら都内といえども人出が 多く、同じ時間でも人も車もいつもよりは多かった気がする。
自分はといえば、天気が良かったので布団を干して、部屋の拭き掃除 をして、コメ炊いてと、至っていつもの土曜日。帰省してもやること ないので、大晦日にたどり着けばいいと思ってゆっくりしています。
車で帰省するのですが、逆算しても30日の夜に出ればいいから、 それまではのんびりします。とはいえ、いつもの年末だと年賀状を 書くのが正月になってしまうから、この時期に書いてしまおうかと 思っているところ。土壇場になるまで放っておくのがいかんのですが。
半年以上CDを買っていなかったので、この帰省の長い時間をたいくつ しないように、4枚も買ってしまいました。新しいかどうかは別にして、
・倉木麻衣(Fairly Tale) ・BoA((LISTEN TO MY HEART) ・浜崎あゆみ(RAINBOW) ・矢井田瞳(i/Flancy)
どうしても買いたかったというわけではありませんが、まぁ聴くなら 聴いてみたかった曲の入っているアルバムが良かったんでね。とり あえず部屋で試聴してから車のCDチェンジャーに積むとしよう。
はい。今日は晴れ。(東京地方)
アメリカでは9.11以来、胸に手を当てて国家への忠誠を誓う 国家斉唱が増えたと聞いています。小学校でさえもね。
70年代に論議の的となって一度は減らしていたこの行動が、また 復活したのはアメリカが民族のルツボであるからこそだと思います。
日本ではわざわざ忠誠を誓うことまではしない、つまり敗戦により 武力を捨てることを憲法で強制されたことにより、忠誠を誓う先が 天皇ではなくなった、それは忠誠を誓う先が無くなったことを意味 すると考えます。国家に忠誠を誓うことが無くなったんです。
でも、アメリカの場合は忠誠を誓うものを無くしてしまうと内乱が 起こる可能性、あるいは治安の悪化が予想されます。ヨソの国から 来た人たちがわんさかといますからね。そういう意味では日本は 限りなく純血(もちろん異国人も存在します)と言える国家なので、 アメリカのような忠誠心を求めることが無くても国内における治安の 維持が保てるといえるでしょう。もちろん外的な要因で治安が脅か されることはありますので、これを排除しようという動きもあります。
日本は民主主義、資本主義でありながら今でも鎖国国家です。 それでも国際社会で生きていけるのはアメリカの保護があるからだと 思っています。武力を捨てさせられ、経済の向上にひたむきになれた のもアメリカという相手がいたからです。日本経済の発展はアメリカ のおかげと言ってもいいかもしれません。アメリカはパートナーだと 日本側は言っても、アメリカは対等な関係だとは思っていないでしょう。
こんな保護された国家でも、自立を求められる時期に来ているようです。 対等なパートナーであるならば、対等な利益享受が無ければなりません。 であるならば、経済関係だけでなく、防衛協力に関しても同等のレベル で活動しなければなりません。でなければ一方的な思いこみになります。
日本が自立した国家になるためには、憲法9条の改定が必要になると 考えています。つまり武力を肯定すること。今の条文のままでは、 いつまでたっても解釈論に頼ってしまい、本質的に日本が進む道を 論じることができません。人が代われば解釈も変わるから。その時々で 都合のいい解釈になる可能性が大きいんです。ですから日本のあるべき 姿を考えながら憲法の改定を視野に入れる時期に来ているんです。
武力には武力で対抗せよと言うのではなく、またその犠牲を国民に 強いるべきと言っているのでもありません。自己防衛の手段を解釈に 頼ってはいけないと言っているのです。誰が見ても、いつの時代でも、 揺るぎ無い明確な文章で書かれた憲法が必要だと考えているんです。
武力を肯定すれば徴兵制度が復活するでしょう。 軍事力の維持のための予算も計上されるでしょう。
そのために国民が犠牲になることを拒むのならば、憲法9条問題の答えは 明確になってくると思うんです。沖縄問題を論じる前に、日本としての 政策が明確でないと、向かう方向が違うところへ進んでいくでしょう。
個別の問題が積み重なって全体を形成しているわけですが、まず枠組みを きちんと整えるところから行い、そして細かいところへ展開していく、 そのプロセスを歩むことが筋なんでしょうが、どうも順序が逆のよう。
歴史の重みは簡単には解決できないんだから、個別問題を潰していくと 見えてくるのは国民の幸福につながるとは思えない。もぐらたたきだから。
そうではなくて、土台ある憲法を見直すこと、議論は結局のところ憲法の 解釈に戻ってくるので、そこで全てがコケてしまいます。ムダな時間です。
日本国民の拠り所は、やっぱり日本という国土で安全で豊かに暮らすこと。 敗戦で悪者扱いされて、お前からは武器は取り上げる、といった性格の 強い憲法9条ですから、平和憲法というのは表向きのいい訳です。
ですから、この憲法9条を維持する限りは戦争の総括は終わらないと 考えます。いや、これを維持してこそ戦争が起こったとしても悪者には ならない、と考える人もいるでしょうが、そのそも戦争とは正義と正義、 あるいは悪と悪との戦いですから、どちらかが悪ぅございましたと言わ ない限りは終わりません。白旗を揚げたということは結局悪者にされる わけですから、実質の犠牲者はいなくても、その後の精神的苦痛は避ける ことは出来ないでしょう。そんなストレス社会では生活は安定しません。 今度もアメリカが守ってくれるとは思えません。
であるならば、日本は自身の態度を明確にして、自身が進むべき道を 決めていかなければなりません。そんな時期だと言いたいわけです。
戦後半世紀以上たって、アメリカが今の日本の状況をヨシと考えていると したら、それは大いに間違っていると言ってもいいでしょう。過去の決め 事が今も通用しているとは思っていない。今は今です。
どんな時代でも、どんな政府でも、灰色な文章は都合の言いように解釈を されるだけ。明確な文章に改定されることを望みます。
アメリカの子供たちが胸に手を当てている姿が映像に映し出された画面を 見ながらそう思いました。
はい。今日は晴れ。仕事納め。(東京地方)
今まで一度たりとも定期を落としたことがなかったのに、池袋駅で 山手線の電車から降りるとコートのポケットに定期入れが無かった。 慌てて改札へ行き、定期を落としたかもしれないと言うと、ホームの 一番大塚寄りにある落し物事務所があるので、そこへ行ってみてと 言われ、急いでそこへ向かって駅員に用件を伝えました。
自分が乗っていたヤツが大崎どまりになった電車。聞いてみると、 山手線にある落し物事務所は池袋・新宿・品川らしい。駅員は急いで 新宿の事務所へ電話してくれたけど、事務所は不在で誰も出ない。
定期券は有価証券なので換金できるもの。でも拾った人は自分が降りる 駅に届けるとのこと。で、手続きとしては、駅に預けられた定期は 2〜3日後に定期券発行駅または発行センターへ届けられるらしい。 問い合わせはそこへした方がいいと言われて連絡先の書かれたチラシを 受け取って池袋の事務所を後にしました。
が、胸元の携帯を探っていると、上着の内ポケットにありましたよ。 定期入れが。これには銀行のキャッシュカードと会社の入館カードを 入れていたから、落として無くなったときにはそれこそ事情聴取です。
で、思い出した。さっきの事務所へ行かなきゃ。 ほかの人が話をしていたけど、割り込んでお詫びをして帰りました。
あー。慌てた時は自分が何をすべきかがよく分からなくなることがある もんですね。もうちょっとよく調べればいいものを、事を短絡的に 考えてしまって、落としてしまったと直結するところがねぇ。(苦笑)
脳ミソの回路がどこか切れていたのかもしれません。 ずーっと寝ていたし。寝ぼけた頭じゃまともに考えられなかった、と 言い訳したり・・・。
というわけで、いつもの通り帰って参りました。
はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)
夜になってから風が強くなりました。 頭の髪もグチャグチャです。今年最後の給料日でもありました。
一部では仕事納めとして休みに入る人も出てきました。 自分は営業のくせして客先に挨拶回りに行っていません。 どちらかというと取引先の営業マンからの挨拶回りを受けている方です。 自分は発注部門もやっているわけでしてね。売る側も買う側もやっている。
今日はあるフォワーダー(つまり輸送会社)の担当のにーちゃんが来て、 カレンダーを持ってきたついでにちょっとお話をというので聞いてあげて いましたら、1月1日付けで異動することになったという挨拶でした。
実は自分は就職活動のときに日通の海外事業部の面接を受けて内々定まで もらっていたのですが、今の会社のとある営業部長(後に配属された 事業部の海外営業部長になった人)から、変な英語をしゃべるヤツという 名目で強引に引っ張られましたから、断るわけにもいかず今にいたって いるわけです。で、気持ち的には海外輸送(輸出入)に関してはもともと 興味がありまして、フォーワーダーの人と仕事をするのは結構面白く やらせてもらっています。職場の同僚からは運び屋と言われておりますが、 ま、そんなところです。あるお客さんからも「輸送係のしむちゃん(仮称)」 と呼ばれる始末です。営業の名刺を出しているのにね。
※ちなみに今のことは知りませんが、当時は日通本体と海外事業部は 別枠の採用でした。文学部出身の自分は本体の方は対象学部でなかった ので海外事業部の方を受けざるを得なかったというのが正直なところ。
ウチの会社は貨物船やタンカーといった商船(客船じゃないヤツね)を 造っておりますから、輸送会社とはある意味因果関係があるわけで、と いうのも、貨物量が減れば輸送船の必要性が減るわけで、そうなると 新規造船の需要が減る。そうなると会社としては受注量が減るわけで。 別の面では、輸送量を値切りすぎると、輸送単価の低下により、今度は 貨物船の単価を抑えられることになりますので、そうなると厳しい採算で 受注せざるを得なくなる。貨物と造船はそういう意味で関係があるのです。
ただ現在自分が発注している輸送は船舶でなく航空機輸送なので、直接の 関係は無いんですけどね。それでも夏過ぎに起こったアメリカ西海岸の 港湾ストの影響で貨物が船舶から航空機に移行してきたため、秋口から 航空機による貨物輸送が大幅に増え、運賃が異常なほど上昇している状況。 この影響は年末に近い今でも改善されていません。が、一部では年明けから 落ち着きを見せるとの情報もあり、もう少しの辛抱のようです。
これは輸入サイドではなく、日本からの輸出サイドです。アメリカに向けて の航空便がこういった状況のようです。必要品が船で運ばれてこなくて 現地で供給不足で工場停止に陥ったところもあるぐらいだし、かなり切迫 した状況だったようです。だから運賃の高い航空機でも、とにかくブツを 運ぶこと優先させた。だから運賃が高騰しようが関係無かった。つまり 港湾ストで利益を享受したのは航空会社ということになります。くそ。
ま、それはそれとして、クリスマスも無事(?)過ぎまして、あとは事故も 無く年を越せればと思っています。仕事もあと2日を残すのみ。いつもの ことですが、連休前には仕事は片付けておかないと、明けてからモノ忘れで 汗をかきかき仕事をしなければならない。やるべきこととそうでないことの 区別をつけて、残った仕事はメモっておくことにしよう。
はい。今日は曇り。(東京地方)
2002年12月24日(火) |
國弘先生も救われた? |
政府は3日、「コメ政策大綱」を策定しました。 これはどういう内容かというと、国が主導してきたコメの生産調整、 つまり減反は2008年度に廃止され、農業団体の自主調整とする、 ということです。例えば、
◆2008年度に農業者・農業団体が主役となる生産調整のシステムを 国と連携して構築する。
◆生産調整に関わる国や地方公共団体の役割を食糧法に明確に定める。 (具体的な制度は来月から検討し、次期通常国会に案を提出)
◆2004年度から第三者機関的組織の助言を得て、需給情報を策定し、 減反面積でなく生産数量を配分する方式に転換する。
◆全国一律の助成体系を転換。 「産地づくり推進交付金」を創設。 大規模農家には米価下落時の補填を上乗せする「担い手経営安定対策」 を講じる。
◆豊作のときにコメが余った場合の対策として「過剰米短期融資制度」を 創設。
自分としては減反には反対の立場。 高いお金を払っても水田は減らしてはいけないと思っている。 なぜなら、水田は治水に関するショックアブソーバーの役目、つまり 水害の際の貯水池の代わりを演じていると考えるからです。経済効率 から考えると、食生活内容の変わった日本では消費の減ったコメなので 消費量にあった作付け量で間に合う、つまり需給均衡を保つという方向に なるのでしょうが、そこに国が介入、あるいは国民のフトコロから少し だけ水害に対する保険料を支払う、そういう考えは大事だと思います。
日本のような山と海が近い地形では、山林計画と水田政策が長期に渡って 考えられていればいいのですが、山は荒れ放題、水田は空き地か住宅地に。 そんな状態では、いざ大雨が降ったときには大変な事態になってしまう。 これを復興するために一番痛い目に合うのは、そこの住民と決まってます。
国や地方自治体の援助は限界がありますから、自宅の復帰には大半が自己 資金で賄うことになりますが、どの家庭でも貯蓄がきっちりあるわけでも なく、また貯蓄を証明する証書なんかが水に流されて紛失したり、あるいは 水に浸かってしまって台無しになってしまったら、それこそ財産の消滅。 ウチの建て替えもままなりません。
国家は国民の財産と生命を守る義務がありますから、そういった議論を 無視していたことへの歯止めとしては、今回の「コメ政策大綱」は評価 できます。ただ、この大綱の作成の裏には国の財政難によるところが大きい ように思えますから、自発的というより、消極的な決定と見た方が無難。
そういう意味では、元参議院議員の國弘正雄氏(エジンバラ大学客員教授) が議員現役時代やその前に100万人の英語を担当していらっしゃった時 におっしゃっていた主張なんですけどね。高いカネを払っても水田を守れ というのは。自分はこれを支持しています。
※國弘正雄先生のことを知らない英語学者はもぐりです。(笑)
はい。今日は曇り。(東京地方)
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