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次男は将来は空手の選手になりたいと言っています。まあ私がこれだけ空手が好きなのだから、私の子供である次男が空手の選手になりたいと言っても何ら不思議ではないのですが、もし次男が空手の選手を目指すのなら、私の子供だけになかなかイバラの道になると思います。次男は私にいているところがあるので、私と同じぐらいの才能はあるのかもしれません。でも私があれだけ頑張ってチャンピオンになれなかったのですから、次男は私よりも頑張らなければいけないので、私がやった事を次男がこれから経験して行くと思うと、正直「んー!」と考えてしまいます。なので私は積極的に次男に空手の選手になって欲しいとは思っていません。自分目決めて好きなように頑張って欲しいと思うぐらいです。もちろん親として応援はします。
長男は勉強も嫌い、プールもイマイチで、空手もイマイチですが、ギターは本当に好きなようで、自分から練習をしています。学校の休み時間も音楽室で友達とバンドの練習をしているそうです。私は素人なので長男がどのぐらい上手いのかは分かりませんが、ギターを弾いて歌っている長男はカッコイイです。やはり好きな事が上達に1番大切な事なのだと思いました。親バカな私もさすがにプロで飯が食えるようになるとは思っていませんが、1度でも良いから夢を叶えてライブをやって欲しいと思います。私も出来る事は応援してあげたいと思います。
今日から6月が始まりました。1年の2クール目の最後の月です。お陰様で私もいろいろと忙しくなりそうです。仕方なくやっている事で忙しいのであれば、それは嫌な事だけど、自分が望んだ責任のある仕事を任せて頂いている事が忙しいので、それはとても幸せな事です。月の始めに気を引き締める為に大鷲神社に参拝し道場の神棚の榊などを変え、道場の運営の仕事をしてから、自分の稽古を3時間行いました。7月8月も忙しくなりそうですが、今の自分にしか出来ない事だと思って全力で臨みたいと思います。
人生は、自分が自分の好きな生き方をして、自分だけにしか作れない物語を自分で作って行く事が出来ます。だから私は自分が格好悪いと思う事はしたくないなと思います。正義と悪、損と得など、人間が何かを選択する時に基準にする事があると思いますが、私は自分が格好悪いと思う事はやりたくないと思っています。自分の判断が完全に正しいとは思っていませんが、自分が格好良いと思うなら損をしてもやりたいし、自分が格好悪いと思うなら得をしてもやりたくありません。男だから損したって格好付けたいです。それは社会に対しても人に対してもそうですが、妻や息子に対してもそれはあります。そういうのって学校では教えてくれないと思います。学校で習う道徳は、私にとっては絵空事というか綺麗事を教えられている感じがしました。私は自分の格好良い人間像は、映画や漫画やテレビで見るヒーローに教えられたような気がします。そして友達との関わりの中で揉まれて行く中で、それを実践して行き学んだように思います。
長男と次男と私と三人で床屋に行きました。長男も次男も私と同じ髪型にしていました。そのあとインド料理をテイクアウトして、長男と次男は家に帰り、私は夕食の買い出しに行き、ジムに行って1時間半トレーニングしました。土日は好きな物を食べたいので、土日も頑張ってトレーニングしています。
家にDVDもあり、何度も何度も見ているのに、何故かテレビで放送した「スタンドバイ・ミー」を家族で見ました。私は原作も読んでいるので、私が原作との違いを解説しながら見ました。妻も息子達も私の解説に少しウザがっていましたが、それは無視して私の映画解説ありで最後まで見ました。私はたぶんこの作品は100回以上は見ています。何度見ても何度見ても最後は涙が出て来ます。私と一緒に青春時代を過ごしてくれた友達に感謝をします。そしてその時の友達に会いたくなります。コロナが終わったら、皆んなでお酒を飲んで子供の頃に帰って馬鹿騒ぎがしたいです。話しても話しても終わらない夜を過ごしたいです。
中村文則の「カード師」を読んでいます。中村文則さんの作品は全て読んでいますが、この作品もとても楽しく読ませてもらっています。中村文則さんの作品は読み終わった後に自分がどんな気持ちになっているのかが、とても楽しみな作品です。この作品もいろんな事を考えさせられたり、いろんな事を思わされたりしそうです。
私が今一番ハマっているのは、呪術廻戦です。好きなキャラクターもどんどん変わっています。私が1番共感できるキャラクターは禪院真希と釘崎野薔薇です。2人には女性の精神的な強さが出ているのと、しっかりと自分を持っている生き方がとても大好きです。禪院真希は、自分の家系のしがらみや自分の持って生まれた物に抗いぶっ壊そうとしているところや双子の妹の居場所を作ろうと一生懸命に生きているところが本当に好きです。釘崎野薔薇は「私は、綺麗にオシャレしている、私が大好きだ!!強くあろうとする、私が大好きだ!!」と「虎杖、皆につたえて、悪くなかった」と言うセリフが大好きです。
私の人生を振り返り、自分が大人になったと思う時をあげると、全部で4回あります。先ずは親元を離れて東京に上京して1人暮らしをした時です。次は内弟子となり指導になった時です。次は自分の道場を持ち、自分の師匠と別れ1人で道場を運営するようになった時です。次は結婚し子供が出来た時です。細かい事はたくさんあるのですが、自分の大きな転換期となったところをあげてみました。親元を離れ、人に揉まれ、自分の事を自分の頭と体と経験で対処出来るようになり、自分の大切な人を守ってあげる事が出来るようになって、何とか大人として認められるのかなと思います。とは言え、良くも悪くも私にもまだまだ子供だなと思う部分もたくさんあります。
こんな事を書くと、こいつとうとう頭がおかしくなったのか?と思われるかもしれませんが、最近、私は人間の命って何だろう?人間の魂ってどこにあるのだろう?自分が自分と思うこの意識は何なのだろう?自分はどこで物を考え、どこで何かを思い、どこで人を好きになり、どこで怒り、どこで喜び、どこで何かを決めているのだろう。そんな事を真剣に考えています。何かを考えるという事で言えば、それは頭かな?と思います。悲しいとか、嬉しいとか、人を好きになったりすると言う気持ちの部分で言えば、それは胸の辺りかな?と思います。何かを決断したり、勇気を出して試合場に上がったりする時には、お腹のあたりかな?と思います。では魂ってどこにあるのだろう?と考えると、これは答えが出ません。頭とも胸とも腹とも言えるのではないかと思います。もしかしたら、どこにも無いのかも?と思ったりもします。空手の稽古をしている時にそんな事を感じる事がけっこうあります。
kanno
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