2003年05月18日(日) |
特別講義:朗読〜詩〜 |
at:中ホール 講師:I藤先生
仕事のため、午前の部はお休み。噂では「ういらう売り」だけだったとか。例年通りですね。
午後はまず安房直子の「海の雪」の朗読から。 「プロミネンス」を大切に、という練習です。どの言葉を立てなくてはいけないのか、ということです。 字面をそのまま追いかけて「言葉」だけを伝えるのではなく、自分勝手に色づけして伝えるのでもなく、「書いてあるとおり」に読み手の感じ取ったことを「喋り、聞かせる」のです。 そのためには、読み手が、「何が書かれているのか」をきちんと把握できないといけません。
同じように、「きょうの天気」の記事を読み聞かせることもしました。これも、論理的にどの言葉とどの言葉が関連しているのかを整理して読まないと正しく必要なことが伝わりません。 「上手に読む」前に「正しく理解する」ことができないといけないのです。
そして、本日のメインは谷川俊太郎の「じゅうにつき」の朗読。『みみをすます』というひらがな詩集の一編。 「ろくがつ」から「ごがつ」まで好きな月を一つ選んで読むのが課題です。 言葉の意味は聞いたら分かるから、意味を伝えようとするのではなく、感じ取ったイメージをきちんと聞かせて、分からせようとしなさい、と何度も注意されます。 なぜ、そこで切るのか。なぜ、そこをつなげるのか。自分の読みやすい読みにくいの都合だけで切ったりつないだりしてはいけない。
始めは一人一人に細かいダメが出ましたが、だんだん時間がなくなってきて、ダメも減ってきました。 まぁ、同じ注意の繰り返し、ということもあったのですが。 ワタシは最後の「ごがつ」だったので順番が来るのかどうか心配でしたが、ぎりぎり4時前に回ってきました。
そういえば、去年も30分ほど延長したなぁと思ったら、やはり今日も延長でした。 これも「BGM」付きで先生が朗読してくださり、各月代表の1名が順番にBGM付きで読ませていただきました。 ワタシも「ごがつ」再挑戦!去年も別の詩で挑戦して見事にこけてしまったのですが、今年はまぁまぁうまくいった、かな?
《独り言》 この授業を受けると、本当に、声に読むことが楽しくなる。昔は本読みとか結構嫌いだったのだけど。今日は本当に気持ちよかった。
2003年05月17日(土) |
特別講義:朗読〜ういらう売り〜 |
at:中ホール 講師:I藤先生
毎年恒例の「ういらう売りせりふ」の授業です。 ワタシにとってはついに3回目の授業ですが、今年は細かい説明などがかなり省略されて、どんどん先へ進んでいきました。 3回目にもなれば、テキストへの書き込みも毎年増えてきていて、テキストを開くのも楽しみです。 3回目とはいえ、忘れていたこととか、3回目にして初めての発見とかあり、読む順番が来ればドキドキします。
大概のことは、毎年同じように注意されていることばかりでした。 比較的新しいかなと思うのが… ・「小米の生がみ…」は鼻濁音が出しやすいところなので、鼻濁音が苦手な人はここで鼻濁音をたしかめなさい
《独り言》 久しぶりにきちんと声を出した、って感じで、気持ちいい!。初めての特別講義で、本科生や技術学校生とも一緒に受けるのも初めて。今年の本科生は、いい声の人が多くてなんかうまいなぁというのが第一印象だったけど、それでも研究科の番になったら、やっぱり声の張りとかが違って、きっと自信とか経験の差なんだろうけど、ちょっとホッとしてしまった…。
2003年05月15日(木) |
自主研究〜試演会に向けて〜 |
at:稽古場
仕事のため、8時過ぎに遅れて行きました。稽古場へ行きかけると、同じく遅れてきたH山くんが稽古場から戻ってきました。 聞くと、稽古場の入り口が開かないと…どうやら閉め出された模様。まぁ、劇団が公演中で事務所に人がいないから閉まってたらしいのですが、ちょっとびっくりでした。
そして、さらに、内扉の外には「今日はバレー部です。挨拶は大きな声で」と張り紙が…。なんだ?どういうことだ?どうすればいいんだ??と恐る恐る扉を開けると…真剣に話し合いの最中でした。素直に大声で間抜けな挨拶をしなくてよかった…。
今日は試演会に向けて、テーマと方法とチームが決まりました。 これからしばらく劇表現の授業はないのですが、とりあえず次の授業では何か出来るように心と体の準備はしておかなくては。
《独り言》 おなじみのメンバーもいれば、初めて組む人もあり、練習できる時間も限られているし、ホントにどうなるんだろう??とにかく楽しもう!!
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