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2021年05月06日(木) 自分

あの時、もしも自分があの行動を起こさなければ、今の自分は無いなと思う事があります。だからその時、その行動を起こした自分に感謝していますし、その行動を起こした自分を尊敬しています。そしてだからこそ、その時の自分に負けないよう、そして今の自分を未来の自分に感謝してもらえるよう、尊敬してもらえるように行動して行きたいと思います。私は運命なのか?偶然なのか?幸福にもこの世に生れてくる事が出来ました。たぶん今、この世に生きていると言う状況は、とてもとても特別な事で、今この世に生きていると言う状況は、とてもとても異常な事なのだと思います。だって私はこの宇宙が出来た時から何かの形で存在し続けていたのだと思いますし、私のこの命が亡くなったとしても、この宇宙が無くなるまで何かの形で存在し続けるのだと思います。ですが菅野秀行と言う人間で生きているこの私と言う状況は、この宇宙が始まりこの宇宙が終わるまでの間で最初で最後の一瞬と言う時間なのだと思います。だからこの今を生きている、この特別で異常な素晴らしい時間を思いっきり楽しんで、謳歌したいと思っています。そして自分が生れて来た価値があった事を証明するような証を残したいと思っています。それは極真空手を未来に残す事に命を賭けることだと思っています。


2021年05月05日(水) 想像をする

武道にとって大切な事は常に想像をするという事だと思います。自分が失敗する想像、もっと言えば自分が死ぬ想像をする事をたくさん出来れば、そこから失敗しないための発想や、死なないための発想も作り出していく事が出来ます。それをネガティヴと捉える人もいるかもしれませんが、武道はもともと命をかけたものですし、命を守るために出来たものですから、スポーツのようにポジティブに自分の成功を常に頭に描いて挑もうなどと言うわけには行きません。失敗する命を無くす想像をたくさんする所から自分の勝利の道筋を見つけて行くものだと思います。言ってみれば負けない事を積み重ねる事で勝ちを拾う事なのだと思います。


2021年05月04日(火) やめときなさい

「やめときなさい」そう言われて止めるようでは、自分の人生にドラマは生まれません。「やめときなさい」そう言われて、逆にそれをやってしまうのが男の子と言うものだと思います。私は「やめときなさい」などと言われたら、「俺には出来る!」と逆にやってしまう子でした。それで損した事もありますし、それで怪我をしてしまった事もたくさんあります。でもそのおかげで楽しい人生を過ごしてくる事が出来ましたし、自分の人生にドラマを作る事も出来ました。私の息子達も「やめときなさい」と言うと逆にやってしまいます。心配だけど、男の子だから仕方ないと思いますし、少し頼もしいとも思います。人に「やめときなさい」と言われて止めてしまうようじゃ何者にもなれないと思います。だから「やめときなさい」と言われて逆にやってしまう息子達を見て少し頼もしく思います。


2021年05月03日(月) 通い合宿2日目

通い強化合宿2日目が終わりました。今日は昨日の稽古でみんな筋肉痛だったようですが、みんな頑張って稽古していました。私は現役時代はもちろん、今でも一年中、身体のどこかは筋肉痛です。今回の合宿の成果は道場生の身体能力や性格などを私が把握する事が出来たことです。その人の持っている能力や性格に合わせて今後は指導して行きたいと思います。午後は昨日の捌きの復習と型の稽古を行いました。この大変ななか子供達を合宿に参加させて頂いたご父兄さまには、心から感謝しております。


2021年05月02日(日) 通い合宿初日

私が運営する道場の春季通い強化合宿初日でした。今回は29名の道場生が参加しました。この通い強化合宿は池上本門寺までランニングし、階段ダッシュや坂道ダッシュを行います。私や城南支部の選手が基礎体力やスタミナを付けるために行っていたメニューです。みんな一生懸命に頑張って稽古に励んでいました。幼稚園生や小学生低学年の子もたくさん参加していたので、その人達がこれをキッカケに今後成長して行く事に期待したいと思います。午後は足捌きをしながら相手の技を捌いて返す稽古を行いました。この動きをシャドーの中にも取り入れて、組手の中で出来るようになれば、良い組手が出来ると思います。


2021年05月01日(土) 長男がカッコよく見えた

長男が「虹」「紅蓮華」「マリーゴールド」「真夏の果実」をギターで演奏してくれました。それを聴いていて、ちょっと泣きそうになりました。長男がギターを始めて4ヶ月、その努力している姿が嬉しかっし、何をしても何か少しイマイチな長男が、頑張ってギターを弾いている姿がとてもカッコよく見えたし、人が本当に好きな事をやっている時の姿って輝いているんだなと改めて思わされました。何はともあれ、長男が本当に好きな事を見つけてくれた事は本当に嬉しいです。何がどうなってもいいから、自分が納得行くまで頑張って欲しいと思います。


2021年04月30日(金) 今の自分なら

少し頑張りすぎたのか?膝をまた悪化させ腰も悪くしてしまいました。手術前の元の木阿弥になってしまったと一瞬心が折れかけましたが、その一瞬後には立ち直りました。今の自分なら何があっても負けない!と思います。


2021年04月29日(木) 家族で

今日はお休みでしたが、あいにくの雨のため家族で川崎に映画を観に行き、帰りに一蘭でラーメンを食べて帰って来ました。帰宅して長男と次男とお風呂に入りました。長男も次男も学校や友達の事などたくさん話してくれます。長男は5年生でもうそろそろ親離れしてしまうと思うので、一緒にご飯を食べたり、一緒にお風呂に入ったりする時間を大切にしたいと思います。


2021年04月28日(水) 長男の放送事故

長男は私に似ず、自分の失敗を笑いに変えて楽しんでいるような所があり、私はその部分が大好きだし、その部分をなくさないで欲しいと思っています。その部分は、たぶん妻に似たのだろうと思います。長男は放送委員になり、火曜日の放送をしているそうです。長男は放送が終わったあと、マイクを切るのを忘れて「あーっ、緊張したー!」と言ってしまい、それが放送で流れてしまったそうです。家に帰って来て「放送事故を起こした」と笑って報告する長男を見て、本当に明るいなと思いました。どんな失敗だって過ぎてしまえば笑いになるものですし、良い思い出になるものです。


2021年04月27日(火) 前橋妙子初段の命日

本日、4月27日は極真会館東京城南京浜支部に10年所属し一緒に稽古をした。前橋妙子初段の命日です。前橋さんは2006年11月2日に入門しました。私と前橋さんは同じ歳なので33歳での入門でした。いつも元気に道場に来る前橋さんが私は好きでした。負けず嫌いで一生懸命に稽古し、少し遅い年齢で極真空手を始めましたが頑張って試合にもたくさん出場し、全日本女子空手道選手権大会にも出場しました。前橋さんが入門してきた頃は私もまだ現役で試合に出場していましたので、私は夜中の12時近くまで稽古をしていましたが、前橋さんも良く一緒に自主トレをして行きました。私が現役最後の年にゴールデンウィークに行った1人合宿の稽古にも2日間ほど一緒に稽古してくれました。私の現役最後の試合になった大阪府立体育館で行われた全日本ウエイト制空手道選手権大会の応援にも来てくれました。これはあとで私と仲の良い支部長から聴いて知った事ですが、前橋さんはずっと不動立ちで私の試合を見ていたそうです。病気になり入院してからも、私がお見舞いに行くと、起きる事が出来なくても意識のあるまで、しっかり十字を切って挨拶をしてくれました。私が前橋さんと交わした会話で一番覚えているのは、やはり前橋さんが余命宣告をされ、その事を私に話し、「先生なら最後の時間をどう生きたいと思いますか?」と聞かれた時の事です。私は渾身で「私は自分らしく生きたい」と答えました。その事を今も考え続けています。「自分らしく生きる」と言う事は、もしかしたら「自分らしくなく生きる」と言う事にもなると思います。私は最近そう思うようになりました。正直な気持ちを言えば私は死ぬ事が怖いです。この世から自分が居なくなるのですから、それはとても恐ろしいし寂しく思います。でも私は私の言葉を信じて頑張って最後まで生きた、前橋さんをがっかりさせるような生き方や死に方をする訳には行かないなと思います。自分の言った言葉の責任と義務を果たさなければ行けないなと思います。家族に対しても道場生に対してもそうですし、私にとって関わってくれた人達に「なんだ本当はあんな人間だったのか?」「最後の時には情けなかったな」とがっかりされるような死に方をしたくありません。「自分らしく生きると言う事は、最後まで弱い自分に負けないで生きる」と言う事だと思っています。本当の自分に負けないで、最後まで生きた事が、後に本当の自分となり、自分らし最後まで生きたという事になるのではないかと私は思っています。これは私個人の考えですが、とても残念だし寂しい事だけど、やはりこの世で私が菅野秀行として、前橋さんが前橋妙子として、会う事や話したりする事は、もうないのだろうと思います。でも私は前橋さんがこの世から消えたとは思っていません。私の心なの中にも生きていますし、何かになって存在していると感じています。もしかしたら意外に近くにいたりして?とふと思ったりもしています。私がやらなくてはならない事は、前橋さんが愛してくれた極真会館東京城南京浜支部と言う道場を発展させ、私達が居なくなった未来に繋げることです。それを改めて心に誓いたいと思います。


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