虎平太の四方山日記
虎平太の日常を書き綴った日記みたいなものもの・・・。毎日更新(の予定)。

2004年06月21日(月) CONNY

午後2時半。灼熱の倉庫。一人機材のセッティングをする。ちょっと動いたら汗が噴出する感じだ。そんな環境での撮影準備はモチベーションも上がらねえ。おまけに機材トラブルが発生して強烈なプレッシャーがかかる。そういう時に限って入り時間が早くなったりして…(笑)。 
 
ゲストは、先週急遽決まったCONNY。そう、「キッスは目にして」のあのCONNYだ。昨日、高岡もみの木ハウスで新バンド、CONNY&TOKYO BOPのライブがあってその流れのプロモーションってわけだ。前回の上々颱風に続き、デビュー25周年シリーズの第2弾…、ちゅうわけよ(笑)。 
 
来てくれたのは、CONNYとサックスのHoney Lemon。子供の頃、テレビで見ていたアーティストのインタビューってけっこう緊張するもんなんだ。普通はね(笑)。スターと視聴者との永遠に縮まらない距離感…みたいな。でも、そんな雰囲気は微塵もなかったな(笑)。おいおい、これじゃあ昔からの連れみたいな感じじゃん。ええの、これで。スターCONNYがさ(笑)。 
 
Honey Lemonは一見年齢不詳なんだけど実は俺と同世代。でもいい声してるんだわ、これが。そりゃ歌も歌うわさ(笑)。それにすっげえ優しそう…。こういう人っていいね。 
 
てなわけでほんとの雑談をやってしもうた(笑)。ようしゃべったねえ。まあ、これが彼らの魅力ちゅうもんだ。2人の雰囲気にどんどんテンションが上がっていく。こういう感覚ってすごく好きだな。お互いのエネルギーが融合していく感じがするからね。だから、インタビューってやめられない。 
 
次回は11月のボルファートやね。もう言い訳は通じないから必ず遊びにいきますわ。待っててちょうだい。 



2004年06月20日(日) 暑いはずだよ

36.4度。記録的な猛暑だってさ。富山地方気象台観測開始以来、6月の最高記録を更新したっていう話。やっぱりなあって感じ。寝てる場合じゃないってぐらいの暑さだったもん。さすがにエアコンのスイッチを入れる。もちろんスリープタイマーオンで。 
 
その暑さのせいでもないんだろうけど、朝からどうにもテンションがあがらん。理由はわかってる。それがしつこいぐらいに尾をひいて、マイナスイメージを拭い切れてない。時間が経てば経つほど納得できなくなってくる。所詮、人間は感情の生き物なんだと改めて思い知らされる。もうちょっと身勝手でもいいよね?これじゃあ、あんまりだ。俺だってそんなに出来た人間じゃないんだよ。 
 
ずっと繋がらなかった某マネージャーにようやくコンタクトが取れた。ブッキングできるかどうかは五分五分ってとこか。でもこれが決まればかなりいい雰囲気のイベントになるんだけどなあ。 
 
確か約束したよねえ、約束(笑)。覚えてる?「さすが!」って興奮した言葉が出るか、「やっぱり!」って落胆の表現になるか、う〜ん、かなり微妙だねえ。でも期待してるよ、Hさん。俺は約束守ったからね(笑)。 



2004年06月19日(土) 少しずつ…

レストランに入って、人が注文した料理に悪戯をするのがたまらなく好きだ(笑)。穴を開けたり、カタチを崩したり、あとは勝手に一口いただいたり(笑)。別に大した意味はない。ただ、みんなと笑いあえて、ほのぼのした空気が流れてるひととき。きっと心がおだやかで弛緩している瞬間なんだよね。たぶん、これも小さな幸せかもしれない。こんな感情がずっと続いたらいいなあって思うけど、なかなかそうもいかないのがまたジンセイ。


しばらく遠ざかってたNから電話があって、2時間ほど世間話をした。ちゃんと話をすれば通じ合えることっていっぱいある。自分の感情を率直にぶつけてみるんだ。そうするとあら不思議。小さなわだかまりがどうしようもなく小さなことに思えてくる。

他人に発してる言葉って、きっと自分自身に言い聞かせている言葉なんだろう。そうやって人は少しずつ、ほんの少しずつだけど前に進んでる気がするな。



2004年06月18日(金) 生命線

富山限定オーディション「富山式」の受付が終了した。応募総数●●●…。ここではちょっと言えないけど(笑)。とにかくたくさんの応募ありがとう。いつものパターンが今回も炸裂だ。締め切り間際の大量応募(笑)。ははは。やっぱ心臓に悪いよ。 
 
プロモーション的には、まずは応募してもらうことが大切。そして、より多くの人たちにこのオーディションのことを知ってもらい、実際にアクションを起こしてくれるのをひたすら待つ。つまり、応募が多いってことは、その何倍もの人たちにこの企画が伝わってる証だからね。責任を全うできたことで、少しばかりほっとしている。あとは運だよ(笑)。 
 
何かを伝えることって本当に難しい。人間は厄介な生き物だから、興味ないことは例え視聴覚的に認知していても、意識の中を素通りさせてしまう。でも、俺はその世界で生きているから、ここを抑えてないと本当にやばいんだ。言うなれば、ここが生命線。この生命線を断ち切られるということは、信頼の喪失でもある。だから絶対に守り抜かなきゃならない最重要事項。 
 
でもね、そいつを本質的に理解してる輩ってあまりいない。いや、こう断言してしまうと語弊があるかもしれない。でもね、どう考えてもそうとしか結論づけられないんだよ。わかる?ちょっとシンプルに考えれば、誰もが理解できると思うんだけどなあ…。そう、あそこにあるアレだよアレ! 



2004年06月17日(木) ルール

誰にだって大切にしているものがある。それは、物理的なものであったり、精神的なものであったり…。時には信頼というカタチであったり…。それが崩れたとき、もう同じ輪の中にはいられない。その価値観を共有できない奴は、即刻退場してくれ。輪を乱す奴は許さない。だって、それが俺たちのルールなんだから。 
 
ショックな出来事があった。いや、ショックというよりも「やられた!」って感触だ。この刺激がけっこう好きなんだよねえ(笑)。ちょっと緩みかけてた気持ちが、ビシッと引き締まる瞬間だ。ボヤボヤしてるヒマなんかないよ。やるっきゃないだろう。がんばりまっせ! 
 
それにしても、陣内ファンの書き込みが収まる気配がない。「ON!TV」の同録が全国津々浦々に出回っているんだろうか(笑)。ははは。こうなるともう距離なんて関係ないな。ありとあらゆる情報が一瞬のうちに伝達されてしまう時代だよ。これをおもしろいって思わなきゃ楽しいはずがないだろう。 



2004年06月16日(水) あちゃ〜!

富山で活動中のロックバンド、RED JETSの面々と3時間ほどの雑談をする。昼飯も食べずにただただ喋ってた(笑)。元々面識はあったんだけど、じっくり話すのははじめてだ。やっぱり話してみないとわからんもんやね。ほんと勉強になる。何をするにも、まずはコミュニケーションからだ。彼らの内面を知ることで、このエリアの実像が浮かび上がってくるんだよ。うん、すごくいい時間を過ごさせてもらった。みんな、ありがとね。 
 
 
人間の感情なんて、ほんの些細な出来事で大きく変貌してしまう。何かが違うって感覚を漠然と感じてしまうことってあるでしょ?どこか掴み損ねてるって感じなんだよ。今日はまさにそんな出来事に遭遇しちゃったな。どうも微妙な価値観のズレが物事の本質を覆い隠してしまってるようなんだ。「そうじゃないんだよねえ」って感情が動き始めてる。こうなると、もう制御なんてきかない。だからさ…。ここを見て欲しいんだ。わかんないかなあ。 
 
はっきりしてるのは、創造性が足りないってことだよ。 
 
 
夕方、自称「旅系」シンガーの総一郎がやって来た。紅白歌合戦出場を目標に、全国を旅してる「たわけもの」だ(笑)。言葉では「忙しいところ…」と言いながら、ソファに居座り喋りまくる男。こうなりゃ、付き合ってやるしかないやろ。無事、新潟へ旅立って行ったのはいいけど、俺の予定はとんでもないことに。すべてはこの「たわけもの」のせいだ(笑)。 



2004年06月15日(火) 接点

やってもやっても次から次へと湧き上がってくる雑務。1人で何かをやるってことは、こういうことなんだと改めて実感する。ここまでやれば終わりってことはないんだよ。まるで俺たちはゴールなきマラソンコースを走るランナー。でもこれがジンセイってもんなんだろうな。

レコード会社のエリア担当が代わるってことで、V社のた●ら&たに●がと昼食を共にする。北陸エリアは大阪からのフォローになるんだと…。数年前までは考えられなかったことだ。この業界も経費削減で厳しいよなあ。まあ、そんな会話をしつつも、いつしかプロモーションの本質へと話が弾む。やっぱりねえ…。

某レコード会社からプロモーションの話が舞い込む。会ったことも喋ったこともない人だったんだけど、電話で実に50分の会話。かなり突っ込んだ話をした。はじめてのプロモーションっていうのは、お互いにその価値観を理解し合わないと微妙なズレを生じてしまう。だからこれでもかっていうぐらいリスクを説明するんだ。

で、いろいろ話しているうちに「B●Gのて●まって知ってる?」ってことになった。ははは。世の中狭いわ(笑)。共通の接点が見つかったら事は早い。こういう接点が物事をスムーズに運んでくれるんだから、やっぱり人の縁って大事なんだよ。どこでどう繋がっていくかわかんないもんね。



2004年06月14日(月) 交流

富山で活躍中のインストゥルメンタルバンド、アペラッチャコのSASUKEさんと昼食をとる。思えば、こうやってゆっくり話すのってはじめてじゃないのかな。音楽と真摯に向き合ってる人との会話はいつだって楽しい。いっぱい刺激を受けられるからね。予定が合えば2〜3日中にロックバンド、REDJETSとも会えそうな雰囲気。いい感じだよ。こうやって人の輪が広がっていくのは、なんとも心地いい。だっておもしろいことができそうじゃん(笑)。 
 
地元のミュージシャンとの交流って、こちらからのアプローチが絶対条件。そうしないと本物の情報、コミュニケーションってとれないと思うから…。自分たちが考えている以上にメディアの壁って高いんだよ。中からは見えにくいことでも外からだと丸見えってこともあるからね。そんな雰囲気にどっぷり浸かってしまうと些細なことにさえ気づかなくなってしまう。俺はそうはなりたくないもんな。だからこそ、足で稼ぐのさ。 
 
明日は急に某メーカーとの打ち合わせが入った。今週はちょっとぐらいゆっくりできるかなって思ってたんだけど、なんだかそうもいかないみたいだ(笑)。 
 



2004年06月13日(日) 砦なき者

ソニーSDオーディション「富山式」の締め切りが迫っているところへ、個人的な問い合わせがあった。つまり、応募したいんだけどデモテープがないってことだ(笑)。てなわけで、急遽その録音を手伝うことになったんだけど、久しぶりのミキシングは勘が戻らず四苦八苦。やっぱり人間って忘れる動物だ。 
 
ちょっとした作業の合間にテレビを見ていたら「砦なき者」というドラマをやっていた。この4月にテレビ朝日開局45周年記念ドラマとして放送された番組なんだけど、テレ朝のネット局が存在しない富山ではイマドキの放送(笑)。ん、記憶のどこかに存在してるこの感覚…。と思っていたらやっぱり野沢尚氏の原作だった。俺、けっこう好きなんだよね。 
 
「テレビを信じてはならない。“4年後の『破線のマリス』”と呼ぶべき傑作サスペンス!映像という手段を知り尽くし、若者のカリスマとなった邪悪な男。彼を生み出してしまったテレビ業界の男たちが挑んだ戦いとは――?」という内容。 
 
『破線のマリス』もおもしろかったけど、このドラマも秀逸だった。役所広司の存在感、妻夫木聡の悪党ぶりもかなりイケテル。エンディングがテレビドラマっぽくなってないのもいい。普通はあそこでああなるんだけどなって想像を完全に裏切られた(笑)。 
 
作家の人って凄いなって思う。だってあんなトリック、逆立ちしたって考えつかないよ(笑)。おもしろい映画やドラマを見るたびにいつもそんなことを考えてしまう。だって俺、できないもん。その前に、挑戦すらしてないけど…。 



2004年06月12日(土)

湿気の多いこの時期は、どうしても体調が崩れやすくなる。昔、捻挫した足首がなんとなく重くなったり、頭痛になったり…。今日は土曜日と重なったこともあって、更にその傾向が強かった。たまにはボーッとしたい気分だ。でも心のゆとりのなさがそんな気分を遮断する。きっといっぱいいっぱいなんだな。まあこれもジンセイの一頁よ。 
 
夜、かつての同僚と久しぶりに食事をした。現在はお互いにフリー。組織に属しているときとは明らかに会話の内容が変化してきてる。考えてみれば、あたりまえのことだ。組織で育った人間は、組織から離れることに強大なエネルギーを要する。もちろん俺だってその例外じゃない。自分の居場所がなくなるんじゃないかっていう恐怖にも似た感情。でもね、後悔はしたくないじゃん。踏み出したこの一歩こそが生きてる証なんだと…改めて思った。今日はまさにそんな夜。 
 
いつだって自分自身に言い聞かせてるよ。トライしたことに意味があるんだ…と。


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