図書館の日。借りた本三冊。

・・・といっても、実家に帰省前に寄った時に、大急ぎで借りたので
ワタシにしてはめずらしく控えめに、三冊だ。
しかも、体調が底抜けに悪く、脳貧血を起こしかけた。
そんなのなのに、本借りるなああ!
でも・・・借りたかったんだ。
「花散る頃の殺人」乃南アサ、今度いつ店頭もとい図書館頭?に並ぶか
解らない。
(と思ったら、先日文庫で発売されていた。汗〜〜〜)
借りた本は、以下の通り。
 
 『花散る頃の殺人』乃南アサ
 『OUT』桐野夏生
 『まる子だった』さくらももこ

すでに借りてから10日たつので、返すのは今週末。
一冊は読んだから、楽勝??? 
2001年08月21日(火)
★鯨統一郎。 『隕石誘拐』

以前ちょっといま一つ乗り切れなかったので、もう一度、この人の
別の本にチャレンジの意味で借りた、「隕石誘拐」。
一体どんな意味なのか・・・読み進むうちに、前回のとまったく
作風というか受けるイメージが違うことに驚く。
テーマは宮沢賢治。
彼の多くの童話や物語をひもときながら、「ダイヤ」の行方を追う、
一種の歴史謎解き物にサスペンスが合体したような感じだ。
感想は・・・ううーむ。
宮沢賢治の童話はあまり数を読んでいないし、読み手のワタシ自身がその人と
なりや思想を理解するところまでいっていないので、ちょっと難しかったか。
リアリティという点では抵抗も少しあった。
でも・・・大人の童話なのかも?

登場人物の息子の名前が、虹野(コウヤ)。
ちょっと素敵な名前ではある。
2001年08月19日(日)
★今邑彩。 『七人の中にいる』

ふと手にとった、図書館の文庫本。
タイトルにも惹かれた。内容がそのまま、タイトル。
しかし、読み終わってみると、深いタイトル。

こと犯人当てに関しては、疑り深いので作者の意図がちらちら見えて
しまったが、それをストーリーの骨太さが補う。
後半主人公の書き込みがもう少しあったらな?
それともこれも作者の意図的な仕掛けなのかな?

犯人のココロが救われて良かった。
じゃないと、哀しすぎる。
2001年08月10日(金)
★東野圭吾。 『毒笑小説』

最近、この人のお笑いに走っているかも(笑)
それにしても、笑えたのは「ホームアローンじいさん」。
内容は題名から推察できるとしても、それを上回って笑いがやってくる。
そして、にやっとさせる「手作りマダム」。
実体験に基づいているそうだが(解説より)、わかるんだよねえ。
誰もが感じていることだからこそ、笑いは生まれるのだ。
もちろん、この短編集「笑い」一辺倒だけではなく、「つぐない」などは
じーんと来たし、「エンジェル」は星新一を思わせた。

また巻末の京極夏彦さんとの対談も楽しかった。
・・・もう一度、「秘密」を読み返そうかな?
2001年08月08日(水)
◇おじゃる丸のまったり人生のススメ2。(犬丸りん)

1がなかったので、2を借りた(ありがち)。
おじゃる丸は、実に深いふか〜い番組であることは、もうかなり
知れ渡っているらしい。
N○Kの10分アニメは、一年くらいでほかの番組にどんどん変わって
きたが、この「おじゃる丸」かなり長い。
もちろん途中声優さんが変わったりしたこともあり、どうなることかと
思ったが、なんとかがんばっている。
「まったり人生のススメ」は、テレビアニメのストーリーを一話ごとに
まとめたものだが、その合間あいまのイラストや、キャラの紹介、
作者の言葉などが見たくて借りる気になったのだ。
インタビューやQ&Aなどは、なかなか興味深い。
癒し系キャラ、と言われるが、おじゃるの魅力はその個性的な脇役達に
ある。それぞれみんな、いろんな人(ムシその他生き物)が集まって
それなりにがんばっている。
お気に入りは、もちろん電書ボタルの電ボ!
そして、ダンディなトミーさんがいいっす。
マニアなとこでは、星野のママと木下。
木下の話は、何度見ても号泣・・・・。

あっしまった、本の感想になってへんやん!
2001年08月06日(月)
★東野圭吾。 『名探偵の掟』

時間がかかったのは、いろいろ片手間に読んでいたから。←苦しい言い訳
でも、昨夜一気に読んだ。
「あっはっはっはっは!」
この一言につきる、感想は。
旦那がテレビのバラエティ番組を見てクスクス笑っているすぐ側で、
文庫本を読みながらクスクス笑っているワタシ・・・ちょっと変?
だって、面白すぎる。
そしてえらいなあ、と思うのは、これだけ笑えてもばかばかしくないのだ。
そうよな、そうだわ、その通り。
どの短編もそう思いつつ、これはアレのことかな?これかな?なんて
想像しながら楽しめた。
どれも言い得て妙だけれど、解説にもあった通り、自分の作品の中で
次々とそれを検証し、成功しているというのが、やっぱりこの人ならでは。
ますます『超・殺人事件』が楽しみになってきた。←ツンドク本
2001年08月01日(水)
図書館の日。

なんだかんだ言って、またまた二週間たってしまった。
今回借りた本は、以下の通り。

『恋霊館事件』こだま健二 ←「こだま」って字が難しくて変換できない
『隕石誘拐』鯨統一郎 ←もう一度、この人に挑戦
『奇跡売ります』宗田理 ←字が大きいけど、児童書?
『七人の中にいる』今邑彩 ←時々読みたくなる作家
『毒笑小説』東野圭吾 ←最近この傾向が好き
『おじゃる丸のまったり人生のススメ』←おじゃるの脇役のファン
『かんたんプチバッグ』 ←あはははは!ノーコメント
『手とり足とりパソコン入門』←・・・・小学生向けの本らしい!
               借りてからしったっちゅうに(笑)
2001年07月29日(日)
By ちゃいむ

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