続々・不良主婦と呼ばれて@USA
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米国在住数十年国際結婚美人妻<←嘘>自堕落日常日記


2003年08月04日(月)  ビーチでの出来事

家族連れでに賑わう週末のビーチ。
子供達の上げる悲鳴に近い歓声にすっかり慣れてしまった耳に、子供の喜びの声にしては異色というか耳障りというか、変な叫び声が混じっているのに気が付くのに、1〜2分位要しただろうか?。
「何、この声?」旦那も気になっていたらしく、一体誰がこの叫び声の主かと、私達は周りを見回した。
そんなことを思っていたのは私達だけではなかったらしく、周りの人達も訝しげな顔をしつつ辺りを見渡していた。
果たしてその狂気を含んでいるとも言える凄まじい叫び声の主は。。。20代半ば程の女の人。
波に逆らうようにがむしゃらに沖に進んで腰まで水に漬かったかと思えば、波打ち際で地団駄を踏んでうずくまる。。。明らかにただ事じゃない様子に2人、3人と彼女に人が近づいて行く。
その時点で、もう何が起こったかのか分かった。さっきまでのの喧騒が嘘のように静まりかえるビーチ。
2歳半の男の子、赤い海水パンツ、金髪。。。ビーチパトロールにライフガード、うちの旦那を含む海水浴客も一緒になって男の子を探し始めた。
もし自分の子が広いビーチで見えなくなったら。。。海の中のどこかにいるんじゃないかと思ったら。。。やっぱり正気ではいられない。
そんな事を考えながら砂遊びをする子供達を見ていたら、つつーっと涙が流れてきた。
しばらくして旦那が戻ってきた。まだ見つからないって。
聞くところによると、男の子は他の子供達と遊んでいて、母親は2分位目を離した。
その子供達が最後に男の子を見たのは、海に向かって歩いている姿。

と長々と書きましたが、結局男の子は見つかったんです。
いつ、どこで保護されたかは知りませんが。
そうでなきゃこんなこと書いてられません。
ただ、「せっかくの楽しいビーチタイムがなんか台無し」っていう気持ちはありますけど。





↑照れ隠し?私だったら場所変える。
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2003年08月02日(土)  あー、引っ越したんだぁ。と思う時

旦那が6時前に家を出て行く時。>毎日じゃないけど。
旦那が仕事場から7時に電話を掛けてきて「今から出るから帰るのは8時半」と言い、その間に食事の用意が出来ちゃった時。>余裕で。
封筒のリターンアドレスに昔の住所を無意識に書いちゃってから、ハッと気が付いた時。>手が勝手に動いちゃう。
洗濯機/乾燥機/ディッシュウォッシャーを今までみたいにガンガン使わなくなった時。>水、電気の節約よ。
昔ご近所だった友達に電話する時、市外局番をつけるのを忘れた時。>ってことは電話代もかかるのね。
暗記していたケーブルのチャンネルを回して違う番組が放送されてた時。>ってか、日本のTVすごい見れるんですけど。
周りの家の芝生がうちの芝生より濃い緑なのが気になっちゃう時。>ことわざ言ってるんじゃなくて。
電話番号を聞かれたり記入するとき、メモを見なきゃならない時。>昔から電話番号覚えるのは苦手。
ちょっとした買い物にほとんどスッピン、ダサい格好で出かける時。>知ってる人いないし、都会的なとこじゃないし。
日本食の減りが気になったり、食べるのがもったいないと思った時。>気軽に行くにはちょっと遠いからね、ミ○ワもニ○ヤも○カイも。





↑白ばっかの街ね。でもメッキーはやっぱりいるの。
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2003年08月01日(金)  父親観

今日は父親の誕生日。
67歳か68歳。。。って、正確な年齢が一発で出てこない、とんでもない娘である。>生年月日は知ってるけど。
昨日電話で久しぶりに話した時には誕生日のことに触れなかったけど、メールでカードを送った。
それも「To:じぃちゃん・・・From:孫の名前」で。
私は、父親とあまり「会話」をしたことがない。
両親が離婚して父親と離れて暮らしてたとか、仲が悪かったとか、嫌いだとか、仕事人間で殆ど家にいない人だったとか、全くそんなことはない。
私が物心ついてからの父親は、常にもの静か、怒られた記憶もなければ褒められた記憶もなく、本当に必要最低限のことだけ聞いてきて、必要最低限のことだけ話して来る無口な人。
かといって頑固親父で亭主関白で、むっつり気難しいと言うわけではなく、周りから見たら「静かで物わかりが良くていい人」と取られるかもしれない。。。けど、その無口さ、感情の起伏のなさに、たまに心底何を考えてるのか分からなかったりする。
母親もそんなことを言っていた。

むか〜しの父、私が小学生の頃の父親の記憶は、志村ケンやタモリの物まねをするほどひょうきんで、自分で作ったカレーを近所におすそわけしたり、会社の若い女の子を家に招いたり(これは母にしたら嫌だったかも)するほど社交的で、アマチュア無線で見ず知らずの人と話すのが大好きで、よく家族旅行で海や山やドライブに連れて行ってくれたほど家庭に積極的だった。
ただ単に、子供が手を離れて、定年で職を退いて、年をとって、だんだんと趣味や性分が変化したことの他に、父親がこういう風に変わる”何か”があったんじゃないか、と今の私はよく考えたりする。
人間関係で、夫婦関係で、親子関係で。。どんなことかは分からないけど、私がまだそんなことに気付かない頃に何かがあったんじゃないか。。。と思わせるほど、私が幼い頃の記憶の中の父親と、私が物心ついて以降の父親は別人のようだ。
それとも、人間年をとって、本来の姿が出てきたのか?





↑いやー、最近なんかハマってて。。。
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2003年07月27日(日)  復活。新居より

引越しから約10日、一段落したところでやっとこネットにアクセス。
日本国内、アメリカ国内、日本からアメリカ、それこそ引越しはこの6年間だけでも大小合わせて5回目だけど、また今回も大変だったー。
何が大変だったって、基本の基本”引越し日”が何回も変わったっつーの。
そのせいだか何だか知らないけど、費用節約のために引越しトラックをレンタルした私達に必要な助っ人が、当日3人しか現れなかったっつーの。
急遽、近所で唯一公私共に付き合いのある旦那さん@夜勤明け がヘルプしてくれたけど、「俺が一声掛ければ職場の奴が集まる」と7〜8人手伝いに来るようなことを言ってた旦那に「ねぇ、実は職場で嫌われてんじゃないの?」と嫌味の一言でも言いたくなった。
だってもう、引越し前後は夫婦喧嘩し通し。
「こんな人とこれからも一緒に住んで行けるのか?」と何回も思った。

とにかく、何もかもがスムーズに行かなかった今回の引越し。
水道、電気と順番に切られちゃったかと思えば、名義を変えて再会するのに丸2日もかかる馬鹿馬鹿しさで、自分の家があるのに2日間ホテル住まいを余儀なくされ。
ケーブルなんか電話で申し込んでから1週間も待たされ、引越し前から通算して10日以上もTVのない生活。
DSLだって、接続会社からの連絡が遅いから電話してみれば「メールをとっくに送った。」
。。。だ、か、らー、メールを見れるようになるために接続したかったの。
そして最終パンチは、引越し後初めてのゴミ収集日に”ゴミ収集拒否メモ”を残され。
ゴミ箱の蓋が閉まらないほど詰め込むのはルール違反なんだってさ。






↑仕舞いにはもうヤケで食ってたもん。
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2003年07月13日(日)  自虐プレイおだてプレイ

3ヶ月ぶり位に、髪切りに行ってきた。
いつもは地元の同じ店に行ってるんだけど、今回は日本人による日本人向けの美容院へ行ってみた。
リピーターになる気もなく、決まりきった会話も面倒臭かったので、たまに鏡を見て確認する以外はずっと雑誌を読みふける。

切り終わってブロードライの最中、髪の状態について話をした時。
美容師:「もしかして、お子さんいますか?」
私:「はい。」
(胸のうち・・・「えー!お子さんがいる風には全然見えませんよ。」と(お馴染みのお世辞ながら)驚かれる。)
ところが、その返事は。。。
「出産後の抜け毛がひどかったとかありません?」
。。。あ、あのさー。日本の美容院にいたら多分シャンプーだけ任されているであろうと思われる若造のあなたに産後の抜け毛を語られる筋合いはないんだけれど。
しかも産後の抜け毛って、”産後”っていつの事よ。
なのに、「あー、二人目出産後は特に抜け毛がすごかったからねー。」
と答える私、自虐プレイ?

そう言えば昔、私より年下のYちゃんがこの美容院で「こういうスタイルはもっと老けて見える」なんだら言われて怒ってたっけか。
地元店の2倍以上の料金設定してる(日本より高けーよ)んだからさ、もうちょっと接客の教育なりしてもいいんじゃないの。
てかこの商売、あまり正直すぎること言うよりもおだてる位がいいんでない?






↑誰も覚えてないって。
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