訳あって、突如実家に帰ることに。 まあ明日は神戸で用事があるからすぐさま戻ってくるんだけれども。 まるでウルトラマンがバルタン星人2世と闘った時みたいだ。 (古い話ですみません)
途中、大阪のヨドバシカメラでPHS(feel"H)を買い換える。 新機種がほしかった訳ではない。以前から使っていたやつが1年を超え、 あちこちがたが来ていて通信状態が悪くなっていた。落したりぶつけたり したから。以前の機種よりほんの少しだけ新しいのに買い換えた。
本体価格100円。更新料2000円。 更新料は後日DDIポケットより引き落とされる。
その後、家族と奈良に行き、茶粥を食べる。 かつては奈良に16年間も住んでいたにもかかわらず、 名物の茶粥を食べたことは数える程しかない。 前回食べたことを忘れているからほとんど初体験だ。
かつては奈良県民は熱い茶粥を朝に食べるから胃癌になりやすいと言った 報道もなされたことがあるが、今日食べた茶粥は熱くはなかった。体にも優しげ。 一緒についてくる柿の葉寿司が美味しい。
新しいPHSは話しやすい。今までのがたいがい壊れかけていたということか。 真っ赤なボディーがいい感じ。
なお、メールアドレスと電話番号は同じまま。
空遊が2才から18才まで育ったのは奈良県。 言うまでもなく、プロ野球の球団の存在しないところ。 テレビで高校野球であれプロ野球であれ見ていると、 選手だけでなく、観客も目に入る。
「世の中には、これを生で見る人もいるんだなー。」
なんとなく不思議な感覚がした。遠い遠いところ、 多分野球場のすぐ近くに住んでいる人達は、プロ野球や 高校野球を生で見ることができる。あるいはすぐ近くに 住んでいないかわりに、長距離を移動するのに十分な 時間と交通費を所有する特権階級のような人々。
今思うと実に滑稽だが、その時はそんな風に感じていたし、 今もどこかその感覚は抜けないのだ。
18で神戸市西区の大学に通うようになった。 大学の隣の地下鉄の駅にはオリックスの球場があった。 だから気が付くとすごく球場の近くにいたわけだけれども、 野球場というものに対して現実感がなくって、結局観戦することは なかった。子供の頃に行きたいと言って親に断られたことがあったのか、 野球を生で見ることは、とてもお金が掛かる贅沢なことで、学生の身分で そのようなことをするものではないし、高いから(値段等を)調べるだけ 無駄であるように感じていたのだ。
決して、質素倹約な学生時代であった訳ではない。海外旅行はたくさん 行ったし、高いギターを買ったり、高級イタリア料理を食べたりとか、 そういう贅沢は平気でできたのだが、なぜか野球を見るというのは 心理的に手の出せた娯楽ではなかった。
幼少期の条件付けとはこういうものなのかも。
子供はテレビで何かやっていると、そこに行きたがる。スポーツであれ 何であれ。そしてテレビでやっているようなことは大体が自宅から遠く 離れたところで起こっている。親に連れていってと頼んでも、 時間やお金を理由に断られてしまうことが多々あった。 いつの間にか、テレビでやっているようなことを生で見に行くことは、 とてつもなく贅沢で金がかかることであり、ほとんど不可能だと 思うようになってしまった。
スポーツはその代表格であり、僕の子供時代には野球はスポーツの 代表格であった。
スポーツを生で見るなんてとんでもない。そう無意識に刻み込まれて しまった空遊は、自分の学校で行われていたものを除いては、 珍しい程生スポーツを観戦したことがない。唯一の例外が、高校時代、 オーストラリアのパース郊外にホームステイした時にホストファミリーに 連れられて観に行ったオーストラリアンフットボールである。 あれが今のところ最初で最後の生スポーツ観戦だった。地元では結構人気の スポーツのようで、初めて見た割にはなかなか楽しめた。競技場の人々の興奮と いうものが、なんだか新鮮だった。
普通ならそれを切っ掛けに野球とかサッカーとか観戦しはじめても 不思議ではないのだが、その時の空遊は「オーストラリアでは(日本と違い)、 気軽にスポーツの観戦ができるのだ。いい国だ。」と考えてしまった(爆)。
先日、某MLのオフ会に行った時に、プロ野球も高校野球も生で 観戦したことがないと言ったら、「珍しい」とある人に言われた。 え、野球を生で見たことがないのは珍しいことなのか、と思った。 僕の中では野球を生で見に行ったことのある人の方がはるかに珍しいと 認識していたからだ。もっとも彼は宝塚市在住で、甲子園球場からも この前選抜で優勝した報徳高校からも地理的に近いので、そう言ったの かもしれないけれども。
そんなことがあったので、一度阪神の試合でも観に行こうかと 思ったが、今シーズンが始まってみると星野監督のおかげか破竹の勢い。 甲子園球場は連日満員のようだ。あんまり人の多いところが得意でない 空遊には再び敷居が高くなってしまった、、、。
一度は観に行こうと思ってはいるのだが、、、(笑)。
2002年04月18日(木) |
書評:ビジネス版悪魔の辞典 |
ビアスの悪魔の辞典という本がある。 知る人ぞ知る名作だ。誰でも知っているような言葉を 素晴らしく皮肉な毒舌で定義している。 それだけで一冊分厚い本を書けるのも凄いことだ。
最近、本屋で似たような本を見付けた。 ビジネス版悪魔の辞典(山田英夫著、日経ビジネス文庫) という本だ。ただしこちらはビアスのように風刺することが 目的では無く、ビジネス用語の本当の意味を知ってもらうことが 目的である、と書いてある。
内容は当たり外れがある。そんなに面白く無いものもあるし、 思いっきり笑えるのもある。ビアスだってそうだったのだから 仕方あるまい。空遊の「人間の辞典」だってそうだし。
この「ビジネス版悪魔の辞典」、今は文庫版で524円+税で買える。 値段分くらいは十分笑える。暇な人にはうってつけ。 以下、空遊が気に入ったものをいくつか紹介する。
採用担当者:嘘を付くことを公に認められた職務。 失敗しても、責任を問われないことで有名。
ファイリング:二度と使われない書類を整然と保管する作業。
ハッカー:セキュリティ・ソフトの販売促進員。
ソフトのインストール:失敗を繰り返すことによって、コンピュータの ロジックをユーザーに学ばせていく体験学習。 自学自習が主眼のため、問い合わせの電話は つながらないようにしてある。
当社にはなじまない:「私は好きでない」というときに、 主語を曖昧にするために使う言葉。
笑えた???
ビジネスの勉強にもなるので、御一読あれ。 なお、ここまで推薦したので怪しまれるといけないので書いておくが、 空遊は著者のまわし者ではないし、日本経済新聞社の株主でもないし、 悪魔のつかいでもない。ただ単に面白いから紹介したのみである。
ADSL導入計画が挫折。So-netによると、電話線に問題があるみたい。 ADSLにこだわりはない。高速の常時接続であればよい。 ケーブルも8メガだし、Bフレッツというのも一つの選択肢だし、 あとは計算機をたたいて決めましょうか(笑)。
インターネットというものを始めてから、かれこれ3年半にも なることに気付く。ネットばかりしているので、PCスキルが進歩しないまま 年数ばかり経過している(爆)。 インターネットの無い頃の生活にくらべると、言葉をやりとりする人の数が とても増えた。 郵便で送る手紙なんか滅多に書かなかった。それは今でもそう。 手間も切手代も馬鹿にならないし、時間も掛かる。 メールならあっという間に到着。接続にはお金がかかるが、 いちいち切手を買いに行く必要は無い。
本当にたくさんの人々と出会うことができたことに感謝。 もちろんネット上で起こった全ての事が心地よいことという訳では なかったが、自分は嬉しい体験からも不快な体験からも同様に 学ぶべきことは学べたと思う。だから今では感謝している。
実を言うとこの3年半、空遊の人生の中では比較的ハードな出来事が 多く起こった時期であった。いくつかの問題は解決したが、中には 個人的財政状態のようにまだ創造的解決を見い出していないテーマもある。 スタックしてしまわないために、情報が必要。ネットが助けてくれたことは多い。 これからも役に立ってもらうことだろう。
そのプロセスをずっと助けてくれているiMacにあらためてありがとう。


先日、時間のあるのをいいことに、手作りパンを焼いてみた。 いたってシンプルなロールパン。しっかりとした食感。やっぱり 焼き立ては美味しい。初めての割には上手くいった。
日記を更新しないと思っていたら、こんなことをして遊んでいたり するのだ(爆)。遊んで、次にそれをネタに日記を書く(笑)。 日記サイトの黄金律だ。
作る時のコツ。ピザにしてもうどんにしても、小麦粉を練る料理の時は、 しっかりと気を入れて練り込むこと。いい意味でしっかりした食感になる。 レシピはインターネット上で検索すると、かなり出てくると思われる。 小麦粉を製造、販売している会社のHPなどにも、 充実したレシピが掲載されているところあり。 ちなみにこのパンのレシピは、5、6年前のオレンジページに載ってました。 パンをいつか焼こうと思って取っておいたままになってた。
なお、パンを保存する時は冷凍庫に入れておくと良いそうなのだが、 今回は彼女と二人で一気に全部食べちゃった(爆)。
さあ、次は何を作ろうか・・・。
2002年04月12日(金) |
御影高杉のフレンチローストコーヒー |
春麗らかな午後、阪急御影駅(神戸市東灘区のほう、北海道の御影では無い)近くの、 高杉(ケーキ屋のほう、林業関係の会社ではない)の前を通った。 珍しく人が空いている。普段は前を通っても、いつも人でいっぱいで、 なかなか中に入れなかったりする。あまりに混むせいだろうか、とうとう 二階にレストランがはいっていたのを改築してサロンにしたようで、今月から 店鋪が広くなった。ところがそれでも混んでいて、今度は二階までも満席の様子。
今日入らなかったら、次いつ入れるかな?と思って、新しくできた二階の サロンに入る。客は僕以外誰もいなかった。白を基調にした洒落たインテリア。 奥には高級なソファー席があったが、さすがにこれは1人では座りにくい。 3、4人以上用、という感じだった。メニューはもとからある高杉と変わらない。 紅茶、ケーキともにおいしいが、安価とはいいにくい値段なのも相変わらず。
これはこのお店に限ったことでは無い。この地域は物価が高い。 外車は多いし、お屋敷もたくさん。ひょっとしたら僕はこの地域の収入ワースト10くらいには 入ってるかも知れない(笑)。要するに高いケーキや御茶をばんばん食べまくって飲みまくっても 全く懐の痛まない人達がいっぱい住んでいるのだ。
僕としては高級喫茶ばっかり作らずに、500円以内でおいしく食べられる お店とかあれば嬉しいのですが(生活者の声)。
メニューを見ていて、クレープシュゼットを発見。これは空遊の大好物。 以前はアンリ・シャルパンティエ御影店でよく食べていたのだけれども、 アンリ・シャルパンティエ御影店が去年12月31日付けで謎の閉店をして以来、 久しく食べていなかった。これに決定。ドリンクは、、、今まで紅茶しか この店で飲んだことが無かったので、フレンチローストの珈琲を試してみる。
突然、白衣姿の近所の和菓子屋さんの御主人が店に入ってこられた。 作業着である白衣のままなので、一瞬ここの職人さんかと思った。 店の綺麗なのにびっくりしていた様子だった。 「こんなけ改装したら1000万円は下らんでー。」とか言ってた。 「いやー、こんなきれいなとこやったらもっと綺麗な格好してきたらよかった。」 「眺めの綺麗なこと、綺麗なこと。」 なんだかはしゃいでいるのか、慣れないところで緊張しているのかわからないが、 喜んではいるようだ。
職人さんのおっちゃんと世間話をしながら高杉でクレープを食べることになるとは 思わなかった(爆)。
さて、クレープシュゼットは流石にそつなく美味しかった。 そして、意外にも(失礼)、フレンチローストのコーヒーがめちゃくちゃ 美味しかった。珈琲についてはアンリ・シャルパンティエより西村珈琲よりダンケよりも美味しい(ローカルな比較でごめんなさい)。 今まで知らなかったのは店のインテリアがあまりにも紅茶に似合うので 珈琲をたのんだことがなかったからである。
なんだか元気になった。また来よっと。
寝てる。
起きる。
食べる。
なにか少し動く。
また眠る。
| | | | | | | | | | | | | | | | 床に置きっぱなしの本を読む。
同じく雑誌を斜読み。
鍋とか冷蔵庫とかに
あるものを食べる。
| | | | | | | | | | | | | | |
たまに買い物。
たまに散歩。サイクリング。
カフェ、コンビニ、本屋、
ソフマップ、ニノミヤ無線、
上新電機、ヨドバシカメラ
うろうろ。
| | | いちおう求職中。
その手の雑誌やウェブサイトは
まめにチェックするほう。
そこから先にはなかなか進めない。
| | | | | | | | | | | | | | | | ほしいもの、ころころ変わる。
買う前に飽きてしまうことも多い。
今はWin2002搭載のPDAとAir"Hの
セットがほしい。 | | | | | あまり役には立たない人間かも知れないが、
完全に役に立たない人間と言うことも無い。
ただ何の形であれ「役に立つ」ということは
常に痛みを伴うように感じられる。
「役を演じ」たり「人のためになっ」たり
「何かに貢献し」たり、「誰かを守っ」たり
そういうことはあまり自分の人生には
起きてほしいとは思わなかったりする。
| | | | | | | | | | | | | | | | 誰かに聞かれたことがある、
「そんなんで敵作らない?」
「つくるよ」と答えた。
「敵作るのこわくない?」
「味方をつくるほどにはこわくない。」
と言った。
家族、恋人、友人に殺される人の数は、
ライバルや競争相手に殺される人の数より
遥かに多い。
自分の勤めている会社や組織に殺された人の数は
ライバル会社や組織に殺された人の数より
遥かに多い。
| | | | 宇宙は、
謎と言う名の歌が、
大好きだ。
| | | | |
2002年04月08日(月) |
探しものは何ですか? |
昨日はひさしぶりに体調を崩した。
体温37度4分。頭ふらふら、食欲不振、etc,etc。
おかげで今日は予定していた派遣会社の登録に行くのを中止。 実際のところ、面接とか登録とかそう言う類いのものは当分避けたい気分。
お昼頃になると、体調回復。自転車に乗って三宮に出かける。 北野のコートロッジというスリランカ料理のお店でランチ。 800円で、サラダ→カレー(パンとライスはおかわり自由)→デザート&ドリンク。 この味なら安いと言ってもいいくらい。
でも不思議なことに僕が食事している間、お客さまは僕だけだった。 どうしてなのかしら?
それから今度はハーバーランドに向かう。 Sofmap神戸店の中を徘徊。ノートパソコン、PDAなどを中心に見てまわる。 なぜか最近になってVAIOもいいなあと思うようになった。
DELLのコーナーを見ていると営業の人に捕まる。 「何をお探しですか?」と尋ねてきた。 「生後2ヶ月くらいの柴犬の子犬見なかったですか?」とか こたえてやろうか。 あるいはドラクエ風に「伝説の剣を探している。」とか。 「縄文時代の遺跡」なんてのも良い答えだろう。
雑誌等で見る限り、安いという印象があったので、見積もってもらうと ノートは意外と高かった。というか、これだったらVAIOかDYNABOOKでも 買いますってくらい高かった。
営業さんのお話によると、DELLは液晶が弱いのでモニターを他社製にできる デスクトップは良いけれども、ノートブックとなるとどうしても高くなりがちなそうだ。
ええい、それなら用は無い。消え失せろ(乱暴)。
結論:やっぱiBookかPowerBook G4だ!(論理プロセスに不備あり)。
帰宅。
最近買った「ビジネス版悪魔の辞典」(山田英夫著・日経ビジネス文庫)を読む。 それなりに面白い。例えば空遊は就職先を探しているので、「正社員」の項目を見る。
正社員:別に正しいことをしている訳ではないが、契約も結ばないし、 能力を買われて派遣もされないただの社員の総称。(同書p.16より引用)
確かに、と思って笑ってしまう。
2002年04月06日(土) |
So-netのADSL |
とうとうADSLに申し込むことにした。 実は以前、Yahoo!BBに申し込みかけたこともあったのだが、 あまりに連絡が遅いのでキャンセルしたのだった。
それ以来、いつかはADSL、常時接続と高速ダウンロードと 思いながらも先延ばしにしてきた。 先月はSo-netのHPまで見に行って、ほとんど申し込みかけたのだが、 MacのOSが8.6では利用不可能なことが判明。速攻でOS9を手に入れる 勢いも無く、再び先延ばしにしていた。
仕事を辞めて時間ができたし、仕事探しにもネットを使うので ここでいよいよ常時接続を決意。今週の水曜日、祖父の葬式帰りに 日本橋に寄ってソフマップでOS9.2が付いているOS10を購入。
ここで一気にOS10にステップアップかと思われたが、 残念ながらハードディスクの空きスペースが大幅に足りなかった。 OS10には最低1.5ギガの空きスペースが必要だそうだ。 空遊のiMacには現在526.7MBの空き容量しかない。大人しく OS9.2で我慢するのであった。というか9.2でも8.6からくらべると それなりのバージョンアップではあるのだけれども。
とりあえずADSLには対応できる。それが一番大事なこと。
そしてさっき、ようやくSo-netのADSL8メガコースに申し込んだ。 実は結構手こずった。申し込みのページが何枚も続くのだけれども、 申し込みのページはブラウザの「戻る」ボタンを押してしまうと 一からやり直しになってしまう。ブラウザの「戻る」ボタンをよく使う 習慣の空遊は何度も一からやり直す羽目に。
もう少しユーザーにやさしい申し込みフォームを作ってくれてもいいのに。
それはともかく、苦難の道のりの末、申し込み手続きは完了した。 後は、工事とルーターを待つだけ。生活リズムがテレホタイムに支配される ということも、もう無くなるであろう。
今までいろんな方々のHP、体験談、雑誌等でADSL導入時のトラブルについて 読んだり聞いたりしたが、私の身にはそのようなことが起こらないようにと マジで思う。少なくともアナログ回線で使用してきたこの3年半の間、 So-netの応対やサービスは合格点であった。プレステ2も当たった。 ADSLに関してもそのサービスの質は変わらないであろうことを勝手に期待している(笑)。
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