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2018年05月01日(火) 強化合宿での長男

私の長男も強化合宿に参加しました。長男は走るのは好きなので長く走るのは苦ではないようですが、走るのは遅い方です。なので階段ダッシュも坂道ダッシュもビリなので1番速い人より2日間で20本近く多く走っていると思います。それでも長男は辛い顔をしたり弱音を吐いたり泣いたりはしません。そして1番長い心臓破りのコースも走りました。私は15年道場を運営していますがだいたいはビリの子は泣きながら走るか、歩いてしまうか、途中で止めたいと言うか、気持ち悪いと言って休ませてもらおうとします。長男は何故か絶対にそれをしません。そこだけは凄いと心から尊敬します。帰りの自転車で私はそれを褒め、長男に「コハクは、ある意味で天才だと思うよ!」と言いました。長男は「自分でも天才だと思っているよ!」と言いました。ビリでも最後まで頑張って走る長男の姿が私は大好きです。そこが長男の良さだと思います。その良さをいつまでもなくさないで物事に取り組んでいく人になって欲しいと思います。長男は強化合宿の疲労からか、学校で体調を崩し嘔吐して早退して来ました。家に帰って来てからも何度も嘔吐しました。ずっと寝ていたそうです。本当に限界まで頑張ったんだなと思います。


2018年04月30日(月) 強化合宿2日目

今日は私の運営する強化合宿2日目でした。生徒達にとっては今日が正念場です。同じようなメニューをやりますが昨日の疲れも残っているので、朝のランニングやダッシュはかなりしんどいと思います。池上本門寺までランニングをして休憩し階段ダッシュをしました。この階段ダッシュは昨日より多い本数をやりました。子供達にとってまさしく正念場となりました。追い込まれてその人その人の本性が見えてきます。苦しい時や辛い時にどんな行動を取るかです。泣く事で助けてもらおうとする人、ズルイ自分が出てしまい嘘をついて逃げる人、自分に負けてしまう人、苦しい事を顔に出してしまう人、ヨシッ此処からだ!と自分を奮い立たせて頑張る人、私の仕事は一人一人の顔をよく観察して頑張っている人でも限界と感じたら休ませたり、まだ頑張れると判断した人には檄を飛ばし、嘘をついて休もうとしたり人に流されて休もうとしたりする人を叱ったりしながら生徒達を導いて行きます。今日も途中、1人を休ませたら雪崩が起きたように生徒達が崩れかけました。私は全身全霊で真剣に怒りました。そうしたらその雪崩は止まりみんなが頑張るようになりました。そこで踏みとどまった人を私は褒めてあげました。本人も頑張って良かったと言ってくれました。でも子供達はみんな素直です。合宿の最後に私が「自分に負けてズルをした人?もう少し頑張れたと思う人?」と聞いた時、みんな素直に認め手を上げていました。私は子供達に言いました。「本当に苦しい所で人間の本性が現れる、そして自分のダメな所を見て自分で認めたところから成長が始まるんだよ。これからの日々の稽古でそれを克服して強い人になろうね」本当にみんな良く頑張りました。


2018年04月29日(日) 通い強化合宿初日

今日は私の運営する道場の通い強化合宿の初日でした。かなりキツイ稽古をしました。私は生徒達にこの合宿で絶対に弱音を吐かないことを約束してもらいました。「出来ない、辛い、苦しい、無理、」そう言葉にした瞬間に出来ることすら出来なくなってしまいます。逆に「ヨーシ!やってやるぞ!」と取り組めば出来ない事が出来てしまう事もあります。大切なのは取り組み方です。出来る事をやることは誰にでも出来ます。出来ない事に挑戦する事が大切なのです。それを生徒達にこの合宿で体験して欲しいと思います。


2018年04月28日(土) 修行は終わりません

昨日は、転勤する楢崎さんが最後の稽古という事と前橋初段の命日という事で、みんなでサイゼリアに食事に行きました。稽古の時には前橋初段の話をみんなに話しました。空手の稽古は一生続けていけます。空手の稽古が良い事は一人でも出来る事です。そして自分の技を通して自分の内面に目を向ける事が出来ます。私は空手道とはまさしく戈を止める「武」の術だと思います。戦う事が出来る人には、戦わないで事を収める事が出来ます。しかしもし戦わなくてはならないのならば戦わなくては行けません。その時には死を恐れずに存分に自分の技を出さなくてはいけません。だから常に死を意識して稽古に励まなくていけないと思います。最大の敵は己の中にあります。その最大の敵は死と言う恐怖なんだと思います。いつそれが来るかは誰にも分かりません。そして死から逃れる事は出来ません。だからこそ常に死を意識して修行をしそれに備えたいと思います。死の恐怖を克服したところに生涯の修行の全うがあるのだと思います。だから死ぬまで修行は終わりません。


2018年04月27日(金) 長男へ

国際親善大会のあと私は長男を褒めました。長男はここ2年ぐらい組手の試合では1度も勝つ事が出来ていません。それでも長男は「空手を辞めたい」とか「試合に出たくない」と言った事はありません。それどこれか自分から進んで試合に出ています。長男は集中力がなく稽古中に気を抜いて稽古する事があるので、私は稽古の時はかなり厳しく長男に接しています。長男が私に拳骨をされる生徒一位だと思います。でも稽古が嫌だとは言わずに明るい顔で稽古に来る長男の姿や頑張って試合に出ている長男の姿を見ると、なんて健気なんだと可愛くなります。だから私は長男にその気持を伝えました。長男だって空手が嫌になる事も稽古が辛い時もあるはずです。その辛さは私が1番よく理解しているつもりです。だから私は長男を尊敬しています。そして長男にお礼を言いたいです。「パパの大好きな極真空手を好きになってくれてありがとう!」そして頑張って極真空手を一生続けて欲しいと思います。親や先生がいなくなっても極真空手が必ず自分を叱ってくれたり戒めになってくれたりして自分の生きる姿勢を正してくれます。そして夢や目標を持って自分の人生を輝かせ、大切な人を幸せにし、人の役に立つ人生を歩んで欲しいと思います。


2018年04月26日(木) 前橋妙子初段のお墓まいり

明日、4月27日は前橋妙子初段の命日なので、妻と2人で萩中の妙覚寺にある前橋妙子初段のお墓まいりに行ってきました。前橋さんが亡くなって2年も経つのか?と思うと本当に時が過ぎるのは早いなと思います。そんな事もあり、今日は生徒にも出来るうちに稽古をして、出来るうちにどんどん審査も受けて下さいと話しました。来年の自分が、イヤ半年後の自分がどうなっているかなんて本当に分からないものです。今出来る事は今やっておかないと本当に後悔すると思います。来年は試合に出ますと言っても来年は急に転職する事になったり転勤になるかもしれません。もっと言えば事故で空手が出来ない体になるかもしれない、もっと言えば生きているのかだって絶対ではありません。だから後悔のないよう頑張って欲しいと思います。志しを持って始めたのだから人から認められる結果を残して欲しいと思います。やはり最低でも黒帯は取得して欲しいと思います。私はいつも自分を裏切るような事をしたくないと思い頑張って来ました。夢を持ち勇気を出して一歩踏み出した頃の自分が、今の自分を見て失望するような事だけはしたくないと思って頑張ってきました。自分の進む道を選択したり決断する時も過去の自分を裏切らないよう頑張って来ました。私は前橋さんにもこの話はよくしました。そして前橋さんは、そんな人生を生ききったと思います。前橋さんは私の弟子でしたが、私より先に生涯の修行を空手の道に通じ極真の道を全うしました。生徒に先を越されてしまいました。私も前橋さんの先生として、そのような生き方をしたいと思います。そして今日は大山倍達総裁の命日でした。


2018年04月25日(水) 空手のルーツを読み漁る

最近、私は空手が何処からどうやって伝わって来たのかが書いてある本を読み漁っています。とても勉強になりますし、とても楽しいです。そのような本をたくさん読む事で型の中に隠された技も研究して行きたいと思っています。


2018年04月24日(火) 稽古再開

本日から通常稽古を開始しました。流石に4日間の行事で疲れとダルさを感じたので、朝もゆっくりと起きてご飯を食べよくストレッチをして、午後からの指導に備えました。疲れや怪我を放って置いたり、誤魔化し誤魔化し稽古していると必ず大きな怪我に繋がってしまうので気を付けたいと思います。


2018年04月23日(月) 大山倍達総裁24年祭

家を6時40分に出発し池袋の総本部へ行き、8時30分に総本部からバスに乗り三峯神社に行きました。三峯神社には12時ぐらいに到着しました。今日はとても霧が濃かったです。13時から大山倍達総裁の24年祭を行いました。私は家族が出来てからはこの大山倍達総裁の慰霊祭には必ず参加するようにしています。ここに来る事が何よりも大切な事だと思っています。私がこうして空手の先生になり生徒達に指導をし、空手の道場を運営し生計を立て家族を養えているのは大山倍達総裁のおかげです。それを大切にしなかったら自分には押忍の精神がない事になってしまいます。大切な事の優先順位も分からないダメな人間になってしまいます。大山倍達総裁に感謝をするこの時間を過ごす事で得られる事がたくさんあります。私は目に見えないパワーを信じます。このような事を大切にするようになってから私の周りは変わっていきました。自分が変われば自分の周りの流れが変わって来ます。そうすると未来がどんどん変わって行きます。大会行事の三日間のあとでみんな疲れていると思います。道場の稽古も休むので自分の道場の運営も滞ります。そんな中で大山倍達総裁に感謝の気持を忘れず参列している方々は熱い良いパワーを持っています。その中に自分がいれる事は素晴らしい事です。この事を忘れる事のないよう生きて行きたいと思います。この大山倍達総裁24年祭に参加する事でご協力頂いた道場生とご父兄様には本当に感謝しております。明日から全力で指導にあたります。


2018年04月22日(日) 二日間で行われた国際親善大会

二日間で行われた国際親善大会が終わりました。私の長男は初日に型競技、2日目に組手の試合に出場しました。型競技は予選敗退、組手試合は1回戦敗退でした。でも頑張ったと思います。組手試合のあと泣いていたので何か感じる事もあったのかもしれません。私は結果なんてどうでも良いと思っています。本人が結果を望むならそれでも良いのですが、私が望むものではありません。だから私は結果に関しては、自分からは何も言いません。もちろん長男が「俺は勝ちたい!どうすれば勝てますか?」と聞いてきたら、何かアドバイスをすると思いますし、一緒に自主トレをしたりするのかもしれませんが、私から何かを言ったりはしません。あの大会で長男がいろんな事を感じて学んでくれたらそれで良いと思っています。私も極真空手に育てられました。極真空手がなかったら今の自分はいません。今までの素晴らしい体験も、素晴らしい出会いも全てありません。極真空手は本当に素晴らしいと思います。もっともっとたくさんの人に極真空手をやってもらいたいです。それが私の道場だったら嬉しいです。私が学んだ極真空手道を一生懸命伝えたいと思います。そう本気で思うものだから息子達へもやらせています。息子達に望む事は死ぬまで空手の稽古をしてもらいたいと思います。死ぬまで修行は終わりません。稽古を通して自分を高めたり戒めたり整えたりしていって欲しいと思います。


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