図書館の日。借りた本などなど。

実は、大きな声では言えないが、前回の図書館本は「惨敗」に終わった。
つまり、欲張って借りたのに、全然読めてないまま返すという、
本読みにしてはかなり屈辱的な結果となったわけだ。
(だから欲張ってあれこれ借りたらあかんって言ってるやろ←ココロの声)
話題作もあったのに・・・
延長で借り直したのは、強化月間ということで加納朋子さんの一冊のみ。
まあ、調子も悪かったんだし・・・・いっかな・・・(見苦しい言い訳)
と言うわけで(なにがや)、以下借りた本である。

 『宮部みゆきの謎』←「謎本」に弱い体質
 『沙羅は和子の名を呼ぶ』『掌の中の小鳥』←加納朋子強化月間
 『3LDK要塞山崎家』←ミステリじゃないみたいだけど・・・
 『おばちゃまはイスタンブール』←ポリファックスシリーズ2作目

今回5冊!ちょっとは減らしたんよ?(笑)
2001年07月16日(月)
★京極夏彦。 『姑獲鳥の夏』

・・・・と題名にかいたものの、本当に最初苦労した。
もともと、新書にしてあの分厚さ、題名の難解さ(読めん)、表紙の怖さ
が三拍子そろって、ワタシを京極本から遠ざけていた。
一発奮起したが、期限は目前、体調最悪。
頭の回転が一番悪いときに、この本はフル回転を要求する。
事件が起こるまでの長い間、回らない頭をどやし続けた。
そして、幻想的なのに、現実。現実なのに幻想的。
関口とともに振り回されて、すっかり生気を抜かれてしまった。
「この世に不思議なものはない」はずなのに。

ああああ京極ファンの人ごめんなさい。
うまく書けない・・・。
2001年07月14日(土)
読み中。

やっと取りかかる気になった初京極本「姑獲鳥の夏」と、
東野圭吾「名探偵の掟」どちらも中途半端読み中。
あんまり「読みかけ」はやらないのだが、出かけるときは
やはり文庫本。
京極本は分厚くて重たすぎ!(ハードよりましやけど)
てなわけで、まだ7ページしか読んでませんが、がんばりますです。
期限目前だし!(笑)
2001年07月12日(木)
★佐藤多佳子。 『しゃべれども しゃべれども』

殺人のない話がどうも続いている(笑)。
佐藤多佳子さんの本は、初めて。
友だちに勧められている時に、ひょっと図書館で見つける、
そういうパターンが最近けっこう多い。
なにか非常にラッキーな気がして、そんな時はニヤニヤしてしまう。
(ほとんどの場合、一度や二度聞いただけでは、作家の名前を覚えられない
からだ)
さて本題。
なんの予備知識もなく臨んだが、最初落語の話についていけるかと
ちょっと不安だった。
以前北村薫さんの「円紫師匠と私」シリーズを読んだが、もう忘れて
しまったし・・・・。
しかし、いつしか「言えない」不器用なキャラたちに、自分を重ねて、見ていた。
個性の強すぎる(笑)キャラクター達のかもしだす「困った」雰囲気、
遠回りしながら長い時間をかけて育まれていく、ひとつの場所。
自然な時の流れがゆっくりと流れている・・・・。
最後の「発表会」のシーンでは、胸がつまって泣きそうになった。
恋物語は・・・・ちょっと気恥ずかしかったけど。
2001年07月11日(水)
やばい、本読んでない。

「本に関するページ」を立ち上げるとき、一番気に病んでいたことが、
果たして「本がきちんと定期的に読めるのか?」ということだった。
もちろん、自分のペースでやればいいのは言うまでもない。
自分で自分の首を絞めることだけは避けたい・・・。
そういう意味での「ホンのにっき」=「コミック、絵本、ミステリの
感想文もどき&本に関することならなんでもアリのにっき」なのだ。
更新のための読書にならないように・・・・。

なんてえらそうなことをつらつら書きながら、実はこの週末に「図書館日」
が迫ってきた。
未読、山積みやん!
読みたい新刊から読んでたら、まずい・・・間に合わない。
あああ、これも借りるときものすごーく欲張りになるせいだ。
人間、地道にいかなあかん!(意味不明)
2001年07月10日(火)
★矢崎存美。 『ぶたぶたの休日』

あら?
とっくに読んでいたのに、書いていない。
うーむ。
本はもうどこかにダンナがしまってしまった(爆)、読み終わっていたので。
お片づけ下手の主婦のパソコン台の下は、どんどんうずたかく本が積まれて
いくのだ・・・どこにいったの『ぶたぶたの休日』。

ただいま出ているぶたぶたシリーズ、本当は『休日』の方が先らしい。
しかしワタシの順番は『休日』が最後だった。
この読み方は、自分的にはヒットだった。
なぜなら、『休日』でぶたぶたの謎の?日常をちらちらとかいま見ることが
出来たから。
それが、最後にショートケーキのイチゴを食べる、と言う感じで、
このうえもなく、楽しいひとときだったのだ。
そして、ぶたぶたの家族・・・・・
まったく普通だ。
彼はただぬいぐるみなだけで、ホントに普通の家庭のお父さんであり、
仕事を頑張るお勤め人なのだ。
ふっふっふっふっふ。
この本との出会いを感謝する。

ちょっと追加。
文庫化は「刑事」が最後だったけど、初出は「休日」が最後とのこと。
Moniさん情報ありがと!
2001年07月08日(日)
◆ピグマリオ。(和田慎二・コミック)

本屋のコミックのコーナーに、復刻版が出た。
懐かしい。
連載が終了して、かなりたつ。
ルーン国の王子クルトと一緒に旅をしていた、本当は恐竜のレオンが
お気に入りだった。このころからすでに、竜好きだったのかも。
(目玉のギルガドールはやっぱり恐かった・・・性格?はいいんだけど)
ストーリーもかなり壮大な冒険物で、クルトの成長がめいっぱい描かれて
いて、まるで一緒に旅をしているようだった。
たくさんの登場人物が、それぞれの結末を迎えていくのは、感情移入
しているからこそつらいものも数多くあった。
だから、一番好きなのは、最終巻に収録されていた、番外編。
パラレルワールドみたく、もしまったく幸せな出会い方をしていたら、
という心あたたまる一編は、最終回まで読み切ったからこそ味わえる
至福のひとときである。
あああ・・・・読み直したい〜〜〜〜!

オトナになる実の名前、なんだっけかな。
(好きなシーン)
2001年07月07日(土)
By ちゃいむ

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Edit by オレンジミルク。