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4月と言うのは、人がいろんな意味で、次の場所や次のステージへ移動したり、何かを始める決意をしたり、何かをやめる決断をしたりする時期なので、別れも出会いも多い時期となります。今年は意外と別れが少なく、出会いの多い年でした。人との別れの時に私は努めている事があります。それは笑顔でいようという事です。もしかしたらその別れが今生の別れとなる可能性もあるからです。たぶんその人を思い出す時にその最後の顔が思い出す顔となると思うので、別れぎわは笑顔でいたいと思います。時には笑顔を作るのが大変な別れもあるかもしれません。でもやはりそんな時にでも笑顔でいたいと思います。
今日から長男と次男は、学校が始まりました。長男は5年生になり、次男は2年生になりました。長男はクラス替えでした。仲の良い友達と同じクラスになれたと喜んでいました。2人とも友達がたくさんいるようです。とても嬉しい事です。人は人との関わりの中で成長して行くと思います。いろんな人がいる中で、いろんな考え方や、いろんな感じ方がある事を知り、その中でお互いが、主張したり、協調したり、妥協したりしながら人との関わり方を学んで、自分という人間のカラーと言うか、立ち位置と言うか、キャラクターと言うものを確立させていきます。自分というものは人との関わりの中で成長しながら作って行くものなのだと思います。良い友達を作る必要はありません。一緒に何かを楽しんでくれる人、同じ物を好きになってくれる人、同じ物を見て一緒に笑ってくれる人、同じ夢や目標に向かって一緒に頑張ってくれる人と友達になって、その友達を大切にして欲しいと思います。
電車の中の広告に「あなたは20年後、何をしていますか?」と言うのを子供達と見ました。「パパは68歳だ。コハクは30歳だ。マシロは27歳だ。」と子供達が言っていました。20年、長いようで短い時間ですね。私が空手を始めて33年、東京に来て28年、道場を出して19年ですから、20年なんて本当に本当にあっという間です。私は子供達には言いませんでしたが、自分がそこまで生きていないのでは?と言う可能性も考えました。と言う事は、あっという間に過ぎて行く未来に自分はいない可能性もあるんだなと考えました。これは別に悲観している訳ではありません。その可能性をしっかりと肝に命じることによって、自分のやるべき事はしっかりやろう!楽しむ時はしっかり楽しもう!未来に繋がる事を頑張ろう!今という時間を思いっきり謳歌しよう!と再確認しました。
長男のギター教室の発表会を見に行きました。長男はなかなか度胸が据わってるなと思いました。家を出る時も普通で、会場に着いて至って普通でした。初めての発表会なんだから凄い緊張するのかと思いきや終始至って普通でした。発表会には、5歳から72歳の人までが参加していて、皆さんが一生懸命に演奏する姿にとても感動しました。長男は鬼滅の刃の「紅蓮華」合奏に参加しました。長男はスーッとステージに上がり、イスに座ると私達の方に目線を向けて来ました。長男は一生懸命演奏していました。長男の頑張っている姿に本当に感動しました。私も発表会を見て世界観が広がりました。長男には本当に感謝しています。長男が生まれて来てくれたことで、私はたくさん楽しませてもらっています。長男は発表会から帰って来てもギターを弾いていました。興奮冷めやらぬ感じなのかな?と思いました。次の発表会は弾き語りをしたいと先生と話していました。いつか長男にノルウェイの森を弾いてもらいたいなと言うのが、今の私の夢です。
中村文則の「遮光」「迷宮」「悪魔の手記」の3冊を買い、長男に3冊を見せて「どれから読んだら良いかな?」と聴いたら「遮光」を指したので「遮光」から読む事にしました。
「ドリフターズ」って本当に凄いなと思います。うちの息子達は「8時だよ!全員集合!」を見て、ゲラゲラ笑っていました。私も小学校1年ぐらいから小学校4年生ぐらいまで、とても好きで見ていました。って言うか、その頃の子供はほぼ全員見ていたと思います。学校で「8時だよ!全員集合!」を見ないで下さい。と先生が言うほど、子供達や社会に影響を与えた番組でした。私も次の日の学校で志村けんの真似をし先生に怒られていた子の一人です。私の息子達も私と同じ程度の頭のせいか?大爆笑しています。時代を超えて子供達を笑わしてしまうドリフターズって本当に凄いなと思いました。子供達の笑いのツボはたぶんいつの時代も変わらないのではないかと思います。
今日から4月です。あっという間に2021年の4分の1が過ぎ去ってしまいました。私の2021年はいろいろとバタバタとしていました。1月4日にお酒を絶ち、1月14日に膝の手術をし、病院とリハビリとダイエットで2月3月はあっという間に過ぎて行きました。ダイエットの方は90キロからなかなか動かない状態です。ですがリハビリの方は順調に進んでいます。手術をした右足の筋力と筋肉の量を増やすために、週2回足のウエイトトレーニングをしています。少しずつですが筋力もアップして行っています。筋肉の量は1年ぐらいをかけて上げて行きたいと思います。右膝はまだグラグラしているのですが、原因は右の大腿四頭筋や膝周りの筋肉が落ちた事から膝の皿が安定せずに膝の関節もグラグラしているようです。その膝の筋力や筋力の量を増やすには下半身、大臀筋や大腿四頭筋や大腿二頭筋も増やして足腰全体を鍛えて行かなければ行けないのでダイエットが進まない状態です。筋肉の方が重いため、筋肉を増やすと体重は増えてしまいます。でも確実に脂肪は落ちて行っていると感じます。自分で見てもお腹の周りの脂肪が少なくなって来たましたし、腰回りの脂肪も取れてきて横から見た時に腰に曲線が出てきました。それとストレッチをした時にお腹と腰の脂肪が少なくなって来た事で、前屈や捻る動きがしやすくなりました。ただ当初より時間がかかってしまっていますが、予定を変更してダイエットと禁酒を6月まで続けたいと思います。今現在は90キロなので、ウエイトトレーニングで筋力と筋肉の量を増やしながら、有酸素運動をして83キロを目標にしたいと思います。それで足腰の筋力が強くなって膝周りの筋肉の量が増えて、体重が減れば、移動稽古なども出来るようになり、6月から完全復活出来るのではと思います。
私の大好きな映画を書きたいと思います。フランコ・ゼフィレッリ監督の「チャンプ」という作品です。元プロボクシングのチャンピオン、ビリー・フリンが引退後は息子のT・Jと競馬場の宿舎に2人暮らしで住み込みで働いているのですが、ビリーは酒とギャンブルに浸った生活をしています。そこへ離婚して2人を捨てて出て行った元の妻のアニーが現れます。と言うお話です。本当にこの映画が好きで見て欲しいのでストーリーにはこれ以上触れません。私にとってこの映画はラストシーンまで100点の作品です。好きなセリフがあるので、それだけ書いておきます。T・Jがビリーに聴きます。「アニーのこと好きだったの?」とビリーは答えます。「ああ、好きだったさ!だからお前が生まれたんだよ!」この映画の題名「チャンプ」はビリーが息子のT・Jにチャンプと呼ばれているからです。この映画を今観返すと、妻が言っていた。「お父さんは、子供にイジられるぐらいの方が懐かれるよ」という事が少し分かります。
これは私が子供達に空手を教えると言う事において、心がけている事です。私は、上手な子に見本を見せてもらう事はしますが、上手だから褒めると言う事はしません。上手になったら褒めるという事はします。逆に下手だから叱る事はありません。一生懸命やっていなければ叱ります。一生懸命稽古しないせいで進歩がないのならそれも叱ります。稽古に集中していなく同じ事を何度も間違ったら叱ります。元気な挨拶や返事をしたら褒めます。返事や挨拶が出来なかったら叱ります。後輩の面倒を見ていたら褒めます。後輩の面倒を見ていなかったら叱ります。結果ではあまり褒めたり叱ったりしないように心がけています。試合が終わって1番最初にかけてあげる言葉は「お疲れ様、怪我はない?」という言葉で、その次に「頑張ったね!」「また頑張ろうね!」「あの技良かったよ!」「あの技が出せてたらなー」「あの時、諦めただろう?諦めたら勝てないよ」程度のアドバイスをするだけです。それは何故か?結果でその人を評価したくないからです。勝負と言うのは残酷なものです。10人が試合に出場するとします。全員が自分の人生をかけて自分に負けず同じ時間を努力したとします。試合でも全員が一瞬も諦めず頑張ったとします。それでも1位から10位まで決まってしまうのが勝負の世界です。その順位で人の価値が決まるのなら勝負事など何の教育にもなりません。環境の良い家に生まれ、才能のある親の子供に生まれただけで自分の評価や人生が決まると言う世の中の残酷さを子供達に突き付けるだけです。私は努力もしないで取った1位より、努力をして最後まで頑張ったビリの方が価値がある学びがあると思っています。だから私は子供達の試合の結果の順位で子供達に順位をつける事はしたくありません。ここからは自分の子供の事に付いて書きたいと思います。自分の子供が運動会の駆けっこで1位になったら、それは嬉しいです。でもビリになったら、申し訳ないなと思います。私も運動会の駆けっこで1位になったりリレーの選手になる子供ではなかったからです。もし私の子供が私の子供ではなくオリンピックの100メートル走で金メダルを取る人の子供だったら?学校の運動会の駆けっこぐらいなんの努力もしなくても1位で普通にリレーの選手だった事でしょう。そのぐらい勝負は残酷なのです。でもだからこそ勝負から学ぶ事はたくさんあります。それを正しく学べるよう子供を導いてあげたいと思います。世の中や勝負の残酷さやその現実を目の当たりにして子供達が曲がってしまわないように指導して行きたいと思います。
長男が日記を書き始めた事で、次男も日記を書き始めました。日記を書く事はとても良いと思います。1日を振り返ったり、1日を総括したり、感じた事や思った事や忘れたくない事や、明日からやろうと思っている事を書く事で、自分との対話になったりします。また日記を書く事で毎日をどう生きたかを自分でしっかりと考える時間になり、今日の自分を明日に繋ぐコンテニューのような役割も果たしてくれます。1日を一生懸命に生きていたら書きたい事がたくさん出来ると思います。長男と次男には頑張って日記を書く事を続けて欲しいなと思います。
kanno
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