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私は、大きな声で自分の子供の応援をするお母さんの姿を見ると感動します。私の母は、私が子供の頃に水泳をしていた時も、私が空手の試合に出場していた時も、とても大きな声で応援する人でした。当時は、母が大きな声で応援しているのは、やはり恥ずかしいのもあり嬉しくはありませんでした。嬉しくはありませんでしたというより嫌だったと言った方が良いかもしれません。でも好き嫌いは別にして、母が一生懸命応援してくれる事に対しては、子供ながらにもしっかりと愛情は感じていました。そして私は22歳から34歳まで全日本などの試合に出場するようになりました。ある時に自分の試合のビデオを見ていると、母と父が一生懸命大きな声で応援してくれている声が入っていました。特に父は私を褒めた事もあまりない人でしたし、私の試合の感想もダメ出しの多い人だったので、そのビデオの中に入っている母と父の一生懸命に応援している声を聞きながら、私は母と父の愛情を感じて涙を流しました。今すぐにではないかも知れませんが、お母さんが一生懸命に「頑張れ!」応援している声は必ず心に響きます。その声は一生心の中で響き続けると思います。
極真祭の全日本型競技試合が終わり、私が今年目標にしていた試合が全て終わりました。その事もあり目の前の目標を失ってしまい、それから1ヶ月気を抜いてしまいました。そのせいで心も体もすっかりダラついてしまいました。今日からランニングを開始し食事にも気を付けるようにしました。昨日は93キロだったのですが、今日の食事制限とランニングと稽古で90キロになりました。とりあえず10月中に80キロまで落としたいと思います。
朝は身体の治療に行き、昼は家族で坂内にラーメンを食べに行きました。私は東京に来て初めてとんこつラーメンを食べた時に衝撃を受け、以来とんこつラーメンが大好きなのですが、この喜多方ラーメンも定期的に食べたくなる好きな物です。
今日は家族で、方南町にある聖心館に黒澤浩樹先生に手を合わせに行きました。黒澤先生の奥様と水島先生のリクエストで生徒さんに型最破を演武しました。黒澤先生の前で型を演武する事が出来ました。黒澤浩樹先生がいなければ、私はここまで空手にのめり込むことはなかったと思います。自分の足が折れても無表情で相手を蹴り続けるあの先生の姿があったから、自分もあんな男になりたいと極真空手にのめり込みました。本当に感謝しています。帰りに東中野の大盛軒で鉄板麺を食べて帰りました。
私は15歳の時に魏桜流拳法菊地道場に知人に連れて行かれ、菊地信宏先生と組手というか、立会いというか、をしました。もちろん敵うわけもなく、半殺しの目にあいました。菊地先生に「悔しかったら、空手を始めてみるか?」と言われ、その場で入門し基本稽古を教えて頂きました。17歳の時に、やはり極真空手をやりたくて菊地先生の道場を退会し極真会館福島県北支部に入門しました。福島県北支部では三瓶啓二師範をはじめ滝島先輩、梶川先輩、堀江先輩にご指導頂きました。20歳の時に東京に上京し極真会館城西支部阿佐ヶ谷道場に移籍しました。阿佐ヶ谷道場では黒澤浩樹先生をはじめ根本先輩、上原先輩、杉山先輩、西村先輩、佐藤先輩、河野先輩、島端先輩、水島先輩にご指導頂きました。そして21歳で東京城南川崎支部に移籍をし廣重毅師範に29歳までご指導頂きました。そして29歳で今の城南京浜支部を開設しました。その城南京浜支部も今年で15年になります。来年で空手を始めて30年になるのだなと思うと本当に時が経つのは早いと思います。武の道は、千日を持って初心とし、万日の稽古を持って極めとする。と言いますが、まだまだ極めるには程遠いです。まだまだまだまだ修行です。でも一念発起し志を立て今まで頑張ってきた自分を褒めてあげたいです。
私は、今年の4月に試合に出場しました。試合に出場する事で、自分がどれほどの男なのかを知りたかったし、自分の本質を知りたかっし、自分の本性を知りたかったのです。その事で私は自分の本性を見ました。そして一つだけ自信を持った事があります。どんな事があろうと、どんなに追い込まれようと、どんなに困難な事であろうと、最終的には、弱い自分に打ち克ち、腹を括って物事に臨む事が出来るという事です。最終試験は人生の最後の最後にあるので、それまでしっかり男を磨いて行きたいと思います。
川崎の109シネマズに「関ヶ原」を観に行きました。この作品は司馬遼太郎の「関ヶ原」が原作なので、もう何度も熟読した作品です。最近も読んだばかりです。私はこの関ヶ原の戦いからいろんな事を感じました。わたしはこの戦いの正義はやはり石田三成にあったと思います。しかし時代は徳川家康を望んでいたのだと思います。また人民も徳川家康の新しい世の中を望んでいたのだと思います。武将も徳川家康が治める、これ以上戦いの起こらない統治された世の中を望んだのだと思います。そしてやはり大切なのは人の心、人心なのだと思います。この世の中を作っているのは人の心なのだと思います。政治も仕事も戦いも恋愛も、結局は人と人との心で決まるのだと思います。人の心を大切にしなければ、大事は敵わないのだと感じました。正義が勝つ世の中であって欲しいと心から思いますが、正義を貫ける人は信念のある強い人だけです。正義を重んじる余りに、正義を行わない弱い人を正義で責めてはいけないと思います。弱い人達や間違いや失敗やずるい事をした人を許してあげる事も大切なのだと思います。その人の気持ちになって、心と心で接して行く事が大切なのだと思います。でもやはり私は石田三成が好きです。たとえ敗れようと正義を信じその道を貫いた石田三成が好きです。私もそんな選択が迫れる時があるならそうありたいと思います。
長男は本当に私に似ています。夜に帰宅し食事をしながら、妻から1日の出来事の話を聞きます。最近はやはり長男がこんな事をしたと、長男が言う事を聞かなかったり悪い事をした話を聞きます。そんな時に聞く長男の悪い所は、私が自分の1番嫌いな自分の悪い部分だったりします。おそらくその部分は私の本質なのだと思います。でも私はそんな自分の嫌いな所を直してきました。だから今の自分があります。長男も沢山人に揉まれて成長していくのだろうと思います。
次男はとても褒め上手らしいです。「〜ちゃんの靴可愛いね!」と褒めたりするので、次男は女の子に好かれるそうです。それを聞いて自分が思っている事を相手に伝える事はとても大切だと思いました。あと次男は人の事を良く見ています。私が唇を噛む癖などを「パパの真似」と言ってやったりします。
長男がアサガオを学校に持って行きました。家族がお盆で帰っている間、私が水をあげていたのでなんか寂しいです。
kanno
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