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昨日の疲れもありましたが今日も元気にがんばって5時30分に起き仕事に行きました。がんばらなくてはいけないと言う危機感が最近すごく強くなってきました。私も今年で37歳ですから、あと65歳まで働いても28年ぐらいしか働けません。私には退職金などもありませんから老後の蓄えもしっかり作らなくてはいけません。本当にやらなければいけないことは山積みです。
合宿二日目は朝のランニング・ダッシュを1時間30分、昼の稽古を約2時間行いました。みんなヘトヘトになったようで帰りのバスでは静かにと寝ていました。二日間で約7時間30分稽古をしたのですからきつかったと思います。でもこの苦しい体験をしたことにより自信がついたのではないかと思います。二日目の昼の稽古では板割りに全員挑戦しました。全員成功する事ができました。自分を信じて挑戦すれば達成できる!と言う事を知って欲しかったのと、またこの成功体験が次の成功体験につながると思い、板割りをやりました。実はこの板は割るのはそんなに難しくはありません。ミットで自分の割りたい技を何度も稽古して、そして挑戦して成功した!と言う喜びを知ってもらうと言う事に意義があるのです。最初の壁はそんなに高くなくてもいいと私は思います。大げさに言えばウソでもいいんです。その子がそれで本当に自信がつくなら、それでもいいと思います。成功する喜びを知れば後は勝手にがんばる子になっていくものです。私は一人一人が持っている可能性を信じています。自信がついてやる気を出せば、みんな勝手に成長するものです。あとは指導者が適切なアドバイスをするだけだと思います。指導者はもちろん全力で一人一人が強くなるように指導方法を研究していかなければいけないと思いますが、結構強くなる子って自分で強くなっていく気がします。指導者の役目は真摯な気持ちでその子に接して自分の経験した事や稽古や生活の中で今感じている事を指導し、自分と空手を好きになってもらい生徒が良い人間になるように褒めたり叱ったりして導く事なのではと思います。でもいい加減な気持ちでおだててもダメなんです!褒める時も怒る時もタイミングと本気が必要です。
合宿初日、バスの車内では大山総裁のビデオを見ながら合宿場所の岩井海岸に向かいました。みんなかなり大山総裁に影響されたようでした。私は本当に大山総裁にあこがれました。先輩方が大山総裁のエピソードなんかを話すと、もうドキドキしながら聞き耳を立てていました。初めて生で大山総裁を見たときなんて、神様を見た人間はこうなるだろうと言うほどの感動でした。今はまさに私にとっては大山総裁は神様です。と熱く語ってしまいましたが合宿の話に戻ります。私の合宿のモットーの第一は苦しい稽古です。空手の合宿ですからふだん出来ない量の稽古を行います。そうでなくては合宿をする意味がないと思います。第一日目の稽古は約4時間稽古を行いました。しんどかったと思います。でもみんながんばっていました!班長を務めてくれた堅太郎、真之、竣稀、ひかるは特によくやってくれていました。初めて合宿に参加した頃は先輩に面倒を見てもらっていた四人が今は後輩の面倒を見るとても良い先輩成長しました。合宿中、私は班長には、かなり厳しい事を言うと思います。班の人間の行動は班長に責任を持たせます。それは自分以外の人間の行動に責任を持つ事の大切さを知って欲しいからです。でも本当にみんな良くやってくれました!生徒の成長を見ることが出来る事は本当に嬉しい事です。
昨年は年初めに腰を痛めたことを理由にダラーっと一年を始めてしまった気がします。稽古もボチボチでこなし、好きなものを食べ体重もドンドン増えてしまっていました。今年もまた腰を痛めてしまいましたが昨年とちがうのは、しっかりと治療に行きできる限り体を動かし、動いていない分食事をおさえて体調にしっかり気を使っています。私は何かに向かっている時は結構自分に厳しく出来るタイプだと思います。でも途中崩れてしまうと自暴自棄になってしまう弱い部分もあると思います。その弱さを克服したいと思います。
昨日、道場生の元気な顔を見て、自分の中でスイッチが入った気がしました。まだ腰が少し痛いのですが出来る限り生徒と一緒に体を動かして稽古をしました。いい汗をかいて気持ちが良かったです!少年部の子達もみんなしっかりしているなと思いました。ほとんど全員が「あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします!」としっかり挨拶をしてくれました。最近の子供はしっかりしています。この子達がこのまま良い成長をしてくれれば日本の未来は明るいと思いました。少し正月休みの話になりますが、福島に帰ってからの6日間は毎日山道を13キロ走っていました。このコースは私が中学生の頃、走っていたコースで結構きついです。このコースを走っていたおかげで校内マラソン大会で優勝し陸上部でもないのに駅伝と陸上の代表になりました。今年は走りこんでいたおかげで絶好調でした。これは今年の合宿のマラソンは5位以内は確実だと思っていたら、腰を痛めてしまいました。去年は雪かきで腰を痛めてしまったのですが、今年は草むしりで腰を痛めました。わたしは長男なので、少しは家のためになることをしなければと父と二人で初日6時間二日目3時間の草むしりをしたら腰を痛めてしまいました。家の手伝いがちょっと私の鬼門になっている気がします。でも長男なのでやらないわけには行かないので辛いところです!
あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします!休み中は日記をお休みさせていただきました。休み中のこともまた日記に書きたいと思いますが、私は一月一日にぎっくり腰になってしまうと言うアクシデントがありました。『また今年も困難で年が始まるのか!』と神様に突っ込みを入れたい気分になりましたが、考えてみると全部自分のせいだと思いました。自分の弱さを神様に再確認させていただいたのだと思います。そして自分は弱いと今すごく思っています。もっと自分が強くなるようにがんばろうと思います。自分をもっと好きになれるようにがんばろうと思います。今年の終わりに自分で自分を好きだと言えるよう毎日しっかり修行したいと思います。本日から稽古が始まります。またこの日記を利用してご父兄様にお知らせ等をしたいと思いますのでよろしくお願いします。道場前の掲示板でもお知らせをしたいと思いますし、重要な事は手紙などでお知らせをしますのでよろしくお願いします。今年は道場の「稽古出席回数レース」と言うのをやろうと思います。毎月1位〜10位までの出席回数の多い人を道場の掲示板に張り出します。誰が何回稽古にきているかを確認できるのでがんばって今年の年度賞を取りましょう!
今年中に終わらせなくてはいけない事務的な仕事を今日で終了いたしました。これも極真会館、道場生、ご父兄様のおかげと思っております。正直ホッとしています、これで私も本当に一息つく事ができます。この百年に一度の不況と言われている今年を何も滞ることなく終われたことに感謝です。でも来年はさらにがんばらなくてはと思っています。道場生もがんばってくれていますし、ご父兄様からも忘年会で熱い気持ち暖かい気持ちのこもったご要望をいただきました。それに答えられるよう、少しずつ確実に形にして生きたいと思います。休み中も出来る限り日記を書こうと思っていますのでよろしくお願いします!羅に年の抱負なんかもこの日記に書こうと思っていますので乞うご期待です!
本日のクリスマス会・千本突き千本蹴りの稽古納めを持って東京城南京浜支部2009年の行事と稽古の全日程を終了いたしました。全てを無事に終了できました事を道場生またご父兄様には心から感謝しております。また来年も道場の運営・行事・稽古の内容をさらによくして行きたいと思いますのでご協力お願いします。私の来年はもう今日から始まっています!休み中も自分の稽古をしっかりして冬合宿に行って、その成果を皆さんに伝えて行きたいと思います。
昇級審査会のあと東京城南京浜支部の忘年会を行いました。すごく楽しい忘年会でした。道場生とも普段より深い話をする事ができましたし、ご父兄様ともいろんな話をさせていただきました。いろいろなご意見もいただけましたし、今までは挨拶程度しか話したことがなかったご父兄様ともいろんな話をしてお互いの事を知ることが出来たと思います。本当にすごく楽しくて時間が経つのを忘れてしまうほどでした。今回忘年会に参加できなかった方々にも次回はぜひご参加いただきたいと思います。私は29歳でこの城南京浜支部を開設しました。私はその頃、若かったせいもあり頑なな姿勢でしか人と接する事ができませんでした。その頃の日記を見ても『選手としては歳をとりたくないけど、指導者としては早く歳をとりたい』と言うような事が書いてあります。たしかに29歳と言うのは社会的にはすごく若いのですが、その頃は自分は10代の頃から一つの事をやり抜いているのだからと言う自負もあったのだと思います。また自分の力で何でもやりたいと言う気持ちもありました。どこかに若い事でなめられられたく無いという気持ちもあったのかもしれません。そのせいでご父兄様ともあまり話す機会も作れませんでしたし、話しても子供のこと、事務的なことに留まっていたと思います。ご父兄様から頂く協力的な言葉にも、道場のことで他人に甘えてはいけないと思うあまりに全て断ってしまっていました。そんな私も36歳になりいろいろ経験した事と、今年の初めに友達を亡くした事、二月から空手以外の仕事をするようになったこと、三月に尊敬している方に言われた言葉、9月に私が試合にでた時に遠くまで応援に来てくれた道場生やご父兄様の温かい心遣いに感謝したこと、いろんなことがあり私は少しずつですが自分を変えようとしてきました。そして昨日の審査での中村・原島・修也の十人組手の感動、そしてそれを見て感動してくれている道場生やご父兄様、道場が一体になったような気がしました。そして最後の挨拶では私は泣いてしまいました。その涙と一緒に少し自分の角も取れた気がしました。これからは私と道場生とご父兄様と一体になって協力していただきファミリーのような関係を作っていけたらと思っております。そしてこの城南京浜支部が私がいなくなった後、100年も200年も続いていくような道場にしたいと思っています。それが私の今の夢です!皆さんこれからもよろしくお願いします。
今日の冬季昇級審査会のなかで昇段審査を行いました。東京城南支部を開設して八年が経ちました。初の昇段挑戦者でした。京浜支部には黒帯がいませんので私も十人組手の相手をしました。もう壮絶な十人組手でした。やらせてあげる十人組手では誰でもできてしまいます。対戦相手が思いっきり戦って、挑戦者はその試練を乗り越えることで価値のある十人組手になります。心を鬼にして私も思いっきり戦いました!みんな何度も倒れましたが、そのたびに立ち上がりがんばって最後まで戦いました。審査会の最後の挨拶では三人が入門して今までの事を思い出し、話しながら涙がこみ上げてしまいました。今まで私の人生にはいろんな事がありました。死んでしまいたいと思った事だってあります。でも今日、三人の昇段者を出す事ができたことと、原島が泣いている姿を見て「自分がこの世に存在した価値があったな」「少しは人の役に立てたかな」と思いました。今日のことは一生忘れないとおもいます。この思い出は誰も私から奪う事ができない私の宝物です!
kanno
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