例の話題がつまらない同僚が午前中休んだ。 働き始めてからわずか1ヶ月足らずなのに 既に3日目である。多くね? 彼女が来てから聞いたのだが、 なんと彼女は今日、
ちょっと体の調子が悪くて風邪かと 思ったんだけど、未知の病原菌だと 怖いからどの薬を飲んでいいか 解らなくて病院行ってきた
らしい。さすが話を簡潔にまとめるのが ヘタな人、理由も長い。 つーかアホか。 そんな理由でちょくちょく休んで仕事が 続けられると思ってんのか。 その間の穴は誰が埋めてやってると思ってんだコラ。 ぶっちゃけ思った。
辞めてしまえ。
職場のランチタイム。 子供の頃に読んだマンガの話になった。 私は池野恋の「ときめきトゥナイト」の続編? らしい「ときめきミッドナイト」が気になる 話という、極めて普通人を装った題材をチョイス したのだが、中の一人が爆弾を投下した。
「バナナフィッシュって知ってます?」
キタ問題発言! 私は瞬時に警戒した。 知らないはずがない名作である。が、 内容についてはあまり触れたくなかった。 どこでボロを出すか解らないからだ。 もちろん言いたいことは山ほどある。 「アッシュと英二のプラトニックラブ、 というか魂の結びつき素晴らしいですよね!」 くらいならいいか?でも 「ブランカの奥さんアッシュそっくりですよね、 最初から変態だと思ってたんですよ」は マズいだろう…等、瞬時に色々頭に浮かんだが、 具体的なコメントは差し控えた。 まさか私を試していたのか?! っていうかブランカって織也タイプだぁ…織也も 右京そっくりな天才美少年が居たら信頼を 勝ち得てあれこれ仕込んでいきそうー。 もちろんプラトニックラブで。 何しろ純愛なので。
…あー密、右京に似てなくてよかったね。
昨日から言ってるが、自分の式ではない、念のため。
今日はいよいよ友人の結婚式である。ゆうべから せっせと準備をして、朝からシャンプーして あれこれわたわたして家を飛び出してきたら、 案の定肩に羽織るストールを忘れた。 都内に出てから慌ててデパートに駆け込んで 適当なのを購入。ここで大きく時間をロスした。 わーごめんよ皆〜(>_<; あちこちに迷惑をかけてようやく式場到着。 お台場にある式場で、テーマパークの内部のようで とても可愛かった。外国風の小さな建物がいくつも あって、そこを貸し切って披露宴が出来るのだ。 我々は受付を頼まれていたのだが、私のせいで ホントぎりぎりに到着して受付開始。最近頭の中が 戦国武将チックな私は、古風な名前のおじさんが 来るたびに胸をときめかせてしまった。 さていよいよ式場へ。写真撮影禁止の大きくて 厳かなチャペルで、バージンロードに入ってきた 友人を見ただけで泣きそうになってしまった。素敵。 式の間中、実は私は、申し訳ないが披露宴で言う挨拶の 練習で頭がいっぱいだった。出来ればカンペなど 見ないで言いたい。そのために頭の中で反芻してたのだ。 頭の中でよどみなくリピート出来れば緊張しないで済むし。 そんなこんなであっという間に式・終了。 外に出ると、なんとそこは石段になっていて、石段脇に 控えてフラワーシャワーを投げる準備に取り掛かった。 チャペルから続く石段!なんて素敵なの…! 牧師の先導でやってきた二人は幸せ絶頂でとても幸せそう。 それを見て私も嬉しくなった。あー可愛い可愛いvv そこで石段の上からブーケトスが行われることになった。 未婚女性は石段の下で待機。私は背が高い方なので、 小柄な友人達を前に押しやろうとしたのだが、皆遠慮して 前に出ようとしない。結果、ブーケをキャッチしてしまった。 一瞬、
…やっちゃった。
という気持ちで一杯になった。もちろん嬉しさ一杯でも あったのだが、実はこれでブーケを頂くのは2回目。 前回は特にご利益がなかったので、今回はこの素敵な カップルにあやかって素敵な出会いがあるといいのだがv
さて式が終って披露宴会場に移動する道すがら、友人達と 話題になったのは「あの牧師さんカッコいいよね!」で あった。と言っても坊主がボウズで年もいってて修道士 みたいだったので、正確には「渋くてカッコいい」なのだが。 年上好みの友人と、久々に趣味が一致した瞬間だった。 さて披露宴会場はイギリス館だった。ガーデンでお茶を もらって一息ついてるところで新郎新婦入場。 拍手でお出迎えの後、式場の中に入った。 席に着いて新郎新婦をお出迎えした時にまた感動して じんわり来てしまう。別にドラマチックな苦労を重ねた 末にようやく結ばれたカップル、という訳ではない。 ごく普通に愛情を確かめ合って結ばれたカップルだ。 しかし私は彼女がいかに素晴らしい女性であるか知ってる ためかな、彼女が幸せそうにしているのがとても嬉しかった。 食事も美味しく頂いた。学生時代の恩師が乾杯の音頭を 取ったのだが、心理学者だけあって素敵なメッセージを 送っていた。いわく
運命は出会いが運命なのではなく、 二人が結ばれ、共に生きていくことが運命なのだと。
素敵! それネタとして下さい!(落ち着け自分)
この一言でもまた泣きそうになった。 さすが先生ー。声聞いてたら授業思い出しました。 さてケーキ入刀の後にお色直しがあった。皆を 庭に出すと、底にはいつの間にか巨大な丸い玉が。 さてあれがどうなるでしょう? という司会者のメッセージに「こちらに向かって 転がってくる!」と内心答えていたのだが、 カウントダウンの後、中から新婦をだっこした 新郎が出てきた。可愛い可愛い〜〜〜vv しかもお色直しのドレスがまた可愛かった。 二人が再び中に入ってきてキャンドルサービス。 それが終ればいよいよ我々の歌によるメッセージだった。 私の挨拶もである。頭の中で何度もリピートした おかげでそこそこソツなく言えたはず。歌も、皆で 精一杯歌ったので、こじんまりした可愛らしい会場に 響き渡ってむしろうるさかったかもしれない。 ともかく成功だろう。席に戻ると一様にグラスを持って 乾杯しあった。あー大役果たした後のメシはうまい。 そうこうしているうちに庭では、新郎新婦自らが 給仕してケーキを渡すというイベントがあった。 行ってみるとコック姿の新郎とドレスの上に エプロンをした新婦が。ぎゃー可愛いー! なんのプレイそれ!?(落ち着け自分) ケーキもおいしく、新婦の両親へのメッセージをまた 涙しながら聞いて、大満足のうちに式は終了した。 良い人に囲まれるのは自分が良い人だからだよー。 式が終った後、新婦が、二人が宿泊するホテルの 部屋で話でも、と言ってくれたので皆で向かった。 レインボーブチッヂの夜景が綺麗な部屋。 式の話や昔話に花が咲いた。思えば新郎とは 初対面だったが、優しくて気がきくタイプ。 あー幸せそうなカップルだなー。
今日は心をたくさん暖かくしてもらったvv
と言っても自分のではない。 友人の結婚式である。しかも明日。 学生時代の友人で、7人組のようやっと一人目の ゴールインだ。彼女は可愛くて明るくて親切で 頑張り屋で、つまりはとてもいい子である。 くそー私が嫁に欲しかった…!(落ち着け) 私達は式の中で歌を歌う役を任されて、暇を 見つけてはちょろちょろと練習をしていたのだが、 その歌の前にちょっとした挨拶を頼まれた。 さぁ大変だ。17日というか既に日付は18日に なってしまっているが、今うんうん悩みながら 挨拶を書いている。書いているだけで、学生時代の 思い出がよみがえってきて泣きそうになってしまう。 …ああ楽しかったなー。密にもハマったなー。 旅行も行ったなー部活も苦労したなー。 そんなこんなでようやく挨拶文が出来上がったのが 2時過ぎ。そこで寝ればいいのだが、まだご祝儀袋に 名前を書いて、付け爪にマニキュアを塗って…と 頑張っていたら3時過ぎてしまった。
…ああ、明日は(私的にも)勝負なのに眠い(−−
職場で、誰よりも頑張ってる女の子が急に 来なくなった。事情は詳しく知らないが、 無理解な役員に罵倒されたらしい。 で、彼女は常々、頑張ってる人を理解しないで 人間的に問題ある男性職員を優遇する会社の 制度に疑問を持っていて、ついに辞める決心を つけたらしい。驚いた。
辞めるの止めてー!今あなたに辞められたら 業務が立ち行かなくなるから!(>_<)
心情的にはこんな会社つぶれても構わないが、 今日明日につぶれる訳じゃないからそれまでは なんとか頑張って欲しい。 今までの能力があって人間的にも素晴らしい人 ばかり辞めてって、残った人で必死に続けていた カンジだが、彼女が辞めたらかなり屋台骨が ぐらつく。それに寂しい。
だが、問題はそれだけではなかった。更に彼女が 辞めた後、その部署に私を入れようとしている らしいのだ。その部署というのは勤務がシフト制で 土日出勤の他に夜9時までの夜当番がある。 家が遠い私には実質ムリだ。というかイヤだ。 もし彼女が辞めたら現実味を帯びてくるらしい。 私のほかにも候補が2人。 彼女達にも話したら、皆一様に 「そうなったら辞める」ときっぱり言った。 私も同じ心情である。だって誰にもマネ出来ないほど 頑張ってた彼女がこうなったのだ。尽くしても 使い捨てられるなら切られる前に切る。いや
斬られる前に斬らねば。
もう午後からは三人三様頭の中で次の人生設計を 模索して楽しく過ごしていた。 ちなみに私は、ノーパソ持って温泉に 一週間くらい停まり込みたいな〜。 これ前も言ったけど結局実現しなかったし。
ああ、これからの寒い時期はそれがいいやvv
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