DiaryINDEX|過去の日記|未来の日記
地震が起きた時に自分の身の危険を感じました。自分の命がなくなる恐怖を感じました。私は道場で道着を着ていました。でも本当の恐怖は自分の家族のいる福島はさらに被害をうけている事を知った時でした。家族の無事を知った時いろんな事に感謝しました。自分の出来ることを一生懸命頑張りたいと思います。被災者のみなさまのご無事をただただお祈りしています。
こうみえて私はジブリ作品スゴく好きです。1位「風の谷のナウシカ」2位「天空の城ラピュタ」3位「となりのトトロ」4位「千と千尋の神隠し」5位「紅の豚」です。「蛍の墓」はスゴく好きな作品で見たら必ず泣いてしまう作品ですし子供が物心ついたら必ず見せたい作品ですが、好きとかに入れて良い作品ではない気がしてはずしました。
この「菅野日記」はけっこう個人的な事を書いています。自分の子供が生まれて「目に入れても痛く無い」その意味が今すごくわかります。私は今までも子供は大好きでしたし責任を感じ指導して来ましたが、今は子供が好きなだけではなく、お父さんお母さんが目に入れても痛く無いほどカワイイ自分の子供を私に預けてくれているんだという責任感がさらに強くなりました。でも道場の生徒も自分の子供に負けないぐらいカワイイし、稽古の時は自分の子供より愛してあげたいと思っています。愛してないと褒める事も厳しくする事も出来ません。本気じゃなければ褒めても叱っても子供には響きません。
自分が居る現在があるという事は自分が居ない未来が確実にあるという事で、それはとても怖い事で寂しい事です。私はその怖さ寂しさを自分が何かを頑張りこの世に生きた証を残せれば、その怖さ寂しさを軽減できると考えて来ました。最近、まだ生まれたばかりの自分の子供のオムツを変えている時、この子もいつかいっぱしの男になり恋をしたり、結婚して子供が出来、自分の子供に説教したりして、あげくのはてには私がいないこの世に、この子が今の私より歳上でいる現在が在るんだなーと考えたら、クスッと笑いが出てしまいました。はじめて自分がもういない未来に笑いが生まれた瞬間でした。
今日は本当に寒かったです。こんな日でも稽古に来た生徒は本当にカワイイです。また送り迎えをされたご父兄様を尊敬します。悪天候の時に来た稽古の一回は重いです!
「坂の上の雲」6巻を読み終りました。6巻はちょっと時間がかかりました。あと2巻です!この作品を読んでいろんな事を吸収しています!私は大山巌が言った「敗けいくさになれば私が指揮をとります」このセリフにもう痺れてしまいました。勝っている時は人に任せ敗ける時は自分が責任をとる。カッコよすぎます!でも西郷隆盛はもっともっと大きい男だったと言われていたらしいです!
私は母方の祖父母には会った事はありません。祖父は母がかなり若い頃に亡くなり祖母は私が生まれて一ヶ月そこらで亡くなりました。でも私は祖父母の近くで生きてきた気がします。私の五月人形の兜は祖母が買ってくれた物です。私が生まれた事をとても喜んでくれたそうです。私が東京に来て最初に住んだ街は中野です。母の実家のすぐ近くでした。その時に行きたかった道場が中野にあり、1人で東京に来て部屋を探しましたので偶然です。私は祖父母のお墓参りに良く行きます。お墓は錦糸町にあります。東京に来てから1人でお墓参りに行くようになりました。試合の前は必ずお墓参りに行っていました。お墓参りに行く途中何か買って行こうと入った和菓子屋は祖母が好きだった店でした。祖母が居た場所に自分が居るだけで感動です。私は祖父母を尊敬しています。母に「〜がおじいちゃんに似ているね!」と言われると何故かそれは悪い所でもうれしいです。祖父は池上本門寺によく来ていたそうでし。私が1番走っている場所は本門寺です。あと私が生まれた頃、祖母は寝たきりだったそうですが、私が生まれた時に五月人形を買うお金をしっかり用意していたそうです。そのエピソードに感動します。だから自分の命に責任を感じます。自分に子供が出来てさらに強くそう思うようになりました。子供に子守唄のように父方母方の祖先の話しをしてあげたいと思います。
ひっそりとこの日記を続ける事に楽しみを感じています。なんでしょう子供の頃ひっそり秘密基地を作った感覚でしょうか?私も誰でもやったように秘密基地を作りました。くるみ川という川の橋の下でした。そこで少年ジャンプを読んでいました。私は小学3年生でした。連載していたのは「キン肉マン」「風魔の小次郎」「ブラックエンジェルズ」「ドクタースランプアラレちゃん」「三年奇面組」あたりだったと思います。その秘密基地で友達とこんな話しをしました。「大人って何時からなるの⁈」私は「「少年ジャンプ」を読まなくなったら大人じゃない!大人になるとマンガ読んでも楽しくなくなって本を読むようになり、テレビでもニュースとか見るのが楽しくなる見たいよ!」とか言った記憶があります。そこで考えます。私は大人になったのでしょうか?たまに子供より子供っぽい自分に気付く事があります!
この日記を何人ぐらいの人が見てくれているのでしょうか?ホームページを閉鎖し、この日記とリンクしなくなり、この日記を書く意味があるのか?たとえ誰一人見ていなかったとしても書き続けたい理由が私にはあります。一つは道場を立ち上げて苦も楽もこの日記に書いてきた思い入れと、2年前に亡くなってしまった友達が見てくれていた「菅野日記」だからという思いもあります。止める事は、時には始める事よりも勇気がいるものですね。私は38歳になって今そう思います。私はこの「菅野日記」を続けます!ポジティブに楽しく見ている人が元気が出るようにしたいです!じゃなきゃ「菅野日記」をやっている意味がないです!
ある生徒にこう質問されました「先生は自分の子供にどんな子になってほしい?」私がパッと頭に浮かんだのは、わかりやすくマンガのキャラで言うとワンピースのウソップ、NARUTOのロックリーと初期の頃のナルトでした。人の痛みのわかる努力するやさしい笑のある子って感じですかね!どんなでもイイから人の役にたって楽しい人生を送って欲しいです。
kanno
|