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久しぶりに次男を自転車の後ろに乗せて家に帰りました。次男は小学2年生ですが、体重ら小学5年生の長男と同じ41キロあるので、なかなか重いです。長男が小学2年生の時は全然普通に乗せる事が出来ましたし、長男だったら今でも自転者の後ろに乗せる事が出来ます。次男はこのまま行くと来年ぐらいには自転車の後ろに乗せてあげる事は出来なくなりそうです。そうなるともう自転車の後部座席はいらなくなります。それはそれで寂しいです。あと1年たくさん次男を自転車の後ろに乗せて走ろうかなと思います。
久しぶりに村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」を読んでいます。ほぼほぼストーリーを忘れているので、読んでいてとても新鮮です。もしかしたら「ねじまき鳥クロニクル」を読んだ事をこの日記にも書いているかもしれません。少し探してみようか?と思います。
少し前に長男と次男とエヴァンゲリオンを観に行ったのですが、私はほとんど理解できませんでした。でも長男はけっこう理解していて、映画が終わってから、あれはああだった、これはこうだったと教えてもらいました。自分の理解力が小学5年生の理解力に負ける事に少し驚きましたが、まあ自分が理解力が人より劣る事は子供の頃から分かってはいたことなので、いたしかたなしです。理解力がないから何度も何度も見る事が出来るのだと思うし、そこから深い理解を得る事もあるので、それはそれで良しとしたいと思います。
今日から9月ですなんて日記は今日は書きません。何故なら今日は絶対に書いておきたい事があるからです。それを書きたいと思います。パラリンピックを見ていて、本当に凄いなと感動した事がありました。それは障害者だから凄いとか、障害を乗り越えて頑張っているから感動したとか、そういう事ではありません。同じ人間として尊敬していますし、同じ人間として、人間の持っている可能性の素晴らしさや、人間の持っている生命力の逞しさを見せて頂き、凄いと思わされ、感動させられ、尊敬させられた感じでした。特に「最年少記録は一度しか出せないけど、最年長記録は何度でも出せますよね」という言葉に感動しました。その記録は、別に世界記録でなくても良いし、日本記録でなくても良いと思うのです。自分が何歳になっても自分を高めようと言う意志があれば、自分の可能性を伸ばして行けると思いますし、自分の心と身体を高めて行く事が出来るのでは?と思うのです。誰かと比べなくても良いと思うのです。しっかりと目的を意志を持って一つの事を諦めずに続けて行けば良いのではないかと思うのです。私も自分の身体がどうなろうと、しっかりと目的と意志を持って、空手道の道を突き進みたいと強く思いました。
15歳で空手を始めて、20歳で東京に来て、22歳で全日本ウエイト制大会でデビューして、23歳で黒帯を取得して指導員になり、その同じ年に無差別の全日本大会にデビューして、25歳で千葉県大会で優勝して、27歳で全日本大会でベスト16に入り、29歳でロシア大会でベスト8に入り、29歳で大森道場を開設し、同じ年に東京城南京浜支部の支部長になりと書き出せば、かなり順風満帆の人生に見えますが、私の意識の中では、34歳までは水面から顔を出すためにアップアップして頑張ってもがいているような人生だったと思っています。34歳までは常にお金に困っていて、お金の心配をしていましたし、試合でも勝っては負け、負けては勝ちと、自分の思い通りにはいかなく、いつもジレンマと戦っていました。29歳で道場を出して支部長になってから、試合を引退する34歳までの約5年間は本当に大変でした。道場の運営と、お金の心配と、稽古での疲れと、試合で思うような結果が出ないジレンマと、人間関係にいつも悩ませられている状態でした。でも良かった事はいろいろな方に協力はして頂いた中でも、しっかりとその悩みに、自分で考えて自分で行動して対処して来た事だと思います。その経験が今の私を作ってくれました。若い頃を懐かしく思う事はたくさんありますが、その頃に戻りたいとは思いません。というか思えません。思いたいけど思えないと言う感じです。あんな苦しい思いもうしたくないです。そして今が1番幸せだと思っているからです。今だって裕福ではないけど、それなりの暮らしは出来ていますし、妻と子供達とご飯を食べてお酒を飲んで、妻や子供達とおしゃべりをして、子供達に「パパ、アイス食べたいから一緒に買いに行こう!」なんて甘えられて、もう今が最高に幸せです。でもこの幸せもそのアップアップ一生懸命にもがいていた毎日があったおかげだと思うので、戻りたくはないけど、やはりあの頃を愛おしく思います。
一度崩れた物を立て直すのは本当に難しいと感じます。それまで習慣にしてやっていた事でも、一度楽してしまうと、それまでの習慣が当たり前ではなくなり、それをやる事が大変な事になってしまいます。それをまた習慣にして当たり前の事にするまで、かなりの努力と時間を必要とします。私もいまだにそうです。子供達は夏休み明けが大変なのがいまだに分かります。
長男と次男と3人で銭湯に行きました。次男は銭湯が好きなので、お風呂にも長く入っていて、冷たい水風呂にも入って入られます。長男はあまり風呂が好きではないので、すぐお風呂から出てお風呂のへりに座っています。水風呂も冷たいと言って足も入れる事が出来ません。なんで兄弟でもこんなに違うかなーと面白く思います。長男はもうそろそろ親離れしそうな雰囲気があります。もういっぱしに反抗もして来ます。考えてみれば長男も再来年は中学生です。出来るだけ子供達と一緒に何かをしたいなと思います。
KYOKUSHIN ONLNEで以前販売されていた大会のビデをが見られるのですが、私も第15回と第19回zン日本ウエイト制大会の試合が出でいました。どの試合も映像を持っていなかったので、久しぶりに自分の戦う姿を見て懐かしくなりました。もっと頑張れたんじゃないかという反省もたくさんありますが、自分のやりたい事を一生懸命頑張ったとは思うし、勝負の舞台には立って、チャンピオンになった人や後にチャンピオンになる人にも何度も勝つ事は出来たので満足はしています。でも一番気になったのは観戦している人がいっぱいいることでした。あんなにたくさんの観客の前で試合が出来た事は本当に幸せな事でした。今度は自分がそれをやらなくてはと思っています。今の選手にもたくさん観客の前で試合が出来るよう支部長として頑張らなくてはいけないと思います。
自分が今まで覚えた型の数を書き出してみました。自分でもビックリな事に、なんと58個も型を覚えていました。その中でパッと出来る型は何個だろうとあげてみたら、48個でした。この48個の型も毎日何個か抜き出して稽古しないと忘れてしまいます。この型の中で自分が勝負出来る型は何個かといえば18個でした。でもこの中で完璧に出来て、型の動きや技を完璧に説明出来るかと言えば、そんな型は一つもありません。これからも新しい型を修得していくとは思いますが、生きている間に一つでも良いから完璧だと言える型を修得したいと思っています。そしていつかは自分で新しい型を作ってみたいなと思っています。
膝の調子が良くなったと思ったら、今度は腰が悪くなりと、悪戦苦闘させられていますが、体重をもう少し落として、体をよくしていきたいと思います。9月はしっかりとダイエットして体を作っていきたいと思います。
kanno
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