DiaryINDEX|過去の日記|未来の日記
この菅野日記も気が付けば、もう11年以上書いています。初めの頃の日記を見ると「まだまだ青い事言ってやがるな」とか「熱い事言ってんな〜!」とか「馬鹿な事言いやがって」とかツッコミどこは満載です。でも過去の自分が書いた日記を読んで、現在の私が励まされたり、叱られたり、勇気付けられたりします。本当にこの日記を書いて良かったと思います。どれぐらいの人がこの日記を見て下さっているのか?は分かりませんが、これからも書き続けて行きたいと思います。これからもよろしくお願いします。
長男はかなり前からスカイツリーに登ってみたいと言っていました。母方の祖父母のお墓参りに行ったり、スカイツリーが見えると必ず言うので、今日は長男の熱烈なリクエストに応えてスカイツリーに登って来ました。せっかく来たんだからと天望回廊まで行きました。朔日は雨で今日も雨の予報でしたが、晴れていたのでとても良く景色が見えました。ディズニーシーのセンターオブ・ジ・アースの山が火を吹いているのが見えました。長男も次男も大喜びでした。天望回廊は人が少なく歩き安かったので次男も自分で歩きました。子供達が喜んでいる姿を見て幸せを感じました。長男は本当に親孝行な子です。体いっぱいに表情豊かに嬉しさや楽しさを表してくれるので連れて行った甲斐があります。それを見たら疲れなんて吹っ飛んで幸せな気持ちになります。
私は第4回世界大会をテレビで観て、極真空手を知りました。その前に「空手バカ一代」をアニメで観ていたのですが、極真空手の事だとは知らずに観ていた感じでした。だから後で「あれは極真空手の大山倍達総裁の話だったんだ」と辻褄があった感じです。第4回世界大会のビデオは本当に何回も何回も観ました。今でも1番よく見ます。私にとって第4回世界大会は神のようなものです。好きな試合は「松井館長VSマイケル・トンプソン選手」「松井館長VSアンディ・フグ選手」「黒澤先生VSピーター・スミット選手」「増田先生VSアンディ・フグ選手」「アデミール・ダ・コスタ選手VSミッシェル・ウェーデル選手」「ピーター・スミット選手VSジェームス北村選手」「橋爪師範VSマイケル・トンプソン選手」「アデミール・ダ・コスタ選手VS八巻先輩」「アンディ・フグVSアデミール・ダ・コスタ選手」「マイケル・トンプソン選手VS緑先輩」「アンディ・フグ選手VS木元選手」「アンディ・フグ選手VS桑島選手」「アデリーノ・シルバ選手VS緑先輩」です。その第4回世界大会で優勝した松井章圭館長は私の中では真のヒーローです。多分、私と同じ世代で空手の選手になった人はみんな第4回世界大会が好きなんじゃないかなと思います。今度の第11回世界大会も若い人達にとってそんな大会になって欲しいと思います。
もう来週の今日は世界大会が行われているんだなと思い一人で熱くなっていました。「世界大会出場」は自分を変えてくれた夢、そして自分の叶えられなかった最大の夢「世界大会出場」。今は自分の中でその夢が叶わなかった事を消化して前に進んでいます。もしかしたら叶わなかったからこそ、今も頑張って前に進んでいるのかもしれません。
私は2007年に試合を引退しました。その年に第9回世界大会があったので、年頭にそれを最後の目標に決め稽古に励みました。その為には6月に行われる全日本ウエイト制に勝ち世界大会代表に選ばれなければいけませんでした。しかし3回戦で村田達也選手に負けてしまいました。世界大会代表になれなかった為に結果的にその試合が最後の試合になってしまいました。村田達也選手はその試合で入賞し世界大会の代表になり、世界大会でもベスト8に入賞しました。その事で自分が17年想い描いた夢の挫折感が少しだけスッキリした気持ちになりました。その村田達也選手といつか一緒に飲んでみたいなと以前から思っていました。近々それが実現しそうです。
私は今でも現役時代にやっていた稽古の6割ぐらいの量ですが、毎日しっかり稽古を積んでいます。現役時代には行き届かなかった事も稽古しています。まあ空手を生業にしていますし、空手を教える事の中には自分が稽古を怠らない事も含まれているので当たり前の事をしているだけですが。何故私が現役を引退して8年経つ今でも稽古を続けていられるか?それは最後の試合で負けたあとに「空手って面白い!」「もっといろんな事が出来るようになりたい!」「もっと強くなりたい!」と思い、そしてその情熱は今でもしっかりと私の中で生きているからです。あれから8年、自分は進化している自信はあります。
私と長男と次男で最近やっている遊びは「ダース・ベイダーごっこ」です。この遊びが生まれたきっかけは、次男がこっちに来てと隣の暗い部屋に私を連れて行くので、2人で暗い部屋の中にいると長男がライトセイバーを持ってダース・ベイダーの呼吸音を真似して部屋に入って来ました。私が次男に「シー」と言って2人で身を潜めていると、長男がライトセイバーを私と次男に向けて来ます。でも最終的には帰って行きます。それが次男は面白いらしく、ずっと暗い部屋の中にいて「アー!」と言って長男を呼びます。長男もサービス精神旺盛で何度も次男のリクエストに応えて、またダース・ベイダーになってやって来ます。いつまでもこんなふうに子供達と遊んでいたいと思います。
体重が82キロになりました。10キロも苦もなく走れるようになりました。自分の身体や動きにも変化を感じています。空手の稽古はもちろん毎日していますが、柔軟、ランニング、ウエイトトレーニング、部位鍛錬、立禅と這い練り、を全て万遍なく稽古しています。今年のゴールが来年のスタートになる訳ですから、来年に向けて良いスタートを切る為に、今年のゴールを最高の形で切りたいと思います。
今日は私が運営する極真会館東京城南京浜支部の第4回目の型競技支部内交流試合でした。毎回手伝いをしてくれる道場生には本当に感謝しています。選手の皆さんも本当に良く頑張りました。生徒達の成長を見る事が出来て嬉しかったです。初めてメダルを取った人もいました。一生懸命頑張れば必ず喜びが生まれます。一生懸命頑張れば必ず夢は叶います。一生懸命頑張れば必ず人生は輝きます。私も空手道を通してそれを学びました。それを一人でも多くの生徒に伝えて行きたいと思います。それが自分の使命だと思っています。またそれを次に繋げてくれる人を必ず育てたいと思います。
大山倍達総裁著の「自分に勝て!わが性格改造論」を読んでいます。本当に素晴らしい内容です。十代の若い人達には是非読んで欲しいと思います。本当に人生が変わると思います。私も読んでいてもっともっと自分に厳しく生きようと思います。
kanno
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