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司馬遼太郎の『関ヶ原』を読んでいます。あの天下分け目の合戦といわれた関ヶ原の戦いの起因から終結までを描いた作品です。本当に広大なストーリーです。作者ですら「どこから手を付けてよいものか苦慮している」と冒頭で言っているほどのものです。私が今読んでいるところは豊臣秀吉が息を引き取り、豊臣政権において五大老にて内大臣・徳川家康と五奉行である治部少輔・石田光成の静かな戦いがはじまったというところです。
土曜日に自主トレの時間をつくりました。2月の予定は7日・14日・21日の19:00〜20:30です。中村慶太郎一級が指導しますので一般部の方は奮って参加してください。2月11日建国記念日の雑色道場の稽古17:00〜18:30は行います。大森道場の少年部も参加できます。この日に限り一般部も稽古できますので参加して下さい。なお大森道場の稽古はお休みですのでお間違い無いようお願いします。
最近心に響いた曲がありました。Mr.Childrenの『sign』と木村カエラの『どこ』でした。前に聴いた時は何にも感じなかったのに、今聴いたら感動した。ということが私は結構あります。もちろん逆もあります。絶えず自分という人間の心は変化しているのだと思います。それが進化であれば嬉しい事です!
今日で私も36歳です!年男なので十二支を三回くり返したことになります。次に年男になるときには48歳です。がんばらなくてはいけません!
一月も今日で終わりです。本当に昨年から今年にかけて時間が早く感じます。一月は本当にいろんな事がありました。一生忘れる事がないだろう2009年の一月になりました。
打たれ強さをつける稽古で叩きあい蹴りあいというのがあります。これも凄く大事な稽古だと思います。これをやっておけば、まず自信がつきます。いろんな人とやってみると良いと思います。後輩とやってみたり先輩に挑戦したりすると、この先輩と十本最後まで打ち合えるようになったということが自信になったり、相手は後輩だから負けられない!というやせ我慢が自分を強くしてくれます。打たれ強さに自信があれば安心して下段に突きを合わせたりすることが出来るようなると思います。
自分が自分に生まれてラッキーだったと思う事は人との出会いです。これだけは本当に運が良かったと思っています。私は良くも悪くも人に影響されやすい人間でした。運よく良い人達に出会い良い影響を与えていただいたおかげで、今は人の悪い影響などに流されない自分を持つ事ができました。私も人に良い影響を与えられる人になりたいと思っています。この考えは少し間違うと傲慢な自分を作り出してしまいます。私も一時期そうなったときがあります。では今私が思っている事は何かというと、挨拶を丁寧にしする、笑顔、言葉使い、自分の気持ちをしっかり言葉や行動にして相手に伝える、人の悪口を言わない、人の好き嫌いをしない、などです。自分が生きていく中で相手が勝手に自分から影響を受けてくれたら嬉しい事です。自分が人に良い影響を与えようと相手に働きかける事はおこがましい事なのでしょう。あくまで自分のために、自分が人にそうしたら気持ちが良いから、それをやることが良いのでしょう。そして一番は自分がそうされたら嬉しいだろうなと思う事を自然に択べる人になれたら良いのだと思います。
この自分の書いた日記を読み返して見ました。2007年11月11日の日記を読みました。自分に良い影響を与えてくれた友達の事が書いてあります。私は自分という人間は自分という人間と出会ってそしていろいろな影響を与えてくれた人達の結晶だと思っています。良い事も悪い事も全てひっくるめて、そう思います。もし今まで出会った人の誰かが一人抜けたら今の自分はいないと思うし、もっといろんな人に出会っていたとしても、やはりそれは今の自分ではなかったのだと思います。だから出会ってくれた方々全ての人に感謝しています。その中でも友達というのは特別なものです。『この宇宙がビックバンで出来た時から、この宇宙にあるものは増えもせず減りもしていない、ただ形を変えていくだけ』というのをテレビで見たときに、もしそれが本当なら私は運命というものは存在するのではないかと思いました。この広大な空間と時間をピンポイントで狙ったように同じ人間として出会うなんて、凄い事だと思います。しかもお互いを認め合って友達になるなんて絶対に運命だと思うのです。運命でなく偶然だというのなら、それは奇跡だと思います。その中でも2007年11月11日に書いた友達は貴重で特別な友達です。これからもずっとその友達に負けないようにがんばっていきたいと思います!
城南支部の朝練・帯研ではお互い本当に鎬を削ってスパーリングをしました。調子が悪いときなんて先輩にはボコボコニやられ後輩にまで押されてしまう感じでした。もうお互い一回一回試合の感じでスパーリングをしていました。まさに鎬を削りあう場だったのだと思います。いろんな事を研究するような受け返しや、むきになって勝負をせず自分がやりたいことをしっかりやりきるようなスパーリングも大事だと思いますが、そういうのは自主トレでしっかりやってこいという感じでした。朝錬はその研究してきた事がどれだけ試合に近い状態でレベルの高い相手に使うことができるのかを試す場所だったのだです。本当にバタバタ人が倒れていました。私も出始めの頃は毎回倒されていました。ある意味試合より怖い思いをしたのが朝練・帯研でのスパーリングだったと思います。もう『コ・ワ・イ』と活字が頭の中に浮かぶような体験も何度かしました。でも貴重な体験をさせていただいたと心から先輩・同輩・後輩に感謝しています。
司馬遼太郎の『覇王の家』上巻を読み終わり今は下巻を読んでいます。17歳に膝の手術をした時に友達が隆慶一郎の『影武者徳川家康』をお見舞いに買ってきてくれました。内容は戦の途中家康は亡くなっていて敵をを欺くために影武者が家康に成り代わり・・・という史実にフィクションを織り込んだ話なのですが家康という人の生きた道程や人物像を掴む事ができ徳川家康に興味を持ちました。その後司馬遼太郎の『関ヶ原』と『城塞』を読み、織田信長が活躍する『国捕り物語』と豊臣秀吉が活躍する『太閤記』を読みました。信長から家康の戦国時代の一連を把握したつもりでしたが今回『覇王の家』を読んでさらに広がりました。そしてもう一度この戦国時代の作品を読み漁ろうと思っています。
kanno
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