2003年03月24日(月) |
世界状況も身近なところも不安定 |
どうも4月が近づいてくると、人事異動の話が出てきます。 かくいう自分は全くございません。とはいえ今のところはね。
ウチの職場の運営を考えると、恐らく10月頃には何らかの動きが あってもおかしくありません。むしろ動かさないとマズイ状況です。
明日は提携先の日本マネージャーが来日し、上司と打ち合わせの席を 持つことになっています。自分が出るかどうかは明日になってみない と分かりませんが、恐らく出てくるように言われるでしょう。
世界情勢は不安定ですが、職場の環境も不安定です。 そんな中でも腰を落ち付けてできる仕事が出来る環境を作っていける ようにしていきたい。そう思います。
来年度も今年度に引き続き、給与削減が行われます。 そんな中でつまらない職場に行くように命令されて、会社命令を 聞けないなら辞めてもらってもいいなんてことを言われることのない 環境を作っていきたい。現実問題としてそういう言われ方をして頭に きている同僚がいます。今会社を辞めていいことなんかありません。 だから感情的に会社を辞めるわけにはいかないんです。
会社を辞める時は自分から能動的に行うことが理想。 そういう意味でも自身の能力をより高めることをしていなければなら ないんです。普段からね。会社の仕事を忠実にこなしているだけでは いざとなった時の自己防衛はできません。会社の幸せは個人の幸せ にはなりませんから。
明日はとにかく相手先の出方を伺いながら、こちらの有利な方に持って いければいいと思っています。明日の午前には結果が出ます。全てが 決着するかどうかは分かりませんが、とにかく注力するべし、です。
はい。今日は曇り。(東京地方)
2003年03月23日(日) |
無邪気でも許される国 |
無邪気なまでの空への憧れ。
ドラマ「Good Luck!!」に対する冷泉彰彦氏のコメント。 9.11直後であればこのドラマ放映は不謹慎と批判されたでしょう。 イラク攻撃をしている今の状況ではどうでしょう。何の批判もない ように見受けますね。この違いは何でしょう?
それは今回のイラク攻撃はテロでなく戦争だから。戦争とは、
戦争は外交の延長であり 話し合いで双方がどうしても折り合いがつかぬ場合に やむなく用いる手段である(小林よしのり『戦争論』12頁)
これは戦争の言葉の定義ではなくて、国際政治の延長としての戦争。 つまりそういうことです。氏の著書にある記述内容には様々な批判が ありますが、あれこれ言わずに素直に受け止めることにします。
湾岸戦争の時もそうでしたが、毎日毎日特番組まれて流されていたら 考えざるを得ませんからね。戦争について。それでものんきに他人事 としか思えないならば、それは神経が腐っているとしか言えません。
ごめんなさい。言い方悪かったんですが、詳しく分析したり、あるい は行動したりするまでは必要ないんですが、なんで?どうして?って 考えるだけでいいんです。人がこの地球の中で共存していくためには 中東で行われている戦争はどういうものなのか、どういう影響が自分 の生活に来るのか、あるいは人の壁としてバグダッドの浄水場に居住 している女性はなんであんなことをしているのかといったことを考え てみることで、自身の感性を養うことは大事です。
戦争をすべきかどうかというと、当然ながら誰に聞いてもすべきでない と言います。どこの国でもどんな首長でも。(一部を除いて) でも、 現実として戦争が行われるのは失うものの代償よりも得るものの方が 大きいと思うからです。例え人を殺すことになるとしてもね。だから こそ政治としては説明が必要になるんです。賛否はあるにしても。そう いった意味でも小泉首相の決断は大きな意味を持っていると思います。
世論を敵にしても自身の主張を貫く。世論だけではなく与党内、野党 からも罵倒されようがひるまない。まぁ、これが許されるのは日本の いいところなのかもしれませんね。無邪気に空をあこがれる姿を見せる ドラマが平然と流される国ですからね。
はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)
2003年03月22日(土) |
眺めているだけでは・・・ |
毎日毎日イラク攻撃のニュースがテレビで放映されています。 作家である冷泉彰彦氏は、帰国して日本におけるイラク攻撃に対する マスコミの取り上げ方は、平静で穏やかで健全であると言っています。
彼はアメリカのニュージャージー州在住なのですが、それだけアメリカ 国内でのマスコミの取り上げ方、政府のプロパガンダが自国の都合を 強調するあまりに、偏った思想に陥りやすい環境にあるということを 言っているのだと思います。だからこそ冷静に見つめる目というものが 必要になるのですが、9.11以来のアメリカ国内の「恐怖」という かつてない本国攻撃により、誰かを悪者にしてそれをイジメ倒すことで 腹の虫を抑えているかのようです。恐怖を感じるからこそ、その恐怖に 対して攻撃的になる。弱い犬が遠吠えするのと行動としては同じ。
決して弱いわけではないけども、少しでも弱さを見せることを嫌うから こそ行動に出るんではないでしょうか。日本で生まれ育った人には理解 できないことです。自分の青目嫌いはこういうところから来ているの かもしれません。(青目=アメリカ人というアホで単純な発想)
アメリカは歴史の浅い移民の国。だからこそ日本でいう「村」社会が 形成されていなく、個人あるいは家族が大事。組織よりも自身の利益が 優先。国よりも自身の幸せが優先。犯罪から自身を守るために銃の保持 が認められている州があるのもそういうこと。だからこそ国としては 統率が取れないために、国旗あるいは国歌に忠誠を感じさせて拠り所と させる。統率が取れないからこそシンボルを作ってそれを誇りと感じ させることで国民である意識を植え付ける。ワールドトレードセンター なんかはそのシンボルのひとつでした。世界に誇るアメリカの経済中枢 としてのビルでしたからね。そのシンボルを無残にも破壊され、しかも 民間航空機を使用した破壊により、より無残さが拡張された。
詳しいことは専門家に譲るとして、ある意味アメリカは情報コントロール されているのかもしれません。むしろしやすいのかもしれません。そう いった環境にいる彼らが冷静に正しい判断をできるのかという疑念を抱く ことも、海外にいる我々は考えていなければなりません。
多くの人々の目がイラクに行っている間に北朝鮮は着々と自国の戦略を 作りつつあるでしょう。日本人の拉致家族の訴えも今回のイラク攻撃で 吹き飛んでしまったでしょう。アメリカ国内でね。日本としてはアメリカ 支持をした以上は攻撃を止めることはできませんが、いかに早期に終結 させるのかを問うていかなければなりません。長期戦は日本の国益にも かなうものではありません。
いずれにしても、こういった歴史的な事件の際に、ただ事実を眺めている だけではなくて、常に疑問を持ちながら冷静に考えることが必要だと思い ます。少なくとも中東の事件はわれわれの生活に直接的な影響が出てくる ことになりますからね。
ヒッキーも彼女の日記で「無関心はダメ!」って言ってるよ。
それにしても、何をもって終わりとするか、難しいところですね。 市場はその終結の時期を見守っています。
はい。今日は曇りときどき雨。(東京地方)
2003年03月21日(金) |
ぐうたらしたくても・・・ |
佳境に入っているんだよね。いやぁ、仕事の話です。
提携先との契約期間が今月の31日に終了するので、その後の引継ぎ 事項を決めなくてはならない。そうしないと4月から即客先対応が できなくなる。
契約終了を理由にウチの会社が業務を停止したとしても、提携の相手が 日本の企業なら客先は提携先を責めることになるでしょうが、相手が 米国企業だからそう簡単には問い詰めることができない。海の向こう だからね。だから下手な客先対応をするとウチの会社が非難を受ける ことになる。契約終了をしたとしても、契約後の取り決めができてい なくても客先には関係ない話で、客先の生産ラインに影響が出ないよう にだけしてくれればいいと思うだけ。きちんと後継者との取り決めが できていないと客先にも説明できないから、とにかく終了後の契約を 作る必要がある。今はそんなステージ。
と言っているこんな時にもまだそれが成立していないんです。 今までずっと相手が拒んできましたからね。止めたくないって。 止めたくない理由は分かっています。ウチの会社が日本における代理店 業務を行ってきたその実力を認めたからです。でもウチの会社はその 商品力の弱さに見切りを付けたんです。だから止め。
でもウチの会社は提携先との契約終了で役員会まで通過してしまっている ので、今更続けるなんてことにはならない。だから相手から続けたいと 言われてもどうしようもない。お互いに紳士的に話し合うしかない。
そういうわけで火曜日にこちらから送ったたたき台を元に相手のドラフト を催促したわけですが、それはウチの室長宛だけに送られていたようなの で、あちらのアカウントマネージャー(日本担当)に自分にも送って くれるように伝え、そしてそのドラフトを入手しました。
で、今はそれを眺めている最中。どうやら終了スケジュールはこちらの 希望通りに書いてくれている。でも細かいところで相手の都合を書いて きているので、そのあたりを精査してこちらのカウンターをぶつける ことになります。それが25日。
どちらも現状では資金的に余裕のある状態ではないので、恐らく金額的 な記述事項のところで議論になるでしょう。あるいは条件面での歯止め をどこに落ち付けるかということになるでしょう。引継ぎは時限立法 ですからね。際限なく責任を押し付けられるようなことがあってはなら ない。手切れとはそういうもんです。だからなかなか簡単にいかない。
契約内容のネゴもありますが、それをするためには自社の運用をしっかり して相手に突きつけるぐらいでないと足元をすくわれるので、当面の組織 業務を抜かりなくしておかなければならない。その運用はウチの会社が 3年かけて作り上げたノウハウですが、これは個人の能力もさることな がら、企業としての総合力がものをいっているのであり、どこかの企業に はいどうぞ、といって引き継げるものではない。もし相手が簡単に考えて いるのであれば、正してあげないといけない。結果的に客先へのサービス が低下することは目に見えていますが、極力それを回避する努力はしな ければならない。そういったところへ時間を割くことはムダな努力だとは 思わない。
社長は社員の機会損失(注力事業への人材投入時期が遅れること)を回避 するよう指示を出しているけど、ある程度の撤退コストは覚悟している ようなので、ある意味ただ働きのようなことをしばらくやることになると しても、そう大きな声でおとがめをすることはないと思う。
そういったわけで、この3連休はぐうたらできなくなりました。
はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)
2003年03月20日(木) |
国民の命はどこの国でも大事なはずだが・・・ |
会社帰りの山手線と西武線で、客同士のトラブル。 季節が良くなってきたからか、アメリカの攻撃が始まったからか、 はたまた仕事がうまくいっていないのか理由は定かではありませんが、 精神的に多くの人が不安定になっているようです。かくいう自分も 例外ではありませんけどね。
アメリカ支持を表明した小泉首相(つまり日本政府)ですが、直接の 関与は当然ながら行いません。日本は戦後処理の要員としてリスト アップされているしね。戦力としてはカウントされていません。 日本の憲法がそれを阻止してくれているおかげ。
第2次大戦において敗戦国になった日本は米国にその武力を排除され、 民主的国家、経済国家に仕立て上げられました。武力に要するコストを 経済復興に充てるために作り上げられています。そのおかげで我々は 他国では考えられないスピードで経済発展を達成しました。バブル崩壊 という一種の経済破綻を味わったわけですが、それでも国は潰れるわけ でもなく、我々の生活も比較的安定的に過ごせることができています。
自国内では狂った人物がテロ行為を行いましたが、他国からのテロ行為 は今だかつて味わったこのない平和な国家です。これは戦争を仕掛ける 国でないために海外の多くの国からは武力の脅威を感じない(自衛隊に 対する意見やら靖国問題はありますが、直接のきっかけを作ったり、 直接の恐怖を他国に与えているわけではありません)ので、こういう 国を武力のターゲットにするには大義名分がありません。
そういう国ですから、いまだかつてない素早いアメリカ支持には誰もが 驚いたことでしょう。一方国内では、共産党と社民党を除いては基本的 にはアメリカ支持。民主党や自由党が反発しているのは説明責任を怠っ ていることに対するもの。表現がどうとか大局観がどうとか言いますが、 やっぱりアメリカに追従することについては反対しているわけではない。 要するに日本の多勢はアメリカ支持なんですね。小泉首相が独断で決め たり、孤立しているわけではないんですね。マスコミやテレビ番組の コメンテーターも大声を上げて反対している局もない。あくまで説明責任 を求めているものばかり。そりゃそうだろ。日本はアメリカの抵抗勢力 とはなり得ないんだから。
政治と世論の食い違いを指摘されておりますが、日本における世論の多く は感情的な側面が大きいように見うけます。感情面とは被害を受ける国民 の身になって考えろと言いますが、国家は必ずしも国民のために動いて いるとは言い難い面があります。特に独裁政権下においては国家体制が 第一で国民は二の次になりがちです。イラクはその典型です。(もちろん 北朝鮮もその類ですけどね)イラクの国民が殺戮の恐怖に陥れられている にも関わらず政権は国民の安全を確保しようという動きではありません。 ある意味、戦前の日本の国体に似ていると思いませんか?
国家の首長一人の決断があれば多くの国民の命が守られるというのに、 そういった方向に動かないのは我々の常識とは別の所で政権が動いている というしかありません。そういう意味でも国民を楯に戦争を阻止しろと いうのはイラク政権を守れということと効果は同じです。国家と国民は 一心同体です。ですから、イラク国民を戦争の被害から守れというのは フセイン政権を支持していると言ってもいいのではないでしょうか。
人は全てが善良ではありません。ですから何事においても抑止力が働く のは正常なことでしょう。アメリカが善でイラクが悪だという二元論でも ありません。アメリカ国内でも世論や政権内でも意見は分裂しています。 それでも突き進んだのはそれなりの理由があるからです。お互いの国でも 兵士や国民が血の目を見ることは望んでいません。それでも戦争の道を 回避しないのは、お互いに恐怖を覚えている、あるいは信頼していない からに他ありません。石油の利権どうこうという前にね。
日本人では数名、全世界で100名ほどが人間の楯となるためにイラク 入りしていると聞きます。この人たちの勇気ある行動は尊重すべきです。 ですが、この人たちのおかげでバクダッドの壊滅的な崩壊とはならなかっ たとしても、米国が攻撃を中断したとしても、誰がこの勇気ある人たちの ことを褒め称えるでしょうか。世界の分裂した状況を見極めたテロ集団が 陰で微笑んでいるだけではないでしょうか。日本政府は退避命令を行って いるわけですから、不幸にも戦災に遭ったとしても補償できないでしょう。
いずれにしても戦禍が拡大することなくフセインの投降を期待するしか ないですね。悲観的希望ですが・・・。
はい。今日は晴れ。(東京地方)
2003年03月19日(水) |
先生は休みだって??? |
今日は休みを取りまして、昨年の10月に予約したヒザの診察に 行きました。ここの先生は6年前に手術をしてくれた担当医。 何かあるわけではないんですが、半年ごとに様子を見せて欲しいと 言われていたんで、こちらも付き合える限りは様子を見せに行こう と決めております。(転勤なんかもありますからね)
で、今日の予約のために会社を休んで行ったのはいいのですが、 名前を呼ばれて看護婦さんから告げられました。
「連絡が行っていませんでしたか?先生は今日はお休みなんです。 来月からここの近くに開業されるんですよ。それで準備なんかで お忙しいようで、いつもの日には来られない時があるんです。 せっかく予約して来て頂いたのにスミマセン。」
で、来週の予約をどうするかって聞かれましたが、今週の来週じゃ 会社の休みが取れないので、開業される病院の住所を聞いてみましたが、 まだ連絡を受けていないとのこと。来週の水曜日に問い合わせをする ことでその場は帰りました。
待合室で待っている時に張り紙がしてあって、来月からの担当医が 変更になるって書いてあったから、もしかしたら別の病院か独立を したのかなと思ってはいましたが、まさか本当に独立とは。
その先生は、その病院の整形外科長。年齢的にはまだ40代かな? 切れているとは思わなかった左ひざ前十字靭帯を内視鏡手術で最小限の ギズで済ませてくれた。しかも過去の術後の例から慶応医学部の伝統で あった(この先生は慶応出身)人工靭帯による術式から生身の靭帯を 移植する術式に変更してくれた。人工靭帯を一方につなぎこむため、 もう片方の生身の靭帯がこすれてキズついた結果、生身の靭帯が損傷 するという事例が続いたからだそうです。で、自分はその生身の靭帯を 移植する最初の事例(先生にとって)だった。しかも内視鏡でね。
内視鏡による手術はヒザを切り開くことなく、皿下の3ヶ所に穴をあけ て、そこから管を通してメスやらドリルやらカメラやらを通して、極力 キズを小さくして術後の回復を早めるためのもの。細かい作業のため、 手術は6時間にも及ぶものだったようです。
前十字靭帯の再建手術は慶応大学病院をはじめ、多くの大学病院や大き な総合病院では、その内容の良し悪しは別にして、特にスポーツ外来と して行われているようですが、どこがいいのかってことは患者自身では 分かりません。手術前にいろいろと勉強しましたが、術後の経過が 良かったり悪かったりで、病院によっても医師によってもその術式が 違っているようで、どこがいいのかは手術を受けてみないと分からない というのが悩みの種。ヒザの専門医がいる大きな大学病院はもちろん いいのですが、診察を受けること自体がひと苦労です。ですから自分 みたいな人は町医者か郊外の中ぐらいの総合病院で運良くいい医者に めぐり会わないといけなかった。結果的にはそこで出会った。
で、その先生が異動になって、その病院まで自分もついて行くことに なって、自宅からは片道電車で2時間、車でも2時間。診察はジャージ 姿な自分は車で行っています。それがまた変わるとなるとどうしようか なんて今から心配です。が、ここまでついてきたんだからこれからも ついて行くしかないな。自分のヒザのことだからね。
それはそうと、晩メシを食べている時に奥歯の詰め物が取れた。 明日時間を見て歯医者へ行こう。忙しくないよな。きっと。
はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)
2003年03月18日(火) |
お誘いしてくれるのはありがたいけど |
やー。知恵も尽き果ててドラフトを作りました。 上司も不在な中、ひとりでたたき台を作るっちゅーのは辛いね。
あくまでたたき台ですから、始めっから落としどころを提示するわけには いかない。こちらから提示するわけですからこちらの都合のいいように 作り上げるわけですが、全くもってこちらの都合ばかりではいけません。
提携終了の時期が目前に迫っているにもかかわらず、こちらは切りたい、 あちらは続けたいと言い合っているのでこれまで合意できず今に至って いるところが問題。1年前も同じことをやっていましたが、その時は 終了することに伴う費用発生に対し、あちらサイドの資金不足で1年間 先送りにされた経緯があります。このことは役員会では言いませんでした けどね。担当の自分の口からは。当時の担当役員と統括部長は1年前に 異動させられているから今回のことには発言できる余地も無し。
ともあれ、今日あちらへ提示したたたき台に従って25日に打ち合わせが 行われることになっています。日本でね。自分がその打ち合わせの場に 呼ばれるかどうかは分からない。恐らく呼ばれるでしょう。作成者として。 予想されるのは、25日の打ち合わせの時にあちらさんがマジメにたたき台 を健闘してくれていないこと。だってあちらさんは終わりたいとは思って いないから。あちらの社長自らが関係を続けたいと言っている始末だし。 その下にいる社員はどうしようもないよね。トップの考えと違う方向で 動くことはできないから。あちらさんはアメリカ企業だから社員はいつでも 契約解除されるという恐怖を感じています。だから謀反なんてご法度。
そういうことは分かっていても、こちらはこちらの事情があるわけだから はいそうですかというわけにはいかない。経営者の言うことは会社の方針 と言ってもいいから、それまでの自分たちの功績やら説明が良くなかった と反省するしかない。自分たちの思いと経営者の思いに温度差があるなら。
そういう中、あちらの日本人のマネージャーから1通のメールが。
「しむちゃん(仮称)、ただいまウチの日本事務所は求人募集していますが、 どうですか?テロで会社がなくなっていなければですが。」
なーんてお誘いを受けておりまして。(笑) あちらさんはウチの会社を 日本における代理店として契約していましたから、ウチが手を引くとなると とたんに日本における戦力が必要になり、人材が必要になります。かと いって直接あちらさんの社員が乗り込んで来てもうまくいくはずがない。 日本での経験がないからね。だから日本の企業あるいは日本人の採用を 真剣に考えなければ日本での商売ができなくなるという弱みがあります。
わたしゃあ身売りをするつもりはありませんので丁重にお断りをしました。 ある意味、転職のいい機会だったのかもしれませんが、自分としては、やり たいことが他にあるので、少々ぬるま湯な今の会社がいいですよ。やっぱ。 給料(待遇含め)が上がるとは必ずしも言えないからね。日本人ばかりの 会社には勤めたくないという人にはもってこいなんでしょうが。
まぁ、これも人生勉強のひとつということで。
はい。今日は曇り一時雨。(東京地方)
頭の中にあった言葉がスポーンっと飛んでしまいました。 言いたい言葉があるのに出てこないのは辛いよね。
そういうわけでスランプです。 あ、出てきた。(笑)
できるはずなのにできない状態。 なんだかなぁー。(阿藤海風)
いつもデスクワークばかりなので、今日は気分転換に手形を取りに おつかいしてきました。日比谷にある旭化成。日比谷三井ビルの7階。
書類には708室と書いてあったので探してたどり着いたら「会議中」 の札が下りていました。あやしいと中の様子を伺ってみたら、どうやら いかにも社内会議らしい話し声がしていました。このままドアを開いて こんちはーっちゅーて入っていいものやら。迷った挙句、受付の所へ 行って聞いてみようと思い、そちらの方へつかつかと歩いていたら、 ありましたよ。「手形の受け渡しはこちら→」
危うく社内会議をぶち壊すところだった。 で、ここはテレビのCMで「イヒ」で有名な会社。受け渡しの時に 「イヒ」ってやってみようと思いましたが、応対に出ていらっしゃった 方がマジメな方でしたので笑顔だけ見せましたら苦笑いをされました。 意気地なしなわたくしはそのまますごすごと帰路に着きました。
昼間の山手線は空いているねぇ。気分良く座って帰りました。 会社に帰ったあとにスランプになったのだから仕方がない。 じーっと考えていてもいいアイデアが浮かばないから帰りました。 ってか、考えているふりをして寝ていたかも。(苦笑)
頭が回転していないんで、今日はこのへんで。
はい。今日は雨のち曇り。(東京地方)
ふぃ。全くの無気力感にとらわれています。 なんでだろーぉーなんでだろーなんでーかなんでだーろー。
日曜日の夜に頭が痛くなるのも気がかりです。 考えようによってはこれって出社拒否の症状です。
週の前半に提携先に対して終了後の引継ぎに関する取り決めを謳った 契約書のドラフト(アウトライン)を送るように上司から指示を受け、 これを元に25日の来日の際の打ち合わせに使うためだと。彼らは来日 するとこになっているからね。最重要課題はこの引継ぎをどうするかと いうこと。契約を終了させることにヤツらは否定的ですから、またもや 言葉をはぐらかすかもしれませんが、とにかくこちらから動かなければ ヤツらは何もしてこないことは明らか。
社内の規定では重要な提携先との契約終了は社長決裁、役員会決議事項 でもあります。段取りとしては契約終了に関して社長の了解、役員会へ の説明も済んでおりますから問題はないんですが、具体的にどのような 取り決めで移行するかは契約書の内容で取り交わすことになります。 それを自分の独断で決めてしまっていいのだろうかと心配なのですが、 1年前にも同じようなことをした歴史がありますから、とりあえずそれ を流用して今回風にアレンジすることで上司の了解も取り付けています。
向こうの社長自らが契約終了に消極的なのに、契約書作りといういわば 担当者レベルでの仕事が進むはずがなかろう(契約書には会社の方針も 採り入れることになりますから、この中で譲れることとそうでないこと が明記されますからね。お互いここでエゴがぶつかり合います。だから 簡単にはことは進まない。あちらさんが本気で取り組んでくれないとね。)
まぁ、こんなことを考えているだけでこちらが終了することに面倒くさ がっているということを悟られるのも癪なんで、言葉にも顔にも出しま せんが、なるだけ自分は交渉の前面に出ない方がいいかもしれません。
契約内容の細かいところになると、その数字の根拠や考え方なんかで 説明しなければならないことも、あるいは誤解されるかもしれないので 払拭しなければならないこともあるでしょうから、その時に限っては 顔を出さなければならないでしょうが。
会社対会社の交渉って面倒です。面倒ですが、結果を出すことが自分の 給料を出すことに繋がるのなら、やるしかないですよね。割り切って。 これが自分の職場の崩壊を目指すものであっても、自分たちが理解して いることと反することであっても。会社は常に変わるもんだから。時代 の流れに逆らったり、牽引することができなければ、それは単なる趣味 の世界ですから、利潤を追求する企業のやることじゃない。少なくとも 公的企業でなければそういうことをやってはいけない。
なーんてことを考えるだけで頭が痛くなってきますから、ここで終わり。
はい。今日は晴れのち雨。(東京地方)
2003年03月15日(土) |
感受性が・・・・ない? |
あー疲れた。 今日は夜の7時から劇団Beans第15回公演「ピルグリム」の日。 愛知県は扶桑町まで出かけてきました。
休日の交通機関嫌いな自分は車で出かけたわけですが、距離的に 400kmぐらいなので東名使って5時間ぐらいかなと予想して いましたが、30分程度ビハインド。土曜の午後の環八は渋滞。 年度末の工事が行われていることを忘れておりました。
まぁ、そんなこんなで開演15分前に到着。 今回は観客席が広く取ってあり、余裕のある座席数と配置。 見る側の配慮がなされていました。というか、演出のせいだろうか、 観客席へ役者が降りていくことがそうさせたんでしょうかね。
ここの公演は何回か見せてもらっていますが、自分としては最初に 観た公演が一番インパクトが強かったような気がします。だんだん 当たり前に見ていると、いつもの役者がいつもの調子で役柄を演じ てくれることを期待してしまって、演題が違った公演でも同じような 舞台を期待している自分がいます。これって主催者からすると思惑 違いだよね。いつも新しいものを見せようとがんばっているのに。
「ピルグリム」とは英語のpilgrimのこと。訳は「巡礼者」。 「巡礼」というと宗教色が強い言葉ですが、舞台「ピルグリム」は そんな色は見えません。舞台を見た自分の感覚としては、strayとか wanderとかいった感じで、日本語の「巡礼者」というより「彷徨い人」 と言った方がしっくりいくかも。何かを捜し求めるために・・・。
pilgrimで思い出すのが、なつかしのゴダイゴが歌ったMonkey Magic。 2番の歌詞の中に"pilgrimage west"という言葉が出てきます。 西蔵法師が西(インド)へ向かって旅をした「西遊記」ですね。 (天竺はインドと言われておりますが、自分にはネパールのイメージが どうも強いんですが・・・。)
要するに巡礼とは自分の心にある何かを捜し求めるために試練を受ける ということを、旅をしながら経験するということではないでしょうか。 試練を受けるということは簡単には捜し求めることができない、手に 入れることができない。それだけの価値があるということです。
舞台では「オアシス」を探しておりましたが、これは自分の中にある オアシスが何なのか。自分にとってのオアシスとは何なのか。そんな ことを普段は意識もしていないのに無意識に探しているということを 「見える」自分と「見えない」自分というふたりの自分のはざまで 常にバランスさせているから今の自分があるという表現だと感じ取り ました。どちらかが欠けても今の自分を保てない。精神的なものだから。
文字で書けば舞台で演じられていたことに納得いくんですが、観ている 最中、あるいは直後にはそのあたりのことが伝わったかというというと、 決してそうではなかった。自分にはね。他の人がどう受け止めたかは 知りませんけど。アンケート用紙にはそのことを正直に書きました。
前述したように、今回の舞台はインパクトに欠けました。 ということは、見てくれの印象ではなくて、伝えたい内容を重視して いることの裏返しかもしれない。そう思うと悪いことを書いたかも。 いやぁ、思考能力の浅はかなヤツだということで許して下さいな。 そうではなくて、感受性の問題かな。なおさら悪いなぁ。>自分
はい。今日は曇りところにより一時雨。(東海地方)
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