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今日は雑色の水門祭りの演武の予定でしたが雨天の為中止になってしまいました。今年は演武が4つ決まって、2つが雨で中止になってしまいました。なかなか思い通りにいかないものです。でも、またそれをバネに頑張りたいと思います。まだまだ出来る事はいっぱいあるはずです!
長男が次男の顔を描きました!とても上手に描けていました。長男は次男をとても可愛がってくれます。2人が仲良くしている姿を見ると本当に幸せな気持ちになります。
アニー・サリバンがヘレン・ケラーを導いた「奇跡の人」を観て感じた事を書きたいと思います。アニー・サリバンはヘレン・ケラーを教育する為に少し離れた場所にある家に2人で住みました。私もアニー・サリバンの気持ちが凄く理解出来ます。教える者と教えを受ける者の場に第三者がいると、教えられる側には甘えが生まれてしまいます。またアニー・サリバンぐらいの狂人的に徹底した人間でもない限り、教える側には遠慮が出てしまいます。私も少年部の指導の現場を子供達のご両親に見て欲しいとは正直思いません。たぶん子供達も同じ気持ちだと思います。何故なら私の指導は厳しいからです。私は生徒達を自分の子供と思って指導します。例えばお母さんが子供を叱っている時に第三者がいると、子供は第三者の目を気にする親の微妙な遠慮に気付き、お母さんの言う事を効かなかったりします。これが先生と生徒の間に親が入って来たら子供はたちまち甘えてしまいます。なので私の運営する道場ではご父兄様の見学はお断りしています。
少し前に長男に「遠回りをしよう!遠回りは楽しい!」と言われた時に、ハッとしました。私は卒業文集には「人より遠回りしたぶん、人より遠くまで行きたい」と書きました。昔、このブログにも「遠回りの道が、自分にとっては最良の道だった」と書いた事があります。遠回りをしたから見る事が出来た景色、遠回りをしたから出会えた人達、遠回りをしたからいろんな楽しい思いが出来たのです。それを私はすっかり忘れていました。考えてみれば人はどう生きようが、スタートした時点でゴールはもう決まっているわけです。どうあがいてもいつかゴールにたどり着いてしまいます。
2014年も、いよいよ最後のワンクールです。良い一年だったと大晦日を笑顔で過ごせるよう全力で駆け抜けたいと思います。
ヘレン・ケラーとアニー・サリバンを描いた物語である「奇跡の人」を久しぶりに見ました。この作品は小学1年生の時に姉の本を読み、小学2年生の時に母と映画館に観に行きました。それから何回もこの作品を観ています。いつもいろんな事を考えさせられる作品です。自分が空手の先生になってからは、特にいろんな事を感じたり考えたりと強く影響を受けるようになりました。目も見えない耳も聴こえないヘレン・ケラーにアニー・サリバンは何故、言葉を理解させる事が出来たのか?それはアニー・サリバンも目が見えなかったからではないかと思います。もともとは自分も出来なかった事だから、そしてそれを出来るようにした人だから、教える事が出来たのだと私は思います。そして先生という立場だった事も大きいと思います。親ではどうしても教えられない事があります。それは愛情が深い為、間違った方法で愛情を注いでしまう場合があるからだと思います。そしてアニー・サリバンは何故あんなに根気強くヘレン・ケラーを教育する事が出来たのか?それはアニー・サリバンがヘレン・ケラーの為だけではなく、ヘレン・ケラーが言葉を理解する場面を誰よりも自分が見たいと望んだからだと思います。そして子供を導くには、その子の家族も関わって来ます。特に両親は大きく関わって来ます。最終的にはヘレン・ケラーの両親がアニー・サリバンの教育方法に理解をしてくれたからアニー・サリバンはヘレン・ケラーを最後まで導く事が出来たのだと思います。
私が家を留守にしていた土曜日に次男は熱を出したそうです。妻は私に心配をさせない為、私が家に帰って来てからその話をしました。はじめて長男が熱を出した時は、私と妻は2人でどうしていいのか分からずに、夜中に二度も長男を抱き大通りまで走りタクシーを捕まえ東邦医大に行きました。それが今では、妻は私に心配をさせない為にと一人で対処してしまうほどになりました。本当に逞しく頼もしくならはました。私は妻を尊敬しています。
極真空手山梨県空手道選手権大会が終わりました。東京城南京浜支部からは6人出場して2名優勝、3名入賞という素晴らしい結果でした。また応援にも4名の生徒が来てくれました。凄く嬉しい事です。この勢いをまた次に繋げて行きたいと思います。
明日、山梨県小瀬スポーツ公園武道館アリーナにて開催される極真空手山梨県空手道選手権大会の為、山梨県甲府市に来ました。生徒達と土地の美味しい物を食べたり観光地を回ったりしながら試合にくる事はずっと私の夢でした。昨年からその夢が叶いこうして生徒達と山梨県にくる事が出来ています。今日は山梨県立美術館でミレーやルソーなどの作品を鑑賞し、小作でほうとうを食べ、武田神社で勝利祈願をし、宝物殿で武田信玄ゆかりの物を見物しました。私も水泳をしていた時代や極真空手を始めてから、先生や先輩にいろいろな場所に一緒に遠征に行き楽しい経験をいっぱいさせていただきました。私も今度は生徒達にそんな経験をさせてあげる側の人間にならなくてはいけないと強く思います。またいつか生徒達が、ちがう分野でもいいから後輩や部下にそんな経験をさせてあげる事が出来る人になってくれたら嬉しいです!
息子と2人で自転車で走っている時、息子が「こっちの道に行こう!」と言うので、私が「そっちの道を行くと遠回りになるよ」と言うと、息子は「イイのこっちの道に行こう!」と言って聞かないので、遠回りの道を行きました。私が息子に「何で遠回りの道を行きたいの?」と聞いたら、息子は「遠回りは楽しいから!」と言いました。確かにそうだなと思いました。
kanno
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