DiaryINDEX|過去の日記|未来の日記
私が全日本に出場した時のDVDを息子に見せたら、息子は大興奮で「パパ、セイ!セイ!セイ!セイ!やってるの?」と言って、息子も正拳突きの真似をしていました。こんなに喜んでくれるなら、もう1度見せようと再生したら「パパもう見ない!トトロ見る!」と言われました。「となりのトトロ」強すぎです!息子は「となりのトトロ」が本当に好きで、最近はセリフも覚えています。「お前ん家ー、オーバケやーしきー!」「かんたー!」が1番好きなセリフみたいです。
池上本門寺で行われた「100万人のキャンドルナイト」というイベントに行って来ました。私と妻と息子もキャンドルのランタンに絵を描きました。息子は電車を私は極真会館の道場訓を描きました。本門寺の全ての照明が消され、キャンドルに火が灯り、池上本門寺僧侶による読経が始まると、とても幻想的な感じになりました。その光景を見ていると感傷的な気持ちになりました。今ある幸せを感じると同時に、自分も妻も息子も、いつかはこの世のに居なくなる時がくるのだけれど、その時も世の中が平和であって、こんなイベントが行われていて、幸せを感じている人がいて欲しいなと思います。そのためにも今が大事なのだろうと思いました。今を生きている人達が今という瞬間を大切に過ごして行けば、きっと未来にある今も輝いているのだろうと思います。今出来る事は今やる!それを大切に生きて行きたいと思います。
息子は、私が道着や帯をリュックに入れている所を見ると、「パパ、空手行くの?お仕事行ってらっしゃい!」と言います!また、私の所に来て「セイ!セイ!セイ!セイ!」と正拳突きの真似をしたりします!回し蹴りもやったりします!息子と一緒に稽古出来る日が楽しみです!私が息子が空手を始める事に対する考えは、息子が小学生になるまでは親の権限で強制的にやらせるつもりです。それは、我慢する事、大きな声を出す事、静かにしなければいけない時は静かにする事、大きな声を出さなければいけない時は大きな声を出す事、などのメリハリやスイッチのONとOFFなどを学んで欲しいですし、痛み、苦しみ、怖さ、などを我慢したり克服する事を幼児期に学んでおいたほうが絶対に良いと思うからです。空手の組手は究極の対人関係を学ぶ方法だと私は自負しています。ただ息子が小学生になる時に空手を続けたいか?辞めたいか?を話し合いたいと思います。小学生になる歳には自分の主張も出てくるでしょうし、他にやりたい事があるなど、それが正当な理由なら息子の主張を尊重してあげたいと思います。続けるなら6年生までは必ず続ける事と負けても良いから試合には定期的に出場する事を約束させたいと思います。それが出来なければ、空手を辞めて別にやりたい事を見つけてくれれば良いと思います。もしやるならばやはり何があっても6年間は空手を続けさせます。中学生、高校生、も同じです。中途半端にはやらせません。また、他の習い事や部活に対しても同じです。息子に強くなって欲しいか?やはり強くなってくれたら嬉しいと思います。でも強くなって傲慢な人間になるぐらいなら、弱くてもいいから、礼儀が正しく、思いやりのある、自分にも他人にも正直な人間になって欲しいと思います。相手に勝つ事より自分に勝つ事を学んで欲しいと思います。はじめは負ける事の方が大切な事をいっぱい学べると思います。でも最後は勝つ喜びから学ぶ事の方が大切になります。
朝起きてiPhoneを見たら、Facebookの友達リクエストが来ていました。その方は、13年前、私が住谷選手と試合をした第32回全日本大会を2階で観戦されていたそうです。その方の前に城南支部の女子部の方達が何人かいて、その方は、その女子部の方達と一緒に私を応援してくれたそうです。そのメッセージを頂いた時、私は先祖に、両親に、自分に生まれた事に、極真空手と出会えた事に、城南支部で師範、先輩、同輩、後輩と出会えた事に感謝しました。生きていて苦しい事があると孤独を感じたりする事もあります。でも、自分の気付かない所で、自分はいろんな方々にお世話になっているし、応援していただいているんだなと思います。本当に感謝です。苦しい時こそ感謝の気持を忘れず毎日を頑張りたいと思います。
最近、息子はスタジオジブリの作品をよく見ているようです。「となりのトトロ」と「千と千尋の神隠し」が好きみたいです。「まっくろくろすけ出ておいで!」とかトトロの真似とかよくしてします。息子も、もうジブリ作品を見れるぐらいオトナになったんだなーと思いました。息子は「まっくろくろすけ」を「まっくろくろすき」と発音します。いつも少しおしいです。
子供は本当に親を見ているなと思います。私が家に帰ると息子は私が何をするのかをしっかり分かっていて、私について来て神棚と父方と母方の祖父母の写真に手を合わせます。息子は私の隣で私を真似て手を合わせ「今日も1日健康に事故なく楽しく過ごす事が出来ました。ありがとうございます!明日もよろしくお願いします!」と言います。そして手を洗いうがいをするので、それにも息子はついて来て一緒に手を洗います。私はいつも肩や背中や腰が痛いので妻にスティックになっている塗り薬を塗ってもらうのですが、それも良く見ていて、私が手を洗っていたら息子が、その塗り薬を持って来てフタを開け、私の腰に塗り薬を塗っていました!子供はこれだけ親の行動や言動を良く見て真似をするのだから、子供にやって欲しい事は、自分が常にやって見せれば良いのだなと思いました。私もいろいろ息子に伝えたい意志がいっぱいあります。自分の生きて行く姿を毎日の生活の中でしっかり見せて行きたいと思います。
最近、ある方にこんな質問をされました。「菅野さんは、自分は運が良いと思いますか?」私の答えは「自分は運が良いと思います。いろんな方々との出会いがあり、その方々のお陰で自分はここまで来る事が出来ました。」でした。その方が言うには、私の答えは満点だそうです。自分は運が良いと思える人は、生きている事をいろんな方々のお陰と思える人、自分に起こった事をプラスに考える人で、自分は運が悪いと思う人は、自分に起こった悪い事は自分のせいでは無く他人のせいや、他に責任転換してしまう人で、あの時、あの事、あの人のせいでと自分に起こった事をマイナスに考えてしまう人なのだそうです。自分は運が良いと思えるような人生を送らなければいけないのだと思います。でも私は本当に運だけは良いのです!なぜそう思うかと言うと、まず自分に生まれて来た事です。そして父と母の子供に生まれて来れた事、今まで自分に関わってくれた方々と出会えた事、妻と出会い息子と出会えた事、挙げたらキリが無いほどです。そして賭け事に弱い事です。私は自分が努力しなかった事は必ず上手く行きません。だから、賭け事はしませんし、何かを手に入れようと思ったら、しっかり努力をする事を学びました。たまに誰かが私を見ていてくれているのかな?なんて思うぐらいに、いろんな出来事に勉強させられています。
新しいスタジオでの「蒲田道場」での稽古が始まりました。7名の生徒が稽古に来てくれました。今日は見学者や体験者はいませんでしたが、生徒達が来てくれたお陰で稽古を行う事が出来ました。感謝しています。あらためて稽古は1人では出来ないものなんだなと思いました。この新しい道場で多くの生徒に出会える事を楽しみに頑張りたいと思います。
「息子さんには空手をやらせますか?」そんな質問をされる事があります。答えは「もちろん!」です。自分が胸を張って「空手は素晴らしいですよ!」と人にお勧めしているものですから当然、自分の子供にも空手をやらせたいと思っています。ただ自分の道場に入門させるか?は考え中でした。やっぱり自分の子供を教えるのは、いろんな感情が入り難しいのかな?と考えたりもしました。しかし、最近答えが出ました。息子を自分の道場に入門させようと思います。それは私は、自分の事を自分が思う理想の先生だと思っているからです。自分より良い先生はいないという自負もあります。もちろん私は人間的にも至らない所もいっぱいあり、もっともっと向上しなければいけないとは思っています。でも、必ず最高の先生になると思って頑張っています。息子がせっかく空手を始めるのに、私の息子だという理由で、私が思う理想の先生に空手を習えないなんて本当に勿体無いなと思ったのです。この日記を読んで、私の事を少し傲慢に感じる方もいるかもしれませんが、そのぐらいの自信が私にはあります。そして、人にものを教えるならば、そうでなければならないと思います。だって生徒やご父兄様には「空手はイイですよ!」と言っておいて、自分の可愛い子供には危険だから、やらせないのか?となりますよね。でも考えてみれば、私は生徒達を自分の子供だと思って指導しています。生徒が悪い事をした時に「自分の子供だったら叩くだろう!」と思えば生徒の事も叩く事もあります。でも私は生徒を叩く時に、いつも「自分の子供が先生にこんなふうに叱られたら、叩かれたら、その先生に感謝するだろうな」と思うような叱り方、叩き方をするように心がけています。そして、その生徒達と一生付き合っていく覚悟と愛情を持って叱っています。
6月のスタートです!今月が終れば一年の半分が終わるという事になります。今日やらなければならない事は、しっかり今日やるようにしていますので、時間が立つ事に焦りはありません。「今の自分は頑張れている!」そうハッキリ言えます!でももっともっと頑張らないと、自分の夢がこの世で叶わない事になってしまう感じがします。まだまだ頑張れる、もっともっと厳しく出来ます!
kanno
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