本日の買いだめまた無駄遣いしちまったか本。

いやいや、本が決して無駄遣いだとは心にも思っていない(笑)。
茄子に浮かれて(もちろんワタシが収穫したのではないけれど)思わず、
「本屋〜〜〜!今逃したら8月は本屋巡り休止月間!」
そんな大義名分の元に、行ってきた。
図書館本も減っていないというのに・・・・(汗)
もうこうなると、「読書」より「本を手に入れる」方に重点を置いて
いるのでは?と自分の精神構造を疑いたくもなる。
昔は、未読をためないほうだった。
買ったら、立て続けにがんがん読んでいた。
ああ、もう若くないのか?

つまらんウンチクはこれくらいにしておこう。
<本日の本>
 『水車館の殺人』綾辻行人←一作目読んで、次も読みたくなった
 『名探偵の掟』東野圭吾←まだ制覇していない
 『超・殺人事件』〃  ←新刊ほしいし、評判がいい
 『ぼくらはみんな生きている』坪倉優介←オススメしてもらった♪
 『陰陽師』夢枕獏←興味がある 
・・・「サ○キュ!」もテレビ○イドも買っちゃった;;;^^)
2001年07月06日(金)
★我孫子武丸。 『人形は眠れない』

本屋に出ていたのを、「やったー!ばんざーい!」という感じで手にいれた
「人形シリーズ」第三作だったが、あとがきをよく見ると、出版されたのが
1991年、なんと10年前ということがわかって、ショックだった。
明らかに、ワタシが見逃したのだ。
さらに文庫になったのは5年前。
ああああああ!愛してやまないこのシリーズをこんなに長い間見逃して
いたとは・・・不覚の極みだ!
さらに、漫画化もされているという。
もう、唸るしかない・・・
さて本題。ご本人は「ミステリ味が薄くなってきた」と言われているが、
そのぶんキャラクターたちは前作にもまして生き生きと動く。
この進展の仕方は・・・・ファンとしてはうれしいぞ?
鞠夫誕生の秘話、なんかもあったりして、読ませる。
謎は、ワタシにもわかりやすい(爆)。
エピローグは、エピローグにするにはもったいない、もっと突っ込んだ
展開を期待していたが。まあいいや。

「ほんだな」に入庫?決定。
2001年07月05日(木)
◆MASTER キートン。(コミック)

本が読めていないので、苦し紛れでもないが、最近読んだ
「MASTERキートン」(全18巻)。
もともとは、ケーブルテレビで、アニメ化されていたのを見たのが
きっかけだ。面白くて、原作コミックを読む気になった。
ワタシ自身はあまり青年コミックを読まないのだが、これにははまった。
大学で考古学を教えるかたわら、世界最大の保険機構の調査員で世界中を
回る主人公、平賀=キートン・太一のキャラクターが実にいい。
ほわーと見せて(ホントにほわーとしている?;^^)本当は筋金入りの
元軍隊のエキスパート。
人の心のすき間にするりとはいってくるひと、とはこういうことを言うの
だろう。ヒトとヒトとの繋がりをあらためて考えさせてくれる。
みんなキートンに会ったことで、何かを見つめ直すのだ。
そんな彼も、ムスメにはからっきし弱い・・・。

画の作者浦沢直樹は、次作「MONSTER」で賞を取ったりしているけれども、
ワタシは「MASTER キートン」の方が断然好きだ。
2001年07月03日(火)
ミステリの感想を書くのは難しい、2。

「〜〜感想は難しい」を5月に一度アップしているので、その続き。
本当に、ミステリに限らず感想を書くのは、難しい。
オススメしてもらって、とても自分にもよかったものは、思い切り
書けるけど、自分に合わない場合も好みだからもちろんある。
また、ただでさえ酷評することなんて、小心者のワタシには出来るはずもなく、
当たりさわりのない文になってしまうこともある(でも、いいとこはきっと
あるはずだ)。
また、読んでいるときの気分にも、かなり左右されるだろう。
あるいは、本を読む順番も、大きなポイントだと思う。
自分としては、かなり好みが偏っているし、あまり謎が込みいってくると
理解を超えるし、ミステリ読みとしては、ずいぶんとミーハーな部類に
はいるのだろう・・・・
どこのサイトでも高い評価を得ている作品が、自分的にいまひとつ入り込め
なかったときのショック、けっこう経験しているから。

「感想」はあくまでも感想でしかない。
「書評」するほどの知識も読書量も、教養も足りないのだから、やはり
ここでは「感想・・・・もどきもどきもどき?!」くらいでとどめて
置くしかないのである。
「ホンのにっき」は、読書の記録でもある。
大好きな、お気に入りの本たちは、「ほんだな」行きとなるから、
ここはワタシのちんけな個人的見解の吹き溜まりなのかもしれない。
2001年07月02日(月)
図書館の日。(うふふふの借りた本たち)

本日、懲りもせずまたまた借りてきた、本たち。
よ、読めるのかどうかは、まったくの別問題である(きっぱり)。

『姑獲鳥の夏』京極夏彦
  おおおおお!ついに借りてしまった・・・ホントに読めるんかい?
『人形式モナリザ』森博嗣
  Vシリーズの2作目。このシリーズがちょっとしっくりこないワタシと
  しては、再挑戦の意味をこめて。
『動機』横山秀夫
  ただどっかですごいと言われていたので。
『沙羅は和子の名を呼ぶ』加納朋子
  制覇をさりげないくめざしている・・・<加納作品
『しゃべれどもしゃべれども』佐藤多佳子
  お友だちのHPで、話題を呼んでいたので(やっぱりワタシゃミーハー)

繰り返すが、どれだけ読めるかはまったくの未知数(なんて書けばすごく
カッコイイが・・・)。
2001年07月01日(日)
★綾辻行人。 『十角館の殺人』

以前、手に取ったことはある。
なぜやめてしまったのか・・・当時、「新本格」と言われる人たちが次々と
出だして、一生懸命読んでいた作家の本もあるのに。
まあ、本格と言われる謎解きに、頭がついていかなくてやめてしまった、
というのはあるかもしれない。
「囁き」はひとつふたつそれでも読んだっけ?

手にとってやめたのにはちょっと心当たりがある。
登場人物が、海外の有名な推理作家の名前で呼び合っていた。
それがどうしてもそのときなじめなかったのだ・・・。
特に「エラリィ」や「ルルゥ」という、ーの代わりの正確な発音を印象つける
小さなイやウが、生理的に受け付けなかった。
今考えると大笑い・・・・まあ、今でも海外物、外国の名前が苦手なのだが。
(文庫では、エラリイやルルウといった大きな文字に変わっていた)

・・・こんなつまんないこと、天下の綾辻氏の作品に対するボウトクかも。
なーんの感想にもなってないではないか!ごめんなさい。
人間ドッグの待ち時間に読んだらあかんわ(笑)
やっぱり、うちってもどきもどきだ・・・・・。
2001年06月30日(土)
★篠田真由美。 『センティメンタル・ブルー』

実は、蒼のファンだ。
この建築探偵シリーズを、良く知らずにいきなり「原罪の庭」から読む
という、すっとこどっこい(死語)をやらかしたからかもしれない。
危なっかしい、守ってあげたい、でもがんばってる・・・京介の側の
そんな蒼の姿が自分の中で一つのイメージを作っていたけれど、
この蒼の私生活?のストーリーの中で、ちょっと見方を変えなきゃ
ならんな、と思わせてくれた。
蒼の中のまっすぐな部分が、とてもよくわかった。
彼が自分のことを、とても冷静に見つめつづけていることも。
まさに、空の青。ワタシの一番大好きな色。

今後のシリーズの中に出てくるだろう登場人物が姿を現しているが、
中でも注目はカゲリくん。
いい味だしてる・・・・うんうん。
2001年06月28日(木)
By ちゃいむ

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