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窓を拭いた。 シャッターも拭いた。 ほんの少しだけ、かずぴーが手伝ってくれた。
換気扇の掃除とレースのカーテンの洗濯と そして、今日の窓拭きにて本年の大掃除は終了。
ここ数日、あやぽんの機嫌が悪くて扱いづらかったのだが 今日 「あー、やっと良くなったよ。この三日間、調子悪くてさぁ。 ほとんど鬱状態だったんだけど、今朝起きたら良くなってた♪」 と、ご本人がおっしゃるのを聞いて、そうか。と思い、そうか?と思う。 我が子とは言え、別の人間のことはよくわからないものだ。 私だったら、彼女のようには感じそうな気がしない。
先日 母にクリスマスプレゼントを持って行った時に最近の様子を聞いたが 落ち着いたのかそうでないのか、よくわからなかった。 とりあえず 私はしばらく会わない方がいい(会いたくないもない)のだけど 明日、母の好物のカロリー○イトと週刊誌を届けるついでに また、様子を聞いて来よう。 我が母とは言え、別の人間のことは、やっぱりよくわからない。
2004年12月26日(日) |
勝負!の場もないくせに |
いろいろな思いが 一日中頭の中で交錯している。
言葉にしようと思っても どう表現したところで 今の気持ちを表すことができない気がする。
そして私はパンツを買った。
先日、モモコさんとナツヨさんが 『忘年会をしよう』と誘ってくれ渋谷で飲んだ際。 彼女達が言うところの『ビジュアル系』奥様達は 下着にも気を使っているらしいという話が出て 「私たちなんてさ、若い頃からそんなに興味なかったんじゃない?」 「下着なんて、実用的なのが一番だと思ってるじゃない?」 「やっぱりタイプが違うのよ」 というしめくくりに、わずかな抵抗を感じ あやぽんには「色合い自体がもうダメだね」と指摘され 上下お揃い・ベージュ以外・見た目に美しい、下着を買い込んだのだ。
しっかり試着して、若いお嬢さんに半裸体をさらけ出し あれこれ選んでいるうちに、頭が混乱してきて よくわからないままに、ブラとパンツとインナー計17点も買ってしまった。
「これからは、毎日が勝負だ!いつでも来い!」 という勢いがあったのは売り場にいる間だけで 帰りの車を運転する頃には 「あ〜、なんて馬鹿なんだろう。あんなパンツじゃ寛げないよ。 あんな下着着て自己満足も得られないんじゃ、ほんとに無駄じゃん」 と、すっかり後悔していた。
前に、おしゃれ下着を奮発したのは3年前だったので 今回は5年は持たそうと思い、なんとか自分を慰めた。
私自身が崩壊寸前。
母の様子は毎日違うが ・お財布にお金が少ないとき ・私の態度が優しくないとき に、妄想がひどくなるらしい。
なくすのか使うのかはわからないが どこに消えるともわからない財布の中身を 常時5万程度に補充しておくことも 泥棒で薄情者で自分勝手だと言われ続けながら いつも優しくニコニコし続けることも 今の私には難しい。
近所を巻き込み、親戚を巻き込み そのたび、私は謝るばかり。 放っておく事はできないが、私に何ができるのか。
今、この瞬間だけでもなんとかして欲しい、と 短期間だけ、有料のホームに入れる手配を整えた。 本人が、家から移る意思が全くないので そのあたり、大ボケではない分、タチが悪い。 嘘をついて連れ出しても成功しそうになく 力づくで拉致して行くわけにもいかず。 __________ 数日後。
なんとか 母を有料老人ホームに入れた。 とりあえずの暫定措置。
弟が来た。 母を心配してやって来たのかと思ったら お金を貸してくれと言われた。
かずぴーの学校に呼び出された。 学業の面では 「このままでは進学は難しい」と言われ 素行の面では 「根本的な問題に本人が気がつかないともっと困ることになる」 と言われた。
母の姿に将来の自分を重ね 弟の姿に将来のかずぴーが重なる。
なんとしても、やりきれない。
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