続々・不良主婦と呼ばれて@USA
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米国在住数十年国際結婚美人妻<←嘘>自堕落日常日記
2003年09月12日(金) |
17歳の誕生日プレゼント |
今日は旦那の妹の誕生日だった。17歳。 すっごく若いんだけども、私の中での彼女は、なぜか初めて会った小学5年生の頃の印象がすごく強くて、その彼女が17歳なんていう色けづく年になったなんて信じられないというか、妙な感じ。 しっかり社会人の彼氏もいるしね。ってか、去年高校卒業した社会人ね。 彼からの誕生日プレゼント、あんま言いたくなさげだったけど何だったのか聞いてみたら”クマのぬいぐるみとキャンディー”だって。 。。。そりゃ言いたくないわな。 よくある”It's a boy!”とか”Happy Birthday!”とか書かれた小さい風船とキャンディーの子袋を抱えてる子供騙しのやつでしょ。 相当ケチか、金が無いか、センスないか、あるいはどうでもいいと思われてるか。。。 あっ、何てこと言ってんだこの義姉は。 てか、その彼に一度会ったことあるけど、あんまりいいと思わなかったんだよね。可愛い義妹の付き合う相手として。
数年前、彼女に将来はどうしたいのか聞いたら「モデルになりたい」と、いかにも年頃の女の子なら誰でも憧れるような事を言ってたけど、 今日はそれを聞くの忘れちゃったな。いくらなんでも今だに真剣にそんなこと思ってはいないと思うけど。 いや、彼女は背高いし手足も長いし、頭も小さ目でスタイルはいいと思うけど、顔がそれほど。。。 あっ、また何てこと言ってんだこの義姉は。 だけど、性格がよくてすごく優しい子だから、旦那の家族の中では一番好きだ。
4年前の夏、旦那の弟が仲良しの友達を連れて家に2週間滞在したことがある。 その義弟の友達は、見かけもちょっとワルげなら言うこともまた一丁前な大人びたことを言うような子だったけど、所詮15歳の男の子、私からしたらくだらない事をして義弟といつも遊んでいて、人懐こい一面もあって、可愛いと思えるようなところもあった。 実際、義弟よりも家のことを手伝ってくれたし、ちょっと重いものを持とうとするとスッと手を貸してくれるようなやさしい子だった。 それから2年後。高校卒業を前にして、義弟はミリタリーに入る道を選び、その友達は漠然と音楽が好き、DJがしたい、有名なアーティストになりたいという夢を持ち、全く別の道に進むことになった。 実際その子は、17歳にして地元のクラブや音楽シーンでは注目されるようになり、徐々に音楽の分野で頭角を現していたらしかった。 一方義弟は、地味で過酷なミリタリーのトレーニングへと、故郷から遠く離れたところへ旅立った。
そんな彼らの近況。 義理の弟は現在、6ヶ月という予定でアフガニスタンに駐留している。 20歳の誕生日も、サンクスギビングもクリスマスも年末年始も向こうで、過酷な砂漠の中で迎える。 もう一人の彼は、サンクスギビングもクリスマスも年末年始も、20歳の誕生日どころか、18歳の誕生日さえ迎えることはなかった。 義理の弟が故郷を発ってすぐ、トラブルに巻き込まれて命を奪われた。 自分の好きな音楽が原因で、才能があったがために、たわいもないことでいとも簡単に、あっという間に命を奪われた。 私の家で寝泊りし、私の作ったご飯を食べ、私の子供を抱っこしたこともある人間が、少年が、数年後にそんな死に方をするなんて、今でも現実というよりもテレビか映画の中の出来事のように思えてしまうことがある。
夕べ、音楽チャンネルのニュースで犯人の公判での姿を見た。 今でも無罪の主張をしている様だけど、早く重い刑が決まって、アフガニスタンの義弟に知らせられたらいい。
とある有名アウトレットへ行ってきた。 お目当ての店が大体決まっているならともかく、ここもあそこも、なんていちいちお店に入ってたら丸1日あっても足りないほどの巨大アウトレット。>しかし場所は田舎のハズレ。 観光客のオプショナルツアーとして人気だという話は、日本の友達から聞いたことがあるけど、まぁアジア人の多いこと! 一緒に行った人も「アジア人だらけね。」と驚いていた。 もちろん日本人も沢山見かけたけど、今やブランドショッピングは、他のアジア人の方が日本人を圧倒していると見た。 そういう人達の方が気合の入った格好をしていて、化粧もバッチリで、両手に沢山の紙袋を提げている。 皆さん、景気がよろしい様で羨ましい限りですわ、本当に。 私なんかアウトレットストアの中の、更にクリアランスコーナーで自分のサイズを一生懸命見つけてましたから。 あったらめっけもん、無かったらそれまで、みたいな。 とりあえず目当てのジーンズだけはGetして来ました。 とある子供服のお店で日本人客は「凄い安ーい!」と感激の様子でしたが、私は友達と「高っか。ターゲットかマービンズの方がよっぽど可愛くて安いね。」 この金銭感覚のギャップは何でしょう。 しっかしアジア人(私もそうですけどね)って、バンバンぶつかっても平気な顔して何も言わないよね。 人込みの中でタバコ吸ってたり。 自国での生活や習慣がそういうものなんだからしょうがないんだけどさ。 と私は解ってるからいいんだけど、その他のアメリカ人なんかは、ぶつかっても何食わぬ顔で通りすぎる人達を唖然とした表情で見てたり、タバコを吸ってる人をビックリしたような顔で振り返ったり。 ラルフローレンのお店では、何かの手違いか忘れ物かがあったんでしょうか、
日記にちょっとブランクがあった理由の一つに「旦那の手術」がある。 整形外科系の手術、それも手術と同じ日に帰宅出来るもので、開腹手術とか長い入院を必要とするような大手術ではなかったんだけど。 子供に始まったばかりの幼稚園を休ませたくないということと、大した手術ではないということ、それに手術の予定が早朝ということもあって、 「行きは自分で運転出来るでしょ。病院に着いたら検査してすぐに麻酔かけるんだから、家族で行ったって何も出来る事ないよ。幼稚園が終わったら迎えに行くんじゃダメ?」とのたまう冷たい妻。 大手術を受けに行くわけでもないのに「こういうのは家族揃って行くもんだ。」と言い張る大袈裟な夫。 大体この手術、急を要するものでもなかったのに、”術後1週間は自宅静養”=仕事が休める からって決行したくせに。 結局、家族揃って行ったんですけど。 で、私と子供達は旦那の手術が終わる時間まで友達の家にお邪魔してたんですけどね。 それにしても、考えてみれば結婚前も含めて、知り合って以来、旦那が手術をしたのはもちろん、体調が悪くて病院に一緒に行くなんてことも一度もなかったな。 プラス、どっちかの実家に帰省した時以外、7日間も旦那が仕事も休みぶっ続けで家にいたことも今回初めての様な気がする。 術後休養だったからどうにか1週間、いろいろ我慢して過ごせたものの、急に視界に旦那が居すぎるのは、普段の生活と違っちゃうだけにやっぱつらいわ。 それよりも、先日の術後初の検診で旦那が医者に言われたこと。。。
♪メイク魂に火をつけろ〜 とかいう歌が昔化粧品のコマーシャルで流れてて、ワケわかんないこと言ってるし、とか当時は思ってたけど、今その意味がなんとなく分かる様な気がする。 今、家中オフホワイトな壁をペンキで塗りまくってるんです。 始まりは子供の部屋。せっかくなら夢のある楽しい部屋にしてあげようと、3色使いでとても素敵な>自画自賛 部屋にしてあげたんです。 そしたら、楽しくなってというか調子に乗ってというか、止まらなくなっちゃって、他の部屋、バスルーム、ランドリールーム、と至ってしまっている訳です。 そう、”ペイント魂に火がついちゃった”んですねぇ。えぇ。 コロコロとローラーで壁をペイントしながら例の歌を口づさみ、”これを言ってたのね、この歌詞は。”と一人勝手に納得している私。。。 (てか、ついにスプレー式ペインター買っちゃたし)
こっちで部屋の模様替えと言えば、まず壁の色から変えていくのが基本だけど、日本の家っていうのは、作りからしてそのままペンキを塗れるような壁じゃなかった様な。。。 私がマンション暮らししていた時も、模様替えと言えば、家具の配置を換える、あるいはカーテンを換えたり、壁の絵や写真を変える位がせいぜい賃貸の部屋で自分が出来る事だった。 何が悔しかったかって、画びょうの穴さえあまり増やさないように注意して住んでいた部屋を出る時、壁紙全面張替えを言い渡されたことよ。
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