DiaryINDEX|過去の日記|未来の日記
昨日の試合を観て感動した試合、勉強になった試合、反省させられた事、生徒に教えなくてはと思った事、生徒から逆に教えられた事いっぱいありました。そういうものを次の世代に伝えていくのが自分の勤めだと思っています。自分の教えた事や伝えた事が自分がこの世からいなくなった時に次の人達につながっていたら嬉しいと思います。でもそれを伝えられる人間に自分が成らなくてはいけないと思います。自分の生きる姿勢が崩れていたら、どんなに私が生徒の事を思って良い事を言っても、生徒達の心に響かなくなってしまいます。私は人からの叱咤激励やアドバイスを、わりと素直に聴くタイプだと思いますし、素直に聴くよう勤めているとも思います。ですが、私がその人を見て人間的な甘さや、だらしなさが見えてしまうと『何であなたにそこまで説教がましいことを言われなくてはいけないんだ』と思ってしまい部分的にはその人の指摘やアドバイスを聞き入れられても、その人の言葉が心に響いて感動し『ヨシッがんばろう』とはなりません。人に『がんばれ!』と言う以上、がんばれと言う資格も問われます。しかもがんばっている人間に『がんばれ!』と言わなくてはいけないのが私の仕事ですから、がんばっている人間にがんばれと言えるような生き方をしていなくてはいけません。そこには妥協や言い訳は通じません。そして、人の心に響く言葉はうまい言葉ではありません。どこかの本で読んだような知識を上手なしゃべりで言えば良いというものではありません。自分の経験や生き方が風格となって相手に伝わり、言葉に説得力が出て相手の心に響くのだと思います。幸運にも私が今まで出会った極真の先生先輩方は私の心に響く事をいっぱい言ってくれる方々ばかりでした。だから極真空手をやって良かったと心から思います。
関東大会で東京城南京浜支部から入賞者が出ました。
明日は関東大会です!明日は城南京浜支部から必ず優勝者が出ると思います!選手の事を私は信じています!
『1Q84』のBOOK2<7月ー9月>を読んでいて新しい漢字を読めるようになりました。それは『抽斗(ひきだし)』でした。普通は読めるのかもしれませんが、恥ずかしながら私は読むことが出来ませんでした。でも今は読めます。あとすごく気に入った文章がありました。『現在という十字路に立って過去を誠実に見つめ、過去を書き換えるように未来を書き込んでいくことだ。それよりほかに道はない。』この文章を読んで、なんか心にグサッとくるものがありました。
今日から7月です。今年も残すところ半年と言うことです。その第一日目の今日。すごくキリの良い日だと思いませんか?そんな日に私も一つ決心をしました。まずは今私の体重は80キロ前後なので今月中に75キロにしようと思います。普通に食べて80キロを二ヶ月維持してきましたから、これは簡単にいけそうです。あとは来月富士登山に行くのでその体作りを本格的に始めようと思います。これももうある程度出来上がってるので楽勝です!もう一つは今年始めから言っていた試合に出場する事を考えています。9月ぐらいに試合に出て、できれば全日本に出場したいと思っています。でもこれはいろんな状況があるので叶うかはわかりません。でもそれに向けて動いて行きたいと思います。まだ解かりませんが、それが最後の試合出場になるのでは?と思います。情熱と努力で実現させたいと思います!
先週の土曜日に『城南の荒法師』といわれた錦城先輩に10年ぶりの再会をしました。鈴木支部長の誘いで今回の再会があったのですが、本当に良い意味で変わっていなくて嬉しかったです。先輩達とは本当に青春の一ページと思えるような瞬間の数々を一緒に切磋琢磨して過ごさせていただきました。自分の中で最も思い出深い時間になっています。そしてその時間に今の自分と言うもののほとんどが出来上がっていったように思います。だからその頃一緒に稽古をしたり飲みにいったりした先輩や同輩や後輩にはすごく感謝しています。もう空手から離れてしまっている方もいっぱいいますが、たまに『あの先輩何してんだろうな〜』とか思ったりします。いつか会える日を楽しみにがんばりたいと思います
今年の1月27日友達の訃報の知らせがありました。その友達の事を私はこの日記に何度か書いた事があります。いつも一緒に夢を語り合った友達でした。私より先に夢を実現させた友達でした。私は嬉しい反面悔しいと、この日記に書きました。その友達の夢の実現にお祝いの手紙を出したら、返事が来て『あの日の菅野日記は自分のことが書いてあると勝手に思って喜んでいます』と書いてありました。『勝手にではなく、そうです!』と伝えた時すごく良い笑顔で笑っていました。その友達の顔を見たとき私は悔しかったけど嬉しかったです!早いものでその友達の訃報からもう五ヶ月もたってしまいました。友達が亡くなりいろいろ考えて、自分に出来る事は一生懸命に生きていく事だと思いました。そこで起きた疑問は『果たして自分は誰に対しても一生懸命がんばっている!と言えるのか?』でした。私は自分が好きな事しかやって来ませんでした。運よくそれを続けてくる事ができました。いろんな方々のおかげでそれで自分が生活できるようになりました。嫌な事をやったことはもちろん有るけどそれはやったんじゃなくてやらされたり、やら無ければいけない状況でやるしかなかったからやったような気がします。私は選手を引退して二年が経ちます。選手の頃、朝は自分の稽古の時間に当てていました。本当に忙しくがんばっていましたが、今はその時間を自分の好きな事をやる時間に当てていました。いつからか生活がダラついていた気がします。今の自分では『一生懸命生きています!』なんて人に言えないと思いました。そこで私は自分のいちばん苦手な事を始めようと思いました。それは仕事をする事でした。朝8時〜1時まで働く事にしました。正直自分の出来ない事ばかりで苦しかったり悔しかったりしましたが『みんなこうやってがんばって生きてんだ!自分もがんばらなくては!』と思って働きました。朝は6時半に起きご飯を食べ15分ストレッチをして身だしなみをしっかり整えて家を出て、仕事が終わったら1時15分〜2時50分まで走ったり腹筋したりとしっかり自分の稽古をしました。夜も生徒と一緒に体を動かして稽古をしました。五ヶ月無遅刻欠勤、寝坊もしませんでしたし、毎日ご飯をしっかり食べ歯を磨き髭を剃りました。毎日一度もサボらず走り稽古をしました。体調も一度も崩しませんでした。これで少しは『自分は一生懸命生きている!』と言える気がしています。そして自分で決めた五ヶ月が終わったので本日を持って仕事は退職しました。もちろん次のステージに行くためです!人間やれば何でも出来ると感じました。この自信を胸に、さあ明日からまた新しい人生を新しいステージに向けて始めようと思います!
今日は久しぶりにディズニーシーに行って来ました。すごく楽しかったです。でもなぜか私がディズニーシーに来る時っていつも雨だったり寒かったりのような気がします。昨年は三回ディズニーシーに行きましたが全部雨でした。そして今日もやっぱり雨でした。
今日は大切な事はどんな状況にあっても自分の道を貫く大切さを感じさせられました。自分のやりたい事に出会えた事だって幸せな事だし、それを始められる環境にあったことには感謝です。そして今まで続けてこれた事にもっと感謝です。『生涯の修行を空手の道に通じ極真の道を全うすること』を胸にがんばりたいと思います。
村上春樹の『1Q84』のBOOK1<4月ー6月>を読み終わりました。とにかく面白いです。話のつくりは『海辺のカフカ』と似ていると思いました。二つのエピソードが交互に進んでいって少しずつその二つのエピソードがリンクしていく感じです。この先この二つのエピソードがどのような形で重なるのかすごく楽しみです。
kanno
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