日常喜劇

2010年04月11日(日) 城と桜の遊戯王・2


チェックアウトギリギリに宿を出て、フロントで今日の予定を話し合ったりした。
何しろギリギリまでDVD鑑賞してたので今日の予定が決まっていない。
とりあえず私の希望で、車で30分ほど移動したところにある「新府城跡」に
行くことは決まっているのだが、その後の予定である。
ちなみに新府城とは、信玄の跡継ぎ・勝頼が建てたお城で、わずか3ヶ月で
破却されている。建てたのが幸村の父・昌幸という希少価値も加わって
是非とも一度行ってみたかったところだ。信玄公祭りの余波か、何もない
山城跡でもけっこう人が居て、桜も満開で、真田信綱や昌輝(昌幸の兄)の
慰霊碑もあって感動した。兄はここから若干17歳で一族を引き連れて
脱出したんだよモエ。真田好きなら一度は行かないと!
もう一つちなみに、新府城は有名な幽霊スポットらしい。何しろ勝頼が、
破却する時裏切った武将の人質を丸焼きにしてったらしいからね…。
おかげさまで霊感もないので体の不調もなく新府城跡見学終了。
口コミサイトで見つけた美味しいハンバーグ屋さんでランチを食べ、
地図に載っていたお寺の「神代桜」を見に行くことにした。
幸いまだ見頃だったが、だからこそ混雑していて一苦労だった。
さてこの時点で1時半。
ここから怒涛のドライブで群馬の伊勢崎に行くことになった。
なぜか。
劇場版遊戯王の追加上映を伊勢崎の映画館でやっているからだ。
本来、自宅からなら1時間で行く。しかし山梨から行こうとしているので
無駄に遠い。それでも圏央道八王子付近みたいに渋滞を心配する必要はない!
ということで張り切ってかっ飛ばして参りました。
ここで車を運転しない方に、私と連れがどれほど遠回りをしたか説明したい。

・長野をまるまる通過
高速道路を100キロ以上で飛ばして2時間半かかります。エラい距離です。
・後で調べたら帰りの方が移動距離150キロ多かった
150キロといったら急行電車3時間分に相当します。エラい距離です。

トドのつまり「遊戯王への情熱がハンパなかった」ということです。
おかげさまで4時半の本日最終の回を見ることが出来て大満足でした。
ちなみに4回目。何度見ても面白いから困る。
連れとは「今死んだら"遊戯王"ってキーワードが出てこない限りうちらが
群馬に居た説明がつかないよね」と話し合いました。
時間も燃料も、無駄さがハンパないですからネ。
しかし楽しかった。
城も祭りも桜も満足したんだけど、その間に遊戯王を詰め込んだので
更に充実した旅行になった。近場は近場で面白い。



2010年04月10日(土) 城と桜と遊戯王・1


9時過ぎに家を出て、峠を二つ越えて山梨に行ってきた。
聞けば圏央も東名も渋滞してたらしいから、山越え混雑してなくて
正解だった。無事3時間ちょいで甲府に到着。市街地のコインパーキングに
車を停めて「信玄公まつり」を見に行った。今日は武田信玄の命日に合わせて
開催されている年に一度のお祭り。武田二十四将勢ぞろいだ。
が、いつも城巡りは人の居ない時期と場所に来ているものだから、せっかく
行った鶴丸公園も大混雑で写真撮る気が失せてしまった…当たり前なんだけど。
ちなみに公園内では「兵糧丸」というお菓子が大人気で完売していた。
二十四将それぞれをモチーフにしたお菓子を各店で作り、それを6つずつ
風林火山の4つに分けて売るという面白い試み。お菓子の内容ではなく、
あくまで武将の名前を見て「林」を買ったが、一番売れてなくて納得が
いかなかった。なぜだ!「林」には典厨様も真田幸隆じぃじもいるのに!
…というマニアな主張を店の人に聞かれて恥ずかしかった(汗)
ちなみにこのお祭り、企業ごとに二十四将とその家臣を揃えた大名行列を
するらしく、陣所では写真撮影も出来るということでけっこう人だかりが
出来ていた。高坂弾正のあたりとか(笑)飯富虎昌のところには若い女の子が
たむろしてたけど、あれは出(陣)待ちか?
そんなこんなでローカルB級グルメを食べつつ祭り見物をして楽しかった。
その後武田神社に行って参拝し、資料館で本物の「風林火山」の幟を見て
感動した。桜は散り始めてたけど、甲府というプライスレスで楽しかった。
本来ならばもう信玄公も山本勘助も役者が出るってことで、一度駅前に
戻って武者行列を見たいところなのだが、なぜか17時出陣19時終了という
夜イベントだったので、諦めて車で40分ほどかかる宿に向かうことにした。
だって宿が山奥の秘湯なんだもの!
初めて行く場所だし、山道が悪路だと怖いしということで早々に宿到着。
自宅の近所みたいな寂しいロケーションだったけど、お湯は良かった。
ここで宿に入ってからずっと、レンタル遊戯王DVD鑑賞開始。
最近情熱が城より遊戯王に傾きつつあるのを実感しました…でも楽しい!



2010年04月08日(木) 4兄弟集結


職場は家族経営だが、社長が善良なためか息子達も皆
善良である。今まで長男が出向していて不在だったのだが、
4月から戻って来て男4兄弟が一緒に働くことになった。
四男が21歳だがやんちゃなイメージで元気いっぱい、
三男が25歳で弟と仲良しだがちょっと落ち着いたカンジ、
次男が28歳で弟達よりだいぶ落ち着いたカンジ(でも仲良し)、
と来たので長男はもっと落ち着いたカンジを想像していたら、

長男元気いっぱいでした。

えー、私のモエ期待度ダウンー。
次男はたまに弟達がふざけてるのいさめてるのに、
長男が落ち着きないから率先して怒られそうだよ!

しかし皆、一人称が「ぼく」だし元気で素直な良い子
ばかりなので、見ている分には楽しい。
ちょっと掃除がキライだけど(苦笑)



2010年04月05日(月) 別府・由布院3


今日も早起きして朝風呂に入ってきた。
ここの宿、お湯はいいんだけど風呂場からの眺めはイマイチ。
由布岳もてっぺんが曇ってしまっていて残念でした。
朝ご飯は昨日に引き続きバイキングだったのだが、飲むヨーグルトの
絶品さ加減に眩暈がした(笑)さすが高原、ウマ過ぎる。
チェックアウトした後に荷物を預けて、菜の花と桜が満開な河原を歩きに
行った。伊豆の河津桜行ったことないけどこんなカンジかな〜綺麗だな〜。
月曜朝でもおばちゃんにカメラのシャッターを依頼され、ふと、
都密は頼まれないんだろうなと思った。都筑は黒ずくめだから敬遠されるし、
密は顔見たらやたらべっぴんで近寄りがたいし(笑)
その後、宿から駅に行って荷物を預け街並み散策することにした。
ここで母が一人でも馬車に乗りたいと言い出したので、二手に分かれて
姪と私は歩いてグルメコースを回ることにした。ガイドマップに載っていた
ロールケーキを2種類買い、チーズケーキを買い、プリンどら焼きを買い、
豆腐ドーナツを買い、チョコわらび餅を買い…と食べ物ばかり買い漁り
気付いたらお土産を全く買っていない有様でした…おかしいな、こんなに
買っても食べきれないのに。
ところで足の角質を食べてくれる魚というのがいるのだが、ご存知だろうか。
なぜか由布院にそのお店があり、姪と興味を持って行ってみた。
テレビで見た魚はせいぜい2センチくらいの小魚が大量に群がって来る
図だったが、そのお店ではそのサイズの他に10センチ超えの中型魚まで居て、
初めての体験にしてはなかなかスリリングだった。捕食されてる気分…。
由布院は可愛いお店やオシャレなお店が多くて、女性同士で遊びに来るのが
とても楽しそう、という印象を受けた。軽食店も多いし、ちょっと
レトロなところが混ざってるあたりとか、旧軽井沢に近いなぁ。
その後、電車の中で食べようと由布院バーガーをテイクアウトして駅へ。
ここからリゾート列車「ゆふいんの森」で博多まで行く。
コンパートメントを購入したので他の人が入って来ることもなく、
快適な2時間を過ごせた。テイクアウトしたハンバーガーも美味しかったし
ロールケーキも絶品でした。ただし「ゆふいんの森」内でも売ってる
のじゃない店のが(笑)「ゆふいんの森」号はリゾート列車だけあって
綺麗な内装で、電車の中では飴が配られたり写真撮影の手伝いをして
くれたりサービスがあったが、いかんせん景色はうちの近所と一緒という
寂しさが…まぁ山の中ですから、景色にそんなバラエティはないか。
博多駅ではともちゃんに美味しいお店を教えてもらっていたが、もう
食べ過ぎて腹に余裕がなかったのでそのまま空港に直行。
揺れも激しくなく、快適に羽田まで帰ってきた。

無事帰って来れてよかった〜!



2010年04月04日(日) 別府・由布院2


ゆうべ早く寝た分、今朝は早く起きて海から登る朝日を見た。
部屋の窓から朝日が拝めるのだ。が、肝心の地平線すれすれに雲があって
ちょうど登ってくるところが見られなかった…残念。
その後露天風呂に行ってみるとナマ朝日が見え、部屋じゃなく露天風呂
来れば良かったと少々後悔した。まぁ、大分とはいえ朝6時の露天は
寒いんですけどね!
ところで去年から携帯電話のGPS機能を使った位置登録ゲームで
遊んでいるのだが、海のそばや山の中では電波が捕まらなくて遠方の
位置を拾う場合がある。別府の海沿い宿では、部屋から一歩も動かずに、
別府と直線距離で5キロ離れた大分市内の電波を交互に受信することが
出来て面白かった。国東半島の電波まで拾えたし(^^v

さて9時過ぎに宿出発。
バスでさえ運転の荒い交通事情にヒヤヒヤしながら別府・地獄巡りの
一番手「海地獄」へ移動した。桜満開!
それにしても別府って約10年前に来たよなぁ…懐かしい。
別府のコンビニで発売したばかりの花ゆめを立ち読みしたな…(遠い目)
地獄巡りは8種類の地獄をそれぞれ見て回る面白い施設。場所によっては
動物園になっていたり淡水魚水族館になってたりワニが居たり、なかなか
B級くさくて面白かった。秘宝館もあったよ!(さすがに家族とは
入れないけど)湯の色がエメラルドグリーンだったり赤かったり、一見
熱くなさそうなのにボコボコしてたり、自然って面白いね。
地獄巡りのうち2つは他の5つと3キロ程離れていて、車で移動して見に
行った。一番最後に見た竜巻地獄は間欠泉になっていて吹き上がるまで
20分ほど待っていたがこれも面白かった。地獄プリンも美味しかった!
ということで地獄を堪能した後はフンパツしてすし屋へ。こっち来たら
やっぱり関サバ!関アジ!食べとかないと!
なかなか良いお値段でしたが、回転寿司ではお目にかかれない肉厚な
ネタを食べられて満足でした。美味しかった〜v
さてまた移動。
ここから車で由布院を通過し、九重町に行く。
ここに何があるかというと「日本一高い吊橋」がある。高い所大好きな
私には夢スポットである。幸い姪も高い所好きだそうで、二人の趣味が
一致してあまりノリ気でない母を連れて行って来た。
ものすごい山奥である。でも着いたら人が沢山居て驚いた。
橋は二人がすれ違う幅しかなくて、大変よく揺れる。手すりが高くて
背伸びして覗きこまないと下が見られない環境なのがちょっと残念だった。
でも高い!滝が見下ろせる位置ってのが感動でした。
ちなみに途中の牧場でハンバーガーを食べたりソフトクリームを食べたり
プリンを食べたりしたが、どれも美味しくて満足だった。さすが高原!
橋を堪能した後は由布院へ。
レンタカーを無事返却して宿へ行ったが、今日の宿はこじんまりしていて
小奇麗で客も普通に大人しめで一安心。特に部屋の窓からは菜の花と桜の
咲き誇る河原と由布岳が見えて大満足だった。海の次は山!なんて贅沢!
食事も、温泉宿にありがちな大量ではなく、ちょうど食べきれる量で満足。
おいしゅうございましたv
今日は早起きしたからか、10時頃という超健康タイムに寝入ってしまった。
明日は平日なんだよな〜。なんて贅沢vvv


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