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2004年11月20日(土) 今日はよく晴れている

誰でも、いろいろな役割の自分を持っている。

私で言えば
母である自分と、娘である自分と、某社団法人の責任者である自分と
ささやかなパートタイムジョブの従業員である自分と
そして、昔からずっと付き合っている「はるみ」という自分。

ふだんは、意識してそれらの役割を演じ分けているわけではない。
状況に応じて無意識に
いわゆる「母の顔」やその他の「顔」になっているのだと思う。

このところ、どの自分にも問題が山積みで
そのどれもが、かなり深刻だ。

母である私には、かずぴーの素行とあやぽんの受験。
娘である私には、母の痴呆と介護の問題。
某社団法人の責任者としての私には、拠点の立ち退き問題。
「はるみ」は、古い友人を失って、人生の儚さを痛感し
自分自身の体の変調を意識しつつ、将来に不安と焦りを感じている。
唯一、今のところ好調なのが「パートの従業員」である私だ。
目が回るほど忙しいのだけど
そのおかげで、問題の山に埋もれずに済んでいるように思う。

憂鬱さは、どうにも体に悪そうなので
体に良さそうな感情を、大事にありがたく温めていこうと思う。
好きな人がいるのは、いいことだ。



2004年11月14日(日) 凡人の日常

あやぽん、AO入試に失敗。
かずぴー、他人の自転車を無断で乗り回し、警察に補導。
私の車は、窓が壊れた。

そして。
初夏の頃から、ときどき見舞っていた友人が
おととい、突然亡くなった。

何があっても
何もなくても
時間は同じように流れていく。
命にかかわることを思えば
ほとんどのことが
取るに足りないことのように思える。

しかし
凡人の悩みは尽きず
大事なことを見過ごしながら日々を過ごし
今年もあと一ヶ月余り。

何を優先させて生きるか
ときどき立ち止まって
思い出したてみた方がいいのかもしれない。



2004年11月08日(月) 疲れがとれず

なんだかとても疲れて
疲れ過ぎて、思考もとまる。

感情は「感じる」という作業をやめる術がわからないのか
それとも、そこまで疲れてはいないということなのか
とにかく、凹みモードへのいざないには敏感で
感受性豊かに凹み続ける。
まったく困ったものだ。

あーあーと、ため息ばかりの日々を過ごしていたら
極めつけに、親類に不幸があり
明日はお通夜だ。

私が行かなくても、どうにかなりそうな気配だったので
お香典だけ届けてやり過ごそうかと企んだのだが
「こういうことは、お金よりも、お焼香に行く事の方が大事なのだ」
と、あやぽんに正論をぶちかまされ
ごもっとも、と行く事にした。
なんとも、不甲斐ない母である。

そんなあやぽんは、先日のAO入試の結果がいよいよダメだと確信したらしく
「諦めてくれ」と言い切った。
一次試験の結果もまだなのだが
本人がそう言うのであるから、潔く諦めようと思う。
本当は、諦める、というよりも
もともとそのような「棚からボタもち」は期待していなかった。
が、そう言ってはいけないような雰囲気があるので
とりあえず、諦めた様子で残念がりつつ彼女を慰めた。

何にしても疲れる。



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