武ニュースDiary


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目次前の記事新しい日記


2010年10月11日(月) 陳昇と3人の弟子(上)

今日ですね!
金城武さん、お誕生日おめでとうございます。

募る想いはネタバレへ……ということで、ここではお誕生日とは直接関係ないけど、
久しぶりに昔の金城さんにかかわりある記事を訳してみました。
金城武、レネ・リウ(劉若英)、リッチー・レン(任賢斎)という、
台湾の名だたるアーチストが、いずれも陳昇(ボビー・チェン)の弟子だということは
みなさん、ご存知と思います。
この記事は、陳昇と3人とのそれぞれの交流を語ったものです。
長いので、2回に分けて。後半はレネとリッチーの話です。


  
    
(前にもアップした気がするけど、写真はやっぱりこれですかね)


右見て左見て前向いて:陳昇と3人の弟子

もし、中国語歌謡界に本当にまだ待ち望むに値する「哥(兄貴)」がいるとしたら、
それは「昇哥(セングー)」をおいて外にいないと私は思う。
齢50を越した陳昇は、ずっと、ヒッピーのようにふらふらと、
放蕩の限りを尽くしてきたが、
傲慢と天真爛漫が混じり合った魅力をおのずと備えている。
混乱する2010年の中国語歌謡界にあって、彼は突然アルバムを発表した。
タイトルを、少々けしからぬ響きの「追伸 そうさ、俺は台北にいる」という。

私はこの怪老人を音楽界の清流とは呼びたくない。
実はとても”邪悪”だ、そうじゃないだろうか?
まるで黄薬師と周伯通(どちらも『射雕英雄傅』中の人物)を合わせたようだが、
外見はいつでも須菩提祖師(仏陀の弟子。孫悟空の師)のようだ。
このジイさんのアルバムが「中国語音楽界を救」えるかどうか、
憶測するのはすっぱりやめることにしよう。
だが、アルバムの曲目を見ると、「取っては捨て」「妹」「ネズミ万歳」「ブラジル万歳」……
わかったよ、昇兄貴が今回、どんなふうに遊んでいるのか
聞いてみたくてうずうずするよ。

一番心をひかれたのは、このアルバムに収録された「20歳の涙」だ。
これは陳昇が、その一番弟子である金城武のために書いた歌である。
今、80年代生まれの大部分、90年代生まれの人のほとんどは、
実は、怪老人陳昇が、金城武、リッチー・レン、レネ・リウという
名声赫々たる3人をその掌中に収めていたことを知るまい。
この3人の、一見全く関係ないようでいて実は一致する互いの気質は、
陳昇という彼らの生涯に深い刻印をのこした男の手を借りて、
最終的に奇妙かつ完璧に共鳴し合うのだ。

陳昇と金城武:20歳の涙、泣いてはいない、笑っているだけ

今、世の中に氾濫する「イケメン」たちにとって、金城武は、
彼らを常に顔色なからしめるスターであり、
各時代の少年少女が心に抱く不老伝説の人物である。
こんな俗悪な形容詞を使って申し訳ないが、
しかし、時は確かにこの男性を厚遇している。
彼はどんなときも驚くほどハンサムで、ストイックなほどクールだ。
私たちは習慣的に、彼の演じる無数の情深く、憂鬱で、不まじめで、
わがままな役の人物の内に、彼の真実が表れていないか探そうとするが、
決してその神秘が解明されることはない。

時を最初の頃までさかのぼらないと、
我々は金城武が芸能界に足を踏み入れたときは歌手であり、
シンガーソングライターでさえあったことを忘れてしまっている。
陳昇門下に入った彼は、全部で8枚の北京語と広東語のアルバムを出した。
ただし、成績は同時代のジミー・リンら若手歌手たちに、遙か及ばずじまいだった。
97年発表の「多苦都願意」は、質は高かったが売れ行きは芳しいとはいえず、
このアルバムを最後に、金城武の歌手としてのキャリアはピリオドを打つことになった。

だが、陳昇と金城武、この師弟は初めからよく心が通じていた。
師匠は友人と繰り出して楽しくやるのを好み、
弟子は家にこもっているのが好きというように、性格は正反対に見えるが、
どちらも繊細でロマンティックであり、
心の奥底にぬぐい去れない憂鬱をひそませている。

金城武は陳昇のために「路口」という曲を書いている。
彼が曲を作り、陳昇が詞をつけた。この歌は、今聞いても舌を巻かざるを得ない。

「ぼくらが忘れなくてはいけない、過ぎ去る運命に慣れなくてはいけなくなるとき
人生はもう二度と、子どもの頃のようにぼうっとしたままではいられない
君とぼくは途方に暮れ、十字路で出会った
君がどこに行くのか尋ねるのを忘れてしまったよ
ひょっとして、ぼくはいつか満天の太陽を手にするかもしれない
それでも、今と同じように薄暗い夜に目を覚ますだろう」

金城武が音楽を熱愛していたのは疑いない。
顔を見せるだけで大勢のファンを魅了したけれど、
卑俗なアイドルのラブソングは、決して彼が求めるものではなかった。
最後のアルバム「多苦都願意」では、何曲も創作と制作に参加しただけではない、
その、欠点はあるが情感に満ちた声の魅力を完璧に発揮している。
表現法上も師である陳昇の風格によく似ている。
陳昇のほうは、この愛弟子に「20歳の涙」を送った。

「20歳の灯火が君の優しく美しい顔を照らす
誇り高い男が さすらいの旅を開始するのだ
途中、風の吹くこともあるだろうが
風の中にはやはりぼくらの歌が聞こえるだろう……」

長い年月が過ぎた。陳昇と共にこの歌を歌う者は張懸へと変わったが、
しかし陳昇と金城武の、この、音楽そのものより大きな意味を持つ師弟の情は、
音符の内に永遠に留められ、消えることはない。  (続く)
(流水紀・文 浙江在線 2010.7.9)



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2010年10月06日(水) おたんじょうび

またまた金城武さんのお誕生日が近付いてきました。
というか、もう目前ですね。

今年もネタバレDiaryに場所をもうけました。
ご利用いただき、一緒にお祝いしていただけるとうれしく思います。


   BBS   ネタバレDiary 更新   23:50


2010年09月19日(日) チン・シウトン、「投名状」のアクションを語る●走るウーヤン

旧聞に属しますが、「投名状」で大変苦労したという
アクションのチン・シウトンの話を残しときます。
(ピーターさんつながりというわけでもないけれど)
それにしても、このプレミアからもう3年なんですか!!



チン・シウトン「投名状」を語る

12月6日夜、武侠歴史巨編「投名状」が、
北京で盛大なワールドプレミアを挙行する。
大勢のキャスト、スタッフも次々と北京に到着した。
アクション監督のチン・シウトンはプレミアの前日、
新浪娯楽による独占インタビューで、
「投名状」は自分にとって、全く新しい試みであり、
最大の困難は、型を使わずに、型のあるアクションよりも良いものにするという
ピーター・チャンの要求にこたえることだったと語った。

乱れの中の秩序こそ最重要

チン・シウトン設計のアクションは、
これまで軽やかで人間離れしたものとして賞賛されてきたが、
今回、「投名状」の撮影では、監督のピーター・チャンから、まずこう言われた。
いわく、ワイヤーを使わない、型を全く感じさせない、
あまり振り付けしすぎないものに。
「これは確かに少々きつかったね」とチン・シウトンは言った。

「アクション設計はちょっと大変だったよ。
というのは、型を使わないと、あちこち、めりはりのないものになってしまいがちだからだ。
事細かに振りをつけるのも、全然つけないのも、どちらもだめだ。
乱れた中に秩序があるのが一番大事なんだ。
そうでないと、武器はみんな本物を使うから、ケガをしてしまう。
我々は図を描き、位置をはっきりと決め、
しかし俳優の動き方は大体決めるだけにしておいた」
これがチン・シウトンが最後にたどりついた折衷策だった。

谷で食糧を奪うシーン、蘇城の大戦、それに金城武とジェット・リーの最後の対決は、
最終的にチン・シウトンが非常に満足しているシーンである。

わざと血なまぐさくするのではない

自身が確立した作風を変えることについて、
チン・シウトンは、「大変いい経験」だと考えている。
「ずっと同じ作風だったから、今回は大転換する。
それに今、テレビドラマはワイヤーだらけだ。
映画、特に時代劇は国際化し、絶えず新しいものを追求していかなければならない。
昔ながらのものばかりではだめだ。
私が昔使ったようなものは、今の中国のテレビドラマで全部見られる。
変化こそ生きる道だ。
それにいつも時代劇ばかりで、あっち飛びこっち飛びの武侠物は、もう飽き飽きした。
現代物も手がけてみたいし、毎回、違ったものでありたい」

世界の市場で認められることは、「投名状」にとって、国内での成功に劣らない。
外国の観客は一体、人間離れしたアクションシーンを好むのか、
それともこのような本物の、力と力の戦いを見せるアクション映画を好むのか?
チン・シウトンは、内容次第だと考えている。
「スター・ウォーズ」なら、当然びゅんびゅん飛び回るアクションは欠かせない。
だが、総じて言えば、今の観客はやはりリアルな方を好んでいる。

また、「投名状」のプロモーションフィルムが公開されると、
血なまぐさすぎるという批判があったが、チン・シウトンは驚かない。
「まだ通して全部は見ていないが、撮影していたとき、監督は、非常にリアルで、
戦争の残酷さが伝わるようなものであることを望んでいた。
国によって、映画審査と上映の基準は違うと思う。
どのように手を入れるのか、私は知らないが、
『投名状』が血なまぐささを売り物にする映画ではないことは断言できる」

ピーター・チャンは、良いものになりさえすればよい

周知のことだが、ピーター・チャン監督は武侠映画を手がけたことはない。
チン・シウトンの見るところ、「投名状」は厳格な意味での武侠映画ではないが、
アクションは重要な要素である。
2人の間の調整とコミュニケーションが映画の質に影響するのは言うまでもない。
チン・シウトンは、ピーター・チャンはアクション映画の経験はないが、
そのアクションがいいか悪いかはよく分かると言う。
ちょうど、有名な話で、鶏の卵を生んだことがなくても、どの卵がうまいかは、
生んだ母鶏よりよくわかる、と言われているように。

「ピーター・チャンはこういう映画は撮ったことがないので、
最初は私も頭が痛かった。
だが、彼は見ればわかるので、アクションに対する要求は高い。
言葉にすることは出来ないかも知れないが、
どれが良くてどれが悪いか示すことができる。
もっといいやり方はないかとね。
そこで私も今までやったことのないことを、ずいぶん試してみたよ」
チン・シウトンは言った。

3兄弟はみな散打を練習

ジェット・リーは世界でもトップのアクション俳優で、実際も武術出身である。
長年のやり方をいきなり捨てて「散打」風に改めさせることは、
アクション監督のチン・シウトンにとってもジェット・リー本人にとっても、
大きな挑戦だった。
「実は3人とも緊張していた。
ジェット・リーはこんな長い間アクション映画をやってきて、
突然ばりばりのリアルさを要求されたんだ。
彼のたくさんのアクション演技はどこへ行ってしまったんだ?
観客も彼のアクションを喜ぶ者が多いから、
型のない闘い方を受け入れられるだろうか?
型がなくてどうやってアクション映画が撮れるんだ?
それが私たちの共通の疑問だった。

幸い、実際にはまず共通認識を持ってから撮影を行なえた。
ジェット・リーもプレッシャーは感じなかった。
というのも、彼はとっくに監督が欲しいものが何かわかっていたからね
――型はないが力強さが欲しいってことだ。
彼自身も、この映画で一歩突き抜けたかったんだ」
とチン・シウトンは語った。

一方、アンディ・ラウと金城武は、もともと武術の基礎はない。
ピーター・チャンはCGや特殊撮影はできるだけ少なくしたがっている。
ならば、彼らのアクションシーンはどう処理したのだろうか?
チン・シウトンの回答は、一番大事なのは安全、というものだった。

「武術のできない俳優を完璧な武功の持ち主に見せるのは、
アクション監督の一番基本的な能力だよ。
アンディ・ラウと金城武は武術俳優の出身ではないが、
この映画のアクションは、実はそれほどのことはない。
たたき切るならたたき切る、ストーリーに従ってやればそれでいい。
アンディ・ラウの方が武侠映画の経験はたぶん多かったから、
もっと適応しやすかったろう。
金城武はアイドルで、文芸映画の方が多い。
だが、彼はとても聡明で、言うとおり、一生懸命やる。
もともと型は要らず、リアルな闘いを追求するので、武術は不要だから、
2人のスタートラインは同じだ。
馬術も金城武の方が弱いが、役柄上、徒歩が多い。彼は非常に足が速いんだよ」
(新浪娯楽 2007.12.6)



走るウーヤン

アクションシーンにまつわる、こんなエピソードもついでに。

「投名状」では金城武は末の弟役なので、
戦場で敵に向かって突撃して闘う場面が大変多い。
だが、アンディ・ラウやジェット・リーのように、
馬上で雄々しい姿を見せるということはできず、
厚ぼったい鎧を着て走り回らねばならないので、彼を大変やりきれない想いにさせた。
実は、彼は、他の映画でも、いつも走ったり、
追いかけっこをしたりしていることが多いのだ。
「ターンレフト、ターンライト」や「如果・愛(ウィンターソング)」などは、
走っているシーンがたくさんある。
今回の「投名状」もまた例外ではなかった。
そこで、彼はいつも監督に、もう走らなくていいよう懇願し、
あるときなどは、「船に乗るのはどう? その方がまだいいですよ!」と言い出して、
監督をひとしきり笑わせた。

あるシーンなどは、アンディ・ラウもジェット・リーも騎馬で敵と戦うのに、
金城武だけが2本の脚で敵陣に突入しなければならなかった。
2人が馬に乗っているのを見た彼は言った。
「どうしてぼくだけ走るんですか?」
ジェット・リーがこう言ったものだ、
「ぼくら2人は年がいってるからね、君しか走れないのさ!」
アンディ・ラウも言った。
「君の走りっぷりはかっこいいし、ぼくらの馬より速いからね、
もちろん君は走らなくちゃ!」
聞いた金城武は泣くに泣けず笑うに笑えず。
(CCTV.com 2007.12.26より)


   BBS   ネタバレDiary  1:15


2010年09月17日(金) ドニー、タン・ウェイ夫婦の子供たち

子役が見つかった話もついでに全文を。
順調に動き出したのかな?


の、本紙による騰衝における「武侠」クランクインの独占報道に続き、
「武侠」制作班に関するニュースは、ドニー・イェンとタン・ウェイ演じる夫婦の子供役に
セシリア・チャンの長男ルーカスが出演するというものまで含め、諸説紛々の状態である。
数日前、記者が信頼できる筋から入手した情報によると、
作中のドニー・イェン、タン・ウェイ夫婦の子どもはルーカスではなく、
以前「書剣恩仇録」「三国演義」「人間正道是滄桑」に出演していた子役、鄭偉と、
5歳の騰衝籍の少年、李家民である。

制作班、厳重に防御
写真をとれば即解雇


得た情報によると、現在「武侠」制作班は依然として騰衝で撮影に忙しいという。
またこの2日間の撮影は、いずれも藺家寨に築造したセット内での撮影であり、
ドニー・イェンと金城武の間のアクションシーンがメインである。
武術者であるドニー・イェンは基本的に自身で演じ
、金城武は簡単な闘い以外の高難度のアクションは武術のスタントマンが替わって行なう。
今はタン・ウェイの出番は比較的少ないので、めったに現場には姿を現さない。

本紙によるクランクイン儀式の写真と出演者の陣容のスクープ以後、
制作班は警備を強化し、スタッフは全員、専用の身分証を携帯しなくてはならず、
用のない人間は誰であれ近づくことはできない。
また、現地の警察に現場の秩序維持を要請している。
撮影に参加するエキストラでさえ、勝手に写真を撮ることは許されず、
一度見つかったら、即、クビである。

急の出演者変更
騰衝の少年が「急を救う」


主演のドニー・イェン、金城武、タン・ウェイの他に、出番の比較的多い出演者が2人いる。
ドニー・イェンとタン・ウェイの子供役の2人の少年である。

前は、子ども役の2人の子役は、どちらも北京から来た子で、
長男を演ずるのが、既に多くの作品に出演経験のある子役スター鄭偉、弟役は北京の子役。
この2人は、本紙記者もクランクイン儀式の折、姿を見ている。
ところが、その後の撮影中に、「弟」のほうは要求されるものに合わず、役を降ろされ、
長男役の鄭偉が残された。
制作班はこれにより、大きな代価を払うことになり、
この2人の子どもが出てくる場面は全てご破算になってしまった。

ふさわしい子役が見つからないため、撮影は、
騰衝の少年、李家民が現れるまで、延び延びになっていた。
オーディション監督はこう感嘆していたものである。
「李家民を見つけるのは砂金を見つけるようなものだったよ」と。
今年5歳の李家民は大変賢く可愛い子で、
撮影のないときは、タン・ウェイがいつもこの子と遊んでいる。

また、ピーター・チャンは要求が非常に高いため、
撮影の進み具合はきわめてのろのろとしている。
続いて、制作班は和順古鎮、黒河村などで撮影を進める。
撮影は12月までかかる見込み。
(都市時報 2010.9.15)


   BBS   ネタバレDiary 2:30


2010年09月16日(木) 「武侠」撮影の状況は(2回目)●更新●再更新

短いですが、少しでも……眠い……
続きです。あとは明日。
(子役の後釜も決まり、制作が進んでいるとのニュースも出ています。



人は去りて、もぬけの殻
金城武、独り「空城」を守る


ドニー・イェンが「水の都」へと慌ただしく発ち、タン・ウェイが「偉業」に駆け付けた後、
「武侠」制作班は、金城武だけが(孔明よろしく)「空城」を守ることになった。
その暮らしぶりはまさに「赤壁」の諸葛亮そっくりで、つまり「城中に籠って」顔を見せない。

ドニー・イェン、タン・ウェイが出かけた後
、ピーター・チャンは金城武の出番を「てきぱきと」撮ってしまう予定だったが、
記者が潜入していた数日間、チャン監督は相変わらず、
「1日漁をして4日網を干す」という具合で日を過ごした。
8月30日から9月3日までの5日間に、撮影を行ったのはわずか1日だけ、
あとの4日間、チャン監督はあちこちロケ地を見て回るのでなく、
土方工事の監督に行ったのである。
記者は3回ついていったが、2階は収穫なく引き揚げたので、
一度など、「武侠」は撮影休止状態になってしまったのではないかと思ってしまったこともある。

9月2日、撮影のない3日間が続いた後、ピーター・チャンはとうとう行動を起こした。
撮影班あげて100台近い車でものものしく銀杏村へと出発し、
この、「おたく」という言葉ですっかり表現できてしまうスター、金城武もまた
ついに部屋から出て、筋肉をちょっと動かしてみることを承知したのであった。

騰衝県庁から40キロ余り離れた銀杏村は、
3000本を超える古イチョウがあることからその名がある。
「武侠」のロケ地のひとつで、イチョウの林の中にある形だ。
先日マスコミの盗撮騒ぎがあったからか、制作班は警戒するようになり、
そのため、撮影現場の円周500メートルの中の通り道では、すべて厳重に検査が行われていた。

たとえ遠巻きにしている村民に紛れ込んだとしても、
見えるのははるか向こうの小さな木の家を労働者が取り巻いて一生懸命働いている様子だけだ。
金城武は小屋に入ると1日、ほとんど出てこない。
記者は思わず、「ああ、彼はどこに行っても『おたく』なのだ」と、感心してしまった。
(続く)


(続き)  11:30
草の根に身を変じる
ドニー・イェン、「最下層村民」役を


葉問、陳真、関羽、さらにはまもなく撮影開始する「大閙天宮」まで、この2年間、
ドニー・イェンが演じてきたのはほとんどが民族英雄である。
ただし「十月囲城」の大酒のみの博徒は違った。
ピーター・チャンは「ありふれたやり方はしない」ということかもしれない、
記者がスクープしたドニー・イェンの扮装から考えると、
今回の「武侠」では、一介の「最下層村民」を演じるようだ。

「武侠」のこのロケ地は、騰衝県からは30キロ余りのところにある黒魚河村であり、
以前マスコミが「クランクイン儀式」を撮影した場所でもある。
そのときに出た写真はロケ地の本の氷山の一角だったらしい。
ロケ地には、瓦葺の屋根もいくつも見えたし、カメラの向きを変えれば、
様々な木製の道具が並べてあるのが見え、谷川の水が家の中を通って流れていたからだ。
池の向こう側には直径10メートルを超える「大きな木桶」があり、
そばには巨大な「かたつむりの殻」がある。
非常に奇妙なのは、エキストラ達が絶えず「かたつむりの殻」の小さい入口から入っては、
木桶と瓦屋根の家から出てくることだ。
推測するに、このレンガ工房のような所は、既に撮影班によって「中を掻き出されて」、
互いにつながった「迷宮」のようになっているのではなかろうか。

先に、ドニー・イェンは「武侠」の主役であるだけでなく、
アクション指導も担当するとのニュースがあった。
その日は現場で「技を披露する」ことはなかったものの、手に強く握りしめた棍棒が、
作中で拳法を見せるときの重要な「得物」になるような気がする。
この他、現場にはレールやら「大砲」やらの道具もあった。
簡単な1シーンを、午前中ずっと繰り返していた。
その日の気温は酷暑までは至らないにしても、日差しは非常に強く、
カットがかかるたび、スタッフがドニー・イェンに日傘をさしかけていた。
まるまる1日撮影が行われ、ドニー・イェンも「建築現場」を忙しく歩き回った。  (続く)


これで終わり。  23:50

かたつむり式急ぎ仕事
ピーター・チャン、「太極拳」をするように「武侠」の撮影を進める


記者が騰衝に「潜伏」して1週間近く、一番印象的だったのは、
ピーター・チャンの撮影のスピードが「かたつむり」のようだったことだ。
以前、「投名状」の撮影のときは、重箱の隅をつつくような念の入れ方で1年間もかかったし、
「十月囲城」のときには、完璧を求めるため、もうアップしていた出演者を呼び戻して撮り直しをした。
大スターを何人も手元に確保してからどう撮るか考えることのできる監督は、
ウォン・カーウァイの他にはピーター・チャンしかいないと信ずる。

ドニー・イェンの扮装した姿が撮られたのは8月29日、
その後、1週間もの間、ピーター・チャンは1度しか撮影を行わなかった。
ドニー・イェンはヴェネチア映画祭に飛んでマスコミの取材を受けたとき、
「武侠」はもうクランクインしているが、まだほとんど取っていないと明言し、
ピーター・チャンはまだインスピレーションを待っていると語った。
記者は張り込んでいる間、金城武と一緒に
ピーター・チャンの「インスピレーション」を求める様子を目撃していたのである。

制作班の車の通し番号は、「1」号車から「102」号車まであるのに気がついた。
いずれも昆明のレンタル会社から調達してきたということだ。
調べてもらうと、運転手の食費宿泊費を入れて、
1台1日当たり、約400元かかることがわかった
……ピーター・チャンの「かたつむり」並のスピードを目にしては、
記者は彼のために計算せずにはいられなかった。
毎日使う車の費用だけでも、4万元、
毎日の撮影班数百人の労働、まかない、宿泊費の出費は言うまでもない。
「実に大監督はやることが大きい」である。
記者が騰衝を去って後、ドニー・イェン、タン・ウェイは戻ってきたが、
ピーター・チャンの「インスピレーション」は湧いたのだろうか?
「かたつむり制作班」は撮影をしているのだろうか?
記者には知る由もない。  (完)


   BBS   ネタバレDiary  2;20


2010年09月15日(水) Simply TK●「武侠」撮影の状況は?

海外サイトのご紹介です。
日本のファンにもいろいろと情報を送って下さるMIKIさんの武ファンサイト。
情報的な価値はない……とおっしゃってますが、日本初め極東以外の、
武作品に接することの少ない地のファンがどう彼を受け止めているのか、
それこそ、貴重な「情報」です。

会員制なので登録してくださいね。
そうすると、活発なファンの言葉がいっぱい現れますよ。
Simply TK はこちらから↓

         



「武侠」の撮影状況は?   2:20

既にみなさん、お知らせして下さっていますが、
雲南の記者が撮影隊に紛れ込んで「スクープ」した記事が出ました(写真も)。
それにいろいろ他の情報も足してまとめた記事が今のところ一番情報量が多そうなので、
ちょっと紹介しておきます。
(情報の精度は別ですが。毎度のことですね)
ピーターさんの映画はいつも長くかかりますね。
でもそれは新しいことに挑戦しているからじゃないかしら。

もう撮影が始まっているんですから、私自身は情報、あまりいらないです。
ちょくちょく様子がわかれば十分。

長めなので、2回に分けて。



月の末、ピーター・チャンの新作「武侠」の制作班は、
騰衝の隅々まで何度も歩き回っては、風景を写真に収めていた。
8月24日、あるマスコミが、ピーター・チャンと俳優のドニー・イェン、金城武、タン・ウェイが
クランクインの儀式に参加している写真を掲載したが、
制作グループは正式クランクインをずっと否定しており、
「出演者が騰衝にいるのは、前もって高地の気候に慣れておくためだ」
と説明するのみである。
こればかりでなく、「フライデーされた」主演女優のタン・ウェイについてさえ、
映画会社はやはり固く口を閉ざし、
「みなさんが撮ったものは撮ったものですよ」とあいまいに言うだけだ。

「武侠」はクランクインしたのか? タン・ウェイは主演女優なのか?
ピーター・チャンは、なぜ「武侠」については、公表した最初の頃から隠そうとするのか?
一連の疑問を抱えて、雲南信息時報の記者が最近騰衝に赴き、
「武侠」の制作班に1週間もの間、潜入した。
努力は人を裏切らず、
ついにドニー・イェンの作中の扮装の写真を撮ることに成功したのである。
彼は辮髪で、黄土色の長い衣をまとい、典型的な農夫という印象である。
木製の棍棒を手に、非常に大きな木桶の中で絶えず突く動作をしていた。
穀物を突いているようで、周りにはたくさんの稲が置かれていた。
ここにおいて、記者の疑問はさらにふくれあがった。
というのも、制作班と密着した1週間の間に、
ピーター・チャンは3日間しか撮影をしなかったからである。
おまけにその内2日間の撮影の中身はそっくり同じことの繰り返しだったので、
本誌記者は思わず、「武侠」制作班は撮影中止状態なのではないかとの
疑問を抱いてしまった。

女王の帰還
「武侠」がタン・ウェイ最初の撮影となる


多方面に情報を求めた結果によると、記者が騰衝に着く2日前に、
「武侠」制作班は大規模な出演者交替騒ぎに見舞われていたのだった。
主な原因は、ドニー・イェンの息子役だった「可愛い坊ちゃん」が問題を起こしたためで、
ピーター・チャンが怒って子役を降ろしたのである。
本紙は以前、「武侠」が子役のオーディションをしていたことを報じたが、
ピーター・チャンが「(ニコラス・ツェーの息子の)ルーカスのような可愛い子」を見つけるため、
助監督はほとんど全雲南中を「ひっくり返し」て探しまわり、
面接した子どもは3000を下らなかった。
ピーター・チャンがこんなにも子役を重要視するわけは、
その出番が大変多く、台詞も多いだけでなく、
作品中、いくつかの重要なストーリーの転回点に深くかかわってくる役だからである。
その重要さは、「唐山大地震」で方登を演じた張子楓にも劣らぬほどだ。

記者が知り得たところでは、「可愛い坊ちゃん」が降ろされた原因は、
この子がドニー・イェン、タン・ウェイと食事時のリハーサルをしていたときに、
わがままぶりを発揮したからである――
機嫌が悪かったので、食事をしようとせず、全く「演技を放り出した」有様だったのだ。
おそらくピーター・チャンは、この子どもが今後の撮影に大きなしくじりをしでかすのを心配し、
思い切って換えることを決断したのだろう。
だが、降ろすのは簡単だが、坊ちゃんはなかなか見つからない。
監督が現場で出演者交替を決めたことで、
制作班が事前に決めてあったスケジュールはことごとくチャラになり、
ドニー・イェン、金城武、タン・ウェイはあてどない待機状態に陥った。
その後すぐ、タン・ウェイが「建党偉業」の制作発表に出席したとのニュースが現れた。
タン・ウェイは陶毅役の扮装で現れたという。
また別の主役のドニー・イェンはヴェネチア映画祭に飛んだので、
記者は、「武侠」制作班は人のいない状態になってしまったと気がついたのである。

ご存知のように、騰衝には国内の大都市からの直行便はない。
そこで、スターは騰衝に行くにも出るにも必ず昆明で乗り換えなければならず、
乗り換えには少なくとも半日はかかる。
タン・ウェイは今回主役として「武侠」に参加することになったが、
たった1シーンしか撮影をしていない。
それはピーター・チャンの心づもりとはきっと違うのだろう。
しかし、疑いなく、タン・ウェイは確かに「武侠」の主演女優として決まっているのであり、
この作品が、彼女が「色、戒(ラスト、コーション)」後、復帰する、
最初の内地の作品となるだろう。(続く)
新浪広東娯楽 2010.9.13



   BBS   ネタバレDiary   0:50



2010年09月14日(火) リプトンCM第3弾

這是我的皇家時刻……

Dolphinさんのところへどうぞ! Takeshi Kaneshiro Dolphin?



う〜ん、「1日24時間じゃ足りないよ」の日々が続いております。
書こうと思うことはどんどん古くなり……



追記(24:30)優酷でもらったファイルを貼っとこう。

      


   BBS   ネタバレDiary   23:10


2010年09月02日(木) LiptonCM第2弾

こんばんは。
とっくに帰国しております。
休んだ後は、それなりの代償がありまして、即、慌ただしい日常に逆戻りです。
大連はおもしろかったです。
ほんのちょっぴり武の姿にも会えましたし♪
それはまた後ほどとして(新味はないですし)、
もっと新しいお話をとり急ぎ。

リプトンの新しいCMの放映が中国で始まったそうで、
AMUさんが見事キャッチしてくれました!!(わーん、ありがとう)
秋ですから、今度は温かい紅茶ですね。おいしそうです。
一緒にご覧ください。

  
 Click!

我喜歓充満朝気的味道
譲今天充満朝気……



   BBS   ネタバレDiary   1:50


2010年08月25日(水) 天才的組み合わせ(武侠)●武は嫌いだ&お知らせ

クランクインの記事は焼き直しばかりなので、こんな記事を拾ってみました。
1つの大きなトピックは、タン・ウェイの中国映画への復帰なんですね。



ーター・チャンの新作「武侠」が、昨日雲南の騰衝でクランクインした。
ドニー・イェンが数日前に既にツイッターでファンに騰衝に到着し、
撮影準備を済ませたと報告したのに加え、
一昨日にはタン・ウェイも騰衝駝峰空港に現れ、
従って当然のことながら「武侠」のヒロインであるということになった。
もし、すべて事実なら、「解禁令」後の初の映画として「武侠」は
タン・ウェイの今後にとって、どんな推進力になるだろうか?
ピーター・チャンはアン・リーに続き、
タン・ウェイのキャリアに重要な役割を果たす監督になることができるのだろうか?
昨日、記者は若手監督で映画批評家の張江南にインタビューをおこなった。
張は、「ラスト、コーション(色・戒)」を見ればタン・ウェイにできないことはないことがわかるし、
「武侠」によって、その前途は無限大になるだろうと語った。(本紙記者 ツォウ・シャオユィ)

彼女は何でも演じられる

――もし、タン・ウェイが「武侠」に出演したら、それは彼女の正式復帰でであると考えていいでしょうか?

張江南 そう言っていいですね。なぜなら、「月満軒尼詩」はつまるところ文芸映画であり、
合作ではない純香港映画ということで内地で公開されましたから。
それに当時、この映画には宣伝禁止令が出たとも聞いたことがあります。
「武侠」のほうは、まず、合作映画です。そして商業的にも大変有望視されている。
公開される時に宣伝上の問題はありえないと思いますね(笑)。
タン・ウェイはハカリにかけたはずです。
以前、「白鹿原」からもオファーがあったというニュースが流れていましたが、
二者の間で、彼女は「武侠」を選んだ。
結局「白鹿原」はあまりにデリケート過ぎて、将来にとってあまりよくなかったわけです。

――「武侠」に出れば、タン・ウェイの今後は次第に安定できそうですか?

張江南 そう思います。彼女は今、ビル・コン(江志強)と契約していて、
彼の作品選びが節穴なはずがない。
「武侠」は非常に国際的な視野に立った大作ですから、
長い目で見れば、タン・ウェイの将来はきっと無限でしょう。
彼女にとっても絶対にいい話です。
というのは、国内芸能界ではスターが非常に不足していた、
製作本数が増えても大スターはいつもの数人という状況なので、
トップとその次のクラスの俳優の出演料も高騰していますから。

――ピーター・チャンの「如果・愛(ウィンター・ソング)」は、
ジョウ・シュンの映画界での地位を確立させました。
「武侠」はタン・ウェイにとってどんな推進力を生み出すでしょう?


張江南 「ラスト、コーション」で、彼女が何でも演じられることはすでに証明されています。
いい役者です。あのような大作、あのようなデリケートな役を
あんなにすばらしくやりとげることができたのですから、
他の役など、彼女にとっては全然難しいものではない。
何と言うか、彼女は出発点が高く、チャン・ツーイーに匹敵します。
現在の事務所を含め、得たチャンスも視野も、多くの女優達が望んでも得られないものばかりです。
「武侠」後、ますます多くの映画からオファーが来るでしょう。
中国語映画だけでなく、西洋の映画に出るチャンスもあるかもしれません。
その後は非常に早くキャリアアップしていくでしょう。
俳優が早く困難を脱するには、1本か2本の映画で十分です。
以前の小さな挫折など、なんでもありません。

――今、チャン・ツーイーのことをおっしゃいましたが、2人の比較は?

張江南 タン・ウェイは親和力に優れていますね。
「ラスト、コーション」はけっこうデリケートな映画で、彼女も一夜で名をなした。
もし、他の女優だったら、人に好感を持ってもらうのは大変難しかったでしょう(笑)。
彼女にはつまり人に嫌われない、嫉妬されない、恨まれない能力があって、観客運があるのです。

――「武侠」がうまく行ったら、内地の女優の序列は書き直されるのではないですか?

張江南 そうなるはずです。役者のピークは5年だと、誰か言いませんでしたっけ?
ところが、その5年の顔触れが、5年後もまた変わらなかったら、観客の審美眼もくたびれてきます。
もし、タン・ウェイが「武侠」で新勢力として頭角を現わせば、
観客はまた1人新しい役者の芝居を見ることができる、
それもまたいいことです。

天才的組み合わせ

――さきほどおっしゃったように、「武侠」は商業的に大変期待されています。
商業的に傾きすぎたものにならないでしょうか?


張江南 なりませんね、監督がピーター・チャンですから。
ピーター・チャンは実は非常に芸術肌の人で、昔は香港で映画を撮っていた。
「ラヴソング」「君さえいれば」にはいずれも妥協があります。
彼は商業的すぎると考えています。
しかし、香港市場と言うことで言えば、これらはとってもとっても芸術的だったんですよ。
それが、なぜ、そのころ彼が香港のトップ監督でなかったかの理由でもあります。
彼は内地に来て、今までなかった自由を手に入れた。
「如果・愛」と「投名状(ウォーロード)」、それに「十月囲城」を、
なぜ彼は香港時代に撮らなかったのか?
香港にはそういう空間がなかったからです。
私は、この5年ないし10年間が、彼が真の意味で作品を制作している時期だと考えています。

――チャン監督の芸術的気質はタン・ウェイと非常によく合う気がします。

張江南 はい、私は今回の組み合わせは非常にいいと思います。
「武侠」も大変写実的な映画だという話ですから、俳優の演技に対する要求も非常に高くなる。
タン・ウェイは顔だけではない。Twinsとは違うんです。
彼女の演技は絶対に一線級であり、一線級の名を得るのが当然です。

――タン・ウェイの他に、現在決まっている出演者はドニー・イェンと金城武ですが、
この共演の最大の見所は何ですか?


張江南 言えるのは、これは賢いキャスティングだということですね。
アクションスターばかりではない。
男性の観客はアクションが好きだから、それはドニー・イェンが担当できる。
金城武はハンサムでアクションもできるし、女性観客を任せられる(笑)
2人の気質は全然違う路線で、しかもうまい具合に両極端です。
今はまだストーリーが分からないのですが、
タン・ウェイはおそらく2人と三角関係になるのではないでしょうか。
実は、私はタン・ウェイとドニー・イェンの芝居がもっと多くなることをとても期待しているんですよ。
それはドニー・イェンの演技力を発揮するのに助けになるでしょう。
この2年ほどは、彼の演技が目に見えてよくなり始め、成果をあげた時期でした。
もし、純粋なアクション演技なら、彼にとってはなんの意味もない、
ただマーケットを維持するだけのことです。
確か、3人は共演したことがないと思います、これは本当に天才的な組み合わせですよ(笑)

――金城武の名が出ましたが、ピーター・チャン監督は彼が大のお気に入りのようですね。

張江南 かもしれないですね。実は彼が以前に一緒に仕事をした相手、
レスリー・チャン、アニタ・ユン、マギー・チャンからジョウ・シュンまでを見れば、
彼が演技力があって、かつスクリーン上の美形と言っていい俳優が大好きなことがわかるでしょう(笑)。
金城武はある種、レスリー・チャンに大変似ているところがあります。
普通の人間とは思われないほどきれいで、あの目は本当に電気を放っていますよ。
(長江商報 2010.8.24)



金城武は嫌いだ   22:20

――と陳昇(ボビー・チェン)が言ったそうだ。

中国の「天天向上」といテレビ番組に、ベテラン歌手の齊泰
(「如果・愛」の挿入歌「外面的世界」の作者兼歌手ですね)と
齊豫、それに陳昇がゲスト出演した時のこと。
ルネ・リウ(劉若英)、リッチー・レン、金城武はみな陳昇が育てた人たちですが、
司会者の天天ブラザーズとのトークの折、陳昇が、
「なかで一番嫌いなのは金城武」と言ったものだから、司会者も観客もびっくり。
しかし、陳昇、すぐに説明していわく、
「彼に会うたび、家に帰って歯を磨くとき、鏡の中の自分を見て悲しくなるんだ」
司会者の1人がすぐに賛同してまたいわく、
「一度彼に会ったことがあるけど、家に帰って自分の姿を見たら吐いてしまったよ」
そこで別の1人が「『把悲傷留給自己』の歌はそこからできたのか!」と冗談を言ったそうです。

記事はこちら

「武侠」が雲南でクランクインしましたが、今のところ、
次の目立ったニュースはまだ出ませんね。
その間に、というわけではないですが、私こと、
明日から4日ほど、中国に行ってきます。
場所が大連で、武関係は何も収穫がないと思います。
更新はお休みになりますので、どうかよろしく。
(お礼を言わなければいけない方、お返事しなければならない方々がいらっしゃるのですが、
すみません、戻ってからでお願いします。すみません)



   BBS   ネタバレDiary   2:30


2010年08月24日(火) 写真もう少し●もっと

ここ(西部商報)

追加 → 中国経済網
クランクインの儀式ですね。ちょっと期待の持てる、いい横顔です。  9:20


   BBS   ネタバレDiary  7:30


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