私の中で、岩手と言えばかりんとうである。
関東で売っている小型の筒状のものと違い、 あちらのものは大きいのも小さいのも 豚肉しょうが焼きみたいなカタチをしている。 以前、三陸沖に行った時に買ったかりんとうが あまりにも美味しかったので、以来東北に行くたびに このかりんとう探しに奔走している。 今回と前回、岩手の高速・新幹線沿いに行ったら 売っていなかった。かりんとうを詰めて帰って来るために、 大きめのバックで行くという準備までして行ったのに。 やはり田老はじめ、海沿いに行かないと販売していないのか。
遠野は山と海の中間くらいだから売ってるかもv
って期待してたのに「道の駅」に寄る時間がなくて (何しろ100kmでかっとばしてたから…) 確認できなかったのが、返す返すも口惜しい。 そんなに欲しいなら通販しろよ、と思うだろう。 私も思う。 でも旅先で買いたいのだ。 何か特別なイベントでもない限り、 一袋350円を通販しちゃったらなんか口惜しい。
ちなみに以前、前の職場の同僚が、旦那の実家が岩手の 海の方だというので特徴を伝えて買って来てもらった ことがある。この子も大きなバックに詰めて帰ってきてくれた。 「田老のみみかりんとう」と言って、菓子大博覧会金賞受賞の 字がまぶしいレトロな袋に入っている。
あれ以来何年かな…甘すぎず素朴なあの味をもう一度食べたい。
2009年12月07日(月) |
ドライバーの意識の違い |
結婚して三重に行っている友達が 一時帰省しているというので、夜お茶をした。
この子とも苦労な旅をした経験がある。 昨日まで行っていた旅行の話をした。 レンタカーを運転していた際、私が
「高速では100km以下は出さない」
と言ったら、皆から「ありえない」と反論されてしまった。 「私の周りは皆そうだよ!」 と言ったのだが、賛同者がいないので私だけ異端だった。 この話を友達にしたら、
「当たり前でしょ」
と、強く同意してくれた。 良かった〜、やっと賛同してくれる人に出会えた。
日本なんて一部の都市部を除いては似たり寄ったりの田舎。 やっぱりシティ育ちは感性が違うと思う。
朝は頑張って6時半に起きて朝風呂に行った。 岩手の朝、露天風呂なんて湯船に入るまでに凍るんじゃないかとこわごわ 向かってみたが、意外と快適だった。昨日の夕方、駅でバスを待っていた 時は泣きたくなるような寒さだったが、このくらいならまだ本格的な 寒さじゃないんだろう。 朝ご飯はバイキングで、ホテルブレッドが美味しくて食べ過ぎてしまった。 なぜホテルブレッドは、そこで食べると美味しいのに買って帰ると イマイチになっているんだろう…。 ホテルの売店でお土産を買い、今度こそ送迎バスに乗っけてもらって 再び駅に到着した。あれ、昨日のタクシーは40分かかったのに、今朝の バスは25分で着いたぞ。どっちも特に渋滞してないのに。 もしかして昨日は遠回りされたんだろうか(汗 さて今日は足がないので、コインロッカーに荷物を預けて歩きで観光に出た。 出た途端に、はっきり現れているキレイな虹を見つけて写真撮影に入った。 すごい、虹の端から端までちゃんと現れてるの見たことないかも。 しかもすぐ消えてしまったので、消えるまで鑑賞出来て満足だった。 ちなみに今日の観光は宮沢賢治だ。 花巻は宮沢賢治が先生として赴任していた所で、童話村とか記念館とか 賢治にちなんだ観光地が多い。以前来た時に童話村に行って感動し、 このメンツを連れて来たいな〜と思ったのが12年越しに叶った。 とりあえず、つぶれてなくて良かった。 童話村は楽しんでもらえたようで一安心。 あと、坂道を登った所にある記念館は、敷地内に「注文の多い料理店」を モチーフにした「山猫軒」という洋食屋がある。入り口に注意書きがして あったりとにかく可愛いお店だ。ここで昼食を食べた。 ここのひっつみもおいし〜v そういや昨日立ち寄ったレトロなアーチの通称・眼鏡橋が、銀河鉄道の話の モチーフになってたようで、その絵葉書を買ってしまった。 こういうつながりってなんかいいよねv
今日は余裕を持って駅に戻ったので、最後のお土産購入も出来て一安心。 やっぱりハプニングはあったけど無事帰って来られて良かった〜v
また東北である。 今年は東北ばかりに来ている気がする。 今回は学生時代の友達と花巻・遠野へやってきた。 実は12年程前に一度来ている。 その時は8月末で台風が来ていて、電車は止まるはバスは止まるはで タクシーで1万円くらいかけて新幹線の駅まで行った、大変な経験がある。 しかし今思えば川に車や家が流されている危険な状態で、よくも旅行を 続けられたものだ。まだ電車が動いていたので、苦労して行った気仙沼の 宿では「来ると思わなかった」と言われて「亀の肝」をサービスでもらったが、 ナマモノ苦手な私としてはありがたくないサービスだった。 なつかし〜な〜。
さて以前は二泊したが、今回は一泊。 キリキリ移動しなくては。
朝、8時過ぎの早い新幹線で一路、新花巻へ。 一人乗り遅れそうになるハプニングに見舞われながらも無事到着した。 ここから遠野に行くためには、一時間に1本走ってないローカル線に乗る しかない。しかし雪が降っていなかったらレンタカーを借りようと思って 予約してなかったのが、見事に降ってなかったので借りることにした。 私以外、シティ育ちのペーパードライバーばかり。 ということで僭越ながら運転させていただいた。 東北は道が広くて信号なくて大変走りやすい。 それでも1時間以上かけて遠野に到着した。 さて1時過ぎたのでランチを、ということでケータイのグルメナビで 検索した田舎料理の店に行ってみたらなんと閉店していた。 去年もこのグループで岡山行ったとき、る○ぶに載ってる店が 閉店してたな…なんの縁だろう。 気を取り直して観光地にある店で郷土料理を食べた。 ひっつみ、という煮込みうどんみたいな汁物がおいしかった。 あとおそばが独特な風味でおいしかった〜! その後、伝承園という古民家を見学、カッパ伝承のあるカッパ淵を見て 「カッパ捕獲許可証」を買って帰ってきた。以前、遠野に行った時に 今度こそ見たいと思っていた「続石」は今回も見られなかった。 だって駐車場から山道15分って…このタイトなスケジュールでは無理だ。 ちなみに以前来た時は、台風だったからか観光バスに2人しかいなくて、 それはそれで楽しい経験だった。 さて、わずかな時間で遠野を満喫し、帰るためにレンタカーに乗って焦った。 4時半までのレンタなのに、予定到着時刻が5時5分。
間に合わないじゃん!
4時50分にはホテルの送迎バスが駅に来る。 それより4時半までに返せなければ、せっかくおじさんがサービスで 1時間単位で貸してくれたのに、延滞料金が1日分発生してしまう。 だっておじさんが「50分で着くって言うから〜」と言い訳しても後の祭。 ということで、ひた走りました。 3時40分に車に乗り込んで、予定到着時刻が5時5分。 法定速度50kmのところを、ほとんど倍の速度で走った。 私のドライブテクでは、もうカーブとか車線内で曲がりきれない速度だ。 島根から山口まで高速を130kmで走った悪夢がよみがえりそう… 対向車がいなくて本当に良かった。 私としては不本意ながら飛ばしたのに、なぜか連れから「走り屋」の称号を もらってしまった。おかしいな、今年は安全運転に心入れ替えたのに。 ということで、奇跡が起きて4時半ちょうどに到着した。 事故らないでよかった…。 しかしほっとしたのもつかの間、駅で寒い中送迎バスを待ってたのに 肝心のバスが来やしない。ちょっと高校生の団体に巻き込まれたり、 通りかかった西田敏行に気をとられてたりはしたが、5人も居てバスを 見落とすほどボケてはいない。宿に電話したら「タクシーで来い」との 話だったので、2台に分かれてタクシーで宿まで向かった。 おまけに到着した宿では送迎バスについての謝罪がない。 …私達のミスだと言いたいのか?とんだハプニング続きだ。 さて、お宿では快適な時間を過ごすことが出来た。 夕食も美味しかったしお風呂も大きくて気持ちよかったし。 そう、お風呂は渓流沿いにあってライトアップされてて大変風情があった。 しかし雨が激しくて露天風呂が楽しめず、そこがちょっと残念だった。 あと、混浴の共同大浴場があったらしいのだが、私は知らずにそこに 入ってしまったらしい。でもおばちゃんの団体しかいなかったよ?? 東北で混浴といえば、同じく10年程前に行った乳頭温泉の 混浴露天風呂で、誰も入っていないからと脱いだらオッサンがやってきて しまって、入れないわ全裸は見られるわというガッカリな記憶が残っている。 どうして東北はこうも混浴文化なのかね。
風呂上りは早々に床についた。 朝から疲れた〜(=0=
2009年12月04日(金) |
モエを提供してくれる職場 |
また一族経営の職場に転職してしまった話は 以前したと思う。 しかし今回はかなりアタリの部類だろう。 それなりにルールを守って、それぞれが しっかり働いているからだ。
父親が社長、息子がスタッフとして働いているのは 良いとして、肝心の息子が4人もいる。
長男は営業の勉強で出向中、 次男は経理、 三男が工場、 そして今回、12月から四男が手伝いとして入ってきた。
これだけなら「わ〜兄弟男だらけ〜」と思う だけなのだが、この兄弟が仲の良いこと! 私の兄弟モエセンサーが感度良好だと知っての いちゃつきっぷりかそこ!?!(完全違うだろ) 特に21歳だという四男が、次男三男のことを 「ひろたん」「ま〜たん」と呼んでじゃれにかかる。 お兄ちゃん達もちゃんと相手してて本当に仲が良い。 ヤバイ、ほのぼのを通り越してモエモエする。 見た目は(悪くないが)まぁ置いといて、 仲の良い兄弟ってなんてオイシイんだ。 っていうかいい年して男のニックネームの語尾が 「たん」ですか…。気になってこの四男に、 「長男と自分は何と呼ばれてるの?」と聞いてみた ところ、長男は「お兄ちゃん」自分は「○○様かな」と 茶目っ気たっぷりに言ってくれた。 …ヤバイ、可愛い。 ちなみに今日はイベントがあって、久しぶりに長男が 帰ってきていた。長男とも皆仲が良くて、四人で おしゃべりしている。 長男から四男までの年齢差が11歳。 …アレ、創竜伝ですか?
たまにケンカしてるが、以前働いていた殺伐な会社の 親子に比べれば、全然ほのぼのしててお父さんとも仲が良い。
な、なんかのネタにしたくなってきたな… (既に日記のネタにしたけど)
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