武ニュースDiary

* このサイトはリンクフリーです。ご連絡はいりません。(下さっても結構です。^_^)
* 引用は、引用であるとわかる書き方なら、必ずしも引用元(ココ)を表示しなくても構いません。
* 携帯からのアドレスは、http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=23473 です。
* 下の検索窓(目次ページにもあり)からキーワードでDiaryの全記事が検索できます。
* バナーは世己さんから頂きました。
* Se inter ni estus samideanoj, kontaktu al mi. Mi elkore atendas vin, antauxdankon!
目次|前の記事|新しい日記
2010年11月04日(木) |
写真が出た!(武侠)●更新 |
おお! 今までにない出で立ちで、面白そうです。 → こちら
記事はこれから。
追記 8:00
もちろん盗み撮りです。 ネタバレがあるので、タイトルは省略、本文中は黄色で伏せます。
ピーター・チャン監督の大作映画「武侠」は撮影開始以降、絶えず注目を集めているが、 タン・ウェイの「山村女性」の姿に続き、記者は苦心の張り込みの後、 再度、別の大物キャストたちの作中の姿をとらえた。 この作品はドニー・イェン、金城武、タン・ウェイら大スターが参加しているため、 撮影隊も手を抜けず、現場には出演者が休むための豪華なワゴンが停められている。
この日、記者は「武侠」の撮影現場に潜入、 撮影中の金城武と渡辺謙がドニー・イェンの遺体を収容する姿を見つけた。 見ると、金城武は黄色い帽子をかぶり、グレーの綿服に、小さなカバンと小さな水筒を肩にかけて、 まるで、通学中の小学生のような感じだ。 さらにいでたち全体で一番かわいいのは、この小さな眼鏡で、 これを掛けると、たちまち名探偵コナンに変身する。
これまで明らかになった出演者の他に、記者は別の新しい重量級人物を発見した ――日本の国宝級俳優、渡辺謙である。 青い中国服姿は非常に凛凛しい。 この日、撮影されたシーンでは、ドニー・イェンはずっと遺体運搬車に死体となって横たわっていた。 渡辺謙が金城武に向かって怒鳴っている声がかすかに聞こえてくる。 「おまえ達は唐龍を殺したのだな!」(唐龍はドニー・イェンの役名だろう) 休憩になると、ドニー・イェンは「息を吹き返し」、足を組み水を飲んだが、リラックスした表情はなく、 まだ劇中から抜け出ることなく、ひそかに役を考えているようだ。 どうやらピーター・チャン監督は完璧を期するため、俳優への要求も非常に厳しいようである。 (捜狐娯楽 2010.11.4)
渡辺謙!!
辮髪、ない? 見えない??
続いて別の記事が出てるけど、どこまで見ちゃっていいのかなあ……
●記事もうひとつ 16:00
こちらは渡辺謙と断定はしていませんが。 さらにネタバレ多いのですが、伏せ方が難しい〜。 (まあ、こういうシーンがあるというだけでネタバレですが。 見てもいい人だけ見てください)
ピーター・チャン監督、ドニー・イェン、金城武、タン・ウェイ共演のアクション大作「武侠」は、 目下、雲南騰衝でクランクイ後2か月を数えるが、 制作部は一貫してマスコミに「沈黙」を通しており、 主演俳優達の扮装姿さえ、厳重に隠したままだ。 9月に雲南信息報がドニー・イェンの農夫姿をスクープしたのに続き、 記者は11月1日、再び「武侠」の現場に赴いて、金城武の作中の姿 ――グレーの丈長の中国服、黄色の礼帽に眼鏡をかけた――の撮影に成功した。 このほか、意外な発見があった。 日本の国宝級俳優、渡辺謙ではないかと思われる主演者が 青い時代衣装に身を包み、金城武と共に姿を現したのだ。 いまだ発表されていない「教主」役として出演の可能性が極めて高いと推測される。 (雲南信息報独占提供)
腕前を披露、馬幫と戦う 上品な捕吏の金城武、馬幫の待ち伏せに遭う
11月1日午前9時、記者は固東のタバコ栽培地で行なわれている「武侠」の撮影地に着いた。 現場では、天と草地の接する地平線上を、二、三十人の馬幫(ばほう、荷馬部隊)が サッカー場の10倍くらいもある草原を疾走するのが見えた。 午前11時半、金城武が現れた。 黒い縁のある黄色い礼帽を被り、質素なグレーの綿の長衣をまとって、 カバンを肩に掛け、眼鏡をしている。
金城武は捕吏役と聞いていたが、その姿を見ると、 刀と槍を背負った伝統的な捕吏のイメージとは大きくかけ離れている。 金城武は現場に着くとすぐ、監督のピーター・チャンと話を始めた。 ときどき監督に向かって拳法の身振りをし、監督は顔をほころばせる。 30分後、金城武の出番が始まった。 金城扮する捕吏は1台の遺体運搬車を曳き、警官たちに従って草原を疾駆する。 突然向こうから馬幫の一群が襲ってきて、警官たちは逃げていった。 馬幫は金城武を取り囲んでぐるぐる回り、大声で泣き喚くような弔いの歌を歌うが、 金城武は危機を前にしても恐れる風なく、大侠のようだ。
ケイタイをし、カップめんを食べ 「不死鳥」ドニー・イェン、「遺体運搬車」に横たわる
午後2時頃、もう1人の大物ドニー・イェンが現場にやってきた。 ドニー・イェンは到着すると、 監督のピーター・チャンとも共演者の金城武とも言葉を交わさず、 1人で空き地でぼうっとしたり、拳法の身振りをしたりしていた。
今回の「武侠」の撮影では、ドニー・イェンは主演を務めるだけでなく、 武術指導をも担当している。 この日、現場にやってきたのは、金城武の一対百の戦いを指導するためだと思っていたら、 なんと彼は着替えると、金城武が曳く遺体運搬車に乗ったのだ。 いつだって、映画では「不死鳥(死なない役)」であるドニー・イェンだが、 「十月囲城」でピーター・チャンに「死なせられて」からは、 今回もまた、「厄運」を逃れられず、再び「烈士」となるのだと思われる。
さらに面白いことには、ドニー・イェンは現場では全然おとなしくしておらず、 たとえ遺体運搬車の中で動けずとも、 監督のカットがかかると、すぐにケイタイをいじり始める。 日が山に沈む前、クンフー達人のドニー・イェンも空腹には勝てず、 アシスタントにカップめんを作らせて、腹を満たし、 それからまた「烈士」を演じ続けた。
弔いの歌湧き起こり、教主が吼える 渡辺謙、最後の出演者として「教主」を演じる?
その日、記者はタン・ウェイの姿は見なかった。 ところが、昼頃、1人の見たことのある男性が、 青い中国服を着て、迫力十分なのを見つけた。 現場で、彼は荷駄隊の先頭を騎馬で走り、遺体運搬車を停め、 ドニー・イェンを見つけると、天に向かって吼えた。 「おまえ達は唐龍を殺したのだな!」 (唐龍はドニー・イェンの役名だろう)そして、騎馬隊と「ウーラー、ウーラー」と 意味のわからない葬いの歌を歌い始めた。
ワンシーン終わるごとに、彼は金城武、ドニー・イェンと一緒に モニターのところに行き、のぞき込んだ。 よく見ると、この人物は日本の俳優、渡辺謙に非常によく似ている。 国家広播電影電視総局サイトの「武侠」のあらすじによると、 唐龍は家族と村人の命を守るため、捕吏である徐百九とさえ一緒に組んで、 マフィアの「教主」と命をかけた決戦をし、自身の過去の罪業にもケリをつける。 これまでに明らかになった出演者のドニー・イェン、金城武、 タン・ウェイの3人の中には、明らかに誰1人「悪役」はいない。 渡辺謙こそ、ピーター・チャンがまだ見せていない最後の大物 ――教主なのではないだろうか? (南方都市報 2001.11.4)
BBS ネタバレDiary 7:15
2010年10月18日(月) |
陳昇と3人の弟子(中) |
ニュースがないと、つい更新が滞りがちになり、陳昇の話も止まってしまいそう。 全2回でなく3回になってしまいますが、ともあれ続きを……。
右見て左見て前向いて:陳昇と3人の弟子(2)
陳昇と任賢齊(リッチー・レン):雪が広い広い世界で融ける
陳昇は以前、リッチー・レンは自分とキャラクターがよく似ていると言ったことがある。 どちらも人付き合いがよく、快活だ。 音楽の道において、リッチー・レンは実際奇妙な総合体でもあると私は見ている ――初期の「心太軟」のしっとりした情の深さから、「春天花会開」の無頼青年へ、 さらには「任逍遥」のクラシックなロマン、 今は心の内をかきくどくニュータイプのやさしい男へと変化した。
金城武と比べ、リッチー・レンは歌手業においてかなり輝かしい成績を得ている。 たとえ、歌謡界に天地をひっくり返すような大変化が起きている今日にあっても、 リッチー・レンは音楽的に、古典と新鮮さが共存する 高い水準を維持し続けている。 また、彼自身の、あの天成のものか、あるいは意識的に作り上げたものかわからない 個性もまた、少しずつ色を薄め、中年男性らしさを自然に出すようになった。 歌手としてのキャリアを一見すると、 リッチー・レンには陳昇の芸風はあまり強く見られない。 だが、一貫して見えつ隠れつしているのは間違いない。
「小雪」は陳昇とリッチー・レン師弟が共作した名作だ。 この歌には、あの一種形容しがたい陳昇式フォークソングの雰囲気がある。 歌詞は「意識の流れ」的難解表現を含み、 当時人気絶頂だった彼と不思議な化学反応を起こして、 当時商業的ラブソングを多く歌っていたリッチーの俗っぽさを、瞬時にかき消している。 傍若無人に叫ぶ最後の数行の歌詞、 「愛はもうだまさない、承諾は一体あてになるのか、 今日突然小雪が降り始めた、 行かないでくれ、俺には俺の雪が要る……」 の、ほとんど音をはずしかけた歌い方は、 明らかに陳昇がよくとる表現方法であり、真実で心を打つ。 (続く) (流水紀・文 浙江在線 2010.7.9)
BBS ネタバレDiary 0:05
2010年10月11日(月) |
陳昇と3人の弟子(上) |
今日ですね! 金城武さん、お誕生日おめでとうございます。
募る想いはネタバレへ……ということで、ここではお誕生日とは直接関係ないけど、 久しぶりに昔の金城さんにかかわりある記事を訳してみました。 金城武、レネ・リウ(劉若英)、リッチー・レン(任賢斎)という、 台湾の名だたるアーチストが、いずれも陳昇(ボビー・チェン)の弟子だということは みなさん、ご存知と思います。 この記事は、陳昇と3人とのそれぞれの交流を語ったものです。 長いので、2回に分けて。後半はレネとリッチーの話です。
 (前にもアップした気がするけど、写真はやっぱりこれですかね)
右見て左見て前向いて:陳昇と3人の弟子
もし、中国語歌謡界に本当にまだ待ち望むに値する「哥(兄貴)」がいるとしたら、 それは「昇哥(セングー)」をおいて外にいないと私は思う。 齢50を越した陳昇は、ずっと、ヒッピーのようにふらふらと、 放蕩の限りを尽くしてきたが、 傲慢と天真爛漫が混じり合った魅力をおのずと備えている。 混乱する2010年の中国語歌謡界にあって、彼は突然アルバムを発表した。 タイトルを、少々けしからぬ響きの「追伸 そうさ、俺は台北にいる」という。
私はこの怪老人を音楽界の清流とは呼びたくない。 実はとても”邪悪”だ、そうじゃないだろうか? まるで黄薬師と周伯通(どちらも『射雕英雄傅』中の人物)を合わせたようだが、 外見はいつでも須菩提祖師(仏陀の弟子。孫悟空の師)のようだ。 このジイさんのアルバムが「中国語音楽界を救」えるかどうか、 憶測するのはすっぱりやめることにしよう。 だが、アルバムの曲目を見ると、「取っては捨て」「妹」「ネズミ万歳」「ブラジル万歳」…… わかったよ、昇兄貴が今回、どんなふうに遊んでいるのか 聞いてみたくてうずうずするよ。
一番心をひかれたのは、このアルバムに収録された「20歳の涙」だ。 これは陳昇が、その一番弟子である金城武のために書いた歌である。 今、80年代生まれの大部分、90年代生まれの人のほとんどは、 実は、怪老人陳昇が、金城武、リッチー・レン、レネ・リウという 名声赫々たる3人をその掌中に収めていたことを知るまい。 この3人の、一見全く関係ないようでいて実は一致する互いの気質は、 陳昇という彼らの生涯に深い刻印をのこした男の手を借りて、 最終的に奇妙かつ完璧に共鳴し合うのだ。
陳昇と金城武:20歳の涙、泣いてはいない、笑っているだけ
今、世の中に氾濫する「イケメン」たちにとって、金城武は、 彼らを常に顔色なからしめるスターであり、 各時代の少年少女が心に抱く不老伝説の人物である。 こんな俗悪な形容詞を使って申し訳ないが、 しかし、時は確かにこの男性を厚遇している。 彼はどんなときも驚くほどハンサムで、ストイックなほどクールだ。 私たちは習慣的に、彼の演じる無数の情深く、憂鬱で、不まじめで、 わがままな役の人物の内に、彼の真実が表れていないか探そうとするが、 決してその神秘が解明されることはない。
時を最初の頃までさかのぼらないと、 我々は金城武が芸能界に足を踏み入れたときは歌手であり、 シンガーソングライターでさえあったことを忘れてしまっている。 陳昇門下に入った彼は、全部で8枚の北京語と広東語のアルバムを出した。 ただし、成績は同時代のジミー・リンら若手歌手たちに、遙か及ばずじまいだった。 97年発表の「多苦都願意」は、質は高かったが売れ行きは芳しいとはいえず、 このアルバムを最後に、金城武の歌手としてのキャリアはピリオドを打つことになった。
だが、陳昇と金城武、この師弟は初めからよく心が通じていた。 師匠は友人と繰り出して楽しくやるのを好み、 弟子は家にこもっているのが好きというように、性格は正反対に見えるが、 どちらも繊細でロマンティックであり、 心の奥底にぬぐい去れない憂鬱をひそませている。
金城武は陳昇のために「路口」という曲を書いている。 彼が曲を作り、陳昇が詞をつけた。この歌は、今聞いても舌を巻かざるを得ない。
「ぼくらが忘れなくてはいけない、過ぎ去る運命に慣れなくてはいけなくなるとき 人生はもう二度と、子どもの頃のようにぼうっとしたままではいられない 君とぼくは途方に暮れ、十字路で出会った 君がどこに行くのか尋ねるのを忘れてしまったよ ひょっとして、ぼくはいつか満天の太陽を手にするかもしれない それでも、今と同じように薄暗い夜に目を覚ますだろう」
金城武が音楽を熱愛していたのは疑いない。 顔を見せるだけで大勢のファンを魅了したけれど、 卑俗なアイドルのラブソングは、決して彼が求めるものではなかった。 最後のアルバム「多苦都願意」では、何曲も創作と制作に参加しただけではない、 その、欠点はあるが情感に満ちた声の魅力を完璧に発揮している。 表現法上も師である陳昇の風格によく似ている。 陳昇のほうは、この愛弟子に「20歳の涙」を送った。
「20歳の灯火が君の優しく美しい顔を照らす 誇り高い男が さすらいの旅を開始するのだ 途中、風の吹くこともあるだろうが 風の中にはやはりぼくらの歌が聞こえるだろう……」
長い年月が過ぎた。陳昇と共にこの歌を歌う者は張懸へと変わったが、 しかし陳昇と金城武の、この、音楽そのものより大きな意味を持つ師弟の情は、 音符の内に永遠に留められ、消えることはない。 (続く) (流水紀・文 浙江在線 2010.7.9)
BBS ネタバレDiary 生日快楽!メッセージはこちらへ 0:00
またまた金城武さんのお誕生日が近付いてきました。 というか、もう目前ですね。
今年もネタバレDiaryに場所をもうけました。 ご利用いただき、一緒にお祝いしていただけるとうれしく思います。
BBS ネタバレDiary 更新 23:50
2010年09月19日(日) |
チン・シウトン、「投名状」のアクションを語る●走るウーヤン |
旧聞に属しますが、「投名状」で大変苦労したという アクションのチン・シウトンの話を残しときます。 (ピーターさんつながりというわけでもないけれど) それにしても、このプレミアからもう3年なんですか!!
チン・シウトン「投名状」を語る
12月6日夜、武侠歴史巨編「投名状」が、 北京で盛大なワールドプレミアを挙行する。 大勢のキャスト、スタッフも次々と北京に到着した。 アクション監督のチン・シウトンはプレミアの前日、 新浪娯楽による独占インタビューで、 「投名状」は自分にとって、全く新しい試みであり、 最大の困難は、型を使わずに、型のあるアクションよりも良いものにするという ピーター・チャンの要求にこたえることだったと語った。
乱れの中の秩序こそ最重要
チン・シウトン設計のアクションは、 これまで軽やかで人間離れしたものとして賞賛されてきたが、 今回、「投名状」の撮影では、監督のピーター・チャンから、まずこう言われた。 いわく、ワイヤーを使わない、型を全く感じさせない、 あまり振り付けしすぎないものに。 「これは確かに少々きつかったね」とチン・シウトンは言った。
「アクション設計はちょっと大変だったよ。 というのは、型を使わないと、あちこち、めりはりのないものになってしまいがちだからだ。 事細かに振りをつけるのも、全然つけないのも、どちらもだめだ。 乱れた中に秩序があるのが一番大事なんだ。 そうでないと、武器はみんな本物を使うから、ケガをしてしまう。 我々は図を描き、位置をはっきりと決め、 しかし俳優の動き方は大体決めるだけにしておいた」 これがチン・シウトンが最後にたどりついた折衷策だった。
谷で食糧を奪うシーン、蘇城の大戦、それに金城武とジェット・リーの最後の対決は、 最終的にチン・シウトンが非常に満足しているシーンである。
わざと血なまぐさくするのではない
自身が確立した作風を変えることについて、 チン・シウトンは、「大変いい経験」だと考えている。 「ずっと同じ作風だったから、今回は大転換する。 それに今、テレビドラマはワイヤーだらけだ。 映画、特に時代劇は国際化し、絶えず新しいものを追求していかなければならない。 昔ながらのものばかりではだめだ。 私が昔使ったようなものは、今の中国のテレビドラマで全部見られる。 変化こそ生きる道だ。 それにいつも時代劇ばかりで、あっち飛びこっち飛びの武侠物は、もう飽き飽きした。 現代物も手がけてみたいし、毎回、違ったものでありたい」
世界の市場で認められることは、「投名状」にとって、国内での成功に劣らない。 外国の観客は一体、人間離れしたアクションシーンを好むのか、 それともこのような本物の、力と力の戦いを見せるアクション映画を好むのか? チン・シウトンは、内容次第だと考えている。 「スター・ウォーズ」なら、当然びゅんびゅん飛び回るアクションは欠かせない。 だが、総じて言えば、今の観客はやはりリアルな方を好んでいる。
また、「投名状」のプロモーションフィルムが公開されると、 血なまぐさすぎるという批判があったが、チン・シウトンは驚かない。 「まだ通して全部は見ていないが、撮影していたとき、監督は、非常にリアルで、 戦争の残酷さが伝わるようなものであることを望んでいた。 国によって、映画審査と上映の基準は違うと思う。 どのように手を入れるのか、私は知らないが、 『投名状』が血なまぐささを売り物にする映画ではないことは断言できる」
ピーター・チャンは、良いものになりさえすればよい
周知のことだが、ピーター・チャン監督は武侠映画を手がけたことはない。 チン・シウトンの見るところ、「投名状」は厳格な意味での武侠映画ではないが、 アクションは重要な要素である。 2人の間の調整とコミュニケーションが映画の質に影響するのは言うまでもない。 チン・シウトンは、ピーター・チャンはアクション映画の経験はないが、 そのアクションがいいか悪いかはよく分かると言う。 ちょうど、有名な話で、鶏の卵を生んだことがなくても、どの卵がうまいかは、 生んだ母鶏よりよくわかる、と言われているように。
「ピーター・チャンはこういう映画は撮ったことがないので、 最初は私も頭が痛かった。 だが、彼は見ればわかるので、アクションに対する要求は高い。 言葉にすることは出来ないかも知れないが、 どれが良くてどれが悪いか示すことができる。 もっといいやり方はないかとね。 そこで私も今までやったことのないことを、ずいぶん試してみたよ」 チン・シウトンは言った。
3兄弟はみな散打を練習
ジェット・リーは世界でもトップのアクション俳優で、実際も武術出身である。 長年のやり方をいきなり捨てて「散打」風に改めさせることは、 アクション監督のチン・シウトンにとってもジェット・リー本人にとっても、 大きな挑戦だった。 「実は3人とも緊張していた。 ジェット・リーはこんな長い間アクション映画をやってきて、 突然ばりばりのリアルさを要求されたんだ。 彼のたくさんのアクション演技はどこへ行ってしまったんだ? 観客も彼のアクションを喜ぶ者が多いから、 型のない闘い方を受け入れられるだろうか? 型がなくてどうやってアクション映画が撮れるんだ? それが私たちの共通の疑問だった。
幸い、実際にはまず共通認識を持ってから撮影を行なえた。 ジェット・リーもプレッシャーは感じなかった。 というのも、彼はとっくに監督が欲しいものが何かわかっていたからね ――型はないが力強さが欲しいってことだ。 彼自身も、この映画で一歩突き抜けたかったんだ」 とチン・シウトンは語った。
一方、アンディ・ラウと金城武は、もともと武術の基礎はない。 ピーター・チャンはCGや特殊撮影はできるだけ少なくしたがっている。 ならば、彼らのアクションシーンはどう処理したのだろうか? チン・シウトンの回答は、一番大事なのは安全、というものだった。
「武術のできない俳優を完璧な武功の持ち主に見せるのは、 アクション監督の一番基本的な能力だよ。 アンディ・ラウと金城武は武術俳優の出身ではないが、 この映画のアクションは、実はそれほどのことはない。 たたき切るならたたき切る、ストーリーに従ってやればそれでいい。 アンディ・ラウの方が武侠映画の経験はたぶん多かったから、 もっと適応しやすかったろう。 金城武はアイドルで、文芸映画の方が多い。 だが、彼はとても聡明で、言うとおり、一生懸命やる。 もともと型は要らず、リアルな闘いを追求するので、武術は不要だから、 2人のスタートラインは同じだ。 馬術も金城武の方が弱いが、役柄上、徒歩が多い。彼は非常に足が速いんだよ」 (新浪娯楽 2007.12.6)
●走るウーヤン
アクションシーンにまつわる、こんなエピソードもついでに。
「投名状」では金城武は末の弟役なので、 戦場で敵に向かって突撃して闘う場面が大変多い。 だが、アンディ・ラウやジェット・リーのように、 馬上で雄々しい姿を見せるということはできず、 厚ぼったい鎧を着て走り回らねばならないので、彼を大変やりきれない想いにさせた。 実は、彼は、他の映画でも、いつも走ったり、 追いかけっこをしたりしていることが多いのだ。 「ターンレフト、ターンライト」や「如果・愛(ウィンターソング)」などは、 走っているシーンがたくさんある。 今回の「投名状」もまた例外ではなかった。 そこで、彼はいつも監督に、もう走らなくていいよう懇願し、 あるときなどは、「船に乗るのはどう? その方がまだいいですよ!」と言い出して、 監督をひとしきり笑わせた。
あるシーンなどは、アンディ・ラウもジェット・リーも騎馬で敵と戦うのに、 金城武だけが2本の脚で敵陣に突入しなければならなかった。 2人が馬に乗っているのを見た彼は言った。 「どうしてぼくだけ走るんですか?」 ジェット・リーがこう言ったものだ、 「ぼくら2人は年がいってるからね、君しか走れないのさ!」 アンディ・ラウも言った。 「君の走りっぷりはかっこいいし、ぼくらの馬より速いからね、 もちろん君は走らなくちゃ!」 聞いた金城武は泣くに泣けず笑うに笑えず。 (CCTV.com 2007.12.26より)
BBS ネタバレDiary 1:15
2010年09月17日(金) |
ドニー、タン・ウェイ夫婦の子供たち |
子役が見つかった話もついでに全文を。 順調に動き出したのかな?
先の、本紙による騰衝における「武侠」クランクインの独占報道に続き、 「武侠」制作班に関するニュースは、ドニー・イェンとタン・ウェイ演じる夫婦の子供役に セシリア・チャンの長男ルーカスが出演するというものまで含め、諸説紛々の状態である。 数日前、記者が信頼できる筋から入手した情報によると、 作中のドニー・イェン、タン・ウェイ夫婦の子どもはルーカスではなく、 以前「書剣恩仇録」「三国演義」「人間正道是滄桑」に出演していた子役、鄭偉と、 5歳の騰衝籍の少年、李家民である。
制作班、厳重に防御 写真をとれば即解雇
得た情報によると、現在「武侠」制作班は依然として騰衝で撮影に忙しいという。 またこの2日間の撮影は、いずれも藺家寨に築造したセット内での撮影であり、 ドニー・イェンと金城武の間のアクションシーンがメインである。 武術者であるドニー・イェンは基本的に自身で演じ 、金城武は簡単な闘い以外の高難度のアクションは武術のスタントマンが替わって行なう。 今はタン・ウェイの出番は比較的少ないので、めったに現場には姿を現さない。
本紙によるクランクイン儀式の写真と出演者の陣容のスクープ以後、 制作班は警備を強化し、スタッフは全員、専用の身分証を携帯しなくてはならず、 用のない人間は誰であれ近づくことはできない。 また、現地の警察に現場の秩序維持を要請している。 撮影に参加するエキストラでさえ、勝手に写真を撮ることは許されず、 一度見つかったら、即、クビである。
急の出演者変更 騰衝の少年が「急を救う」
主演のドニー・イェン、金城武、タン・ウェイの他に、出番の比較的多い出演者が2人いる。 ドニー・イェンとタン・ウェイの子供役の2人の少年である。
前は、子ども役の2人の子役は、どちらも北京から来た子で、 長男を演ずるのが、既に多くの作品に出演経験のある子役スター鄭偉、弟役は北京の子役。 この2人は、本紙記者もクランクイン儀式の折、姿を見ている。 ところが、その後の撮影中に、「弟」のほうは要求されるものに合わず、役を降ろされ、 長男役の鄭偉が残された。 制作班はこれにより、大きな代価を払うことになり、 この2人の子どもが出てくる場面は全てご破算になってしまった。
ふさわしい子役が見つからないため、撮影は、 騰衝の少年、李家民が現れるまで、延び延びになっていた。 オーディション監督はこう感嘆していたものである。 「李家民を見つけるのは砂金を見つけるようなものだったよ」と。 今年5歳の李家民は大変賢く可愛い子で、 撮影のないときは、タン・ウェイがいつもこの子と遊んでいる。
また、ピーター・チャンは要求が非常に高いため、 撮影の進み具合はきわめてのろのろとしている。 続いて、制作班は和順古鎮、黒河村などで撮影を進める。 撮影は12月までかかる見込み。 (都市時報 2010.9.15)
BBS ネタバレDiary 2:30
2010年09月16日(木) |
「武侠」撮影の状況は(2回目)●更新●再更新 |
短いですが、少しでも……眠い…… 続きです。あとは明日。 (子役の後釜も決まり、制作が進んでいるとのニュースも出ています。
人は去りて、もぬけの殻 金城武、独り「空城」を守る
ドニー・イェンが「水の都」へと慌ただしく発ち、タン・ウェイが「偉業」に駆け付けた後、 「武侠」制作班は、金城武だけが(孔明よろしく)「空城」を守ることになった。 その暮らしぶりはまさに「赤壁」の諸葛亮そっくりで、つまり「城中に籠って」顔を見せない。
ドニー・イェン、タン・ウェイが出かけた後 、ピーター・チャンは金城武の出番を「てきぱきと」撮ってしまう予定だったが、 記者が潜入していた数日間、チャン監督は相変わらず、 「1日漁をして4日網を干す」という具合で日を過ごした。 8月30日から9月3日までの5日間に、撮影を行ったのはわずか1日だけ、 あとの4日間、チャン監督はあちこちロケ地を見て回るのでなく、 土方工事の監督に行ったのである。 記者は3回ついていったが、2階は収穫なく引き揚げたので、 一度など、「武侠」は撮影休止状態になってしまったのではないかと思ってしまったこともある。
9月2日、撮影のない3日間が続いた後、ピーター・チャンはとうとう行動を起こした。 撮影班あげて100台近い車でものものしく銀杏村へと出発し、 この、「おたく」という言葉ですっかり表現できてしまうスター、金城武もまた ついに部屋から出て、筋肉をちょっと動かしてみることを承知したのであった。
騰衝県庁から40キロ余り離れた銀杏村は、 3000本を超える古イチョウがあることからその名がある。 「武侠」のロケ地のひとつで、イチョウの林の中にある形だ。 先日マスコミの盗撮騒ぎがあったからか、制作班は警戒するようになり、 そのため、撮影現場の円周500メートルの中の通り道では、すべて厳重に検査が行われていた。
たとえ遠巻きにしている村民に紛れ込んだとしても、 見えるのははるか向こうの小さな木の家を労働者が取り巻いて一生懸命働いている様子だけだ。 金城武は小屋に入ると1日、ほとんど出てこない。 記者は思わず、「ああ、彼はどこに行っても『おたく』なのだ」と、感心してしまった。 (続く)
(続き) 11:30 草の根に身を変じる ドニー・イェン、「最下層村民」役を
葉問、陳真、関羽、さらにはまもなく撮影開始する「大閙天宮」まで、この2年間、 ドニー・イェンが演じてきたのはほとんどが民族英雄である。 ただし「十月囲城」の大酒のみの博徒は違った。 ピーター・チャンは「ありふれたやり方はしない」ということかもしれない、 記者がスクープしたドニー・イェンの扮装から考えると、 今回の「武侠」では、一介の「最下層村民」を演じるようだ。
「武侠」のこのロケ地は、騰衝県からは30キロ余りのところにある黒魚河村であり、 以前マスコミが「クランクイン儀式」を撮影した場所でもある。 そのときに出た写真はロケ地の本の氷山の一角だったらしい。 ロケ地には、瓦葺の屋根もいくつも見えたし、カメラの向きを変えれば、 様々な木製の道具が並べてあるのが見え、谷川の水が家の中を通って流れていたからだ。 池の向こう側には直径10メートルを超える「大きな木桶」があり、 そばには巨大な「かたつむりの殻」がある。 非常に奇妙なのは、エキストラ達が絶えず「かたつむりの殻」の小さい入口から入っては、 木桶と瓦屋根の家から出てくることだ。 推測するに、このレンガ工房のような所は、既に撮影班によって「中を掻き出されて」、 互いにつながった「迷宮」のようになっているのではなかろうか。
先に、ドニー・イェンは「武侠」の主役であるだけでなく、 アクション指導も担当するとのニュースがあった。 その日は現場で「技を披露する」ことはなかったものの、手に強く握りしめた棍棒が、 作中で拳法を見せるときの重要な「得物」になるような気がする。 この他、現場にはレールやら「大砲」やらの道具もあった。 簡単な1シーンを、午前中ずっと繰り返していた。 その日の気温は酷暑までは至らないにしても、日差しは非常に強く、 カットがかかるたび、スタッフがドニー・イェンに日傘をさしかけていた。 まるまる1日撮影が行われ、ドニー・イェンも「建築現場」を忙しく歩き回った。 (続く)
これで終わり。 23:50
かたつむり式急ぎ仕事 ピーター・チャン、「太極拳」をするように「武侠」の撮影を進める
記者が騰衝に「潜伏」して1週間近く、一番印象的だったのは、 ピーター・チャンの撮影のスピードが「かたつむり」のようだったことだ。 以前、「投名状」の撮影のときは、重箱の隅をつつくような念の入れ方で1年間もかかったし、 「十月囲城」のときには、完璧を求めるため、もうアップしていた出演者を呼び戻して撮り直しをした。 大スターを何人も手元に確保してからどう撮るか考えることのできる監督は、 ウォン・カーウァイの他にはピーター・チャンしかいないと信ずる。
ドニー・イェンの扮装した姿が撮られたのは8月29日、 その後、1週間もの間、ピーター・チャンは1度しか撮影を行わなかった。 ドニー・イェンはヴェネチア映画祭に飛んでマスコミの取材を受けたとき、 「武侠」はもうクランクインしているが、まだほとんど取っていないと明言し、 ピーター・チャンはまだインスピレーションを待っていると語った。 記者は張り込んでいる間、金城武と一緒に ピーター・チャンの「インスピレーション」を求める様子を目撃していたのである。
制作班の車の通し番号は、「1」号車から「102」号車まであるのに気がついた。 いずれも昆明のレンタル会社から調達してきたということだ。 調べてもらうと、運転手の食費宿泊費を入れて、 1台1日当たり、約400元かかることがわかった ……ピーター・チャンの「かたつむり」並のスピードを目にしては、 記者は彼のために計算せずにはいられなかった。 毎日使う車の費用だけでも、4万元、 毎日の撮影班数百人の労働、まかない、宿泊費の出費は言うまでもない。 「実に大監督はやることが大きい」である。 記者が騰衝を去って後、ドニー・イェン、タン・ウェイは戻ってきたが、 ピーター・チャンの「インスピレーション」は湧いたのだろうか? 「かたつむり制作班」は撮影をしているのだろうか? 記者には知る由もない。 (完)
BBS ネタバレDiary 2;20
2010年09月15日(水) |
Simply TK●「武侠」撮影の状況は? |
海外サイトのご紹介です。 日本のファンにもいろいろと情報を送って下さるMIKIさんの武ファンサイト。 情報的な価値はない……とおっしゃってますが、日本初め極東以外の、 武作品に接することの少ない地のファンがどう彼を受け止めているのか、 それこそ、貴重な「情報」です。
会員制なので登録してくださいね。 そうすると、活発なファンの言葉がいっぱい現れますよ。 Simply TK はこちらから↓

●「武侠」の撮影状況は? 2:20
既にみなさん、お知らせして下さっていますが、 雲南の記者が撮影隊に紛れ込んで「スクープ」した記事が出ました(写真も)。 それにいろいろ他の情報も足してまとめた記事が今のところ一番情報量が多そうなので、 ちょっと紹介しておきます。 (情報の精度は別ですが。毎度のことですね) ピーターさんの映画はいつも長くかかりますね。 でもそれは新しいことに挑戦しているからじゃないかしら。
もう撮影が始まっているんですから、私自身は情報、あまりいらないです。 ちょくちょく様子がわかれば十分。
長めなので、2回に分けて。
8月の末、ピーター・チャンの新作「武侠」の制作班は、 騰衝の隅々まで何度も歩き回っては、風景を写真に収めていた。 8月24日、あるマスコミが、ピーター・チャンと俳優のドニー・イェン、金城武、タン・ウェイが クランクインの儀式に参加している写真を掲載したが、 制作グループは正式クランクインをずっと否定しており、 「出演者が騰衝にいるのは、前もって高地の気候に慣れておくためだ」 と説明するのみである。 こればかりでなく、「フライデーされた」主演女優のタン・ウェイについてさえ、 映画会社はやはり固く口を閉ざし、 「みなさんが撮ったものは撮ったものですよ」とあいまいに言うだけだ。
「武侠」はクランクインしたのか? タン・ウェイは主演女優なのか? ピーター・チャンは、なぜ「武侠」については、公表した最初の頃から隠そうとするのか? 一連の疑問を抱えて、雲南信息時報の記者が最近騰衝に赴き、 「武侠」の制作班に1週間もの間、潜入した。 努力は人を裏切らず、 ついにドニー・イェンの作中の扮装の写真を撮ることに成功したのである。 彼は辮髪で、黄土色の長い衣をまとい、典型的な農夫という印象である。 木製の棍棒を手に、非常に大きな木桶の中で絶えず突く動作をしていた。 穀物を突いているようで、周りにはたくさんの稲が置かれていた。 ここにおいて、記者の疑問はさらにふくれあがった。 というのも、制作班と密着した1週間の間に、 ピーター・チャンは3日間しか撮影をしなかったからである。 おまけにその内2日間の撮影の中身はそっくり同じことの繰り返しだったので、 本誌記者は思わず、「武侠」制作班は撮影中止状態なのではないかとの 疑問を抱いてしまった。
女王の帰還 「武侠」がタン・ウェイ最初の撮影となる
多方面に情報を求めた結果によると、記者が騰衝に着く2日前に、 「武侠」制作班は大規模な出演者交替騒ぎに見舞われていたのだった。 主な原因は、ドニー・イェンの息子役だった「可愛い坊ちゃん」が問題を起こしたためで、 ピーター・チャンが怒って子役を降ろしたのである。 本紙は以前、「武侠」が子役のオーディションをしていたことを報じたが、 ピーター・チャンが「(ニコラス・ツェーの息子の)ルーカスのような可愛い子」を見つけるため、 助監督はほとんど全雲南中を「ひっくり返し」て探しまわり、 面接した子どもは3000を下らなかった。 ピーター・チャンがこんなにも子役を重要視するわけは、 その出番が大変多く、台詞も多いだけでなく、 作品中、いくつかの重要なストーリーの転回点に深くかかわってくる役だからである。 その重要さは、「唐山大地震」で方登を演じた張子楓にも劣らぬほどだ。
記者が知り得たところでは、「可愛い坊ちゃん」が降ろされた原因は、 この子がドニー・イェン、タン・ウェイと食事時のリハーサルをしていたときに、 わがままぶりを発揮したからである―― 機嫌が悪かったので、食事をしようとせず、全く「演技を放り出した」有様だったのだ。 おそらくピーター・チャンは、この子どもが今後の撮影に大きなしくじりをしでかすのを心配し、 思い切って換えることを決断したのだろう。 だが、降ろすのは簡単だが、坊ちゃんはなかなか見つからない。 監督が現場で出演者交替を決めたことで、 制作班が事前に決めてあったスケジュールはことごとくチャラになり、 ドニー・イェン、金城武、タン・ウェイはあてどない待機状態に陥った。 その後すぐ、タン・ウェイが「建党偉業」の制作発表に出席したとのニュースが現れた。 タン・ウェイは陶毅役の扮装で現れたという。 また別の主役のドニー・イェンはヴェネチア映画祭に飛んだので、 記者は、「武侠」制作班は人のいない状態になってしまったと気がついたのである。
ご存知のように、騰衝には国内の大都市からの直行便はない。 そこで、スターは騰衝に行くにも出るにも必ず昆明で乗り換えなければならず、 乗り換えには少なくとも半日はかかる。 タン・ウェイは今回主役として「武侠」に参加することになったが、 たった1シーンしか撮影をしていない。 それはピーター・チャンの心づもりとはきっと違うのだろう。 しかし、疑いなく、タン・ウェイは確かに「武侠」の主演女優として決まっているのであり、 この作品が、彼女が「色、戒(ラスト、コーション)」後、復帰する、 最初の内地の作品となるだろう。(続く) (新浪広東娯楽 2010.9.13)
BBS ネタバレDiary 0:50
這是我的皇家時刻……
Dolphinさんのところへどうぞ! Takeshi Kaneshiro Dolphin?
う〜ん、「1日24時間じゃ足りないよ」の日々が続いております。 書こうと思うことはどんどん古くなり……
追記(24:30)優酷でもらったファイルを貼っとこう。
BBS ネタバレDiary 23:10
2010年09月02日(木) |
LiptonCM第2弾 |
こんばんは。 とっくに帰国しております。 休んだ後は、それなりの代償がありまして、即、慌ただしい日常に逆戻りです。 大連はおもしろかったです。 ほんのちょっぴり武の姿にも会えましたし♪ それはまた後ほどとして(新味はないですし)、 もっと新しいお話をとり急ぎ。
リプトンの新しいCMの放映が中国で始まったそうで、 AMUさんが見事キャッチしてくれました!!(わーん、ありがとう) 秋ですから、今度は温かい紅茶ですね。おいしそうです。 一緒にご覧ください。
 Click!
我喜歓充満朝気的味道 譲今天充満朝気……
BBS ネタバレDiary 1:50
|