「生きていくのに大切なこと」こころの日記
DiaryINDEXpastwill


2006年02月21日(火)

 今日は中日新聞の方がGobamcanの野球チームとファシリテイターの事に付いて取材に来て下さいました。私もGobamcanで暮らしている理由と野球を始めることになったきっかけから、久しぶりに、過去の事や子ども達の事を語りましたが、本当にいろいろな事があって、今此処に居るのだなぁとしみじみ思います。私の人生は、これまでは「楽になるため」にあるように思えていましたが、今は「私を遊ばせ自分を実現させていく為にある」のではないかと思えています。

 夜、ある女性から電話を頂きました。
女性はご自分の罹っている病院のメンタルデイケアに通われているそうですが、デイケアへ行く事で傷付けられ苦しんでいらっしゃいました。
私は電話口から聞こえてくる心の叫びと今にも消えてしまいそうな空気に、今苦しんでいる「彼女に何を伝えればいいのだろう」と思いながら、浮んでくるままに私の経験した中の事を語り、新しい世界があるよと語り、後は静かに電話を握り続けるのみでした。

 心を楽にする場所としてあるはずのケア施設へ行った為に心を傷付けられてしまったり、心の負担が軽減されるようにあるはずの施設で、施設の側の規則が重視されるのはおかしいことですョ。

 今はまだ、間違いの多い世の中だから、いつも自分の心を一番大切にしていこう。そこから、間違いを「間違いですよ」と伝えていける自分になれるから。


2006年02月20日(月)

 随分久しぶりに、肩の力を抜いて過ごしました。
心を見て生きているつもりでいたのに、いつの間にか、違うところを見ていたみたい。
ずれてしまった原因をしっかり見据えて、これからへ繋げていきます。
 いつも自分の心を見て、一つ一つ問いかけながら動いていると、何をしていても安心していられます。
私の心を基準にして過ごしていると、何をやっていてもゆったりとしていて、一日が12時間でも24時間でも、どちらもいいみたい。

 雨がいっぱいの中で木々が薄ピンク色になっているのがぼんやり見えて・・・春はすぐそこなのですね。 
 


2006年02月19日(日)

 午前中に戸笠グランドで自主トレをしました。
何処かのチームが練習試合をしていて、しばらく見ていたら、私もやりたくなってきました。3月5日の開幕が楽しみです。
先日ユニフォームの左肩にベトナム文字を入れました。ユニフォームと仲良くできるよう練習しておくのです。
今日は壁投げをしました。背中に廻した肘を前に出す時には後ろ頭を通ることができると球はまっすぐに飛んでいくので、原点が肌に馴染むように練習をしています。

「独り言」

心の事は、教科書や本の中の知識とはかけ離れた大切な部分だから、より丁寧に私自身を見つめて、不安定な自分をさらに纏めていく為に、自分の心を一番大切にします。
何があっても何かがなくても、いつも同じ自分で居られるよう意識します。
ニュートラルが一番です。


2006年02月17日(金)

私って何だろう。
私は私
誰かと共に居る「私」
ある集団の中の「私」
全体の中の「私」
いつも私の色があるといい
私の色は何色かな。
私の色は「私色」

日進市のコーナンのセメントに出来ていた「七色の虹」


2006年02月15日(水)

 心友Hちゃんと滋賀県湖北の野鳥観察センターへ行って来ました。一日のんびりと過ごして、心の事を語ったりおかしな事を言って笑いあったり、普段味わえないほんのりとしたあたたかさを感じ続けた一日でした。
2人でうどんをすすりながら、私の姉の話をしました。
 去年の夏姉に当てて出した手紙の中で、「私は傷を抱えて辛かったから、今は心の傷を癒やしながら生きています」と語りました。1ヵ月後に来た姉からの返事には、「私も楽に生きたい。ごめんね」という言葉。そして私が姉の「ごめんね」を心から理解したのは手紙の返事が届いてから何ヶ月か後の事でした。
今は再び連絡が途絶えていますが、将来どこかで、今日のHちゃんとの会話のように姉とうどんをすすりながら、心を語ることもあればいいなと思いました。
 ところで、マンホールの蓋が丸いのはなぜかを、皆さん知っていますか?これは今日の私の宿題なのですョ。


「今思うこと」
今持っているものを、これまでとは違う形で言葉に出来たらと思う。
心に何があっても次の事をしていけばいい。
今日も又、昨日より動いている。明日も次の事をすればいい。


2006年02月14日(火)

 今日はスライディングの練習をしました。スライディングとは、ベースまで足が追いつかない時に滑り込んでベースにタッチすることですが、片方の足をベースに付けて、ベースに付かない方の足は内側に折り曲げるそうです。初めは怖かったけれど、でもでも、実はやってみたかったことのうちの1つだから、嬉しかったですよ。ちなみにスライディングしたり球を追いかけてひっくり返ったりすると、着ている服が砂色になるのです。実は服に砂を付けて見たかったのです。まるで野球をしたみたいネ・・・。
 練習の後、ピッチャーマウンドにトンボをかけました。これが又面白い・・。トンボはどうして「トンボ」というのだろうと思っていたけれど、トンボの形がトンボに似ているからですね。ようやく気が付きました。重たいトンボを引きずって地面を平らにして、最後に地面を足で固めます。そのうちに私も此処に立って球を投げるんだと思うと、こちらも又またうっれしっいなぁ〜の私なのでした。
それから今日は口元に球が直撃してびっくりしました。でも、やりたい気持ちがあるせいか、痛みはすぐに何処かへ行ってしまいましたョ。球が当たるのは嬉しくないですが、球が当たっても続ける事が出来て良かったなぁと思いました。

 夕方ベトナム人の心友Hさんとドライブしました。
Hさんは私に「私は自分がどんな人なのかを知りたい。Mamoさんは他の人に、自分が誰かを説明できますか?」と言いました。私が「私はわたし」と答えると、「それで終わっちゃうのねぇ・・・」と。それから私が「私はこんな小さいものではなく中くらいでもなく、こ〜んなに大きくて宇宙のように無限大だよ」と言うと、「へぇ〜」と驚いていました。私たちはその後も心の話しをして、心を持った私たちがベトナム語と日本語の本を書けばやさしい本が生まれるに違いないと語り合いました。
 Hさんはベトナム生まれの27歳。彼女が私に心を語ってくださる事を嬉しいと思いました。


2006年02月13日(月)

 気温が高くてあたたかいので、戸笠グランドで運動。
今日はダッシュ(と、自分では思っているもの)を3回やりました。前回よりは長く走れるようになったように思います。
 それから、壁投げをしていたら右肩がツンと痛んだので、ナイターで見かけた選手さんのようにフェンスにぶら下がって腕を伸ばしてみたら、肩の関節がツンと収まって痛みがすっかりなくなりました。腕の回転を間違えて関節を少しずらしてしまったのですね。
これまでにも時々同じ痛みを感じていたので、次回からは今日のように“瞬間治療”をすればいいみたい。まるで、看護婦さんですョ。

 夕方にはバッティングセンターへ行きました。
今日も最初の3球くらいはバントの練習です。この頃はバットを持って構えても以前ほど力が入らなくなり、「球を見る」ことに集中する事が出来るようになり、球が見れる分だけは大きく当たる確立が増えました。
私の後に男の子が一人。年齢は6歳くらいでしょうか。バットを少し短めに持ち力いっぱい振って上手に球を当てていました。心友が「バットをいっぱいに持っても大丈夫だよ」と言うと嬉しそうにバットをいっぱいに持って、上手に球を当て、満足そうな顔をして帰って行き、少年の嬉しそうな顔をみていた私も一緒に嬉しくなりました。

 夜はベランダへ出て望遠鏡で満月を見ようとしたのですが、今日はピント合わせに時間がかかって体が冷えてしまったので次回まで持ち越しとなりました。残念・・・。でも、月はいつもあるから次のチャンスを楽しみにします。 昼間の間に古本屋で星の本を買いました。本によるとオリオン座の真ん中にあるミツボシの下に、もう一箇所小さなミツボシがあるのですね。肉眼で見えると書かれていますが、乱視の私には無理なのかしら。双眼鏡なら見えるかなぁ。

「独り言」
地球上には、私以外にもたくさんの人が住んでいて、皆が自分を生きていて、皆が自分を伝えているのだなぁ。
皆それぞれにその人の基準の中で動いていて、その人の基準で自分を伝えているのだなぁ。私という人間は宇宙に一人で、他の皆さんもそれぞれ宇宙に一人なのだから、私の意図と他者の意図が違っていて当然なのだなぁ。
だから私は、ありのままの自分を伝えていけばいいのだなぁ。

「ありのまま」という言葉・やさしく流れて心に伝わる今夜の私


2006年02月12日(日)

 昨日はベトナムへ帰国する研修生達を見送りに行ってきました。皆さんは日本で3年間働いた後に帰っていかれるのですが、帰国を喜んでいる方や寂しいと言って私に抱き付いてこられる女性や、中には目を赤くして泣いている女性も居ました。
私も、一緒に笑ったりはしゃいだりして遊んでもらったお友達が帰っていかれるので、「ちょっと寂しいなぁ」と思いました。そしてでも、ベトナムへ行けば会えるのだから、「お友達が祖国で待っている」という感じもしています。
中には、滞在中に恋愛をされて結婚を望んでいた方もいらっしゃったのですが、企業の都合により、残念ながらこちらで結婚するための条件の全てを揃える事が出来なかったそうです。
一度帰ってしまうと、こちらに来るまでには半年ほど要するそうで、お相手の日本人男性が私たちに「よろしく御願いします」と頭を下げられた時の真剣な表情が私の脳裏に焼き付きました。私には、このお二人の問題も今の社会のあり方に問題があるのだと思えます。出発ロビーのこちらと向こうで手を振り合っているお2人の姿に、「何よりも国境がなければ、条件に関わらず自分たちの思いを大切にして動いていけるのに」と心から思いました。
 1つの地球にみなが一緒に住んでいて、たまたま日本人として生まれた私。地球上の国がぐるっと1つになるには時間がかかるでしょうけれど、まずは「アジアという国が1つの家族になればいいなぁ」と思います。
でも、大丈夫ですよ。何しろ昨日、たくさんの妹たちがベトナムへ帰って行きましたから。

 そして、今日も又また国際交流モードです。
今日は稲武にある研修生達の寮へ遊びに行き、日本語勉強のお手伝いをさせて頂きました。皆さんは会話の中で自然に覚えていくから面白いです。一人の女性とは「ゆびきりげんまん」を、一つ一つのひらがなを丁寧に発音しながら、歌っていきました。一通り歌えるようになるまでの所要時間は25分で、うまく歌えた時の嬉しそうな表情を見て、私も一緒に嬉しくなりました。
別の女性は勉強する為に買ったばかりだという電子辞書を見せてくださったので、説明書を見ながら一緒に進めて行きました。私もひとつずつ説明していける事が嬉しくて、女性も自分でボタンを押しながら「これで・だいじょうぶ・ね」と言って心から嬉しそうでした。結んだ髪の後れ毛がほっぺたに張り付いたまま嬉しそうに笑う彼女の表情が素朴で素敵に見えて、私もいつも素朴な自分を大切にして、自分の可能性を延ばしながら生きていこうと心に思いました。

 少しの間、現実に振り回されていて、素朴なやさしさを忘れていた私。
私自身を大切にすることから、彼女達の素朴さを大切にし続けられる私に繋がっていくのだなと改めて実感しています。


2006年02月09日(木)

 内容証明は今夜こそ最終チェックを終え、明日にはポストへ向うことと思います。それにしても、法律は知れば知るほど面白いものだと知りました。今回知り得た法律を、これからはのんびりと働くだけでなく、自分の働く職場の環境がよりやさしくなるように利用していければいいなと思っています。(まだ始まったばかりなのにね)

 ところで、リサイクルショップでたこ焼き焼き機をGetしましたョ。お値段300円なり。Yちゃん親子に報告しなくっちゃ・・・。明日は一人でたこ焼きパーティーです。楽しみ楽しみ。


「今思うこと」
人は簡単に死ねるだろうか。
生きる事を前提にして在る人間が、死ぬという事をするという事は、
生きるよりもエネルギーがいる事だろう。

命って、何かな。私って何かな。
生きているから生きている。生きているから生きる。
理屈じゃないって事でいいかな。

自分に愛を注いでいれば、いつも楽しい。
今を生きていればいい。
今のところはこれでいいよね。


2006年02月08日(水)

「内容証明」
 朝、労働基準監督所へ行きました。毎日にように通っているので、お馴染みさんのようになってきました。初めて監督署の椅子に座ったときには泣きそうな顔をしていたのに、訪れる回数が重なるたびに楽しみが増している自分を嬉しく思います。何事も1つずつ丁寧にやっていると自然に進んでいくみたい。

 午後からは千種区のYちゃんのお宅へ伺ったところ、高校生の娘さんのリクエストでたこ焼きを作ると言われ、思わぬところで「たこ焼きつくり」のお手伝いをさせていただく事が出来ました。
たこ焼きは丸い穴が16個開いた「たこやき焼き機」にベースの液を流しいれ、次に赤しょうがやねぎ、それからメインのタコなどを入れていくようで、見ていると材料を入れた分だけ液が溢れてきました。でも、大丈夫。たこ焼きの場合は穴の周りにはみ出た液も後から穴に丸め込んで、上手に丸められた分だけ大きくてまん丸のたこ焼きになるのです。それから、程よく焼けたタコ焼きをひっくり返す時には千枚通しのようなものでくるくると廻してから返していましたが、気長にくるくる廻した分だけまん丸のたこ焼きが出来ました。YちゃんとYちゃんの息子さんのK君がまるで屋台のたこやきやさんのようにくるくると廻しておられて、余りのも面白そうなので、お願いして3回ほどくるくるさせていただいたのですが、流し込みも待ち時間もくるくる廻し時間も、どれも面白くてたまりませんでした。高校生の娘さんも「お昼ご飯とおやつと兼用」と言いながら食べておられました。
 
ところで私たちは、1つのたこやき焼き機で焼かれるたこ焼きの環境に付いて語り合いました。

「16個の穴に入れられたたこ焼き。同じ鉄板で焼かれていても鉄板の真ん中と端っこでは焼けていく速度もこげ加減の違うものが出来上がるのだ。同じ鉄板で焼かれるたこ焼きも微妙な環境の違いによって育ち具合も違うのだ・早く育つものや遅く育つものがあり、みなそれぞれでいいのだ。
16個の穴に入れられたたこ焼き。同じ鉄板で焼かれいてもクルクル廻し具合で丸まり方が違うのだ。急いで廻すと形が崩れ、ゆっくり丁寧に廻すと真ん丸い大きなたこ焼きが出来上がるのだから、慌てず急がず本でも片手に丁寧に丸めていけばいいのだ。同じ丸でも大きな丸と小さな丸があってもいいのだ。
ほっくり焼けたたこ焼き。お皿に入れた途端にタコが飛び出した。真ん丸い器に居られているのが嫌な時は自分で飛び出していいのだ。」とね・・。

明日はリサイクルやさんへ行ってたこ焼きや機器を探してこようっと。


Mamo |MAILHomePage

My追加