しむちゃんのつれづれ日記
文字サイズは「中」が最適なようです。

2003年05月03日(土) 今日は憲法記念日

今日は至るところで憲法に関する議論や討論を行う場、あるいは集会が
あったようです。特に日比谷公会堂で行われた護憲派(社会党・共産党)、
それから千代田区公開堂を始めとした各地に分散した改憲派(社会党・
共産党以外)と2極に分かれ、それこそ対立軸として位置付けられている
日本国憲法。※ちなみに右翼は強力な改憲派です。

憲法論議で焦点となっているのはやはり9条です。
その条文を見てみましょう。

【憲法9条】
1項
 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の
 発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する
 手段としては、永久にこれを放棄する。

2項 
 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
 国の交戦権は、これを認めない。

「これを素直に解釈すると」なんて前置きをしている人に限ってこの条文の
2項をもって自衛隊は違憲だと言います。少し勉強した人であれば、2項の
最初、「前項の目的を達するために」がどういった意味があるのかを知って
います。この文言をもって条件付けしているんです。この文言があるために
自衛隊が否定されずに現在も存在しているんです。強いて言えば苦肉の策と
でもいいましょうか。これは日本側の意向を含めさせた貴重な文言。

ここまで言えばお分かりの通り、現状の憲法では自衛隊の保持を積極的に
認めているとまではいかないにしても、否定しているわけではないとする方
が自然なんです。この解釈についてはこのままではいつまでたっても灰色
ですから、これを誰の目から見ても明白になるように改正しようというのが
改憲派の本来の主張なんですが、改憲派の全ての人が必ずしもそういう背景
を知って改憲を主張しているわけではないのが難しいところ。つまり現憲法
では戦力の保持を認められていないので改正せよと言う人も多いのです。

政治の世界で言うと、改憲派も護憲派も結論としては自衛隊の存在を認める
ことになりますので、ここの法解釈をきちんとすべきですね。まずは。次の
ステップとしては、自衛隊の海外での活動について整理をすること。現憲法
では侵略戦争は認めず、自衛権は保持すると読めます。そこに日米安保とか
国際協調(小泉首相の好きな言葉)が存在しますから、日本以外の国で戦闘
が行われていることに無関心・非協力ではいられないので、機動的な行動が
取れる法整備が必要だということになります。

ちなみに、

          ←改憲                護憲→
自由党・保守党 < 自民党 < 民主党 < 公明党・社民党 < 共産党

というのが政党の大枠のようですが、公明党は与党ですからこのポジション
よりは左にいるんでしょうね。上記のことをきちんと理解していないので
あればこの区分けも無意味なんですが、ま、大雑把に分ければということで。

2極的な議論では片付かない問題ですが、年に一度の憲法記念日ですから、
自分なりにどう考えるかってことしてみたらどうでしょうか?

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2003年05月02日(金) 考えようによってはいい機会?

みなさん、この連休はどう過ごされておりますか?
自分はといえばもう休息の毎日。この機会に思いっきり休んでます。

どうやらコトウさんは5月病の持ち主のようですが、自分は全くその
ようなことはありません。年中5月病ですから5月病が5月病でなく
なっています。(苦笑)

以前はこのGWは実家へ遠出のドライブと称して用事がなくても戻って
おりましたが、今は給料カットのせいもあり近辺でうろうろする程度。

中東ではこれから戦後処理が始まろうとしていますが、自分の職場も
これから戦後処理です。その処理は6〜9月が中心となりますが、その
後も残務が残りますから、自分は早くても12月を過ぎないと解放させ
てくれないようです。つまり他の同僚や管理職が他の部門へ異動した後
自分がようやく他の部門へ異動になるということ。

何でも屋の自分はこういうところで活躍することになる運命だったか。
そういえば、今の上司は自分のことをしぶとく行き残る人間だと言って
いました。しかし、しぶといというのはいいけれど、首輪をつけられて
逃げられなくなってしまうというのは辛い立場です。さらさら逃げるつ
もりはないんですが、一人や二人は道連れにするつもりですけどね。
いや、道連れと言っても共倒れじゃないですよ。同じ思いをしてもらう
ということです。それこそ逃げてもらっていけない人がいるんでね。

ある意味、事業を閉じる仕事をすることは貴重です。立ち上げには誰でも
喜んで参加しますが、閉じるとなると誰もが潮を引いたように逃げていく。
そんなものですから、やった経験のある人が少ないのも事実。だからこそ
やりがいもあると思いたいですね。これでひとつのキャリアを積めると
思えばね。法人を潰すのとは違って法的な届け出なんかをする必要もない
からまだ面倒さという点では楽かも。

とはいえ、提携の相手先とか引継ぎ会社とか客先との調整がたくさん残っ
ていますから、これからやることは多いです。自分ひとりでは到底こなす
ことはできませんから、当面は複数の管理職と一緒にスケジューリングを
しながら進めることになります。そしてある段階で一般職のみんなや一部
の管理職を他の事業部門に見送った後に自分も他の事業に携わることに
なります。

そんな後ろ向きな仕事が待っていますが、長いサラリーマン人生、こんな
こともやりながら生き残っていくわけですね。あくせくした仕事に追わ
れて時間もなく忙殺されるわけではないので、これは勉強をやるいい機会
なのかもしれません。今年はできる限りの単位取得に向けて勉強しよう
かねぇ。専門科目にはいる前の経済原論と統計学が大きな壁になっている
わけですが、なんとかこれを今年中にクリアしたい。今年の目標です。

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2003年05月01日(木) 今日から健康増進法施行

煙草を吸う人の身がいよいよ狭くなってきました。
昨年の8月に公布され今日から施行される健康増進法。

この法律の趣旨は疾病の予防とそれによる医療費の削減に重点が置かれた
ものですが、その第五章第二節に「受動喫煙の防止」という項目があります。

”学校、体育館、病院、劇場、観覧場、集会場、展示場、百貨店、事務所、
官公庁施設、飲食店その他の多数の者が利用する施設を管理する者は、これ
らを利用する者について、受動喫煙(室内又はこれに準ずる環境において、
他人のたばこの煙を吸わされることをいう。)を防止するために必要な措置
を講ずるように努めなければならない。”

これを踏まえて私鉄の多くはホームに設置してある灰皿を撤去しました。
JRも通勤時間帯を禁煙タイムに指定しました。

自分も喫煙者なのですが、駅のホームでモクモクと上る煙を見かけることが
あります。そんなときにはさすがにタバコを吸おうという気にはなりません。
その煙が電車の車内に入り込みますので電車の車内にいる人にはいい迷惑。
始発駅なんかでは電車の発車まではそんな状態を我慢しなければなりません。

電鉄各社が率先して導入するわけですが、法律の文面通りに遵守するとする
ならば、一番影響を受けるのは飲食店でしょう。今では飲食店の多くは喫煙
席と禁煙席を分けています。特に食べることをメインに営業しているお店は
そうですね。アルコールを出す店なんかがこの施行を機にどうするかです。

栄養管理については罰則がありますが、この喫煙防止については罰則がありま
せん。お店側がこの法律を遵守しなかったとしても違反ではありません。この
法律は喫煙者ではなく喫煙場所を提供する側に対するもの。ですから余計に
喫煙者自身のマナーが問われることになります。

タバコは嗜好品ですからなくなることはないでしょう。ですからJTは必至に
「共存」ということを主張するわけですが、やはり喫煙する側のマナーに欠け
ていることは否めない事実です。歩行喫煙の害なんかは典型的な例です。自分
なんかも歩道を歩いていて前を歩く人が煙草を吸っていたら避けて歩きます。
だから自分は歩きながらのタバコは吸いません。灰皿のある場所で吸います。

とはいえ、この法律をもってタバコは健康に害を与えるものと国が認定した
ことになります。罰則はありませんが、今後罰則付きの法律制定、それから
もしかしたら刑法制定が行われるかもしれません。ただ、今回の健康増進法
にある受動喫煙の防止条項は、特定給食施設等という「施設」に関する項目に
置かれているため、喫煙者自身を拘束するものではありませんし、ついでに
入れたような気がしてなりません。

この法律の趣旨はいいのですが、喫煙そのものを拘束するのならば、その場を
提供する側だけではなくて、喫煙そのものをどうするかということを議論した
上で喫煙者への働きかけをする方がいいと思います。ただ難しいのは、行政が
嗜好品に対して規制をかけるという点。嗜好品ではなくて健康を害する悪い
ものであるとすればいいんでしょうけど、建前はそうだとしてもタバコはある
意味、税収の一部を担っている大切な財源。アルコールと同じでなくすという
ことになるといろんな所から反論になるでしょうね。それで商売をしている人、
税収で潤っているところなんかはね。政治家も声を上げにくい。

面と向かって規制できないから、こういうところで地道に減らす努力をする
しかないという苦肉の策です。これは厚生労働省が制定した法律ですが、厚生
労働省といえば坂口大臣。公明党の喫煙者はどれだけいるんでしょうかね?
罰則のない法律は法律でないということも言えなくんもないんですが・・・。

はい。今日は晴れ。(東京地方)



2003年04月30日(水) 某銀行のオトモダチ

日比谷に本社のあるお客さんのところへ行って手形を受け取った帰り、
ウチの会社の入り口の所で昔馴染みのメインバンクの担当者とばったり
会いまして、風雨の当たる玄関口であるにも関わらず、少しばかりお話
をしてみました。資金部にいた頃は決して話せなかったようなこと。

話を聞いてみると、彼はどうやらウチの会社の専属担当になったらしい。
自分は営業職に移っていろんなお客さんと接することで刺激を与えられる
ことが自分にとってはプラスになっているというと、彼はウチの専属だから
会社のどこに(つまりどの事業に)金を注ぎ込むかをひたすら考えていると。
銀行マンとしては担当会社からいかにリターンを得るかを考えるのが役目。
手数料収入がガタ落ちの銀行ですから、投資から得る収入へと道をシフト
しているようです。(ある意味、企業再生のための資金注入という側面も
あるのですが、ただいまBS改善の真っ最中ですから、そう簡単にはウチの
会社も金を借りるわけには生きません。)

さはさりながら、彼の考えではウチの資金部や役員連中の考えにはどうも
納得がいかない様子。期待のできる人はいるようですが、そのスタッフ不足
を指摘しています。で、彼はそのスタッフとなりたいのでわたくしにその
口添えをしてくれないか、銀行マンでなくなっても構わないと言うのです。

だったら自分を代わりに銀行へ雇ってくれと言いたいのですが、彼の思いは
時間単価の低さに不満があるようです。そのことは否定しません。そもそも
彼の銀行は日本で一番行員にきついことを強いる文化がありますから、以前
合併した時も、その相手の行員が仕事のきつさに辞めてしまうことを予想
しての合併だったと聞いています。合併するだけで、自ずと辞めていく行員
が出るので退職金も積まなくて済むという楽なリストラが行えるということ。
かつてはセブンイレブンとまで言われていましたから。(朝7時から夜11
時までが定時だということ。)体力の続かない行員は何も言わなくても辞め
ていくという環境です。まさしく体を金で売っている銀行。

自分はそんな環境で働いたことがないから、生活は収入の絶対額で評価され
ると考えていますが、つらい環境にいる人間はやはり逆のことを言うんですね。
ま、自分の場合は安月給でナインナイン(朝9時から夜9時までが定時)なの
で、単価としてはむしろ彼よりも低いと思うんですけどね。しかも提携相手は
こちらの論理が通用しない青目ということもあるし。

ウチの会社は財閥系なので、少々業績が悪くても、株価が低くても、メイン
バンクが救ってくれるという安心感があるのか、投資家はありがたいことに
見捨ててしまうところまではいきません。その彼も潰すようなことはしない
と言ってくれています。ただ、自分としてはそのようなことはあくまで限度が
あるわけで、そのことに甘んじている人がいるうちは会社は良くならないという
思いがあります。だから、今後4〜5年はそんな人がまだ残るので企業の変革
とか改革とかいったつらい立場に自ら陥るようなことを避けて通ると思います。
つまり保守的な考えで、いかに自分が失職しないかということを最優先に考え
続けると思います。いわゆる問題の先送りと考えは同じです。バブル崩壊後に
日本経済の回復が一向になされなかった理由のひとつです。ウチの会社でも
残念ながら実践されています。

経済の発展と同様、企業の発展は新商品や新規事業のリスクをかぶりながら
そのリスクを越えるリターンを得ること、そしてその状況を続けることから
得るものだと思います。リスクを冒さない保守的な行動では発展はありえま
せん。強くかつ積極的なマインドがあればこそリスクに立ち向かって行ける
のですが、周囲と同様、いかにリスクを減らすかに重点が置かれている以上、
保守的な考えに支配されているところから脱却することはできません。なぜ
なら、こういった状況では、いかに失敗した人間を叩くかに終始するからです。
自分が叩かれないためにまず他人を叩くという行動に出るからです。他人の
失敗を見て微笑んでいるんです。これでは不信感の塊としかいいようがあり
ませんから、創造性とか協調とかいった観点では仕事は出来ません。これが
ウチの会社の文化だとは思われたくないから、そういった組織行動の悪さ
加減のことではなく、技術重視の経営からの脱却、つまり商品企画が大事だ
という主張をしました。それを銀行員の目で見てどうなのかという観点で
ウチの会社を評価して欲しいという意味でね。中にいると見えないであろう
客観的な目で見て欲しいからね。

会社としては資金援助をしてもらうのはありがたいことですが、あくまで
それは窮地に陥った時のことであって、平時にしてもらうようなことでは
ありません。平時にやって度を過ぎたのがバブルの貸し付け。不動産神話に
のっかって不動産価値の上昇を予想して不動産価値と同等あるいはそれ以上の
貸し付けを行い、その資金を元手に不動産を購入し、そしてその不動産を
担保にまた資金の貸付を行う。不動産価値が上昇する限り、無限の貸し付けが
行われることになります。だからバブルが崩壊した時にその貸付の回収が
永遠にできなくなって不良債権と化したわけです。

ま、そんなこんなで彼とは10分ぐらい立ち話をして別れましたが、彼が
行内で評価されるためには、いかにウチの会社にカネを貸してリターンを
得るかが問われますから、どの事業に注ぎ込むかという観点しかないよう
です。だったらもっとウチの会社の事業を勉強して、銀行員の観点でもっと
介入してくれればいいと思います。いつまでもシロウトの目では変に頭の
いいウチの会社の人間にだまされるから。カネ貸し業の究極は事業のプロ
になることだと自分は思っています。それでこそ生きたお金の活用を考え
られるというもの。お金は生きてこそ価値が上がります。そしてその価値
から発生する利益で銀行をうるわす方向に持っていければお互いにハッピー。

ゼロサムゲームが蔓延する中で、プラスサムゲームに持っていけるかどう
かが銀行員に問われる力量ではなかろうかと思う。製造業の人間には思い
つかない観点でね。体力が問われる銀行マンですが、本来は頭を使う仕事
ですから、思いっきり頭を使って欲しいですね。>他力本願(笑)

はい。今日は曇りときどき雨。(東京地方)



2003年04月29日(火) ポロロッカ

白い衣服を着た不思議な集団が世間を騒がせておりますが、騒ぐのは
マスコミに任せてこれに触れることはしません。バカバカしい。

さてNHKでやっていましたが、アマゾン川で起こる大逆流のことを
「ポロロッカ」と言い、その潮の津波のことを海嘯(かいしょう)、
あるいは英語では"tidal bore"と言います。訳すと潮の穴とでも言いま
しょうか。海岸で起こる大波、つまりbig waveとは違うようです。

海の潮が川の流れの上部を逆流するのです。流れと逆行するからその
うちに勢いが衰えてしまいそうですが、アマゾン川のポロロッカは
百キロを越える上流まで遡るといいます。サン・ドミンゴス・ド・カピン
という町ではポロロッカの波でサーフィン大会も行われているそうです。

このような自然の脅威も使いようってことですか。(笑)

アマゾン川の他では中国の杭州・銭塘江でも同様の現象をみることが
できるそうですが、アマゾン川のそれと比べると、やはり規模の面では
小さいようです。

このような潮の逆流は月の引力と関係があるようです。
潮の大きさはこのことに起因しますからね。新月と満月の時に大潮が
起こりますから、地球を挟んで月と太陽が正反対側、あるいは同じ側
にある時に月と太陽の引力で引っ張られるんですね。引っ張られるから
潮が盛り上がる。潮の干満も引力が原因なのですが、その引っ張りあい
が大きくなる時、つまり新月と満月の時が他の時に比べてより大きな
引っ張りあいをする。大潮の満潮時には沿岸の民家は警戒しますよね。
台風情報の時に大潮と重なった危険な状態などといいますから。それ
だけ大潮の時には潮の盛り上がりが大きくなるんです。つまり水面が
上昇します。そして、川の流れと海水の干満のバランスが崩れた時に
このポロロッカは起こるといいますから、大小関係なければ潮の干満
がある地域ではどこでも起こる現象だといえます。

ま、詳しい情報はネットでいろいろと流れておりますからそちらの方で
ご覧頂ければってことで。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2003年04月28日(月) シャワーを浴びてもホコリっぽい

やー疲れた。
今日は会社の同期入社のヤツとふたりでゴルフに行って来ました。
前回やったのは思い出すのも難しいぐらい昔。とはいえ1年は経っていない
と思いますけどね。連休中とはいえ平日に遊びで休みを取ったのは久しぶり。

小遣いの少ない立場なので、平日で割安な料金のコースしか回ることができ
ません。で、今日は成田の先にある香取郡山田町というところへ行きました。

予約は同期のヤツが取ったのですが、スタートは8:00。
そいつを拾ってから向かう関係で、部屋を出たのは4:40。そいつの家に
着いたのは5:00。そこから高井戸へ向かって首都高に乗って、箱崎から
湾岸〜東関道を通って大栄IC(成田のひとつ先)で降りて、東総有料道路
を通ってコースへ。朝早かったせいか、約2時間で到着。およそ130km。

天気が良くなるという天気予報を信じて半そでのポロシャツでプレーをしま
したが、本当にいい天気で風もあまりなく絶好のゴルフ日和。同期のヤツは
長袖のシャツを着ており、まだ午前中にもかかわらず暑いの連発。とにかく
前半のハーフは我慢してもらい、昼飯を食べた後(とはいえ11時の昼飯)、
彼が持ってきた半そでに着替えてもらいました。

前半はまだ朝だったのでそうでもありませんでしたが、後半のハーフが終わる
と両腕が真っ赤。左手の時計跡もくっきり。恐ろしくてプレー後のお風呂は
控えて都心で渋滞が始まる前に帰ることになりました。プレーの結果は?
それは聞かないお約束。いつもマイペースでやってますとでも言っておきま
しょうか。(笑)

プレーをする前から心配していたのですが、左手の腱鞘炎が再発しました。
前回のプレーでもそうでしたが、後半のハーフ途中から左手の痛みのせいで
クラブを振り下ろすのがやっとで、振りきることができないためにボールは
いつもスライス系。手を返すことができないからです。無理に右手でこねて
しまうと余計に手を痛めることになります。だから振れる範囲のことをやる。

左手は身体のターンとともに捻りながら振り上げていく動きをするのが自然な
腕の動きなんですが、その捻りをするためには左手の握力を保たないとでき
ないため、振り下ろしてクラブを投げ捨てる動きまでだから当然ながらクラブ
を返すまでの動きはできません。そうなるとインパクトの瞬間にはフェースが
開いた状態でボールに当たり、ヘッドは打球方向に動くわけですから、ボール
に右回りの回転を与えます。ボールに垂直にフェースが当たらない場合には
どちらかの回転を与えることになりますが、開けばスライス、閉じればフック。
これがボールの曲がる理論の概略。自分の場合は開いて当たるのでスライス。

スライスというのは狙った方向から右側に曲がること。フックはその反対。
だから落下点はおおよそフェアウェーから大きく外れます。両側には白杭ある
いは池が迫っていることが多いですから、白杭を出ればOB、池に入れば
ウォーターハザードでワンペナ。(細かいルールは省略)

自分は本来フッカーなのですが、今日はスライサーに一変。全てのドライバー
ショットがスライスでした。真っ直ぐに打とうとしているのにこれだから、
途中からは諦めモードで開き直り。曲がればいいじゃん。(泣)

最後はショートホールでチャリティ−ホール。1500円を支払ってワンオン
すれば景品をもらえるというもの。で、1m以内であれば7万円相当のバイク
(マウンテンバイク)があるのを見て奮発しましたが、結果は大ダフリ。その
影響でしょうか、ダフッたのと同時に景品を置いているところのパラソルが
バッタリと倒れました。そこにいたおねーさんも起こすのに大慌てでした。
まさかダフッた振動で倒れたわけじゃないだろう。(苦笑)

そういったドタバタでやってきたわけですが、いやー本当に疲れた。
行きも帰りも運転手だったし、お風呂に入らなかったからほこりっぽいし。
もう、今日は何はともあれシャワーを浴びてから寝ます。おやすみなさい。

はい。今日は晴れ。(千葉県東部)



2003年04月27日(日) なぜに当日電話する?

おいおい。やめとけよ。某候補者応援者。しかもお隣の市議会議員。
いくら本人や後援事務所でないにしても投票当日のお願い電話はいかんぜ。
公職選挙法違反に限りなく近いよ。投票日当日の一切の選挙活動は違法行為。

個人的な応援電話だから公ではないと思っちゃマズイよ。
電話でのお願いも立派な選挙活動だから、認識がなかったというだけでは
済まされないんだよね。もし候補者が当選して後から告発されたら議員に
汚点がつくよ。つまり逮捕。電話している本人が議員の立場だから尚更。

相手が批判的な人かどうかも確認できていない無差別な選挙活動は、こう
したところでボロが出ます。相手が好意的な人であればそんなことを敢えて
口に出しませんが、批判的な人であれば格好の攻撃材料になります。特に
ぎりぎりで落選した人の応援者からすると、当選者の違反行為をつっつく
行動に出ますから、基本的なところで間違いを犯していると疑われる行為を
するなどということは認識とか理解の低さとしかいいようがありません。

これを書いているのはサンデープロジェクトを見ている時間ですから日曜日
の午前中。選挙活動は前日の午後12時までと決められていますから、明ら
かに期間を逸した選挙活動です。候補者の名前は挙げませんが非常にマズイ
です。推薦者を通して忠告しておこうと思います。

もし、問題を軽く考えている人が多いのならば、そのことも問題。
決められた法律を蔑ろにする行為は許されることではありません。
政治家になろうとする人、あるいはそれを応援する人はそのことを認識した
上で行う必要があります。信頼性の問題です。公職選挙法は政治家の基本
ですから、これを知らないということはあまりにも無知を公に知らしめて
いるということ。

ま、自分の評価としてはやっぱりこの人に投票しなくて良かったというだけ
なのでこの程度に留めておきましょう。こういうところで自民党対抗勢力と
してのレベルの低さを感じてしまうのは残念です。そこまでしなきゃならん
懐の薄さですね。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2003年04月26日(土) 注意することに越したことはない

世界中でSARS(重症急性呼吸器症候群)あるいはその可能性が否定
できない症状を訴えている患者数が増えています。その状況を鑑み、
客先のうちの1社が社内立ち入りに関するお願い状を送ってきました。

趣旨は、「感染指定地域居住者(経由者含む)の構内立ち入りは、その
安全性が確認できるまでの間は遠慮頂く、あるいは社員の事前の許可を
受けた上とする」といった内容。

このことを厳密に遵守しようとするならば、「感染指定地域」とはどこ
であるかを定義しなければならない。この書面にはその指定者がどこの
機関であるかを明記していないから勝手な判断をするならば、WHOが
公表している地域と解釈するのが妥当でしょうか。

ただ、厚生労働省の表現では「伝播確認地域」と言っていますし、WHO
の定義で言うと、"An "Affected Area" is defined as a region at the
first administrative level where the country is reporting local
transmission of SARS." →ここを参照。

ということは、「指定」しているわけではなく、厚生労働省の言う表現
が正しいといえます。つまりその存在を「確認」しているということ。
レポートされない限りその存在が確認できないわけだから、その発祥の
多くが報告されている中国で虚偽申告がなされても真偽の確認ができな
かったため、WHO自身が調査に乗りこんだわけです。

感染源の特定もその伝染ルートも確認できていないのだから、WHOと
しても危険を覚悟の調査になります。

国別でいうと、中国を筆頭に、華僑が行き来している国に多い。
中国・香港・台湾・シンガポール・ベトナム・カナダ・アメリカといった
ところです。まだまだその検査方法が確立していないから、その数は
もっと多くなるかもしれないし、他の国でも保菌者あるいは発症者が
いるかもしれません。

日本ではまだ2例しか確認できていませんが、時間とともに多くの事例が
出てくるかもしれません。少なくとも通常の風邪防止レベルのことは
しておく必要があるかもしれませんね。うがいや手洗いは必須です。
みなさんも注意しましょう。そうすれば大騒ぎする必要もありませんから。

はい。今日は晴れときどき曇り。(東京地方)



2003年04月25日(金) 民主党の罠

昨日も思ったんですが、選挙になると個人情報が氾濫します。
というのも、民間企業に所属していると、その企業の特有の組合が
存在し、そこに記載してある個人の住所は、組合が支持する政党が
推薦する候補者事務所へ送られます。

昨日は自宅へ投票のお願いの電話がかかってきたし、今日はDMが
送られてきたし、これって政治の押し付け以外の何物でもないし、
個人情報を勝手に使用するという危険性を表しています。

例えば推薦表に承諾の上、個人情報を記入したのならまだ理解でき
ますが、組合員だから投票してくれよと一方的に押し付けるのは
いかがなもんかと疑問を抱いております。

ウチの会社の組合は歴史的に民社党(サラリーマンの味方だそうな)
の流れを汲んでいるので今では民主党の支持をしています。でも
自分としては時代が変わると右に左にフラフラしているこの政党に
信頼を置いていません。社会党の時代が去って、自民党の対極となる
べき民社党のはずですが、これは引き算の結果であって、国民が求め
た政党であるという立場ではありません。支持率が如実に物語って
います。ひと桁の支持率じゃ、政権奪取なんか夢のまた夢。政権の
取れない政党はただの批判政党です。政権を取るだけの勢いやら、
国民への説明やらに欠けているということでしょう。

個々の議員を見ると優秀な議員が多いんです。民主党は。
コケの生えたような自民党の古ダヌキに比べれば、まだ権益に縛られ
ない思いきった政策を立案することができます。既存の問題に対して
論理的に冷静な目で改善を求めることもできるでしょう。でも、この
政党の一番のネックは菅直人という一見よさげな議員を党首に据えて
しまったことにあると思います。具体的には言いませんが、この人の
思想は破壊思想であるし、戦闘思想でもあります。強調やら融合と
いった言葉は当てはまりません。つまり白黒がはっきりしているの
ですが、二元論的な発言に終始し、相手を腐す思想です。小泉首相
と違う点はそこにあります。小泉首相は何だか良く分からないうちに
納得させられてしまう人間性があります。良かれ悪しかれ。

とまぁ民主党批判になってしまいましたが、これも愛情の裏返しと
受け止めて欲しい。自民党の出来レースには飽き飽きしているし、
官僚の縦割りをぶった切ってくれると思うから、もっとまともな党首
を掲げて勢いをつけて欲しい。ただ、思想的には小沢氏の壁が立ち
はだかっておりますから、いかに民社党の色を見せるか。鳩菅で
イメージダウンした劣勢を取り戻すには、力を見せ付けることよりも
論理的にすき入る間を見せないことでしょうね。そのためには国民が
何を求めているかってことだけでなく、国益とは何ぞやということを
真剣に考えることですね。

はい。今日は曇りときどき雨。(東京地方)



2003年04月24日(木) 余計な口出しは控えよう

え?ピロリ菌の保菌者は日本では6000万人だって?
それじゃふたりにひとりは保菌者じゃん。
夜遅い食事は大敵だそうです。胃酸コントロールが不規則になるそうです。
自分も気をつけるとしよう。

さて今日はウチの事業の業務移管説明をするために、小千谷にある客先へ
営業担当者として自分も同行してきました。

いつもよりちょっと早めにウチを出て、上越新幹線の長岡駅に9:30に
集合し、レンタカーを借りて自分が運転手になって客先へ行ったわけです
(マツダのMVPを借りてもタクシー代より安かったもんで)が、説明を
行った人間がアメリカ人で英語でプレゼンしたので、客先の担当者は何の
ことやらさっぱりといった感じ。日本担当マネージャーが補足説明(とは
言ってもほとんど通訳みたいなもの。)をしましたが、実情がわかって
いるこちらとしては中身のないことをしゃべっていることに申し訳ない
気持ちで一杯だったのですが、客先の資材・製造の担当者は好意的に、
あるいは素直に聞いてくれました。この姿勢は単なるポーズであるのかも
しれませんが、今回の説明では具体的な内容をしゃべったわけではありま
せんから、質問しようにもすることがないといった感じ。

とはいえスマートな担当者はそんなに心配していなくて、要するに今まで
ウチの会社がやってきたサービスの質を低下させない、あるいは同様の
対応ができれば誰がやってくれてもいいというクールな姿勢です。これは
製造側の意見で、恐らく資材としては相手方の信用度も考慮に入れなけれ
ばなりませんから、引継ぎするのは実体もない会社であってはなりません。

先週から行っている客先説明は、その具体的なスケジュールと内容を伝え
ることよりも、事態を認知してもらうことが最大の目的。当面の運用は
従来と変わらないことで混乱を招くことを防ぎ、来月の内に具体的な協議
を進めさせてもらうことで理解してもらいました。

説明が終わって東京の事務所へ戻り、相手先と引継ぎ予定会社との合同
打ち合わせを行いました。予想通りですが、ウチの会社と相手先と同様、
引継ぎ予定会社と相手先の契約が思ったほど進んでいませんでした。

今回の事業移管のリスクはかなり大きいので、それをどこまで引継ぎ予定
会社が理解し、どういった形態で契約をするのか、自分の興味はそんなと
ころにあったのですが、まだ曖昧なまま。移管後に問題が起きないように
考えてあげるのもウチの会社の役割なんでしょうが、この期に及んで引継ぎ
予定会社が逃げてしまうのもよろしくないので、今日の打ち合わせでは
自分の考える懸念事項を発言することを差し控えました。上司からはくれ
ぐれも引継ぎ予定会社に不安要素を与えて引き継ぎスケジュールを遅らせ
ることをしないようにと釘を刺されておりましたから。

事業の裏にはそれぞれの会社の思惑がありますから、ウチの会社が提携を
終了させることを決めた理由を正直に伝えることがスムーズな移管に至る
とは限りません。きちんと理由を把握した上で、そのリスクをカバーする
何らかの方法を切り出せるだけの潜在力があったとしても、組織としての
総合力がなければ装置を販売する代理店としての資格がないのではないだ
ろうかと心配するのは余計なお世話なのか。思惑を知らないからこそでき
る思いきった提携もあるのではないだろうか。後からでてくる問題点は、
それは初期問題として必然のことと考え、いかにそれを小さくできるかを
考えることのできる体制とブレーンを持つかが成功の秘訣なのではないで
しょうか。抽象的ですが。だからこそ前向きに取り組んでもらわなければ
今回の業務移管はうまく進みません。なので、自分はこれからは多くを
語らないことにします。引継ぎ予定会社に対してね。口チャック。

はい。今日は雨のち曇り。(上越&東京地方)


 < 過去  INDEX  未来 >


しむちゃん [HOMEPAGE]

My追加