武ニュースDiary


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目次前の記事新しい日記


2015年06月10日(水) 雑誌「幸福」と「太平輪・下」の情報

前回の更新からあっという間に1カ月経ってしまいました。
その間、大陸の「GQ」も電子版で一所懸命読んだり、
ちょこちょこと情報収集していないわけではないのですが、どうにも意気が上がらず。
やっぱり、金城さん、あまりにも仕事をしなすぎですよね……。

そういうときは、「欲」を捨て、期待せず、朗報が訪れたら喜ぶ、という態度でいくしかないですね。

さて、ショップからお知らせがありました。
台湾の「幸運」という雑誌が金城武特集を8ページしているとのこと。
彼のこれまでの芸能生活を振り返ったものだそうです。
多分、新しい内容や見解はないのでは、と思いますが、
それでも特集されるのは嬉しいもの。

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Fcebook → ここ

雑誌に登場し始めるということはご本尊の登場も近いという先触れでしょうか。
5月に公開と言われていたのに、とんと音沙汰ない「太平輪・下」ですが、
編集とアフレコは終わったようです。編集はやはりツイ・ハークが手掛けたとのこと。
関係者が微博でポスプロ終了前の版を観たと書いていましたが、
上より、いいものになっており、出演者の演技も素晴らしい、。
金城武は内面的な演技が多く、とてもいいと言っています。
(もちろん出番も多い)

肝心な公開時期はまだ五里霧中。8月21日説もあるけれど、何とも言えない段階です。
今月13日〜21日に開かれる上海国際映画祭にウー監督が出席することから、
日程が明らかにされるのではという期待もあります。


   BBS   ネタバレDiary  20:30


2015年05月05日(火) 母の日のプレゼント

    


テル予約サイトのHotels.comが昨日(4日)発表したところによると、
台湾の母親たちへのアンケート調査で、
一緒に旅行したい夢の相手の1位は男神の金城武、2位がアンディ・ラウ、
そして台北市長の柯文哲が木村拓哉とブラッド・ピットを退けて3位に入った。

の日を控え、Hotels.comは台湾の母親と子どもたちを対象に
母の日のプレゼントに何がいいと考えているかの調査を行なった。
その結果、過半数の51.3%の母親が旅行を望んだ。

母親たちが一番行きたい場所は東京、次が台湾の都市、フランスのパリ、ドバイの順。
半数の母親が旅行時にSPAで普段の疲れをいやしたいと望んでいる。
ミシュランに載っているレストランで食事をしたい人が44%、
37.3%が街でショッピングを楽しみたいと思っている。
誰と旅行したいかの質問には、8割近い母親が、家族で旅行したいと答え、
5割が親戚も一緒に行きたいと答えた。
しかし、一番一緒に行きたくないのは姑だった。

このほか、Hotels.comによれば、ただでホテルに泊まれるとき、
誰と旅行したいかという夢の顔ぶれは非常に興味深いとのこと。
母親たちが夜を共に一夜を過ごしたい相手は男神の金城武で、
2位が大人の魅力に溢れたアンディ・ラウ。
驚くのは、柯文哲がダークホースとして第3位を獲得、
別の大人の魅力を発揮して、4位の木村拓哉、5位のブラッド・ピットを抑えたことだ。
中央社 2015.5.5


ということだそうです。
母の日だったり、バレンタイン・デーだったり七夕だったり、
台湾でよくある人気調査の趣向の1つに過ぎませんが、
紹介しようと思っている台湾での金城武についての記事との関連で、
久しぶりにこんなニュースをアップしてみました。



   BBS   ネタバレDiary 14:00


2015年04月30日(木) 「台湾の宝」●姪の思い出

発売されたばかりの旅のMOOK「TRANSIT」28号は、琉球・台湾・香港特集です。
この3つの地を一緒に扱うのはとても興味深いです。
写真もいっぱい。旅行案内とは違います。

その台湾パートに、『未来ちゃん』で台湾でも人気の写真家、
川島小鳥さんが台湾中を旅して撮った写真が6ページにわたって掲載されています。
その中にこんな見開きが。(68ページ)

     


右ページ下の川島さんによるキャプションを一部拡大すると、

     


(^^)
ちなみに川島さんは男性です。
これが表紙。税込1850円でちょっと高いですが、店頭にあったらぜひお確かめを。

     




姪の思い出

姪というのは、あのUさん。
今度始まる台湾の中天電視台の新番組「KISS HOTEL」は
人気司会者で金城武とも縁のある黃子佼と日本の女優池端レイナが
総合司会を務めます。

レギュラー出演者に台日韓の芸能人が参加しているのですが、
その1人としてUさんも出演。
昨日行われた記者発表で、えーと、この番組の趣旨が丁寧に読んでないのでよくわからないのですが、
メンバーが一緒に生活する趣向があるのかな?
それに関連して、黃子佼ならルームメートは誰がいいかと聞かれて、
金城武がいいと答えてこう言ってます。


はぼくがこの世界に入ってから知る限り、華人世界で一番神秘的なスターだからですよ。
彼がいつも何をしているのか、観客が見たいだけでなく、僕自身とても知りたい。
彼はぼくにとっては謎ですから」
Yahoo奇摩娛樂訊息 2015.4.30

姪っ子のUは、


分が子どもの頃の叔父の印象といったら、ゲームとコーラが好きということ。
芸能界に入ろうとしたとき、叔父は実はあまり賛成ではなく、
安全に注意するようにと言われた。
その後はそれぞれ多忙で、2年ほど顔を合わせていない。
ETtoday 2015.4.30

と言ったそうです。



   BBS   ネタバレDiary 20:40


2015年04月15日(水) 「時報周刊」編集長コラム●新作、だといいな

今頃ですが、去年12月に台湾の「時報周刊」が13ページの
「太平輪〈上〉」&金城武特集を組みました。
その号の編集長のコラムでも取り上げられていたので、
ちょっと訳してみました。
他の記事は、読み返して面白いものがあれば、やってみたいと思います。






台湾には金城武がいる。 李文娟

彼は台湾で生まれ、台湾で育ち、台湾で名を成し、台湾を代表している。
金城武は日本人だなどと、もう私に言わないでほしい。
彼の他に、国際的知名度と集客力の指標になるような大スターが台湾にいるだろうか?

まだお疑いですか? 
ウォン・カーウァイは「恋する惑星」で金城武に面倒を顧みず4つの言語を使って
ブリジット・リンにパイナップルが好きかと尋ねさせたが、
最後にこうはっきりと説明していませんでしたっけ?
「北京語がうまいのは台湾出身だからだ」と。

今回、ジョン・ウーはもっとストレートに、彼に「太平輪」で台湾語をしゃべらせた。
彼が演ずる軍医は、台湾生まれの厳澤坤、
6人の主役の喜びと悲しみ、別れと出会いをつなぐキーパーソンでもある。

「太平輪〈上〉」での金城武の出番は簡潔に切り詰められてはいるが、演技は目を引く。
ジョン・ウーはこのように公然と褒めている。
「金城武は私が尊敬する俳優です。俳優として優れているだけでなく、
創意にあふれ、理想を持つ映画人でもあります。
もし、次の作品で彼が監督をするというなら、私は喜んでプロデューサーになりますよ。
彼にはかつて我々すべてが憧れていた大スターの風格が備わっているんです」

彼が姿を見せれば、共演俳優たちもすぐ一ファンに変わってしまう。
今年5月、カンヌで「太平輪」の映像の一部が初めて披露された日、
中日韓台各国の大スターが一堂に会した。
金城武の相手役の日本女優、長澤まさみと韓国女優ソン・ヘギョは取材に対し、
異口同音に「子どもの頃から金城さんの映画やドラマが好きでした」と語ったのだった。

事実として、金城武はジョン・ウー、ピーター・チャン、ウォン・カーウァイ、
チャン・イーモウといった大監督たちが一番仕事をしたいと思う中国人スターである。
そのすっとした男前の姿が大スクリーンに登場するや、
どんな感情の演技の場面であろうと、観客は目が釘づけになってしまう。
しかし、もし、かっこよさが彼の魅力のすべてだと言うなら、
それもまた彼を完全に見くびることになる。

外形は、漫画の主人公がそのまま抜け出してきたかのようで、
濃い眉とすっとした鼻(貴重なのは、彼がまだあの美容整形が発達していない時代に
有名になったことだ)、
10代から40代までずっとハンサムで居続けている(今後もそうだと思われる)。

演技については、彼は演劇学校出身ではなく、力のこもった演技をする″演技派″ではない。
凄いのは、見ていて彼が「演じて」いるように感じないことなのだ。
彼は役に溶け込むナチュラルな演技をするが、
これには脚本を読み込んだ深い理解が必要だ。

彼は出演作をよく選び、やたらと露出せず、控えめでミステリアスだが、
そのスターとしての魅力は彼の知性からも生まれている。
少し前、著名人たちの「アイスバケット・チャレンジ」があったが、
多くの人は金城武が「除湿機の水」を被ったことしか覚えていないだろう。
これを見た名脚本家の呉洛纓は、
「どんなに金を積んでも金城武は買えない」と感嘆の一言を記している。

台湾にはきちんとした俳優養成のシステムがない。
うまく見出されて人気者になれるのは、ほとんどがアイドルだが、
厳しい実戦の場と市場による淘汰を経ると、
天分があり努力をする者はかえってユニークな存在となる。
本誌今月号では黄河と陳庭尼のカップルをインタビューした。
まだ25歳の2人は「演技」と「容貌」を認められているが、
将来、金城武のように台湾を代表する大スターになるだろうか?
なってほしいし、期待している。
(TVBS周刊878号 2014.12.4)



新作、だといいな

このところ、新作の噂はあっても、ほとんどが話題作りだったり、ガセだったり、実現ありかも? と思えるものまで、
ふたを開ければ違った……の連続なので、もう、ネタとして取り扱う気力もなく、記事を読んでもスルーしています。
期待するとがっかりが大きいし。
で、今度も確定するまではいいよ、そっと目だけ光らせていこう、と思っていたのが、
姜文の映画。前から伝えられていた作品にとりかかることが、ようやくはっきりしたそうです。
その映画というのは「侠隠」。
2008年3月3日のDiaryに載せた記事を目にしたとき、本当であれ、と祈ったものですが、
ずっと後がなくて、去年のカンヌで作品名抜きに姜文の作品に出演するらしい話が出ました。(2014年5月20日

中国の武ファンも大きな期待を寄せているのですが、去年のカンヌ記事で、私が見なかった記事を紹介してくれていました。
そこに、記者と姜文の問答があります。



――の作品になぜ金城武を起用するのですか? 彼にはどんな役が合うでしょう?

姜文 なあ、金城武みたいないい男だったら、何を演じても素敵だろ。君はどう思う?

――すっごく素敵です!
Mtime時光網 2014.5.21


こんなにはっきり言ってたのか?
ということで、確定するまでは何事も、もう静かに黙っていようという禁忌を破りました。
でも、けっしてはしゃぎません。



   BBS   ネタバレDiary 14:00


2015年04月09日(木) 「太平輪(下)」にツイ・ハークが参加

気になる「太平輪(下)」公開時期ですが、昨日8日午後、
北京の郊外、懐柔で全国の映画配給網に向けて、映画会社が今年の
夏と国慶節シーズンに公開予定の映画について説明する会が行われたそうです。
その中に「太平輪」もありました。その部分だけ。


ョン・ウー監督による歴史パニック大作「太平輪(上)」は
2014年正月の映画商戦で興行面、世評の両方で大敗を喫した。
2015年ゴールデンウィーク公開とされていた「下」も未だに動きがない。
今日行われた推奨会で、製作会社の楽視影業は、サマーシーズン公開の見込みだと語った。
「下」は「災難を前にして背水の陣を敷く」を宣伝文句として打ち出し、
営業担当副総裁の黄紫燕女史も、こう率直に述べた。
「『太平輪(上)』の昨年の状況は私にとっては災難でした」
また、「下」では調整を行い、ジョン・ウーの長年の友人であるツイ・ハークに
応援を依頼したと明かした。
編集をやり直し、ストーリーの組み立ても改め、映像による語り方も整理し直したという。
2015.4.8 Mtime時光網


サマーシーズンがいつを指すかというと、6〜9月だそうです。
他の映画の動向を見ながら最終的には決められるのでしょうが、
6月はないとして、7月かな、8月かな?

編集のやり直しの結果……心配しても仕方ないですね。
でも、構成も変えるとしたら、元の脚本はどうなっちゃうのでしょう。
日本公開も音沙汰がないですが、むしろ国際版の完成を待って、
そちらを公開した方がいいかも。
もちろん、作品としてはたっぷり見たいし、
いろいろなシーンがカットされてしまうと思うと惜しいですが、
同時公開でもない限り、上だけでは、日本での興行は難しいような気がします(映画の出来とは別に)。



   BBS   ネタバレDiary  23:30


2015年03月06日(金) 「太平輪(下)」公開延期か?

全然宣伝の動きがないよ〜と、中国のファンたちが心配していた通り、
「太平輪」の後編は公開が送れそうです。
以下、新京報の記事から、製作会社・小馬奔騰副社長の厳氏との対話の部分だけ。


――くさんの中国語映画が続々と5月1日公開を決めているのに、
「太平輪(下)」だけが情報がありません。5月1日には間に合うのですか?


延期することになるかもしれません。
主な原因はポストプロダクションに時間が必要だからです。

――まだ終わってないのですか?

「下」のポスプロは終わっていません。

――完成していないなら、なぜ去年のうちに早々と公開日を決めたのですか?

あの頃は大体終わるだろうと思っていました。
その後、状況を見たら、ご存知のようにウー監督の要求は高いし、「下」はCGが多いのです。
水や船などがあって「上」よりかなり多く、
CGのチーム内でのすり合わせにも予想より時間がかかってしまいました。
その上、「上」「下」を合わせた国際版制作という他の仕事も入りましたから。

――国際版の国内での上映はありますか?

国内では上映しません。国外販売用はすべて国際版です。
アジアの国々だけ2部作で、ほとんどの外国では1本に編集したものになります。

――国際版の長さは?

まだ最終的に決まっていませんが、大体130分前後でしょう。

――国際版にも3Dはあるのですか?

通常版が主ですが、3Dもあると思います。

――カンヌ映画祭での上映はありますか?

完成していれば可能性はあります。しかし、今はまだ最終決定していません。

――下の国内公開の予定はいつ?

5月が無理なら、6月か7月にするしかないですね。
新京報 2015.3.6


ということは、無事日本で公開されるとしても国際版なのかな?



   BBS   ネタバレDiary 18:00


2015年02月23日(月) 珈琲店の壁画

更新が滞っております。このままだと、2月が欠番になってしまいそうなので、
古いし、短いし、本人の話ではないけれど、
なんとなく微笑ましい、この記事を。



アジアの男神ここにあり! 
嘉義のカフェの巨大壁画が金城武にそっくり


「アジアの男神」金城武が嘉義にやってきた?
最近嘉義市に登場したあるカフェの外壁には
1人の男がコーヒーを淹れている絵が描かれている。
この壁画の人物が金城武に実に似ていることから、
少なからぬ人々が写真を取りに集まってきている。
カフェのオーナーは、もともとじっと集中してコーヒーを淹れている男性を描き、
店の特徴がすぐわかるようにしようとしただけだと言う。
だが、思いがけず、客はそれを金城武だと思い、図らずも撮影名所になってしまった。

「1,2,3……金城武、大好き!」
若者グループが興奮しながらカフェの壁画をバックに写真撮影をし、
人々は、壁画の人物はかっこいい、金城武によく似ている、とがやがやと話している。
写真を撮っていた若者は「このカフェは特別ですよ、壁画が金城武にそっくり。
僕たちは金城武が大好きだから、みんなでここにコーヒーを飲みに来たんです」。

「金さんにとても似ていると思います。
よく似ているから、私は好きです!」
通りかかった外国人までもが、金城武、かっこいいとべたぼめ。
よく見ると、壁画には1人のコーヒーを作っている人が書かれているが、
金城武と同じように、濃い眉、高い鼻、そして長いもみあげがあり、
雰囲気が実によく似通っている。人々が争って写真を撮るのも頷ける。

カフェの店員によると、「初めは誰かに似せようなどということは、全くなかったんです。
私たちの店のコーヒーと雰囲気がよく合うようにとだけしか考えていませんでした。
みんなから金城武に似ていると言われるようになって、
よく見るとどんどん似ているように思えてきました」とのこと。
壁画によってカフェだということをはっきり示そうとしたところが、
思いもかけず、金城武によく似ていたため、人々の注意をひくことになったのである。

アジアの男神金城武の魅力は十分、登場するCMはどれも話題になっているが、
なんと、その意思のなかった壁画まで新しい撮影スポットにしてしまったということだ。
東森新聞 2015.2.19





確かに似ているんですよね。
このニュースを見て、大陸の人たちは、「台湾の人は金城武が大好きなんだなあ」と
感心しています

現在、私め、通学中。課題がいっぱいあって、なかなか、ニュースチェックはともかく、
翻訳まで手が回りません。もう少ししたら終わるので、そしたら復帰できるでしょう。



   BBS   ネタバレDiary   22:45


2015年01月05日(月) 「太平輪」、韓国で公開

セウォル号の事件があったからどうか……などと言われていましたが、
上、下をそれぞれ今年3月と6月に公開することが決まったようです。

こちら

問題は日本ですねえ……。
振り返ってみれば、時差なく公開されたのは金城さんの中華圏映画って、
「HERO」大ヒットの後の「LOVERS」と日本の資本の入った「レッドクリフ」ぐらい?
(昔なら、アミューズの「アンナ〜」と「君のいた永遠」はまあまあ早かった気がするが)


   BBS   ネタバレDiary  12:30


2015年01月01日(木) 台北の「太平輪」

明けましておめでとうございます。
進歩の見られ宇る良い年になってほしいとの年頭の期待が、いつも裏切られるこの頃。
厳しいけど、でも前進したよね、と振り返ることのできる年になってほしい。
自分も、たとえ小さなことでも、できることをしなくては。

今年もよろしくお願いします。

さて、昨年12月に台北に「太平輪(上)」を見に行きました。
MRTの駅で見た、映画の広告。

  


素敵ですよね。
映画の感想ですが、とても言いづらい。というのは、話が途中なので、
今の段階では何とも言えないからです。
ウー監督は、2部作だが、それぞれ独立して見られるようになっている、
というようなことを言っていたと書かれたのを読んだことがあるのですが、
いや、「レッドクリフ」以上に、2本合わせて見ないと、
どういう話になるかわからない映画でした。

「レッドクリフ」は途中で切れて次に続くけれど、単純な筋なので、
今はここまでね、次はこの続きから始まるのね、とわかりやすい。
でも「太平輪」は3組のカップルが登場、その紹介と伏線がいっぱい出てきて、
これがどう展開し、収束していくのか、簡単には想像できないのです。

面白くなかったとかそういうことではなく、私は飽きることなく見られましたし、
中国の内戦、庶民の暮らしの細部とか、とても興味深かったです。
一体どうなっていくのか、大いに知りたいです。

金城武の出番が少なすぎる! との声が微博にたくさん上がっていたけれど、
覚悟して行ったせいか、いや、結構出てると感じました。
ただ、彼のストーリーはまだ本格的に動いていません。
そういう意味では、期待しすぎると消化不良かも。

ともかく、下を見てから感想として書きたいと思います。
下の公開日ですが、太平輪の公式微博によると、5月1日とのこと。
台湾はいつになるでしょうか?

今回、慌ただしい旅行だったこともあり、金城さん探しはほとんどできませんでしたが、
この広告には遭遇できました(^^♪

  




   BBS   ネタバレDiary  20:50


2014年12月31日(水) お久しぶりの金城武(黄子佼)下

昨日の続きです。


 


お久しぶりの金城武・下

「40過ぎてぼくも痰が」


あの日に話を戻そう。
「太平輪」台北記者発表会で、舞台の反対側の端の司会者席に座っていた私は、
彼がおおらかに恋愛問題に答えているのを目の当たりにし、こう感じていた。
「3年に1度しか顔を見せなくてもOKだよ!」
その1度の機会にはっきり説明をし、適切にゆっくりと答えてくれたことで、
私の司会に1本筋が通り、心残りもあまりなく、順調に進んだのだから、超感謝だ。

要するに、私はこれまで数えきれないほどの芸能人のために、放たれた弾丸、
たくさんの耳にしたくない、あるいは答えることのできない話題をさえぎってあげてきた。
そしていつも頭を下げたり、軽い話題に紛らせて話を他にそらせる方法を考えたりして、
マスコミには「この話は……スキップしましょう!」と言って謝らねばならなかった。

だから、3年間に2度、金城武のために記者会見を司会して、
その率直な説明に感嘆したし、マスコミに合わせてくれて
イベントが順調に行われるのを助けてくれたことに感謝もしている。

もちろん、彼は聡明でまじめな大スターであることも確かだ。
あの日、こういうことがあった。
ある質問のとき、私ののどが不意につまってしまい、私は自嘲的に笑って言った。
「すみません、40歳過ぎたら、すぐ痰がからむんですよ」
軽い笑いが起こり、話題は次へと移っていった。

そのあと、金城武の発言の番になったとき、彼が話しながら、
まるで涙で声をちょっとつまらせているかのような感じがしたので、
映画に感動して泣き声になっちゃってるんですか、と聞いた。
彼は答えた。「40歳超えたから、ぼくも痰が出るんですよ!」
会場は笑いの渦に包まれた。

みなさん、おわかりですか?
司会者が舞台上で懸命にしゃべり、場をつないでいるとき、何も考えず休んでいたり、
あるいはぼうっとしたり、ポーズをとったり、おかしなことをしたりしている芸能人は多い。
私は本当にたくさん見てきた。
だから、彼らは金城武が前にあったギャグを利用して
新しい面白みに発展させたようなことは到底できない。
そのようにすれば、雰囲気は極上になり、全体として呼応する。
彼が集中して耳を傾け、それを適切に応用したことに、私は驚き、かつ温かい思いに包まれた。

特にあの、我関せずで何にも考えていない芸能人たちに向かって、私は大いに言いたい。
「実は司会者は部外者に過ぎません。
要請を受けてその場の話題を導いているだけであって、宣伝される作品は司会者とは何の関係もないんです。
だから舞台の上にいる芸能人たちがもし我関せずの気持ちでいるとしたら、実際、ほんとに変じゃないですか」

記者発表会前夜の台北プレミアに話は戻って、3年間姿を見せなかった金城武に、人々は大興奮だった。
終了後、台上の監督や主演者たちが1人1人続いて台を降り、舞台裏へと移動していった。
彼ひとりが足を止め、まだ終了の挨拶をしていた私を見つけて、握手の手を伸ばしてきた。
私たちは話をしながら舞台裏へ戻った。
このときの写真をネットユーザーが撮影し、ツイッターにあげたので、
みんな、一体何を話したいたのかと知りたがった。

あのとき、彼は、実は、私に映画を見たかどうか、どんな感想を持ったか、まじめに尋ねてきたのだった。
私は本当に感じたことを彼に伝えた。彼の目はこの上なく真剣だった。
普通、芸能人が仕事の現場で出会うと、雑談となるものだ。
だが、彼の態度から、私は彼が本当に作品の評価を気にかけており、
自分の作品に対し責任感を持っているのを感じさせられた。

これを大したことないと受け止めてはいけない。
というのは、多くの芸能人はこうした賑やかな場では、ファンやマスコミにばかり対応して、
彼らを懸命に持ち上げた司会者を振り返ってみる者などほとんどないからだ。
いわんや、挨拶をし、かつ部外者に映画の感想を尋ねる者においてをや。
だが、彼はそれをした。
彼は傍観者の方がよくわかる(岡目八目)、という道理をわかっており、
だから私が「太平輪」について違う見解をもっているかどうか知りたかったのだと思う。

マネジャーから電話が来た

その晩のイベントの余韻に比べ、記者発表会の方は終了後はみなどっと去ってしまい、
別れの挨拶のひまなく、彼は大勢に取り囲まれて会場を離れた。
思いがけないことに、2時間後、私が他の仕事のために車を走らせながら、
不意に終わったばかりの盛大な記者会見でのギャグを思い出したとき、突然、電話が鳴った。
もう長いこと、みなメッセンジャーみたいなソーシャルアプリを使っているから、
電話が鳴るなんて、穏やかではない! 

そうしたら、なんと、金城武のスーパーマネジャー、ヤオ・イージュンさんからではないか。
何という符合だろう。
大先輩の彼女が珍しく電話をかけてきて、丁寧にも、
既に飛行機で台湾を離れた金城武に代わり、先刻成功裏に終わったばかりの記者会見の礼を言い、
私が取り次いだプレゼントを受け取ったとも言った。

この電話に、私は非常に驚き嬉しく思った。この礼儀も実に周到ではないか?
実際に彼本人の考えからであろうと、イージュンさんの意思によるものであろうと、
このチームの人は実に親身な人たちだ。
私たちは、記者会見が結局は金城武のホームゲームであって、
そのため話題がすべて彼に関することでめぐってしまったことも話した。
そしてイージュンさんは、金城武は間違いなく、そのことで非常にすまないと思っていて、
会の後もずっと他のメンバーに申し訳ながっていたと言った。ずっと気にかけていると。

この会話から、私は、大スターがおごらず、称賛にいい気にならず、
そして周囲の人たちを気遣うことができ、心が温かく謙虚であることを再び知ったのである。
本当は彼のような地位と知名度があれば、お高くとまっていても理由がある。
いくつかCMに出て、収入を得、露出をすれば、それで十分、引きこもって出てこなくたって問題ない。
それなのに彼が今回3年ぶりの登場で何一つ変わっていなかったとは、夢にも思わなかった。

外見はハンサムで、内面は旧交を大事にし、よく気が付く。
私は思う。
こうであるなら、たとえ次に出てくるのがやはり3年後になろうと、
私はやはり彼に感服するであろうし、マスコミもまた以前と同じように彼を慕い、追いかけるだろう。
その結果は? 常にプラスの報道ばかりとなり、それは永遠に続くだろう!  (完)


皆さま、今年もDiaryをお読みくださってありがとうございました。
どうぞ、良いお年を!



   BBS   ネタバレDiary 1:20


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