P-diary
Piccolo,Play,Practice,Pleasure,Process,Pray,…Precious!

2003年01月12日(日) 特別講義&卒公自主稽古〜新しい台本〜

*11:00〜16:00
at:中ホール
特別講義〜続き〜

・「間」の取り方のついて、いくつかのレッスン

・「間」の取り方が大事だが、それは「何秒取ればいい」とかということではなく、そのあいだ、「具体的なイメージをしっかり持つ」ことが大事。

・男性4人で「楽屋」

*16:30〜17:00
三役打ち合わせ
本科と研究科の制作・演出・舞監班と、本科の演出助手眞山さんと顔合わせ。
今後のことを軽くうち合わせ。
ポイントは、「ピッコロ広場を歌えるようにする」


*18:30〜21:00
at:宝塚中央

自主稽古〜読み合わせ〜
新しい台本になって、始めての読み合わせ。
アクセント辞典を持参し、アクセントのチェック!

*連絡*
・制作費2,000円、追加徴収。
・衣裳附け帳提出
・チケット配布(報告日、第1回は1月29日の予定。)
・広告 大2万円、小7千円。


《独り言》
今日は先生のいない稽古だったので、自分たちでチェックして直していく。ワタシは、台本の後半は出番がないけど、そのかわり台詞のチェックが出来る。なんかこういう役割分担もいいなぁと思う。



2003年01月11日(土) 卒公勉強会&特別講義〜楽屋〜

*15:00〜17:00
at:楽屋
勉強会
作者について、アールデコについて、などなど、各班で調べてきたことをポイントを絞って発表。
その後、持ち寄った資料を読み込んで、附け帳を書いたり。
「和田文庫」も出来た。

*18:30〜
at:中ホール
特別講義「サスペンスを中心に」
講師:清水邦夫

・社会の形態が変わり、家族の形が変わってくると、「家族劇」が成立しなくなる。
(一人っ子政策だと、やがて「伯父さん伯母さん」とか「いとこ」とかいなくなる・・・て感じ)

・会話は大事。シシリー島で、赤ちゃんに10日間話しかけないという実験をしたら、全員死んだらしい。
(ただし、何人ぐらいを対象に、何ヶ月くらいの赤ちゃんにしたのかは不明)

去年と同じく、「楽屋」をテキストに使用。
最初に秋浜先生が演出されたらしい。
今日はワタシと浦ぴょん、ちっひーと本科のウェンディで読んで、ちょっとだけダメを頂いて終わった。


《独り言》
「楽屋」面白い!去年はあまり思わなかったけど、今日最初から最後まで読ませてもらったら、楽しかった。
所々、秋浜先生チックな言い回しがあったり。
一度やってみたいなぁ。



2003年01月10日(金) 朗読について

at小ホール
講師:岸田今日子さん

授業内容
事前に希望者が、「朗読したい詩(文章)」を提出しており、それを順に読んでいき、講評をいただくという形式。
いつもと違ってホールに半円形に並べられた椅子。みんなに見える位置、岸田さんの正面に立って朗読。
いつも以上に技術学校生や、OBなども多く、緊張・・・

アドバイスなど
・岸田さん曰く「朗読することに、官能的な喜びを感じることがある」。
多くの生徒は、「朗読したい」=「自分の好きな言葉(文・詩)」「自分の共感できる言葉(文・詩)」という捉え方をして作品を選んでいたが、それは必ずしも「朗読をする喜び」を感じられるものではない、ということが徐々に分かってきた。

・「強い思い」を伝える方法は「強く発する」だけではない。気持ちが盛り上がったときに、それをいかに抑えるか。
強調したい語だけを強く読むと、全体が分からなくなってしまう。言葉の「かたまり」を大事にする。

・“語り手”の「大きさ」「存在感」などによって、声の大きさやテンポ、間は変わってくる。(工夫が必要)

・台詞を「朗読」するのは難しいが、台詞としてかかれている以上、その思いを乗せるべき。

・アクセント、語法(ら抜き言葉など)にも注意を払う。

・聞き手に、丁寧に親切に「伝える」。


白雪姫?
最後に、岸田さんがちょっと変わった「白雪姫」を朗読してくださった。
さすが・・・

《独り言・・・というか感想》
始めは課題を出すつもりはなかったが、締め切り日に念を押されて、やっぱり折角の機会だし・・・と慌てて提出。芥川龍之介「或阿呆の一生」より『花火』。手頃な長さのものが見つからなかったというのが、一番の理由。あとは、一応、高校時代にかなり印象に残っていたから・・・。これが意外と難しく、岸田さんの言う「朗読するのにふさわしい作品」か、というと、ちょっと違うかも〜という気がだんだんしてきた。
とりあえず、今のワタシの課題である「ゆっくり話す」を念頭において練習をしたのに、やはり本番は、正面に岸田さんが〜ってんで緊張しまくって、いきなり走り出してしまった。
走り出したら最後、細かい所は全て勢いで流れていき、最後の肝心の言葉では噛んでしまった(涙)
「太い線路を一押しに進んでいる感じ」なので、「もっと親切丁寧に伝える工夫をしてごらんなさい」とアドバイスをしていただいた。
でも、「声の出し方なんかはいい」と言ってくださったので、ものすごく嬉しかった。もっといろんな文章を朗読してみたい。

《補足》
昼間、台本が完成!!ついに台本が手元に!!!!


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