P-diary
Piccolo,Play,Practice,Pleasure,Process,Pray,…Precious!

2004年03月05日(金) 卒業公演仕込み〜日曜ゲネ〜

9:00〜21:00

とうとう日曜ゲネ。
なのに、よりによって今日に限って、休みを取りにくい状況で、結局劇場に入ったのが2時…。
すでに準備態勢。

今日のゲネは、本科と研究科がおたがいに見ることが出来る唯一の日なので、メイクも衣裳も済ませて客席へ。
…落ち着くわけがない。
本科の芝居を見ながらも、手のひらに嫌な汗がにじんでくる。じっと座っていられない。
こんなに緊張した時間を過ごしたのは、初めてかも。気持ち悪くなってくる。

ほとんど劇場に入ってから、本道具で場当たりをしていないので、考え出したら恐くて恐くて仕方ないので、考えないことにした。
とにかく、周りを、自分を信じて。

案の定、距離感が分からなかったりしたけど、何とか最後までたどり着けた。やっとゴールが見えたような気がした。

ふと気がつけば、もう、あと一回しか通して演じることはないんだ…と思ったら、切なくなる。




2004年03月04日(木) 卒業公演仕込み〜歌唱指導〜

9:00〜21:00

仕事を片づけて、昼前に劇場へ。
舞台ではまだ、昨日の明かりあわせの続き。土曜組なので制服に着替えて待機。
なかなか場当たりできないので、ジレンマ…。

午後からは、舞台を本科に渡して、中ホールで稽古。
歌唱指導のK口さんが来てくださり、「フィクション」の練習。
細かいポイントを色々指摘していただいた。
K口さんがちょっと歌い方を変えるだけで、無茶苦茶格好良くなる。ホントに素敵…。



2004年03月03日(水) 卒業公演仕込み〜明かり合わせ〜

9:00〜21:00

本日は仕事のため、午後からの参加。
午前中は4場の稽古が中心だった様子。

昼休憩前に、大ホールの舞台を本科から研究科に転換。そして、お昼を摂りつつ、メイクをして明かり合わせに備えます。
今回は基本的には「ナチュラルメイク」ですが、それでもあれやこれやで大騒ぎをしながらのメイク。

土曜組で明かりあわせをしたので、今日はワタシは女学生ズ。出番は少ないので客席で見守ります。
昨日、できあがったホームを見たときも感動したけど、やはりそれに明かりが当たるとまた印象が変わります。
見慣れた大ホールの舞台が、一気に別の空間になる。この瞬間が大好きです。

1場から順番に明かり合わせ、そして様子を見て場当たり。
実際にこのセットではまだキチンと稽古できていないので、細かいこと(見きれとか)も決めて行きます。
袖からの出入りも、袖についてくださるスタッフの方や技術学校生と確認をしながら、何度も練習。
本当に、助けてもらわないと出来ないことがたくさんです。

3場の途中まで明かりあわせをしたところで、転換稽古。
これもスタッフの方や技術学校生に手伝ってもらわないといけません。
道具は大きく、それを正確に動かし、きっちり定位置に固定するのは至難の業。
昨日まで稽古していたのとは違う動きになりそうです。

現場に入ってから判明することは少なくありません。現場に入ってからしかできないこともたくさんあります。
それにどう対応して、工夫して、自分のものにしていくか。
そのためにも、いっぱいいっぱいアンテナを張り巡らして、周りの状況、自分の状況を見極めていかないといけないなぁということを実感した一日でした。


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