朝起きたら寒かった。 さすが東北。しかも山奥。 眠気覚ましに朝風呂に入りに行くことにした。 何より洗い場がなかったからゆうべ髪の毛洗ってないし。 男女入替制なので、まだ入っていなかったお風呂に入った。 昨日に引き続き、人が居ない。 もっとも朝食が8時からと言われているのに、7時半頃入りに行った 我々のような団体から外れたメンツは珍しいだろう。 それにしても洗い場にシャワーが一つ。 東北の人はあまり温泉で洗わないのか。 で、朝ごはん。 朝は大広間を区切っての食事だったのだが、 こちらも上品な和懐石でめでたく完食させて頂いた。 それにしても朝からネギトロは初めてだったな。 ちなみに大広間は2階にあって、2階からの景色もよろしくて満足だった。 昨日今日と、梅雨なのに晴れて良かったなぁ。 で、食後は部屋に戻らずにそのままフロントへ。 ついに、伊達が宿泊した御殿を見学に行くのだ。 普段はカギがかかっている所を開けてもらい、皆で向った。 中居さんの案内で階段を上って離れへ。わ〜どきどきだ〜v 階段上った先は、六畳二間のさして広くない部屋だったのだが、 いろいろ展示物があって面白かった。欄間が竹の雀と三両引だよ! やだ可愛い!そこがいい!(>_<) 輝宗パパ(※政宗の父親)の甲冑とか、裏山でよくキジをハントしていた時 使っていた弓とか、興味深い品がたくさんあった。 なぜか春画もあったけど、よもや伊達家と関係あるのか…? 離れは、既に高い位置にあるのに更に2階建てで景色も良かった。 どうやら、この高い場所から政宗は仙台を見ていたらしい。 ここに湯治に来て、7ヶ月近く滞在して政務もしていたらしいから既に 別荘状態。有事の際は、5つの中継地点を経由してのろしが上がってたと いうのだから、殿様はスゴイなぁと感心した。 景色も良くてお湯も良くて、おそらく当時から食事も良かったのだろう。 ちょっと政宗に触れた気がして楽しいひとときだった。 見学が終わったらあとは身支度をしてチェックアウトをするだけ。 外に出たら政宗像のミニチュアが展示してあって、ちょっと得した 気分になった。あと、旅館の外にいかにも売店ってカンジで宿の 売店があって驚いた。ついでにうーめんが破格に安くて驚いた(笑) 建て増しをした迷路のような古い建物で、とても赴きがあって良い宿でした。
で、白石旅行3つ目の楽しみ、白石城へやってきた。 小十郎の本拠地である。 白石城は、江戸時代に一国一城政策になっても特別に残された由緒あるお城。 でも日本の城100選には選ばれてないんだけどね。 駐車場に車を置いて歩き出してすぐに、小十郎ののぼりを見つけて大騒ぎ。 しかもいまさら気付いたけど白石市の町マークは片倉家の家紋である釣鐘だし! マンホールやら至るところにちょこちょこ見つけていちいち盛り上がった。 あ、お城の券売機にも小十郎シルエット発見〜!(ほんとヲタクだな…) さてお城。鳥居をくぐって石段を登ると、右側に神社。 そして本丸発見。最近作り直されたらしく、綺麗な建物でした。 …その前にバサラのたて看板があるしーー!?! いやぁ驚いた。 2外伝の正面向いてる小十郎と横顔の政宗のアレ。 わ〜…なんか場にそぐわないー…(汗 でも白石市が一生懸命町おこしをしようとかぷこむに打診したらしいから、 引いてばかりもいられない。あ、これ小十郎の顔部分抜いて顔出し看板に したら良かったんじゃないの?(笑) さてお城の中は、案内のおじちゃんがあれこれ説明してくれて楽しかった。 打掛着てもいいよってことで厚くて重くて熱い打掛を着て写真を撮ってみたり。 おばちゃんも写真撮ってたから、割と観光客に人気のようだ。 お城は3階建てで、たいして大きくもないのだが天気が良くて風通しも 良くて気分爽快だった。ここで昼寝したい。 白石城歴史探訪ミュージアムのシアターで上映があるらしいというので、 急いで向った。だって演目が「鬼小十郎」話だというのだ。 鬼小十郎といえば、小十郎の息子で2代目小十郎のこと。幸村の娘を 後妻としてもらい、本人も公家に言い寄らせる程好青年だったとか。 主人公より、その父(小十郎)と義父(幸村)が気になる! シアターへは一番乗りで入り、うるさくしても迷惑にならないように 最前列のほかの人から離れた場所に陣取った。 ぎゃー初代・小十郎カッコいいーー!宍戸錠バンザーイ! しかもナレーションはかつての大河ドラマの政宗役・渡辺謙で、完璧な布陣。 一流の役者を使った地方観光のシアターって始めて見たよ、すごいなぁ。 話もちゃんと作ってあって、NHKみたいで面白かった。感動感動。 で、シアター見終わった後は、展示物を見てお土産買って…。 ここで白石市に乗ぜられて、つい「小十郎」と名の付くものをあれこれ 買ってお土産盛りだくさんになってしまった。小十郎パリパリ漬けは もちろん、小十郎うーめんやら日本酒・景綱囃子まで!気付いてたけど 踊らされてるよ私達!売店では食べ物も売っていたのだが、一日20食 限定ってことで「ごぼうの掻き揚げとネギの小十郎うーめん」なるもの まで売っていた。まさにバサラの影響じゃないか!(笑) いやー白石城楽しいな。 さて、その後は小十郎のお墓へ。一本杉ってあたりがいかにも小十郎らしい。 じんわりと感動した。そのほか、後妻の梅や梅が作った幸村の墓なんかも あるはずだったのだが、そちらは見つからず…(だって案内がないんだもの) そのほかにも白石ゆかりの真田関連でお寺見たり街中歩いたりして、 けっこう楽しいひとときを過ごした。駅前通に小十郎のぼりが沢山 ひるがえり、時計も釣鐘型だし、イチイチ可愛い。 遅めのお昼もうーめんを食べて、地元のケーキ屋でケーキも買ったし、 いろいろ満足して帰ってきた。白石がこんなに小十郎で町おこしするなら、 松代だって兄で町おこしするといい。バサラ3が出て、しかも兄が主役に なったアカツキには、松代は白石を見本にするといいなぁ、と勝手に 夢想したのでした。
ますます戦国時代熱がヒートアップしているので、片倉小十郎の居城・ 白石へ行くことにした。ちなみに片倉小十郎というのは伊達政宗の重臣で 政宗が幼少時から守役をしていた股肱の臣。つまり、一番頼れるお兄さん ってポジションってことだ。 それが、戦国バサラというゲームで主役を張ってしまったものだから、 観光資源の少ない白石市がすっかりその気になってかぷこむに連絡し、 小十郎で町おこしをする気になってしまったものだからさぁ大変。 全国各地からヲタクが大集結しているらしい。 で、その集結している一部が我ら。 東北新幹線で白石蔵王駅で降り、歩いて割烹に向かった。 今日は予約してあるお店で「片倉小十郎膳」を食べるのだ。 ところで白石のあたりはこけしが有名らしく、道路脇にあるこけしの オブジェに驚きつつお店に向った。更にこちらは温麺(うーめん)が 有名らしく、途中でうーめん工場を見つけてまた寄り道。 10分程遅刻してようやく着いた。 そのお店だが、こじんまりとしていて中が伺い知れず、私のような庶民には 敷居が高いイメージ。どきどきしながら入っていったら中は普通の店でした。 既に用意されていた膳を、一つ一つ丁寧な説明を受けながら頂いた。 去年仙台で食べた「古典藩主弁当」のよう。オイシイ!素人でも解る 作り方の丁寧さ!特に魚の焼き方に種類があるなて知らなかった 料理ド素人は、いちいち感動しながら頂いた。 しかも、おばあちゃん手作りの梅ジュースやソラマメのココットまで、 お品書きにないメニューまで出してくれて大満足。 かなりの量はあったと思うのだが、油とか使ってなくて超低カロリー。 体に良い品たくさん吸収した気分だ。 最後に3種のつゆでうーめんをもらったのだが、麺が喉越し良くて大満足。 初代・小十郎が命名したというので、超一方的な親近感を覚えたのでした。 ところで、完食する間に2時間くらいかかったのだが、その間に入れ替わり 立ち代り客が来て、主人はよくおしゃべりして、大層楽しいひとときだった。 特に、似たような年のおじちゃん4人組が来た時は、同じ高校出身だった らしく、地元トークに花が咲いた。しかもお互い運動部で頑張っていた らしく、そんな地元ネタばかり。 正直ナマリが激しくてあまり聞き取れなかった。 そのうち酒も入ってないのに、いつの間にか 「おじょうちゃん達、どんな男が好きなの?」と振られ、 「小十郎みたいな男です!」 と答えたかったのはヤマヤマだが、精一杯のリップサービスで 「運動の出来る人、ステキですね」と答えておいた。 そしたらおじちゃん、更に気を良くして 「運動出来る奴はコッチもうまいからな〜」とか大盛り上がり。 噴き出してしまった。 店の大将は終始上機嫌で、しまいにはカプこムからもらった小十郎セル画を 持ってきて見せてくれた。額のサイズが合っていないところがご愛嬌だ。 しかも「全国からこの"片倉膳"を食べに来てくれてね」と話してくれた のだが、その内容がスゴかった。 「北海道や四国から、そこの白石城に集まってここに食べに来るって いうんだからすごいよねぇ。皆、おじょうちゃん達みたいな若い子でさ」 と、言われて思わず目配せしあう私と連れ。 「オンライン友達です、ヲタクです、腐女子です!」 …と、言っても解らないんだろうなぁ。 さて、お店ではヲタらしく振舞うまいと思っていたので、 「そういえば先週の”なんでも鑑定団”に白石出てましたね〜」と 話題を振ったところ、自分のお宝アピールまでしてくれた。 なんでも大将、伊達の家臣だったらしく甲冑や野太刀を持っているらしい。 しかもそれが、幸村の娘・梅を白石に連れてきた時、警護についていた 穴山小助のものだというのだからスゴイ。そんな史実聞いてないよ!? 的発見だ。 かるく史学者のフィールドワーク気分を味わったのでした。
さて白石蔵王の駅に戻ってレンタカーを借りると、宿へ向かった。 国道って書いてあるのに一車線の狭い山道で、しかも皆飛ばしてるし 泣きそうになりながら無事到着。 途中で牧場寄って動物とたわむれたら楽しかった。 さて今回の旅行2つ目の楽しみである宿だが、名を「不忘閣」という。 なんでも政宗が愛した宿で、政宗グッズが沢山置いてあるらしい。 名前も政宗が命名したらしい。 5時前に到着し、玄関を入って行くと改装したばかりらしく綺麗。 通された部屋も綺麗で窓からの眺めも良かった。 ということで早速風呂に入りに行った。 その名も「政宗の湯」 行ったらちょうど誰も居なくて、連れとはしゃぎながら入った。 広い!綺麗!エロい!和風にスタイリッシュ! ここに小十郎と政宗で入るとええ(笑) 大はしゃぎで入っていたのだが、途中でオッサンが扉を開けて驚いた。 見ろよ、のれんを(怒) つーか謝れ。 気を取り直してもう一つの内風呂に行ったら、こちらはこじんまりとして しかも隣の男風呂の声がうるさかったのでもう一回さっきの 「政宗の湯」に行くことにした。 スタッフに言ったら家族風呂の札貸してくれたから、今度こそ大丈夫! ヲタトーク全開で楽しいひとときを満喫した。 さて、そろそろ夕ご飯の時間なのだが、運良く貸切風呂が空いていたので 夕ご飯の時間をずらしてもらって入りに行くことにした。 蔵を改築して作った「蔵の湯」である。 こちらはなんというか、雰囲気が上品過ぎて下ネタが出せなかった。 ここには、当主として政宗一人で入りに来て精神統一でもするとえぇ。 雑誌「おとなの時間」の表紙に似合いそうだ。 さて、ようやく風呂から上がったら夕ご飯。 和懐石だったのだが、どれも皆美味しくて、しかも部屋食で 時間制限がないものだから、ランチに引き続き完食した。 ところで中居さんに「よく若い女の人が2〜3人で来るんだけど、どこで 知ったの?」と聞かれ、慌てて「テレビで見ました!」とよい子の回答をした。 決して政宗フリークのヲタばかりじゃないですよ! ちなみに食事の際には、旅館のHPにもあった「竹に雀」紋の入った お椀でお吸い物を出してもらってちょっと感動した。 お腹がふくれた後は、再びお風呂へ。 時間入れ替え制になっているので、まだ入っていないお風呂に行ってみた。 またしても無人。 10時半はそんなに遅い時間じゃないはずなんだが…。 離れの階段下にあるこのお風呂は、こじんまりとした古くからある お風呂らしく、ほのぼのと入れて良かった。 それにしてもさっきから洗い場ないな。 部屋に戻って来てからヨン様主演のドラマ「太王四神記」を見たのだが、 室内アンテナを限界まで伸ばしてようやく、遠目に見れば砂嵐が 目立たないという荒い画像だった。 うちも田舎だと思ってたけど、けっこうな田舎具合だな。 そんなこんなで12時過ぎに寝たのだが、うちの近所よりカエルの声が イキが良くて、姿を想像したら少々びびりつつ眠りについたのでした。
同僚に「面白いから」と言われて借りた 本を読んでいる。外人作家の書いた 第二次世界大戦当時の話。 今まで私になかったジャンルだ。 世界史は好きだ。 だが世界大戦前後から、欧米がムカついて ムカついてイライラしながら勉強していた 覚えがある。だいいち戦争モノが苦手なのだ。 しかも海外モノは翻訳が良くない本が 多くてあまり得意じゃないんだよなー。 その、戦争と海外のダブルパンチ。 読んでるうちにやっぱりイライラしてきた。
だって終始 「お前はAなんだろ?」 「俺がBじゃないってことは知ってるだろ?」 みたいな!
からめ手を使った会話ばかりなんだもの! あぁああああイライラする。なんだこの いかにもウィット効かせましたみたいな こじゃれた文章は。しかもそれがずっと。 軍人だろう!? シロクロはっきりさせろ、 うっとうしいわ!
Aか?と聞かれたら Aであるかそうじゃないかだけ答えて欲しい。
なんかチケット取れてしまったので行ってきた。 ラルクのコンサート。初体験だ。 とはいえ、取れたチケットがだいぶ後ろの席 だったので、しかも幸い前の席が空席だったので、 ムリに立たなくてもステージが見えてちょうどよかった。 見えるといっても実物は豆粒大に見えただけで、 もっぱらスクリーン見てただけなんだけど。 歌は、ヲタクのモエソング多いよね! すごく盛り上がりました、脳内で!(笑) それにしてもHYDEカッコいいなぁ… 顔良し・声良し・歌唱力良しってスゴ過ぎる。 しかもしぐさもオチャメで可愛い。 トークで「あなたがメイド喫茶の店員になりました」 と振られた時に
「おかえりなさいませご主人様v」 (ちょっと野太め↑)
って言った時は、さすが客商売!と感動した。
ちなみに、出て来る時母に 「ラルクアンシェルのコンサート行って来る」 と言ったら 「何それ、歌うの?」 とか言われた。
そこから疑うんか。
思えば先週の土曜の夜・和洋中バイキングへ 行った。たらぷく食った。 その2日後。 火曜の昼に豪華洋食バイキングに行った。 死ぬほど食った。 その2日後の今日。 たまたまランチに入ったお店がバイキングだった 場合は何かの縁を感じずにはいられない。 一人で初めて入った店なのだが、誰も何も システムを説明してくれないので、他の客と 同じようにお盆を取っておかずの小鉢を チョイスし、ご飯をよそって味噌汁をよそって… としていたらスゴイ量になってしまった。 だって納豆食べたいし焼き海苔も食べたいし ヒジキは鉄分取らなきゃだしサラダも食べたいし、 って思うと全部選んじゃうじゃない!?! しかも、その上でメインディッシュが来るのだ。 朝が早くて野菜ジュースしか飲んでなかったのだが、 ちょっと気持ち悪くなるくらい食べてしまった。
…やべぇ、週3でバイキングか。初めて大冒険 (というか大暴挙)してしまった。
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