武ニュースDiary


* このサイトはリンクフリーです。ご連絡はいりません。(下さっても結構です。^_^)
* 引用は、引用であるとわかる書き方なら、必ずしも引用元(ココ)を表示しなくても構いません。
* 携帯からのアドレスは、http://www.enpitu.ne.jp/m/v?id=23473 です。
* 下の検索窓(目次ページにもあり)からキーワードでDiaryの全記事が検索できます。
* バナーは世己さんから頂きました。
* Se inter ni estus samideanoj, kontaktu al mi. Mi elkore atendas vin, antauxdankon!


目次前の記事新しい日記


2013年01月13日(日) men's uno香港記事(上)

表紙になった香港版「men's uno」1月号の記事を久しぶりに日本語に……
早くも息切れしたので、2回に分けて。
(来年で20年、と言っているけど、今年のことですよね)



心のままに進む・金城武

戦い方は人によって違う。
金城武の場合、俳優としては、常にゆったりと小舟で行くがごとく――が、
彼のトレードマークとなっている。
どんなに複雑な映画であろうと、彼は最も熟練した英知に満ちた方法で解決する。
澄みきった心の状態を保つことで。

20年

私はかつてこう考えた。
どんな人間であろうと、1つのことに10年間精魂傾けるなら、
私の「10年ルール」では、そのことがなんであれ、脱帽すると。
もし、それが20年なら、もっと素晴らしい。
1つのことに10年の倍取り組めば、それはもう血肉となり思いも深いに違いない。
あるいはもう全て知り尽くした境地に達しているのではないか?

金城武の映画生活は、来年で20年になる。
彼をその世界に留まらせるのは何なのだろう? 脚本だろうか?
彼はこう答える。

「ああ、今年、いくつも脚本を読みましたけど、まだ何も決まっていません。
ぼくの会社に聞いた方がいいんじゃない?(笑)

彼はいたずらっぽく笑うと、ミステリアスな表情をした。
ならば未来でなく、過去のことを先に振り返ろう。

映画は人間だ、という言い方は確かに間違いではない。
映画のオープニングには、スクリーンにでかでかと「○○○作品」という文字が現れる。
映画は個人のものであり、
人と人との奥深い交流による職業であり仕事でもあるということが明らかだ。

あるいは、ウォン・カーウァイ、ジョン・ウー、そしてピーター・チャンは
いずれも金城武の映画人生の各時期において、
少なからぬ影響を与えた3人の巨匠であるかも知れないと思う。

まずは「恋する惑星」で彼を独自の目で見出だしたウォン・カーウァイから。
仕事は遅いがいい作品を作るウォン監督、
脚本なしでとるカーウァイ監督の映画に初めて出演した金城武にとっては、
一種の自由な創作と力発揮であった。

「『恋する惑星』に出演したことで、
映像創作と製作環境とのチームワークの大切さがどういうことか真に理解できた。
つまり、脚本が無かったことで、スタッフも僕自身も演技の過程と、
自由の無限な空間を楽しむことができたんです。
そのときから、映画に専念しようと考え始めました。
また、この映画によって、日本での仕事にも多くのチャンスをもらうことにもなりました。
ぼくにとって『恋する惑星』の影響は、
心理面でも仕事の上でも大きな変化をもたらしたんです」

歌手でデビューしたが、ウォン監督によって俳優として認められたことで、
彼は後に退けず、映画界で努力し、俳優としての仕事をしっかりやることになった。
以後、どんな映画に出演するかの基準を持つようになる。

「映画に出演する理由はいろいろありますが、監督が誰か、ストーリーと撮影チーム、
言い換えるなら、全体のパッケージでしょうね。
次にタイミングも重要で、ちょうどいいときに、合った脚本にめぐりあわなくちゃならない」

違う役をやることで、いろいろと変わっていけることも望んでいる。

「実はぼく自身も、どの役が一番気に入っているか言うのは難しいんです。
なぜかというと、さっき言ったように、ぼくは全体のパッケージがどうかが気になるので。
映画はチームの作品です。
こんなにたくさんやってきた役のどれが一番好きかなんて考えられない。
ぼくが言えるのは、撮影の過程でそのチームと一緒に作りだしたものと
作りだす過程が楽しいということだけです」 (続く)
(文・何漢聲)



   BBS   ネタバレDiary    0:45


2013年01月04日(金) 新年おめでとうございます(ビオテルム撮影)●ビオテルムTVCM

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

いつも5日始まりのわが職場、今年は土日がうまく続いて、
いつもより長い正月休みを、家でぶらぶらと満喫しています。

新しい年に思うことは様々あれど、とりあえず、初仕事。
中国時報の張士達記者さん、ビオテルムのタイでの撮影のエピソードを
紹介してくれています。



金城武の明るく男らしい魅力は超強力、バンコクの雨を退散させる

(写真キャプション)スキンケア用品の最新CMの金城武は、
歳月の痕を感じさせるようになったが、大人の男の魅力は増している。


金城武はこのほど、男性スキンケア用品ブランドの最新CMを撮影した。
9年間イメージキャラクターの座を務めるのは、
この業界の中国人男性としては最長記録であり、
歳月と共に男性的魅力が増しこそすれ、衰えることが無いことの証明でもある。

最新CMはタイのバンコクで撮影された。
食事のときはスタッフが用意した現地の食べ物、
トムヤムクン、グリーンカレー、パッペッムーなどを、
どれも楽しんで大いに食べ、タイの美食を堪能した。
彼が辛いものが好きなのを知ったスタッフは、
親切にもタイの朝天小辣椒(激辛!)を買ってきてお土産にしてくれた。
撮影の前、バンコクは1週間雨が降り続き、撮影の日の予報も降水確率は65%だったが、
金城武が到着すると、なんとすっかり晴れ上がり、撮影は5時間足らずで終了。
終わった途端、雨が降り始めたので、スタッフは珍しいことだと口々に言い合った。
(張士達 中国時報2013.1.4



今、気がついた。このDiary、10周年なんだ。
どれだけの時間を注ぎ込んだのか……
他のことに使っていれば、その道のいっぱしの(後略)




ビオテルムテレビCM   20:40

そのCMがYou Tubeに、と教えていただきました

URLは
こちら

  


はっきりと大人になった男性のやさしい感じ、でしょうか。


   BBS   ネタバレDiary  13:10


2012年12月31日(月) 1年の終わりに(men's uno & Biotherm)

最後の日にうれしいお知らせ(from レインボーママさん)。

men's uno台湾版に何か記事が載るんじゃないかと言ってましたが、
香港版の表紙&記事!!ですね。
(台湾サイトはまだ更新されてない……)

トップ  
随心情前行、金城武
 
渋いったらありません。


ビオテルムの最新CMメイキングはもうみなさん御覧になってるものですが、
今年のうちに記録として張っておこう。

Rob Chiuさんによるご案内はここ 

  


今年は秋口から、これ以上ないほど時間が公私ともになく、
ようやく年末を迎えられたなあ……と感慨に浸るこの頃です。

来年はやや緩和されるかと思いますので、
わかっちゃいるけど手をつけられないDiary放ったらかし状態も
少しは改善するかも。

少しでも世の中が良い方へ、
そして少しでも金城さんスクリーンに顔見せて、
と、切に切に願いつつ、
どうぞみなさま、お元気でよい年をお迎えください。
(昨日から年賀状作成中。スタートが遅いのに手間かかるもの作ってしまい、
今日中には終わらないかも……涙)


   BBS   ネタバレDiary  18:20


2012年12月16日(日) 2013年のビオテルム(men's uno)

12月も半ば。
10月、11月、12月と、公私ともに非常にハードで、
時間のかかる翻訳はもちろん、ニュースを追いかけることさえ
ままなりませんでした。
ようやく生き延びて、何とか普通の年越しができそうです。

ピーターさんの誕生パーティーに現れた、とか、
最近ではビオテルムの仕事が継続だとかは、
ちょこちょこ目にはしていました。

men's uno(台湾ね)にビオテルム武が現れているというので、
行ってみました。


フェイスブック




金城武はなぜ全然変わらないのか!

金城武はビオテルムの最新オムシリーズのCM撮影をしました。
彼の最新CMを見たいですか?
来年1月からがんがん流れますよ!
(私<編集者>は彼は本当にちっとも変わらないと思う)


そこからリンクでmen's unoのサイトへ。

金城武、男の魅力の秘密

ビオテルムが2013年発表するオムシリーズのイメージキャラクターは、
9年間その座にある金城武が同じく務めることになった。
現代人の肌について、ビオテルムが発見したのは、
肌は建物のように日一日と老化し衰える。
そして皮膚構造にたるみが現れることにより、
皮膚は垂れたまま戻らず、輝きも失われるということだ。
そこで今回は、特に衰える皮膚の基礎構造部分――真皮組織に焦点を当て、
その再建を目標としている。



垂れるとか、たるむとか、気になる単語がいっぱい……
が、さて、men's uno台湾版に広告記事が載るのでしょうか?


(関係ないけど、日本はどーなってしまうのか?
開票速報やってますけど、どこかに移住したい気分)



   BBS   ネタバレDiary  21:20


2012年11月03日(土) 新しい10年(精品購物指南)

10月31日に画像とリンクを張った「精品購物指南 LIFE STYLE」誌10月29日号の記事本文です。


金城武 新しい10年の味わいを探し求めて

地球外生物ではないかと思うほどかっこいい金城武は、
この2年ほど、突然焦りを覚え、
サンドラ・ウーとおしゃべりしているとき、指折り数えてこう言った。
「30歳からは1年に1本、40歳になっても10本じゃないか……」
主演賞女優は笑ってさえぎった。
「大丈夫大丈夫、あなたは40歳になってもハンサムよ」
金城武は笑いながら訂正した。
「やっぱり違いますよ、この10年とこれからの10年では……味が違うでしょう」
――だから39歳になった今年、彼はずっとその年齢の「味」が
今の自分に一番ぴったり合う脚本を探し求めている。
ちょうど、20代のときの「恋する惑星」や「君のいた永遠」、
30歳になってからの「赤壁」「投名状」「武侠」のような。
だが、彼はそれぞれの「10年」はそれぞれに違っていてほしいのだ。
決して同じことの繰り返しではなく。
なぜなら、
「もし10年前だったら、トニー・レオンは『ラスト、コーション』の出演を
受けなかったかもしれない……だから、経験によって人はよりよく変わっていくんだよ」

「熱くなりにくい内向的な人間の場合、
『決定』に到る道はいつもごちゃごちゃしている」


「武侠」の�四川版コナン�の後、ファンは彼の新作をずっと待ち焦がれている。
あの「10年で10本しか出ないなんて少なすぎる」と嘆いた金城武は
どこに行ったのだろう?
「実はずっと脚本を読んでいます……
初めのころはコメディがやってみたいと言ったこともあります。
ただ、合う脚本に全然出会えてないだけなんです。
だから焦らないでいこうと。
本当に今の自分に合った役で、いいストーリーに本当に出あうまで待ちます。
いつか必ず縁があると思います」

「縁があった」と彼に思わせることがどんなに難しいかについて、
最も発言権があるのは、「如果・愛」「投名状」「武侠」で仕事をした監督ピーター・チャンである。
「『投名状』では行ったり来たりして何度も話をした。
日本にまで飛んで行って�密談�までして、やっとのことで、
彼から『OK、やりますよ!』と電話が来たんだよ」
これが、内向的な性格で、生まれつき熱くなりにくい金城武の普段の状態なのだ。
「ぼくはいつも、うまく出来ずに恥をかくんじゃないかと心配なんです。
ほら、熱くなりにくい内向的な人間は、『決まる』までの道はいつもまっすぐじゃないんですよ」

しかし、もしここで、この蔡康永が「最も電力を放つ男性スター�1」と評し、
大S小Sによって「究極の理想の結婚相手」とされた大帥哥が
本当に演技が「うまくできない」のだと考えたら、間違いである。
ピーター・チャンはこう言っている。
「本当に『如果・愛』が好きな人とこの映画を理解している人が一番認めているのは、
決まって金城武なんだ。
私もジョウ・シュンも、合格点と言うにすぎない」
ウォン・カーウァイも、こう評している。
「レスリー・チャンの目には物語があり、トニー・レオンの目にはブラックホールがあり、
金城武の目には人生がある」
――例えば「恋する惑星」でパイナップルの缶詰の馬鹿食いと
「天使の涙」での豚のマッサージという�人生経験�は、どちらも彼のアイディアなのだ。

彼は依然、アジアでほぼ一番控えめでミステリアスなトップ男優である。
シルビア・チャンの言葉を借りると、「彼はいつも別の周波数にいる」となるし、
サンドラ・ウーも、「地球はすごく危険だから、すぐ火星に帰りなさ!」と彼をからかう。
その恋愛、住んでいるところ、付き合い……は長年の謎であり、
映画出演のために姿を現しても、ホテルと撮影所の二点間移動だけ。
「外に出ると、スタッフに迷惑をかけてしまうからですよ」
あるとき、しばらくの間、映画の製作発表で隣に座っていたアンディ・ラウのように、
機嫌よくに話をしてみようとしたことがある。
「しばらくやってみたんですけど、しまいに、やっぱりうまくできないんだとわかりました
……それとか、人に社交辞令を言われたりすると、
どう言葉を続けて行けばいいのかわからない」
――だが、まさにこの�人に迎合できない�ところこそが、
金城武独特の気質となっているのである。
すなわち、自分を出さず、深みがあり、
まるで永遠に心の中の世界で生きているかのような計り知れなさである。

金城武との対話

――今月が39歳の誕生日でしたね。
あなたの�10年論�で言うと、どんな新しい計画を私たちも楽しみにできるのでしょう?


金城武 まあまあというところです……脚本はずっと読んでいます。
前はコメディーがとてもやりたかったけれど。
もしすごく合うな、と思える脚本があったら、すぐやります。

――合うというのはどういうことですか?

 つまり、僕の今の状態に合っているということです。
それと、前にやった役と同じことを繰り返さないということ。
時間はほんとに少しなのだから、いいチャンスがあったら逃したくない。
国際的な映画もやってみたいと思いますね。
例えばタイで見たCMはとってもよかった。アイディアに飛んでいて。
韓国の映画もとても面白いです。
だから、違う国でやってみたい。

――ピーター・チャンの「如果・愛」に出演した時、
監督は、まる7日間あなたを観察して、
ようやく8日目に親しくなり始めたと言っていました。
あなたはそんなに難しい人なんですか?
「武侠」の後、また監督との仕事はありますか?


 (笑って)違いますよ、ぼくは前から臆病なので、自分から話しかけられないんです。
社交辞令で話しかけられても、うまく答えられない。
だから……今はピーターとは親しくなってますよ。
「投名状」の撮影の時、彼と役について意見を交わしました。
ぼくが、論理的に考えたら、ウーヤン(「投名状」の金城の役)はこうあるべきじゃないかというと、
ピーターは反論して、「わかったよ、ここはまず先に論理なしで撮ってみようや」と言う
……こんなふうで、だから最後にはぼくが彼の言う通りにします。
「武侠」の後、それでもピーターは「投名状」より大がかりな映画のことを話してくれました。
すごくいいストーリーですよ。
ひょっとしたら、また一緒にやるかもしれませんけど、まだ秘密にしておかないと。

――あなたの出演する映画やCMのブランドを見ると、
選び方が結構厳しいなと感じます。
ビオテルムのキャラクターはもう7年ですよね。
こんなに長いこと続けているのは、どんな理念によるのですか?
その製品を普段いつも使っていますか?


 チャンスをもらっていることを、とても光栄に思っています。
このブランドは自然であることを提唱しているので、
個人的にもとても賛同できます。
ビオテルムの成功にはぼくもとても敬意を感じます。
ぼくは洗面剤と乳液が気に入っています。
というのは、よく飛行機に乗るので、非常に乾燥した場所にいるから、
水分を補うことがぼくには大事なんです。
ビオテルムの栄養補給シリーズはいいですね。


   BBS   ネタバレDiary  22:50


2012年11月02日(金) 雑誌にいろいろと

お知らせいただいたので、見てきました。
この写真。

  


先日の南華早報のように、今日の「信報」(香港)付録の雑誌「LifeStyle Jounal 優雅生活」の表紙と中に、
アルマーニホテルの金城武がいます。
これはネットで読めるのね。まだ更新されていないけど。
  
優雅生活ネット版

前号はチ・ジニさんだった!
LifeStyle Journalの微博から、大きな写真が公開されてます。
(上の写真をクリック!)←微博のアカウントが必要だったので、修正しました。

あと、ビオテルムの同じ写真使った雑誌の新刊は他にも。

  


まだ続いて出てきそうですね。
アルマーニホテルのほうが、ビオテルムのためなのか、何なのか?
記事の内容はどうも同工異曲のようですが。


   BBS   ネタバレDiary  13:50


2012年10月31日(水) ビオテルム7年(精品購物指南)

Latitude PressのGreenwichさんが教えてくださっている記事です。

「精品購物指南 LIFE STYLE」誌10月29日号。
ビオテルムの宣伝のための記事です。
39歳になったと言っているので最新のなんでしょうけど、
内容はいつのかなあという古さ。
少しだけ新しい。




Clickすると元記事へ。
さらに飛んで飛んで、誌面の形で見られます。→ここ
表紙、大〜っきくなります。かなり綺麗です。

中身の記事は……? いそいそととりかかる気にはなれないけど、時間がとれたら。


    BBS   ネタバレDiary 0:30 


2012年10月28日(日) 美貌は障害&赤壁撮影

サウス・チャイナ・モーニング・ポスト付録の雑誌の表紙写真をツイッターにアップしてくださったSakiさんが、
中のページも全部写真を撮って見せてくださいました。
本当にありがとうございます。

教えていただいたところによると、撮影場所はアルマーニホテルなので、
今年の6月ではないかとのこと。
なるほどね〜。
でも、感じがずいぶんそのときの他の写真とは違っていて、
ちょっと赤壁2の日本でのプロモーションの頃みたいですね。

なんで、今頃発表されるのかしら?

それはさておき、SCMPの本誌の方に、過去にこんな記事が載っていたのを見つけました。
取材はClara Mak。
その美しさがきちんと評価されることの障害になっているという話は、
よく人が書いていますが、当人がこういうふうにはっきり言っているのは珍しくないですか?

どういう状況での取材なのかわかりませんが、一応書いておきます。



がよいことは俳優の仕事には強みだと、多くの人は考える。
だが、日台ハーフの俳優、金城武(かつてはアイドルだった)は、
自分の整った容貌は映画の仕事には障害だと言う。

「傷城」(2006)のアル中探偵から「投名状」(2007)のひげだらけのむさ苦しい義兄弟まで、
金城はその王子さまのような魅力的イメージを消し、
もっと難しい他の役をこなせることを示そうと努めているように見える。

彼の一番新しい役は、ジョン・ウーの戦争映画大作「赤壁」の軍師、諸葛孔明。
孔明は、野心溢れる曹操(張豊毅)に対抗するため、
呉の孫権(張震)と、自分の主君、蜀の劉備を結びつける。
漢の皇帝を傀儡として利用する曹操は、西暦208年、赤壁の戦いで敗北する。

「今でもまだマスコミは、ぼくの容姿のことを強調したがるんです」と金城は言う。
「誉めてくれるのはありがたいですけれど、
俳優は役によって見た目を変えることができるものです。
ときどき、自分の容貌が、演技や役に注いだ大きな努力を
覆い隠してしまっているんじゃないかと感じることがあります。
ぼくにとっては、邪魔者なんですよ」

自分は「赤壁」の最初からの出演者ではないと金城は言う。
彼に孔明役が舞い込んできたのには、ちょっとしたドラマがあった。
この役は、もともとは「ラスト、コーション」のスター、
トニー・レオンが演じることになっていたが、
健康上の理由で辞退せざるを得なくなった。
それから、監督の友人であるチョウ・ユンファが主役である周喩役を投げ出し、
レオンが志願してその跡を継いだ。
ということで、金城に、1億米ドルの上下二部作への出演のオファーが来たのである。

「『投名状』撮影の終わり頃に、ウー監督が電話をかけてきて、
すべてを話してくれました」と、金城は記憶をたどる。
「興味はないか、と聞かれました。
でも、ぼくはもう何カ月も一番寒い季節の北京で苦労してきていたんです。
思いましたよ、何だって? もう一つ時代劇をやる? また大作映画?
これもとても大変な映画みたいじゃないか。どうすべきだろう? って」

しかし、彼は気を取り直すとさらに慎重に考えてみた。
「おい、諸葛孔明だぞ――軍師なんだ――戦わなくていいじゃないか」
そこで、彼は承諾し、更に数カ月間、撮影所で過ごすことになったのである
――今度は一番暑い季節の北京で。

諸葛孔明については「天才である」という以外、あまり知らなかったと彼は告白する。
そこで、猛勉強をし、84回もあるテレビドラマ「三国志」を見倒した。
ベテラン俳優、唐国強が孔明を演じている。
また、現場に行入る前に何冊も参考書に目を通した。

それでも、撮影初日、金城は手も足も出ない気分になっていた。
孔明が、劉備と同盟して曹操に当たろうと孫権を説得するシーンを撮ることになっており、
数ページにわたる台詞を渡されていた。彼はそれを3日間かけて暗記したという。

 だが、いざ現場に入ると、全然違った。
「その台詞を、正しい口調と仕草で表現しようとしました。
運が良かったのかどうか、そのシーンで台詞を言うのはぼく一人だったんです」

「監督はいろいろな撮影方法を考えて、ぼくはその間、ずっと台詞を読んでいましたね。
それで、何度も何度もやり直さなくちゃいけなくて、
しまいに喉がからからになってしまいました。
監督にそっと言ったんです。
このシーンの撮影は、今日中には終わりそうにないと思いますし、もう倒れそうです。
明日、またにできませんか? って。監督はいいと言ってくれました」

撮影中、ウーとの関係が良くなかったという噂を金城は否定する。
それどころか、彼は話の展開について率直に意見を言ったし、
自分の役の人物の面白い仕草をその場で考え出したりしている。

「なんのかんの言っても、ぼくは俳優、彼が監督です。
ぼくは彼の洞察力を信じて指示に従わなくちゃいけないんです」と金城は語った。

「赤壁」は今度の木曜、公開される。
South China Morning Post 2008.7.5


   BBS   ネタバレDiary 23:00




2012年10月26日(金) 南華早報 & …

香港の新聞South Morning Postにはさみこまれた雑誌に
金城さんが出ていたと、親切な方がツイッターにアップしてくれていました。

これ!(Click!)

とっても大きくてうれしい。感謝です。
こんな写真もあった。

 


うーん、いつ撮影されたものだろう。気になる……


そして、
Rob Chiu ‏@robchiu
Shooting with Takeshi Kaneshiro in Bangkok (10月25日)

その3日前に「今、ベルリン?」と聞かれて、
「いやバンコク」と答えてます。
ロブ・チウさん、イギリスで活躍する広告ディレクター、写真家。
また新しいCM撮影?


   BBS   ネタバレDiary 23:00


2012年10月11日(木) 金城武さん、39歳のお誕生日おめでとうございます

うっかり、お誕生日当日のお祝い、アップするのを忘れていました。
帰宅してからがんばります。

ネタバレDiaryに、いつものように、お祝いのメッセージを書いていただく場所をもうけてあります。
よろしかったら、ひとこと、どうぞ。
(すでに書き込んでくださったみなさん、本当にありがとう。
拝見していると、あったかいものが込み上げてくるようです)

でも、来年からはもう40代のお祝いになるんですねえ……シミジミ

 ・
 ・
  ・ 
  ・

(23:15)
帰ってきましたが、もうがんばれません……。
みなさんのコメント読ませていただいたら、胸がいっぱいです。
懐かしいお名前、初めての方、お名前にもいちいち、うるうるしています。
自分の誕生日じゃないのに。

きっと日本中、世界中のファンサイトやブログやツイッターなどなどで、
いつもはひっそりしているファンも、心からの祝福を贈っているでしょう。
そのみんなの気持ちと力が、武さんの力になりますように。
その反対に、あなたの力を受け取っている人、受け取りたいと願っている人が
たくさんいることも覚えていてくださいね。
(「あつくるしー!」って、言わないで〜♪)

おめでとうございます!



謝謝! 武的永遠的生日礼物
「武のいた永遠」さん、いつもいつもありがとう。
ものすごい手間暇ですよね。愛です。

温情版

  

性感版!

  


   BBS   ネタバレDiary お祝いメッセージ受付中   12:30


前の記事あさかぜ |MAIL

My追加