2002年05月19日(日) |
自転車の修理(クランク交換) |
朝起きたら雨。自転車なのに、うーんどうしよう? 親が車でおくってくれるそうだから、この際自転車は折り畳んで スカイラインのトランクに入れてしまおう。
がちゃん、がちゃん、ぱたん。バンッ!!(トランクを閉める音)。
さすがさすが。図体がでかい割にたいして大きくないスカイラインの トランクにも折り畳めばすっきり収まる。やっぱBikeFriday。
そういえばこの自転車、最近左クランクがやたらと緩みやすい。 閉めても閉めても弛んでくる。閉めてちょっと走るとみしみし音がする。
この機会に購入したお店で見てもらうことにする。 大阪は上本町のLORO CYCKLE WORKSという折り畳み自転車業界では 有名なお店。ママチャリやロードやMTBは置いておらず、まさしく 折り畳み自転車の専門店なのだ。
折り畳んだ自転車を元に戻しながら店内に持ち込み、 問題の左クランクを見てもらう。結果は非常にシンプルだった。 使い続けた負担によって、内部の角ばったところが丸くなってしまい 隙間が出来て緩むようになってしまったそうな。
当然のことながら、修理法は部品交換以外にない(汗)。
アメリカ製の同じ型のクランクを取り寄せるのはちょっと無理があるので シマノ製のクランクを注文した。というかこっちの方が前付いてたやつより 性能がよいらしい。お金がたくさんあればDURA ACEといきたいところだが、 予算の都合によりSORAにした。値段は5000円前後だったっけ。
水曜日くらいに部品を交換した自転車ができあがるそうな。
それまでは・・・ふにに・・・。電車賃がかかる・・・(爆)。
2002年05月18日(土) |
サイクリング(神戸〜奈良県平群町)および49日 |
またサイクリングに出掛けた。
といっても今回の行き先は実家。しかも用事は祖父の49日。
空遊は浄土真宗の説く仏教など微塵も信じていないため、 行かなくて済むなら行きたくない。しかしながら行かないとなると それはそれでややこしい話にならないとも限らないので行くことに。
で、どうしても行かねばならないなら、せめて行く手段を楽しくしようと。 実家までサイクリングして行こうと。
前日より地図を見ながらいろいろコースを検討していたのだった(笑)。 コースの始点は兵庫県神戸市東灘区。終点は奈良県生駒郡平群町。 結構距離がある。コースを選ぶ上で一番の問題は、大阪府と奈良県の境、 すなわち生駒山越え。JR大和路線に沿ったコースで王寺へと回りこむコースは 坂道の傾斜という問題は一番少ないが距離は長いし交通量も多い。 暗闇峠か十三峠を越えるコースは生駒山の高いところを登ることになり、 きついことで有名なコース。
ならばどうするか?地図を見ると国道163号線が生駒山の比較的低い部分を 横断しているように見えた。インターネットで検索して自転車で走ったことの ある人のサイトを見てみると、少しはしんどいけれどもそんなにハードでは ないとのこと。また、同道はかつては清滝峠を越えていて、急な傾斜の カーブが連続していたそうだが、現在ではトンネル等によりシンプルに まとめられているとの記述を官公庁関係のサイトで発見。多分大丈夫だろうと 思った。
神戸市東灘区の自宅からおおむね阪急神戸線沿いに進む。 神戸市東灘区→芦屋市→西宮市→尼崎市と進んで行く。阪急沿いにさらに進むと 豊中市へと入る。コースの都合上淀川を豊里大橋で渡りたいので阪急神戸線から 離れ、進路を東にとる。一旦池田市に入り、再び豊中市に出て、吹田市に。 この辺はあまり来ないので迷いがち。関西大学千里山キャンパスに出くわす。 なんとかコースを見付けて国道479号線に入り、豊里大橋で淀川を渡る。 大阪市から守口市へと入る。 そのまま進んで京阪本線の土居駅を越えて少し進んだとこの交差点を左折。 それをしばらく進み、国道163号線に入る。生駒山の向こう側までこの道を 進めば大丈夫。 門真市から四条畷市に入り、生駒山越え。
ん?ん、ん、ん?
こ、この道は、、、 覚悟はしていたものの、山に近付くにつれ、ほとんど自動車専用道状態。 さっきまであった歩道も無くなってる。ダンプも結構通る。交通量かなり多い。 排気ガスの嵐。こんな山際で、大阪市内よりはるかに空気悪いなんて、、。 しかも坂道になるので空気を吸う量は増えるのです。ごほんごほん。 少し休みもしますが、道端に座ってると轢かれないとも限らないので後方に 注意しながら押して歩きます。体力が少し回復するとまた乗ります。
ようやくトンネルが見えてきました。時間制限もあるしさっさとトンネル で行きましょう。トンネルに入ります。交通量は相変わらず。車の音が トンネル内に反響するのがこわい。しかも空気がえげつなく悪い。 しばらくいたら一酸化炭素中毒になるかも、、、とまじで思いました。 長いトンネルなので、一応途中に何ケ所か、プロペラのようなものが回って いるのですが、息苦しい空気の悪さが続きます。個人的にはこれは充分な 換気であるとは認められません。
命からがらようやく脱出。出口の光に感激しました(爆)。
トンネルを出ると下り道。生駒山系の中を走り抜ける心地良さ。 さっきまでとは別世界。緑に囲まれた四条畷の住宅地の中を生駒方面に 向かって走ります。そこから先は慣れた道。ペダルを踏む足取りも軽し。
ただし町内に入ってから実家までは坂道が。慣れた坂道が続きます。
出発から4時間くらいで無事到着。自転車が置いてあるので親に どうしたのと聞かれますが折り畳んで持ってきたことにしました。 細胞の80%が心配性で出来ているような親なので、国道163号線 を通って自転車で来たとか言うと文句を言われかねないので。
僕だってもうあまり通りたくないです(爆)。
人には勧めません(爆)。
まああの山越え以外はとても快適なサイクリングでしたけれども。
で、49日。ここ2、3年の間に親戚の葬式が続き、何時の間にか 大体のお経の流れが記憶に入っている(爆)。坊さんはまだ29才と まだ若い。剃髪しておらず、髪型は普通。好青年系。祖母の気に入るタイプだ。 よかった。というのも気に入らないタイプだと周りに愚痴の被害が及ぶ。 読むお経などどの坊さんも同じ。全部宗派の方式に従って行われるのだから。 私は真宗など一切信じないが、仮に信じたとして救うのは阿弥陀仏だ。 坊さんじゃない。ということは坊主の出来が良くても悪くても関係ない。 南無阿弥陀仏と唱えればとにかく阿弥陀仏が救ってくださる。
それなら祖母と大叔母の機嫌を損ねない「美形好青年タイプ」が一番(爆)。
しかし困ったことに49日の終わった後には、月命日とか盆とかの セールストークをはじめだした。これ以上ややこしい儀式に巻き込まないで。
死んだ後のあれやこれやは、クリスチャンの方が楽じゃないかなあ? とか思った。お盆とかないし。
2002年05月16日(木) |
一切の罪悪から解放された |
とある公的機関に講習の面接に行ってきた。 事前に電話して確認したところによると、それなりに待たされることが 予測できた。何か暇つぶしを持って行かなくては。
ちくま学芸文庫・上村勝彦訳の「原典訳マハーバーラタ?」を持って行く ことにした。マハーバーラタは、インドの神話で、聖書などくらべものに ならない程のボリュームがある。その翻訳は、正しくライフワークと呼ぶに 相応しいだろう。訳者にはただただ敬服する。
備えあれば憂いなしだろうか。本当に待たされるようだ。 80人くらいの受験者に対して面接者が5人。1人10分程度の面接として 1時間ちょっとで、漸く空遊の番となるようだ。
早速マハーバーラタを読み進むのであった。周りにはいらいらしたり、 退屈したりして落ち着かない人が多い。暇潰しを持ってきて本当に良かった。 なにしろ分厚いし、面白いし、退屈しない。現代の日本人的感覚から 判断してしまうと、荒唐無稽に見えるところも無きにしもあらずだが。
さすがはインドの宗教の最重要聖典であるとは思う。
とりわけ感激してしまったのが次のところ。p.69の3行目から4行目まで。
> 大きい(マハー)から、重さ(バーラ)を有するから、 >「マハーバーラタ」と呼ばれる。この語源を知る人は、
>一切の罪悪から解放される。
大きくて重たいからマハーバーラタなんだね。うん、わかったよ。これで、
一切の罪悪から解放された!(喜)。
2002年05月15日(水) |
コピー防止CD:私は買わない |
コピー防止CDが話題になっている。 パソコンでの不正コピーを防ぐためと言われており、 AVEXはすでにコピー防止CDの発売を開始したそうな。
「音質が落ちる」とか「パソコンで正常に聴けない場合がある」とか、 「音楽環境をパソコン以外に持たないユーザーもいるのに」とか、 いろいろ反対意見もあれば、そういう措置は必要という意見もあるようだ。
デジタルコピーを防止したとしても、CDの売り上げが伸びるとは 私は考えない。そんなことある訳がない。デジタルコピーが防止されても それなりの音質でダビングしたりすることは充分可能だ。
元々高音質で音楽を聴いていないユーザーも多い。
例えば、昔のカーグラフィックで松任谷正隆氏が「車の中は音楽を聴くのに 良い環境には成り得ない。」という趣旨の記事を書いていた。 音楽を主に楽しむ場所が車の中なのであれば、デジタルコピーもアナログコピーも あまり変わらないのではないだろうか。
私はCDの違法なコピー配付は行わない。 しかし音質や一部のユーザーを犠牲にしてまでコピー防止CDを製造する 企業姿勢には、はっきりと不快感を感じる。
よって、コピー防止CDについては今後一切購入しないことにした。 コピー防止CDを作っている会社の製品についても出来る限り購入しない ことにする。さっきヤフーを見たら、なんとMacを壊してしまうコピーCDが 存在するそうだ。PCのシステムを壊されてしまう危険を犯してまで音質の 劣るコピー防止CDを購入しようとは思わない。
予言してもいい。 コピー防止CDでレコード会社の売上げは伸びない。 消費者はそこまでお人好しでもなければ、レコード会社の奴隷でもない。 なめた態度でマーケットにのぞめば、後悔するのはレコード会社のほうだ。
2002年05月12日(日) |
須磨〜明石と海沿いをサイクリング(播磨自転車道) |
昨日あたりから、またサイクリングしたくなって、 手頃なところを探していた。例によって「関西サイクリングマップ」など 読みながら。この本にはサイクリングによいコースがたくさん載っている のだが、空遊の乗っている自転車は山道や荒れた道があんまり得意では なく、またサイクリングコース開始地点までの交通費を払いたくないため 自ずから選択肢はしぼられてくる(笑)。
今日は、播磨自転車道を走ることにした。 播磨自転車道とは、播磨と明石を結ぶ自転車道で、その内約9?が 浜の散歩道として海沿いに整備されている。 「関西サイクリングマップ」にはJR土山駅から明石へと向かうルートが 紹介されているが、空遊は明石から浜の散歩道を通り、Uターンする ことにした。
同書に乗っているコースだと、片道15?と御手軽だが、 空遊は神戸市東灘区の自宅からサイクリングするので、往復80? たっぷり走るコースとなる。忙しい人には勧められない。
ルートの取り方はいつもどおり適当。三宮から神戸を抜けて、後は 道路標識で「明石」と書いてある方向に進む。迷っても海沿いを西に進めば 必ず明石に到着するので何の心配もない。
須磨あたりから、海が見えてくる。景色が素晴らしい。 海ではジェットスキーがぶんぶんとうなるようなエンジン音を立てている。 たくさんの人々が、砂浜でバーベキューをしている。釣り人も多い。 ボディーボードをしている人の姿などもあって、もうすっかり夏の様。 海の写真を撮ろうとしたけれども、光が眩しすぎて空遊のC@Mailでは、 うまく撮れないみたいだ。バンダイ製おもちゃデジカメの限界か?。
海沿いの道を走り、垂水を越え、舞子を通り、明石大橋の向こう側。 ここでなんとか一枚写真を撮ることができた。

大橋を越えればもうすぐに明石市内。漁師街の雰囲気。 海側から浜の散歩道に入る。確かに車の通行も無く、快適なコース。 しかしどうも舗装が荒れている。アスファルトに段々が付いている。
自転車ががたんごとん。がたんごとん。がたんごとん。がたんごとん。
そのかわり景色は最高だった。やがて明石海浜公園が見えてきたあたり、 電車の駅で言うと山陽魚住のあたりでUターン。帰りは少しだけ違う道を 走る。遠くに見える淡路島と明石大橋を時々眺めながら。
須磨〜明石の海沿いはサイクリングにはとても良い感じなのだが、 今日はたくさんのサイクリストを見掛けた。ロードレーサーとか、 MTBとか、随分上等な自転車に乗っていて、服装もそれらしく、ヘルメットも しっかりかぶっているような本格的な方々。神戸市内ではそんなに高級な 自転車を見ないなあ、と思っていたらやっぱりこういう通好み?なところを 走っていたのか。
順調に帰路を進み、帰宅。 先日100円ショップダイソーで買った型を使ってプレーンブレッドを焼く。
 パンというより、パンケーキみたいな感じ。カステラとか、そんな感じの食感。 グラニュー糖と卵とバターがたっぷり入った甘口のレシピ。 紅茶にとってもよく合いました。
例えば、人と人が実際に出会う時には、言葉が無く、なお完全に コミュニケーションが起こっているというようなこともあるのだけれども、 ネット世界にはそんなことは望むべくもない。
「発言しない」、ということは単純に「存在しない」ということを意味する。
「存在」するためには「発言」あるいは「表現」するしかない。
それはある意味不便なこと。だってそんなにしゃべったり、書いたりする 必要のあることなんて無いのだから。よほど思索的な人か、日々エキサイティングな 人生を歩んでいる人か、有名人でも無い限り、なかなか人に語ることなど 見付けにくいかも知れない。
それでもネット上ではたくさんの人が日々文章を書いている。 他愛もないことから、びっくりするようなことまで。 普段人と話さない人や、人間嫌いな人まで書いている。
「誰かに聞いてもらいたい」というのは、実はとても根源的な人間の 欲求なのかもしれない。例え自分の言うことが理解してもらえる可能性が 少なく思えても、それでも人は語ることを止めようとはしない。 「わかってもらえる」までいかなくても、「とりあえず聞いて欲しい」のかも。
そして「話を聞いて欲しい」人間と言うのは、まず100%厄介者である。 日常生活に「いつでも自分の話を聞いてほしがる人間」がいたらうっとうしくて 仕方が無い。事を荒立てると面倒になるので、穏やかに振る舞いながらも なんとか御引き取り願いたいと心の中では思っているものだ。
つまり、ネット上でどうしてこんなにトラブルが起きるかというと、 ネット上にいるのは厄介者ばかりだからだ。ML,BBS,2chありとあらゆるところで 日夜新たなトラブルが生まれる。やっかいものでない人はたいていはROMしてるか、 趣味としてネットしたりしなかったりする。
だから、ネット上では必ずトラブルが起こると思っていたほうが良い。 自己中しかいないことを前提とするのがよろしい。そうしておくと、 何か起こった時に、余裕を持って対応できる。
2002年05月10日(金) |
波の向こうを眺めながら |
どうしてこんな世界に迷いこんだの? そんなにひどく傷付いて、、、。
月光さえ歪んで見えるそんな空気。
あの向こうにあった大空。大空。 傷付いた羽根をなんとかいたわって飛ぼうとしていた 海鳥。潮の香りがする南港。
誰と出会っても寂しさしか感じない。 春とは生温かい真冬に過ぎない。この辞書にはそう書いてある。
世界で一番温かく感じられるのは雪の結晶だったりします。
もしあなたが悩んでいるとして、次のようなことは多分役に立たないだろう。
・解決策を必死に考え続けること ・人に答えをたずね続けること ・腹の立つ相手を殺すこと ・自殺すること ・薬物に頼ること ・セラピーやカウンセリングを受け続けること ・精神を鍛練すること ・心理学を勉強すること ・何かをすることに依存すること ・嫌なことを忘れようと努力すること ・ふとんをかぶって眠ってしまうこと ・気晴らしに旅行にでかけたり、スポーツを観戦しに行くこと ・癒し産業のお客さんとなること ・自分をはげますこと ・明るい未来がやってくると信じること ・新しい仕事に就くこと ・結婚すること ・グリーンカレーを大きなマグカップで一気のみすること ・念仏やお経を唱えること ・ラーメンに入れるチャーシューを分厚くすること
結論から言うと、どんなに一生懸命やったって、「無駄なことは無駄」。 無駄な行動に意味を与え、結果に期待することによって心理状態はどんどん 悪くなっていく。
結果とは、一種の妄想である。
あなたは、結果を出すために、この世界に存在しているのでは無い。 あらゆる結果への欲求は、あなたを利用する必要のある者達があなたに 与えたプログラミングである。
HPを消した。飽きたから。またいつか新しいの作るかもしれないけど。 リンクしてくれている方々、リンクを削除しておいてください。 この日記はとりあえず続けるのかな。多分。わからない。
GWも大詰め。空遊もちょっと普段は行かないところに行こうと思った。 かといってこれから泊まり掛けとか思っても宿は取れまい。 日帰りコースが良い。都会より自然のあるところの方が良い。
六甲山の上の方に行くことに決定。しかも自転車で。 山と渓谷社の「関西サイクリングマップ」には六甲山縦走のコースが 紹介されている。それを参考にしながら行くことにした。
同書のコースによると、JR元町駅から北へ、再度山ドライブウェイを 走り出すそうだ。空遊の自宅は東灘区なので、まず自宅から元町のすこし 手前の上の方まで走ることになる。それが約8?の道程。
諏訪山ドライブウェイへの入口を発見。いきなりなかなか急な坂である。 本によると「標高390mの再度公園まで一気に登りつめる。」と書いてあるが 非常に頑健な脚力と心肺能力の持ち主で無い限りはなかなかそうは行かない と思う。空遊は時々休んだり、押して歩いたりしながらぼちぼち登った。
それでも気が付いた頃には神戸の市街がはるか眼下に。
 御覧の通り、あいにくの曇り空だが、これは曇り空だから登れるというもの。 お日さまがかんかんに照っていたら、汗だくだくで太陽光線浴びて、 日射病か熱射病になりそう。
ようやく再度公園に。自転車からおりて一休み。ペットボトルの御茶が 切れたので、アクエリアスを売店で購入。

とてもきれいな高台の公園で、池のある風景が最高でした。 帰り際になって、MTBで来ている人達と出会いました。
 空気が下界とはちがいます(笑)。
それからさらに下り坂と登り坂が続きます。 段々標高も高くなり、景色が白い霧で覆われ、雲の中にいるようです。 いくつも展望台があって、写真を撮ろうとしましたが、あいにくの天気で 視界があまりよくありませんでした。
 これでもクリアーに撮れたほうです。人工島がよく見えています。
時折登り坂でも「スピード落とせ」とか書いてありますが、 余計なお世話です。「スピード出せ」と言われたとしても、出せません。
神戸市立森林植物園や六甲山牧場の前を通りました。 牧場の手前には「羊に注意して下さい」との看板があります。 幸か不幸か今日は羊にも猪にも出会いませんでした。 昼食をどこで食べようかなと思うのですが、ジンギスカン料理系の 店ばかりで、多少値段が張るし、お腹が張り過ぎても困るので、 軽食にとどめました。
西六甲ドライブウェイはやはり坂の上下がそれなりにありますが、 空気も良く、今日は車の行き来も差程多く無く、快適なサイクリングコース でした。バイク好きが集団でブンブン走っています(族ではありません)。 山の緑の香りを思いっきり吸い込みながら走っていました。
途中から濃霧となり、前後さえほとんど見えなくなりました。 飛行機が雲に突っ込んだような時のような状態です。 途中六甲ケーブル駅近くの展望台で休憩を取り、ケーブルで降りようか 宝塚か西宮から降りようかと考えましたが、下りが楽しみなので後者に しました。これだけ登って下りを楽しまないのはもったいないです。
凌雲台の方に移動するために、歩道に入ったら階段がたくさんで、 自転車をかついで歩くはめになりました(笑)。距離的には近道だった のですが、時間的にはあまり意味がなかったです。山頂付近を通って 西宮・宝塚方面へと向かいます。
山頂付近を過ぎると長いダウンヒル。まるでスキーの滑走のように快適。 ひとつひとつのコーナーが楽しいです。やがて西宮と宝塚に道が分かる所に 出たので西宮方面に。どうやら甲山のかなり上の方にいるみたい。 苦楽園から夙川を通って芦屋に出ました。JR芦屋駅前でFRESHNESS BURGERを 食べたり、珈琲豆とミルを買ったりして一休み。
あとはいつも通る道。雨がぽつりぽつりと降ってきたので急いで家まで 帰りました。
六甲山はいつも下から眺めているので、あまり非日常感がないのですが、 上まで登ってみるとやっぱり登った甲斐がありました。以前ケーブルで 登りましたが、自転車で全行程を移動した今回、より山を身体で感じられた ように思います。
ただし誰にでも勧められる楽しみ方ではないかもです。 それなりにハードです。登りたい人は覚悟して登ってください。 あと、山から下りる長い下りは気を付けて下りた方がいいです。 スピードいくらでも出る感じなので。自動車減速用に作られている段々は 自転車にはやっかいものです。やたら数がこさえてあります。 上を走る時の感じ。最近のモー娘の曲にやたらぶんぶんぶんぶんが繰り返す 歌詞の曲がありましたが、あんな感じです(爆)。
あー、ひさしぶりに良く走った。
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