武ニュースDiary


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2009年12月12日(土) 投票「台湾5大帥哥」

台湾在住のMihikaさんからお知らせです。
台湾りんご日報のサイトで、この投票を行なっているとのこと。
ところが、現在までの結果は……!!!

りんご日報娯楽トップページ右列の少し下に、こんな投票所ができています。

    
 

この人! と思う人にチェックを入れて、「投票去」をクリック。

投票締め切りは12月22日0時、1人3票まで投票できるそうです。



 BBS   ネタバレDiary   23:45


2009年12月07日(月) 「GQ」の表紙に登場

お知らせ次々頂いて、ネットで確認。
大陸(らしい)の「GQ」に登場、久しぶりに今の金城武を見せてくれました。
渋い……渋すぎる!!!

ここが大きな写真できれいです。
とりあえず、サイトにアップされた記事を。


人気スター、金城武が雑誌「GQ」の依頼に応じ、
ファッショナブルな組み写真を撮り、自身について語った。

37歳にしてまだ母親と一緒に暮らし、19年も同じ事務所に所属する。
デビューから今日まで、友人達とは10数年もの交流が続いている。
台北に帰れば必ず屋台のカキそばと臭豆腐を食べに行く。
子ども時代の記憶では、この2つこそ、何よりもおいしいものだった……

人生でトップの座に来るのは感情だ。
愛情、肉親の情、友情、さらにはあらゆる信頼、あるいは頼る気持ちまで含む。
だが、彼の感情の処理の仕方はいかにも特別だ……

東京での4時間の取材で我々が見たのは、
これまでどのメディアが報じたのとも異なる金城武だった。
1人の現実の人間に戻り、もはや遙か彼方の巨星でも、きれいな人形でもなかった。
(新浪娯楽 2009.12.7)


 BBS   ネタバレDiary   19:45


2009年11月30日(月) 島田荘司

ろくろく更新しない間にもう12月になってしまいます。
とはいえ、ここは「武ニュースDiary」ですから、ニュースのないことには更新のしようがなく――
その間、マイケル・ジャクソンのCD聞いたり、本読んだりで、
時間は有効に使われていますが、それにしてもですよ。
こう、何もないと、
「わかりました。もう何も考えずに待ってます。なんかあったら教えてね」
という気分になってきますね。それが正解なのかもしれないけど。

小ネタを。

推理作家の島田荘司氏がこのほど北京で講演を行ったそうです。
寒い中、北京のミステリファンが行列して盛況だったとのこと。

(講演後)る聴衆が、「自分が作り出した人物を、どの俳優にならやらせてもいいと思うか」
と質問すると、島田氏は笑ってこう答えました。
「友人が金城武を推薦してくれたんだけど、金城武に断られました」
網易読書 2009.11.27より)

探偵の御手洗潔のことだそうです。
こういう推理物といったら、たいていテレビでしょうね。だと、難しいよね。
ではありますが、断る話だけは事欠かない俳優san……(*´Д`)=з


 BBS   ネタバレDiary    23:00


2009年11月23日(月) 笑傲江湖

はい、新作の噂です。
今まで9回も映画&ドラマ化された「笑傲江湖」を
香港の監督ユエン・フーピンが撮るというもので、
令狐役に金城武、任盈盈にジョウ・シュン、
そして東方不敗にジェイ・チョウを考えているというのです。
令狐役は、過去にチョウ・ユンファ、ジェット・リー、
リッチー・レン、李亜鵬らが演じています。

今日の香港りんご日報に結構大きく出ていたようで、

   


どうせ噂どまりだろうとは思いつつ、ネタとして楽しめるならご紹介しようと、
もう少しニュースをチェックしてみましたら、
やはり今日の中国新聞網に、こんな一文が……。

日、金城武が所属するフーロン事務所はこう語った。
「話はありましたが、適当ではないと思っています」

昨日とは? と、よくわからない部分もありますが、
そういうことなので、ここで打ち止め。


 BBS   ネタバレDiary 22:50


2009年11月21日(土) 金馬奨は欠席

CM撮影にぶつかり、金城武、金馬奨は欠席

28日に行われる金馬奨受賞式まで、あと1週間と迫った。
どんな大スターが出席するかは、ファンの注目の的だ。
現在金馬奨授賞式に出席が予定されている大物は、
主席であるホウ・シャオシエンの親しい友人であるマギー・チャン、
お気に入りのスー・チー等である。
しかし、ホウ監督の「悲情城市」に出演したトニー・レオンや、
「海上花」のカリーナ・ラウは、共に新作の撮影のため、出席できない。
3年間参加していない金城武は、
今年は長年の主家の視聴率に貢献するために戻ってくるだろうか?

フーロン公司は、昨日、こう語っている。
「金城武は金馬奨には毎年参加したいと思っているのですが、仕事とぶつかってしまうのです。
今年も例外ではありません。
早くから決まっていた、あるブランドとの契約継続でCMの撮影があります。
それがちょうど金馬奨授賞式とぶつかってしまいました。
外国人のスタッフも多く、撮影場所もアジアではないので、本当に難しいのです。
努力はしていますが、可能性は低いですね」

これまで、金城武が登場すると、金馬奨授賞式のテレビ中継は、
視聴率が5%以上、上昇している。(後略)
(聯合報 2009.11.21)



 BBS   ネタバレDiary  23:00


2009年11月11日(水) 「台湾VOGUE」 2009年11月号

まだ実物は見ていませんが、記事がDerrickのところにアップされているという
「台湾VOGUE」11月号。
ビオテルムのカメラマンとのことが少しだけ出てきたので、ご紹介。



VOGUE 成熟した男の魅力
The Mellow Years
次の一歩に集中する


久しぶりである
光の影に隠れた姿
もの思わしげな瞬間をとらえる
静寂は
彼がまさに繭から出んとするの意らしく

(写真キャプション)
初めて「台湾VOGUE」の表紙を飾った男である。
当時、VOGUE本社が懸念を表明したにもかかわらず、雑誌は驚異的な売れ行きを示し、
その記録は誰にも破られていない。
金城武の魅力は、CM撮影を行ったフランスの化粧品会社のエリートたちをも惹きつけ、
大勢が日本に飛んで、この出身は台湾ながら世界を征服した若者の魅力を
じかに感じ取らせることになった。


Takeshi Kaneshiro。
言語を用いず、全アジアを感電させ得る、女に愛され、男に認められるこの顔、
それが金城武である。

人々を不思議がらせるのは、なぜ、ランクがますます上がり、飛ぶ鳥落とす勢いの大スターが、
真空パックにでもなったかのような完璧な状態を保っていられるのか、ということだ。
デビューして15年、歳月は金城武の身に備わるスターの輝きをいささかも損なうことなく、
それどころか、よく鍛えられた非凡な体躯がますます目立つようになってきている。
ミステリアスで、控え目で、口数少なく、またスキャンダルもない彼の、
業界での取材のしにくさとライターの書きにくさは、フェイ・ウォンになぞらえることができる。
が、こういった困難が、彼らに対するマスコミの敬愛をいささかも減じさせることはない。
いったいどんな栄養分が、長年の間に少しずつ、彼を追いかける人間たちを潤してきたのだろうか。

金城武に、なぜこんなに魅力があるのか問うのは、あるいは愚かなことかもしれない。
たとえ、生物学的にはDNAの排列によって、初めからすべてが決められているのだとしても、
彼は恥ずかしげに、謙虚に微笑みながら言うのである。
「……それは……どう言ったらいいのかわからない。
いつも思うのは、人が1つのことに専念しているのを見ると、すごく魅力的だな、ということ。
以前、ある年配の親方が革服の縫製をしているのを見て、
その瞬間、その集中した表情に惹きつけられました。
空気が数秒間止まってしまったみたいでした。
でも、印象に強く残りました。これが集中の魅力です」

かっこよさとは縁を切りたいと強く思い、変化しようとする集中力にこそ注意を向けてほしいと願う。
だが、あまりに美しい容姿は時に必ずしも助けにはならない。
騒々しい世間に人は満ち、ひそむ障害に自ら気づく者は少ない。
うわべの美しさという枷を振り切る勇気を持つ者は、さらに稀である。
たとえ時間をかけ、力を注ぎ、気力を尽くして作られた包装を解体し、
美しいだけのイメージという巨大な壁を打ち砕いても、
次の日、あるいはもう一瞬のうちに、あの完璧な世界の蜃気楼は、
これまでと同じようにたたずみ続けるのだ。

「投名状」の、義兄弟と血の盟約を交わし、
目を血走らせ戦いながらも、無力な子どもの涙を流す男。
あっというまに、今度は「赤壁」の、手に羽扇を揺らせ、言葉少なくゆったりと歩み、
風格と威儀を併せ持つ諸葛亮である。
金城武の近年の映画作品に、我々は、厳格に守られる契約という高い壁の向こうに、
彼が何か新しい方向へ向こうとするのを窺い見る。
たとえ、見た目の美しさは相変わらず文句をつけ難いとしても、
金城武が1つ1つ、可能性の限界を試しているのを否定することはできない。

彼を映画出演に向かわせるものは何なのか?
金城武は即答する。
「脚本がとても大事ですが、それに監督、スタッフチーム……など、どれも選ぶカギですね。
もちろん、今の年齢とキャリアでめぐりあう役、
あるいは20歳少しのときの自分だったらとてもできない役、ということもしょっちゅう考えています。
だから、次の作品と次の一歩については、
現在の自分に一番あっている役をとても演じてみたいです」

アメリカの著名な写真家Aldo Rossiと、このシリーズの撮影を行なったとき、
もともと集中して内にこもる金城武が、突然ストップをかけたのだ。
話し合いの中で、彼は長年一緒に仕事をしてきたスタイリスト北村勝彦に、
その場でカットして髪型を変えてほしいと主張した。
同じビオテルムの北米の最新男性イメージキャラクターChris Noth(Mr. Big)を
撮影したことのあるAldo Rossiは、金城武の仕事を大事にするプロの態度を絶賛した。
カメラの前の彼、細部に注意を注ぎ、ひそかに力の限りを尽くして
新しい可能性を生み出そうとする彼の小さな一歩は、
どの一歩も、軽視できない大きな一歩なのである。
(蔡依潔・文/台湾VOGUE2009年11月号)


 BBS   ネタバレDiary 23:40


2009年11月05日(木) ロサンゼルスに現れた

4日間、仕事も家のことも考えず、遊んできました。
北京は広かったです。史跡も、街の通りも、何もかも。
思ったよりずっときれいで、人も表通りは台北より垢ぬけている感じがしました。
でも、1本通りを入ると、人も、店構えも、どこか台湾で見た風景と似ています。
ささっと回った4日間のうちでは、台湾→香港→中国の順に人がきつくなる、
といった聞いた話や先入観とは違い、台北で過ごすときと同じような気持ちで
やりとりできたなあと思います。

一度長城を見たかったのも今度の旅行の目的ですが、着いて2日目、まさかの雪。
庭園も雪に霞み、長城の急な石の階段は雪がどんどん積もって、
上りはまだいいが、下りが怖い! 
ずっと上っていけなかったのが残念ですが、なかなか見られない景色を見られたということもできます。

   


その他、北京ダック、繁華街の王府井、故宮に胡同、屋台、
雑技団と、かなりオーソドックスにいろいろと回って、好奇心は満たされました。

一方、武とは全く出あわぬ旅でもあり……
映画は公開してないから、雑誌にも登場しないし、広告は、アルマーニの店の上の方だけ、
高速から見かけただけで、下がどうなっているか、看板があるのかは確かめられす。

唯一、王府井の大きな(ほんとに大きな)書店で、スターの本(チャン・ツーイーとか、ジェイ・チョウとか、
監督だけど、チャン・イーモウとか、他のスター達とか)がうず高く並べて積まれている中に、
あの『火星人vs金城武』の本が同じ高さで積まれていたのを発見しただけ。
それでも嬉しかったですけど。

2つ感じたことは、今、目の前のこの街に金城武が立って(あるいは歩いて)いたとしたら、
かなり違和感があるだろうというか、別世界の人というか、
それだけインパクトもあるでしょうが、そんな想像と、
この広大な中国の地で著名な人気スターとして知られることは、やっぱり大きいことだよなあ……
という感想でした。
この地で、これからどのくらい地歩を固めていくか、発展していくか、
彼の将来に大きくかかわってくることだと思いました。

帰ってネットをちょっと歩きましたら、アメリカに現れたのでハリウッド?
というニュース。既に他のサイトや、日本語ニュースでも紹介すみのものですが、
久しぶりに事務所が仕事について言及しているので、記録の意味で私も書いておきます。
「ニューヨーク・デイドリーム」はハリウッドではなく独立作品なので、
興行成績うんぬんは、間違い。
私も、ほとんどニュースはただ訳すだけで間違いも、みんなわかっているだろう、との
前提のもと、ほったらかしてきましたが、やっぱり1つ1つ訂正を入れていった方がいいのじゃないかと
思い始めています。

それから、フーロンの言葉として使われている、まったくの「空穴来風」だ、
という言葉ですけど、「火のないところに煙は立たず」がその意味なので、
「???」でした。文脈考えたら、どうしたって「事実無根」ですよね。
まさか、フーロンさんが、「まったく、火のないところに煙は立たずですよね〜、ハハハ」と
言ったんじゃなかろう。

気になって調べてみると、ネットで、この語の意味は、上のどちらなのか、という質問があって、
それに対し、最近はよく間違えて使われている、
特に芸能記事では、事実無根の意味で使っているのが多いが、誤用である、
と回答されていました。
というわけで、今回はその芸能ニュースに多い誤用の方でしょう。



城武がロサンゼルスに現れた。ハリウッドに進出か?
所属事務所のフーロンはこう語る。
「ハリウッドからはずっと脚本を送ってきています。
が、今はまだ決まったものはありません」

消息がベールに包まれている金城武が数日前、ロサンゼルスに現れたことが、
鋭いファンの目にとまり、明らかにされた。
フーロンは、彼が確かに数日前ロサンゼルスに行ったことを認めたが、
「友人がいるので、遊びに行ったのです。まさか人に見つかるとは」と話している。

このところ、アジアの男性スターのハリウッド進出が続いている。
ジェイ・チョウの「グリーン・ホーネット」、イ・ビョンホンの「G.I.ジョー」、
Rainの「ニンジャアサシン」などだが、
金城武のロサンゼルス行きがハリウッド進出の道を開くためのものかどうか、注目が集まっている。

金城武はウォン・カーウァイの「恋する惑星」で国際的に名を知られたのち、
まもなくブランド、プラダのイメージキャラクターを務めた。
だが、外国での映画出演には非常に慎重で、1998年にミラ・ソルヴィーノと共演した
「ニューヨーク・デイドリーム」の興行成績が期待外れに終わってからは、
ハリウッドとは距離を保ち、トム・クルーズの「ラストサムライ」でさえ、出演を断っている。

だが、近年、チャン・イーモウの「LOVERS」や、ジョン・ウーの「レッド・クリフ」などの大作に出演、
再びハリウッドの注目が集まっている。
フーロンは、ハリウッドからは多くのオファーが来ているが、
契約確定前に明らかにすることはできないと率直に語った。
また、目下大陸サイトで金城武が「風声前伝」に出演すると伝えられているのは、
まったく事実無根であると強調した。

フーロンによれば、金城武はこの2年間、「投名状」「レッドクリフ1、2」、
日本映画「K-20 怪人二十面相」と立て続けに出演してきたが、
今はCM撮影の他は、休暇を取りながら、慎重に脚本を読み、新作の計画を決めるとのことだ。
(聯合報 2009.11.2)


出現は、ロサンゼルスだけじゃないですよね……。



 BBS   ネタバレDiary   0:15


2009年10月31日(土) 映画出演の噂(風声前伝)

今ちょっとネットを見たら、現在中国で2億越えの大ヒットを続けている
「風声」の「前伝」が製作されるとか。
で、スター達をまた集める中に、金城武の出演が目されていて、交渉中だそうです。
「風声」でホアン・シャオミン演じる日本人特務機関長の先輩役、
ニュースによっては父親か祖父役とのこと。

この映画がどんな内容か、監督は誰か、全然知りませんが、
しかし、時代と役が微妙だなあ……
彼の出演かというのは大ニュース扱いですが、詳しくご紹介する時間がありません。

主なニュースを張りますので、どうぞご覧ください。

   


   


 BBS   ネタバレDiary  5:30


2009年10月27日(火) VOGUE2008年12月号

赤壁戦記さんのブログで台湾ヴォーグ2008年12月号のメイキングページのご紹介があり(10月25日)、
そういえば、これが出た頃、メイキングを翻訳しようとして、わからないところに
いくつかぶつかって面倒になり、そのままにしていたな、というのを思い出しました。
そこで読み返してみたら、意外にわかったので、ご紹介します。
画像は赤壁さんブログでどうぞ。



ゆったり気ままな金城武

東京のVougeの撮影現場で、金城武は大きな子どものように、楽しそうに遊んでいた。
カメラを見つめる魅力あふれる表情の下には、実は童心がかくれている。


素顔の金城武は、実は彼が映画「赤壁」で演じた孔明と、とてもよく似た話し方をする。
いつも、出しぬけに口にする言葉は、聞いた当座は一瞬ポカンとしてしまうが、
ちょっと頭を転換すると、大笑いせずにはいられない。

スタジオ撮影方式から今回は離れ、
私たちは東京・六本木の高級住宅Executive Suiteで金城武を記録した。
何度も一緒に仕事をしたことのある昔馴染みのスタッフばかりで、
金城武は知らない人がなく、ほんのわずか、ハイになっている感じさえして、
この空間で自在にふるまっていた。
おそらく、今回の撮影を受け持ったカメラマン、Genkiの笑い声が実に特徴的だったからだろう、
撮影当日の金城武は、ことのほか、賑やかにふざけたい気分であるようだった。

私たちはGenkiのことを「元気坊や」とふざけて呼んだが、
彼は素敵な名前を持っていて、恩田玄生という。
父親は日本のベテラン写真家、恩田義則であるが、
たまたま父子とも、金城武と仕事をしたことがあるのだ。
現場での元気坊やはまるで多動児のように、
立ったと思えば中腰になり、また床に腹ばいになりといった具合で、
金城武がどこへ行こうと、彼のカメラはぴたりとついていく。

1つのカットを撮り終えて、ちょっと休憩と言ったくせに、
それで金城武がバルコニーに陽にあたりに出ると、元気坊やは突然カメラをつかんで飛び出し、
金城武に向かって、シャッターを切りまくるのである。
そのとき、金城武はやや呆気にとられ、傍らのスタッフに向かって
「彼は休憩と言わなかったっけ?」と言った。
拒否するのかと思ったが、なんと機嫌よく、制止することなく、
なんというか、「いいよ、遊んでやるよ」といった感じであった。

金城武の反撃は、撮影が続いているときに、不意に投げ出した一句だった。
「お父さんにそっくりだね」
元気坊やはあたかもスイッチを入れるとこうなると決まっているかのように、
たちまち大声でハハハと笑いだした。
同様のシーンが幾度も繰り返されたが、どのときも反応の仕方は例外なく同じだった。
それがそんなに笑うほどおかしいことなのかどうか、実はよくわからないのだけれど、
しかし、彼らが響かせる笑い声を聞いていると、こちらまで、気持が知らず知らず、軽くなってくる。
芸能界はとりとめもなくめまぐるしく変化し、新旧世代の交替が絶えない。
だが、金城武は一貫して独特な位置にあり、きわだっている。
なぜなら、金城武は1人だけだからだ。
(許麗玉・文/Vougue 2008年12月号)


本文の方は……気が向いたらいつか。



 BBS   ネタバレDiary   0:20


2009年10月16日(金) 金城武に会った!

私じゃないです……あたりまえ。

百度の掲示板である人が、あるブログに、
同僚が仕事中に金城武会えてうらやましいと書いてあるのを見つけました。
そこで、その幸運な同僚のブログを探し出し、事の次第を知ったそうです。
その書きぶりから、おそらく筆者は台湾の客室乗務員で、
武は国慶節の休みを過ごしにいったのではないかと推測しています。

まずそのうらやましがっているスチュワーデスの日記は――



同僚が金城武を乗せた

私の同僚がなんと金城武を乗せたそうだ!!!!!!!
はあー〜〜〜いいなあ(なんでそんないいことが起こるんだろう!!!!!!)
どうして、彼は1日遅らせて今日台湾に帰らなかったの〜〜〜
私もあなたを乗せたいよ〜〜〜
そうしたら、絶対ビジネスクラスに居座って動かないと思う。

ラン・ジェンロンを乗せた人もいるのよ。
私なんか、師太(多分台湾のベテラン女性歌手、黄小琥のこと)とか、
よく知らないX-Japanなんだもの。
これからは毎日神様にお祈りしよう。
私も金城武に会いたい。
(2009.10.1)


そして、その同僚さん。



金城武

ボーディングのとき、軽装で漁夫帽(「左右」の香港?プレミアのとき、長髪にかぶっていた、
やわらかいツバ広の帽子だと思う。請う御教示)
を目深に被り、
マスクをした男の人が乗り込んでいった。
その人がマスクを少し下げたとき、私は目を見張った!!!

この鼻、この目……それにビジネスクラス……いや! 絶対芸能人だ!!!
(私はかっこいい男には大変敏感なのだ)
そこで、こっそりと観察し始めた。
帽子とマスクをとったら、
神様!!!! 金城武だ!!!!
私は舞い上がった!! だって、すごくかっこいいんだもの!!!
うっすらヒゲをはやして、眼鏡をかけていたけど、それでもただ一言、
かっこいい!!!

今日のパーサーはたまたま彼の大ファンだったが、
彼女はすごい。
キッチンでは見るからに興奮して地団太踏み、
「超かっこいい〜〜〜(日本語)」と言ってるのに、
一歩客室に出ると、たちまちきりっとした様子に変貌するのだ。
私はミーハー気分を隠しきれなかったよ(笑)
金城武さん、ほんとに素敵〜〜〜〜〜
(2009.10.1)


アメリカで「発見」されたり、台湾行きの飛行機で目撃されたり、
点しかわからない金城さんの行動。
どちらも、休暇中と思えば思える行く先だし。
でも、このブログを見つけた人も、その報告を読んだ人も、
少しでも消息がわかって幸せ、と喜んでいます。
私も素直にそう思おう。



 BBS   ネタバレDiary 更新  12:50


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