日常喜劇

2009年07月19日(日) 福島堪能2


朝はゆっくり起きてお宿の台帳にコメントなんか残した後、9時半過ぎに
お宿出発。東北サファリパークに後ろ髪引かれつつ二本松城跡に向かった。
今日はお城巡り一辺倒である。
二本松城跡は石垣と城跡だけで、時間も関係なく入れたので山道をしばらく
進んだ後間近まで入ることが出来た。石垣だけでも見事だなぁ。
「本丸跡」という札だけでも「ここにあの武将が居たのかv」と思うと
ヲタク心をくすぐるものがある。その後、二本松市の資料館へ行って
城巡りスタンプゲット。ついでに資料館も見てきたが見事に反伊達政宗
体制を取っていて面白かった。政宗から見れば二本松城主・畠山義継は
父親をだまし討ちした憎い敵だが、二本松城から見れば政宗は
侵略者でしかないのだ。歴史って面白いな〜。
ということでお次はその政宗の父が討たれた粟ノ須古戦場跡へ。
ここで政宗の父・輝宗を人質にとった畠山義継は、政宗に父もろとも鉄砲で
撃たれて死亡、という大変歴史的な場所…の割に質素だった。普通に
道路脇の民家前なんですけど。車置くスペースもないし。
で、やはりというか畠山氏の二本松市だからか、義継の墓はあれど輝宗の
墓はなかった。…お互い一緒に葬られるのは不本意だろうけどさ。
とりあえずお参りして写真撮った後、お次は政宗最大の激戦地と言われる
人取橋の戦い跡を見に向かった。この人取り橋の戦いは、父の弔い合戦で
畠山氏と戦ってたら「最近政宗ってナマイキじゃね?」と周辺国が一丸と
なって政宗包囲網を作ってしまい、政宗大ピンチになった戦い。
一線交えた後「もう明日死に花咲かせるしかない」と決意したら
敵の一部にゴタゴタが起きて戦場離脱、九死に一生を得たという、なんか
出来過ぎたエピソードがある戦いだ。ここでは老臣の一人が政宗の代わりに
亡くなっていて、そのお墓もあるらしい。
ということでカーナビを頼りに向かったのだが、なぜかここには番地が
なくて場所を絞りこめず、何度も迷いながらようやく到着した。
二回ほど地元のおばあちゃんとおばちゃんに道聞いたけど、後で彼女達は
「あれが噂に聞くレキジョか」と話していることだろう…。
それくらい地味だったのだ。
さっきの粟ノ須古戦場跡より質素!
たんぼの間で国道からちょっと入った所にちょこっと墓だけあるんだもの!
解らないよこんな所!そりゃおばちゃんだって首かしげるさ!
ここでも一大戦闘が起きてたのに!左月が戦死してるのに!
きっと、うちの近所にある昔の力士の墓と同じくらい近所の人には
どうでもいいモノなんだろうな…そういや一回道聞かれた。
でもここはもっと大事にされてもいいはずなのにー!
と、腑に落ちないものを感じつつ次の観光地へ。継ぎは白河小峰城だ。
白河市へ南下し、町の中心部の小峰城へ。すごい立派!ここも石垣と櫓しか
ないのに敷地広いし整備されてるし天守閣と見まごう素晴らしさ!
すっかり感動した。しかも入場料タダだし。思わず募金してしまった。
ちなみに3時過ぎてお腹がすいたので、城の案内所のおじさんにグルメ
マップをもらってオススメなラーメン屋に行ったら50人近く待ってる人が
居て驚いた。大人気じゃん!次点でうどん屋に行ったらこちらは混んで
なくてすぐ入ることが出来た。友達の食べた「冷やしカツカレーうどん」が
意外にも美味しくて感動だった。すごい創意工夫だなぁ。
さてここからまた高速に乗って帰ったのだが、また渋滞に巻き込まれて
大変だった。途中で、前の車のカップルがあまりにもいちゃこいてるのを
見て勝手に声充てして楽しんだりしながらなんとか帰宅。
疲れた〜!
でも色々満足だった。



2009年07月18日(土) 福島堪能1


ということで今月の旅行は福島(ほぼ毎月出てる気がする…)
目的は福島の城跡巡りである。
友達の車で自宅から車、というスタイルは荷物をシェイプアップしなくて
良いのでとにかく大荷物になってしまった。半分は理由があるのだが。
ともかく旅。東北道に乗って一路郡山方面へ。
ETC割引が適用されてから高速は渋滞が多くて、今日もやはり渋滞に
巻き込まれてしまった。大変、12時に予約した「鍾乳洞探検ツアー」に
遅刻してしまう!ということで車の中から電話したのだが、時間にアバウト
らしく「とにかく来て」としか言ってくれない。だからとにかく急いだ。
渋滞してる箇所は仕方ないとしても、それ以外はかっ飛ばして12時20分に
到着しました「入水鍾乳洞」!急いで入り口に向かうと「さっき出発
しちゃったから2時まで待って」と言われる。だから電話したのに意味なしか!
仕方ないので近くのそば屋で流しそうめんを食べて待つ。
その後、更衣室で着替えて待つことにした。
この入水鍾乳洞は、有名なあぶくま鍾乳洞の近くにあって、洞窟色の濃い
鍾乳洞として鍾乳洞好きの間では有名だ。A・B・Cコースに分かれて
いるのだが、一番長いCコースは所要時間1時間半、ガイド付きで予約が
必要というディープさ加減なのだ。ガイドがいる鍾乳洞ってなに。
しかも濡れるから着替えが必要で暗いから明かりが必要。売店では滑らない
ようにワラジとソウロクを販売というアナログ加減で、しかし皆けっこう
ロウソク片手に中に入って行くからすごい。
私達はライトを用意して私は個人的にカッパも用意した。
だから昨日荷造りに手間取ったんだ〜着替えとタオルと洞窟用サンダルと
乾電池と…って荷物が増えちゃって。
とにかく2時の回には入れたのでいざ洞窟へ。
細い道がどこまでも続き、足元は水が流れていて冷たいのなんの。
最初の5分が耐え難い冷たさだったが、そのうち足の感覚がなくなって
大丈夫になった。…きっとうっかり爪がはがれても痛くないんだろう。
洞窟はとにかく秘踏クラスの洞窟っぷりだった。まっすぐ立てる場所が
少ししかない。人と人がすれ違うスペースがないので途中で引き返したり
四つんばいになったり鍾乳石によじ登ったり。力士は無理だな…男性の
バスケ選手も無理だろう、私の体の幅でもけっこういっぱいいっぱいだ。
途中からどうしてこんな苦行をしているのか解らなくなりつつ、無心に
先に進んだ。お前は体重移動が出来ていない!とコーチに怒られる
スポーツ漫画を想像してみたり。ちなみにダ○ソーで買ったヘッドライトは
鍾乳洞入って10分で点かなくなった。所詮200円だよこんちくしょう!
もう一つ呼びでライトを持ってたのだが、こちらは手で持つタイプなので
大変不自由した。完全に明かり無くならなくて良かったけど邪魔だ。
何度も頭ぶつけて、しまいにはカッパのお尻の部分も切れてすっかり
濡れてへろへろになりながら入り口に戻ってきたら外は暑かった。
入る時は寒かったのに〜。
ということで、洞窟レベルが上がった気がした。
そして悟ったこと、長いマント羽織って長剣持ってる剣士は
ダンジョンには入れません(断言)

さて口惜しいので点かなくなったヘッドライトと切れたカッパは更衣室に
捨て、着替えた後本日の宿へ向かった。
最近、お城巡りと共に秘湯巡りもしているので今日のお宿は秘湯だ。
「日本の秘湯を守る会」
という本当にある団体に参加している宿に3年間で10軒泊まると、
そのうちの一軒に無料でご招待してくれる特典があるのだ。
土湯温泉の奥にある「奥土湯温泉」の、周囲に宿のない一軒屋。
お部屋にトイレはないわ、廊下にカメムシ自力退治用のガムテープは
一定感覚で置いてあるわのサバイバルな宿だったが、洞窟サバイバルを
体験してきた後なので余裕だった。水深が1メートル以上あって浮き輪が
置いてあるという不可思議な風呂もあって楽しかった。
先に洞窟入っといて良かった〜温泉癒される〜v

さて、明日は城巡りするぞ〜



2009年07月17日(金) マイケル…


マイケル・ジャクソンの訃報を聞いてから
始めて彼のCDを聞いた。
明日から友達の車で旅行に行くのに、車内の
BGM用にと高校時代に買ったマイケルのベストを
久しぶりに引っ張り出したのだ。
荷造りしながら聞いていたら不覚にもホロリと来た。

ああああこの頃大好きだったなぁああああ…。

今のちょっと宇宙人的怖い顔になる前はホントに
キレイな顔立ちで歌にパワーがあって声も魅力的で
もちろんダンスもステキでホント大好きだったのだが。
でも皆が「顔が気持ち悪い」って言うから素直に
好きって言えずこっそり好きでした。
「BAD」とか「Black or White」とか「Scream」の
PV大好きだったよ、いつか買おうと思ってたのに
今じゃ高くてブックオフでも売り切れてるじゃん…(笑
ダンスしながら敵を倒すファミコンソフトもあったのに、
もうアキバでも高くて買えなそう。
歌とダンスで敵をやっつけるシアターもディズニーランドに
あったのに、復刻しないかな(今考えるとスゴイ)
こんなことなら来日した時コンサート行っときゃ良かった。
亡くなってから後悔するものですね。

隠し子とか代理母が親権を主張とか、亡くなってからも
とにかく騒がれて大変そう。世界的スターって大変だ。



2009年07月14日(火) わたし的高熱


一方、今の会社は人間関係がうまく行かないし、
新人で教えてもらうことばかりなのでとにかく
皆に気を使って下手に出ている。それでも小さな
ミスをネチネチケチつけられたり、
言われた通りにやったのに間違えてたらしく
「もうこっちでやるからいいです」とか
取り上げられたり腑に落ちない対応が多い。
私が素直じゃないからか
「そんな小さなミス、大事に至る訳じゃないのに
どうしてそんなに怒るんだよ」
と内心ムカっと来たり
「取り上げた後フォローしなきゃこっちへこんだ
ままじゃん。育てる気ないのか?私要らないのか?」
と内心ヘコんだり
暗い感情ばかりでお腹の調子も悪くなる始末。
毎日のように朝お腹くだしてるんですけど…(涙

そんな中、今日は珍しく調子が良かったので
夜久しぶりに執筆活動しようと思い立った。
忘れてない…忘れてないよ■のこと!(涙

が。
PC立ち上げて画面を見始めてみると何やら頭が痛い。
私はお腹の調子はすぐ悪くなるが頭はすこぶる元気
(という表現もおかしいが)
頭痛など何年前になったか解らないくらいご無沙汰だ。
痛くて集中出来ないので諦めて執筆止めて横になって
みたが、どうにも痛くて眠れない。
仕方ないので3年前に会社でもらった体温計を始めて
箱から出し、体温を計ってみた。

37.0度

大変、(わたし的に)病気レベル!!!
平熱が低いので37度越したらもう立派な病気。
かつて高校時代に38度台になった時は立てなくて
廊下を這ったくらい高熱に弱いのだ。
慌てて富山の頭痛薬を飲んだ。
(「ヅツー」って名前の薬だった…どうよそれ)
明日会社休まなきゃかなとか、また落ち込みつつ
しばらく我慢したら眠れたから良かったけど、
社会人として「精神的に参ったのが体にキテ病欠」
というのはみっともなくてゴメンだ。



2009年07月11日(土) 更地を夢見る会


前職の上司があまりに横暴で退職者の数が
尋常ではない、という話は以前もしたかと思う。
そんな被害者の会を別名「更地を夢見る会」と
名付け、定期的に食事会をしている。
そして今日。
その食事会があった。
今回集まったのは8人。
これでも声かけたうち半分くらいだから、
実際の被害者はもっともっと多い。
ともかく皆、退職者ばかりなので最近の会社の
状況がわからない。とにかく、こんなに退職者が
続出して人も少なくてしかも新人ばかりで、
「なかなか更地になりませんねぇ」
と首をかしげながら、かつての苦労話や上司の
アホな伝説を酒の肴に楽しく盛り上がった。

かつての会社、上司はホントにアホで仕事以外で
しんどい思いばっかりしてたけど、仕事と同僚には
恵まれてたよなぁ…皆末永く仲良くして欲しい…v


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牛良 [MAIL] [HOMEPAGE]

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