続々・不良主婦と呼ばれて@USA
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米国在住数十年国際結婚美人妻<←嘘>自堕落日常日記
2016年07月04日(月) |
時差ボケ、夏休みボケ |
2週間の日本滞在から戻って約1週間、まだ時差ボケから立ち直れない。 こんなにも長く時差ボケを引きづったことは今までなかった。 旦那はすぐに普段の仕事時間に戻ったから大丈夫みたいだけど、私と子供二人は どうにも夜眠れない。 朝まで全く眠れない。 電気を消してbedに入って眠気を待つも、午前2時。。。午前3時。。。午前5時まで 起きたまま時計を確認する日がもう5日続いている。 子供たちが夏休みに入ってもう1カ月以上、夏休みボケということもあるんだろう。 意識して昼間は太陽にあたったりしているんだけど。 夜10時になると眠くなっていた日々に戻りたい!!
成田空港=悲しい場所 それが私の中でずーっと変わらない。 沢山の人にとってはきっと、海外旅行へ出発する前のワクワクする場所だろう。 今回も成田空港から帰ったけど、どうしても今までの記憶ばかり蘇って、 なんか泣きそうになった。 結婚してすぐ、アメリカに引っ越す=出発する日は祖父のお葬式の翌日で、 姉だけが空港に来てくれた。 成田を離陸した飛行機の中で一人ボロボロ泣いた。1997年。 姉の結婚式のために、妊娠4カ月で一人帰国した翌年。 上の子がまだ4カ月の時も、一人で赤ちゃん連れで帰国した。 それから何度も帰国しては、成田でさよなら。 母がおにぎりやおいなりさんを作ってくれて、展望デッキでみんなで食べたり、 噴水の前で写真撮ったり。 成田で撮った写真が沢山あるけど、やっぱりその写真には別れの悲しさが見てとれる。 セキュリティを通った後、ガラス越しに下りのエスカレーターから手を振って。 家族の前では涙を見せたくないから、毎回努めて笑ってさよならした。 私が泣きたかった様に、成田から帰る車の中ではきっとみんなも寂しく思ってくれたんだろう。 いつも車で送り迎えしてくれる義兄さん、ありがとう。 両親はもう年だから、実家でさよなら。成田空港まで見送りには来なくなった。
やっぱり日本がいいな。 アメリカに帰って来たら来たで、まぁ自宅に着けば落ち着くんだけど、 成田から出発する日のあの、後ろ髪を引かれる、寂しい思いは言葉に出来ない。 次はいつ来れるんだろう。。。 次に来るときはどんな状況だろう、子供達も一緒かな、両親はどんなかな。。。
翌日は電車&フェリーで宮島へ。 梅雨時の小雨が降ったり止んだりの天気の中、宮島を沢山歩いた。 フェリーを降りてすぐの広場で野生のシカがフレンドリーに寄ってきて、 私達も他の観光客も楽しそうにシカと写真を撮っていたけど、しばらく 歩くとそこら中にシカがいて、食べ物を欲しがっているだけだと分かり、 すっかりその存在に慣れてしまった。 帰りのフェリー乗り場に行くと、着いたばかりの観光客がやはり興奮して シカと写真を撮るのを見て「あと10分も歩くと全然珍しくなくなるから。」 と心で思った。 宮島はとっても良かった。 海から生える赤い鳥居をバックに写真をとり、厳島神社も素晴らしかった。 誇らしい日本の伝統文化、建物。。。 外国人旅行客は、宮島の旅館に泊まる人が多い様だったなぁ。 長く続くお土産屋通りでは沢山お土産も買ったし、広島風牡蠣お好み焼きも 食べた。 せっかくならちょっと足を伸ばして岩国の錦帯橋にも行きたかったけど、 前夜の大雨の影響で 電車が1時間遅れたため、間に合わなかった。残念。
今回の日本行き決定よりも前から、上の子がずっと「広島に行きたい」と言っていた。 それこそ、オバマ大統領が広島に行くと決まるずっと前から。 本当は新幹線で行きたかったけど(東京駅から何時間かかるのかも知らず)、期限切れになる ANAのマイレージがあったので、家族4人で特典航空券を使って行ってきた。 羽田行って、荷物検査通って、搭乗順序待って。。。やっぱり国内で飛行機って面倒くさい。 それになにより、広島空港の場所!!なんであんな山奥に作っちゃったのか不思議。 特に2泊したホテルが広島駅からすぐだったから、なんか損した気分。 とにもかくにも、到着したその日に広島平和記念資料館と原爆ドームを訪れた。 資料館の中では、家族4人各自が思うままに足を進めて、結構な時間をかけたと思う。 広島平和記念資料館は普通に入館して見学出来たけど、拡張工事中だそうで、もっと大きくなる らしい。 息子は広島が(駅周辺だけど)都会で驚いていた。 アメリカ国内始め海外旅行、結構色々な国に家族旅行してきたけど、自分も含めてもっと日本国内 を一緒に回りたいとすごく思った。
日本へ向けて出発。 去年の夏に行かなかったから、丸2年ぶり。 その前回の帰省時には、父も母も持病が悪化していたり足腰を痛めていた時で、 今回両親に会うまでは、今は実際どんな調子なのだろうかと心配で怖かった。 けど、逆に2年前より二人共調子が良さそうで安心。 疲れやすかった母は体力が戻った様な気がするし、杖をつきながら歩いていた父は 杖なしで30分以上の散歩に毎日出掛けている。 とはいえ、父は8月で80歳。母も77歳。 何もしなくていいと言っているのに、朝食に始まり、昼や夕食も手作りでもてなそうと してくれて。 今回は旦那も一緒だったから気も遣っただろうし、滞在した事で逆に両親を疲れさせてしまった。 全く親孝行とは程遠いわ。。。 本当に親ってありがたい。感謝してもしきれない。
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