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2005年04月03日(日) |
失われるものと得るもの |
目覚めが悪い。
寝ている間も、リラックスできないようじゃ いかにも体に悪いじゃないか。
そう言えば、今年に入って ベッドで寝たのは2〜3回かも。 リビングで、未練たらしくビデオを観ながら いつの間にか寝ている、という状態が気にいっている。 自分の部屋に行くのが寂しいのかも。 冷えきった一人の部屋がいやなのかも。 春になって、少し暖かくなってきたので 少しはマシになるかもしれない。
夢の中で、小学生のかずぴーと話をした。 今でも、私の脳のどこかには 小学生だったかずぴーの声も話し方も、言った言葉の数々も たしかにしまい込まれているはずなのだ。 今、鮮明に思い出す事はできないけれど 夢の中では、数年前にタイムスリップしたようだった。
目が覚めたとき、とても切なかった。
新学期が始まる。 すべてが、今よりもっともっとシンプルだった頃が懐かしい。
かねてよりの約束で、あやぽんとドライブに出かけた。
なんだかんだと、諸問題を抱えたままかずぴーは部活の合宿へ。
ドライブ当日の朝。 「どこに行く?」 「どこでもいいよ」 「どこがいいか?」 「そうだねぇ」 なんとも気乗りのしない会話が展開され、私はかなり面倒くさい気分になっていたが それを口にしてはいけない雰囲気があり ネットで検索した近場の観光地に行くことを提案。
あやぽんのリクエストは「海が見たい」であったし 日米和親条約も記憶に新しい親子2人は「ペリー来航の地、浦賀へ行こう」と とにかく浦賀あるいは久里浜を目指そうということに。
だが。 東名高速の出口を降り損ね あ、間違ったよね、行き過ぎだよね、と言いつつも あれよあれよと言う間に、前方に見え隠れする富士山はどんどん大きくなり 思い切って静岡まで行ってしまおうかという思いつき案も浮上したが 静岡まで132キロという標識を見て、私はすっかり怖じ気づき わけがわからないまま、御殿場あたりで手を打とうということになった。 御殿場・・・何もないかもね。でもいいよね。
でも海もないよね・・・・・。
しかし。 御殿場には、海よりもあやぽんを魅了するアウトレットモールがあった。
洋服を買い、アメリカのアウトレットさながらの雰囲気を満喫し ここでもまた富士山に感嘆しドライブは無事に終わる。
「楽しかったねー。」とすっかり満足したあやぽんを尻目に 私は疲れきり、我が子の満足をどうにか自分の満足に充てようと頑張る。 「ママはいいもの買えた?」と聞かれても 「私が何も買わなかったことは、あなたもよくご存知じゃないか」としか言いようがない。 広いショッピングモールを移動ATMさながらに我が娘の横をついて回っただけだ。 おまけに、連休最後の日の東名高速は 1時間少しで行った往路を、6時間かけて戻るほどの渋滞だったのだ。
それでもやっぱり行って良かったと思う、春の一日だった。
探している本がある。
一度読んだ本なのでストーリーは覚えているが それ以外、題名も著者も出版社も覚えていない。
本屋さんで、沢山の本の背表紙を睨むよりはと 内容に関するキーワードを頼りにネットで検索したがヒットなし。 次に ミステリー・外国の著者 という検索方法で、2000〜3000冊の本のタイトルをブラウズし これはと思うものだけ、レヴューを見てチェックするという地道な作業を続けたが これも徒労に終わる。
場所はニューヨーク、親から譲り受けた土地で駐車場を経営するかたわら 地味な探偵業を営んでいる主人公の話だ。 独身・思春期の子ども二人と同居・お料理が得意。 ブティックのマネキンの一つが死体だったというところから始まり 死体の少女の弟を探す、というストーリー。 ソーホー地区の、画廊やその他の商店が主な舞台だ。
どなたか知りませんか。
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