「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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2008年10月17日(金)

 午前中、ネットで印刷のことを調べていたら、ベトナムの面白い情報を見つけた。日本のお得な情報も見つけた。どちらで作るのがベストなのか吟味中。料金や持ち帰る手間などを比較して決まる。
 日本で作ろうとするのはベトナムでそうするより簡単。費用があれば作れる。ベトナムで作ろうとするのは、私の未来が外国も基準にして広がることにつながる。
 それから、どちらで作るとしても自分で印刷やさんに原稿を持ちこめば本に出来るという思いもある。初めてのことは難しく考えがちだけど、してみれば意外と楽なのだろう。ううん、楽しんだ分だけ楽に感じるのだろう。

 午後、交通事故に遭った。道沿いでパンを買って、Uターンしようとハンドルを切りかけた時、後ろから走ってきたバイクと接触した。バイクは私とぶつかった後、急ブレーキでキーッと音を立てて止まった。買い物した荷物が道の真ん中まで飛んだ。前回の事故のときと同じ側の膝を、前回より強くぶつけた。しばらく動悸がして動けなかった。通りかかった人が私と自転車を誘導して、「大丈夫になるまで休んで」とか「日陰に行ったほうがいい」とか声を掛けてくれた。
 日本なら、人のすぐ傍を走るときは徐行するという決まりがある。でもここはベトナム。
後ろを確認しなかった私の不注意。事故に遭わないよう注意していたのにどうしてだろうと振り返ったら、日本から電話がかかるかもしれないから急いで帰らなければと焦ってる自分が居た。小さな戸惑いを見逃した自分の責任。ひとところの安心が気の緩みになった。
 夜は膝を冷やして静かに過ごした。テレビが来たので付けてみた。日本のテレビは入らない。気分転換のつもりでしばらく流していたけれど、やっぱり自分の心を知るほうが楽しい。


2008年10月16日(木) 探検

 朝・昼・晩と自転車で辺りを散策。地図に載っていない場所だから、慎重に探検している。まっすぐか直角に曲がるだけ。行った道を帰るヤモリ君のよう。大きな通りでトラックが多いから轢かれたら大怪我をする。けれど、道の端っこをまっすぐ走っていれば、左右からバイクが横切る怖さがない分の安心がある。
 ベランダに出ると、空港から飛び立ったばかりの飛行機が見える。この眺めが気に入ってる。
 今日は午後から少しまとめモード。自分なりの予定を意識にあげて動きつつ、自分なりの予定が立てられてその目標に向かっている自分に気付いて安心している。
 明日も好奇心たっぷりの私を生きよう。それが大切。


2008年10月14日(火) 動く

 朝、自転車を12 区に持っていった。家から家まで約1時間走った。疲れる前に休むことを意識していたせいか思ったよりも楽に早めに到着。途中Com tamで卵のご飯を食べ、休憩してからドアをノックした。家賃を払って明日の約束をして、今日は帰宅。
 家に帰ってから分かったのだけど、人が動く時お金は先に動かしておくものらしい。私は世間知らずだった。「お姉さんごめんなさい」と心の中で謝った。
 夕方、10 区最後の夜道を2キロのウェイトをつけて散歩した。明日は引越し。


2008年10月13日(月) する

 今日は「疲れる前に休むこと」を意識して仕事を進めた。してみると、私の集中できる時間は自分で感じていたよりも短いこと、「疲れる前」に立ち上がってみると部屋の中だけでも気分転換できることが分かった。
 文字数を計算して一つの引き出しに付き何文字掛けるかを計算したら、次にすればいいことも浮かんだ。
 「するということ」をすると次のことが分かる。いつも、今どうするかなのだなぁ。


2008年10月11日(土) 実感

 夜中に頭が痛くて目が覚めた。朝になってもやっぱり頭が痛い。一昨日寝転んでタイピングしていたら首が前に倒れにくくなってしまったから、その加減もあるだろう。
 午前中プールに行った。シャワールームも脱衣所も1区のプールよりきれいだった。プールは水深2メートル。長さはたぶん50m。平泳ぎがさらにスローになって、水と仲良くしている自分が分かった。全部で5往復した。最後の回は、「一往復したら帰ろうね」と言い聞かせてから泳いだ。

 数日前、本の大きさや文字数を計算して、本を縦書きにしたくなった。日付を漢数字に書き換えるのが億劫だなぁとか、「Mamo」という名前をカタカナにするのは抵抗があるなぁと思っているうちにその作業から離れていた。
 私の行動は私の心から発生しているのだなぁ。


2008年10月09日(木) 再来

 日中、友人に聞いた家具屋さんを探して自転車をこいだ。地図を見ながら1時間半くらい走ったけれど、目的のお店は見つからない。先日見た家具屋さんで決まりにしようという気持ちになって、散歩した満足感を持って家路に向かった。
 帰り道で、遠投が出来そうな広い空き地と自転車ごと入れる広っぱを見つけた。先日心友が来たとき、「疲れる前に休もうね」と言っていたのを思い出して、木陰まで自転車を運んで寒天デザートを買って一休みした。
 もう引越しだから遊びにこれないけれど、ベトナムに広っぱがあると思うと嬉しい。遠くなるけれど、機会があったら遊びに来たい場所が出来た。


2008年10月08日(水)

 昨晩は0時過ぎまで眠れず、床の上でごろごろしているうちに浮かんできた文章を声に出すようになった。録音せず。でも、その時々のつぶやきが少しずつ長くなっている。どうやら私の中でつなぎの文章が広がっているみたい。
 今朝は目が覚めた時間に起き、新しい家に向かって1時間を目的に走った。通勤ラッシュの前の時間帯、数少ないバイクの殆どは街の中心に向かって走っている。50 分で見覚えのある橋の手前に着いた。そばに大きなスーパーも発見した。
 その場所ならもう庭の範囲になる。時間はちょうど1時間。家に寄ることも出来たけれど始めての道。ここまで走れたら辿り着いたのと同じだと、家路に向かった。
 帰りに家具屋さんで机を見た。新しい家にいく為に購入する予定。大きな買い物をするのは始めて。お店に並ぶその机で執筆活動をするのかと思うと、わくわくした。値段は1区の中心で見たものの半額。材質が違うのかどうか分からない。でも、使う期間は短いしパソコンが載せられればいいと思うと、少々の汚れが模様に見えてきた。
 面白い机があった。それは4つの引き出し全部に違う種類の鍵が付いているもの。値段は他のものから比べると少し高い。防犯の為にいいなぁと思いつつ、4つの鍵を振って歩いている自分が浮かんで笑えた。


2008年10月07日(火) 意識

 6時起床。腹筋を休み休みで50 回した。私のお腹が前より大きくなったのは、内臓の筋肉が衰えて胃が下がったか内蔵脂肪が付いたかどちらかだろう。どちらにしても自分を守れる体を持っていたい。続けることを続けよう。
 朝食は家にあるものを食べた。パパイヤはお腹にいいと言っても糖分が多いからたくさん食べないように気をつけることにした。切れがよくなる為に少しの食事と運動。
 10時過ぎ、新しい家まで自転車でどれくらいかを確かめる為に、1時間走って帰ってくることを目標にして家を出た。しかし、Cach Mang Thang Tam を走って一つ目のロータリー辺りで空模様が怪しくなり、その上進もうとしている道が一通になった。流れに沿って曲がってみたけれど、今日は冒険する気持ちで出ていない。下調べをしてから来たほうがいいということになり予定を変更した。
 家に帰って地図を見てみると一方通行はわずかな距離。分かっていて走るほうが安心だから近いうちに又で直そう。目的があると、運動を兼ねて動けるから嬉しくなる。


2008年10月06日(月) 吟味

 午前中に自転車で1区へ出掛け、帰りに市場に寄った。あと少しでこの地区から旅立つと思うと、まだ住んでいるのに懐かしいような気持ちになっている。時には残っていたトラウマに気が付き、癒やしにつながることもある。いずれにしても、移動するたびにマザースペースが増えている。

 長女への手紙に新しい住所を書いたメモ書きを入れ、他の子ども達の分はどうするかと考えた。住所を知らせるということは手紙を待っているということで、実際私の心にも待っている私が居る。あるものはあるままでいいとして、長女に対し妹達に知らせてほしいと望むことは、過去にしていた「お姉ちゃんだから」の気持ちと同じかどうか分からない。
 最終的に、今は過去とは事情が違うという結論になり、大きな付箋シールを4つ作って入れた。これでいいかどうか。もし間違えたら、私は間違いもする大人だということが分かる。
 外国行きのポストに入れて、11300ドン。


2008年10月05日(日) イメージ

 引越しまでにしておきたい仕事が2,3あって、そのことを優先している。新しい家は中心から少し遠くなるだけだから慌てることもないけれど、気になることは済ませておいたほうがいい、というのが動いてみた結果の感想。
 その流れで、しばらくぶりの友人に会った。私の側にどうしても伝えたいこと受け取ってもらいたいものがあったから。
 赤ちゃんの好奇心の話から心の傷の話になった。「私は親にしたいことをとめられたまま大人になって、それが当然と思って子どもにも同じことを言ってた。子ども達を傷つけちゃったの。今は反省の意味も込めて本を書いているところです。」
 ベトナムの人に自分の心の傷を語る機会に恵まれた。次へのステップになる予感がする。心と心のつながりを大切にしたいと実感した。
 友人に、「本は7割くらい出来た」と伝えた。伝えた後で、比較したはずの“10”のイメージがアバウトな自分が判明した。初めてのことだからイメージしづらいのは当然だろう。
 けれど、ほんの大きさはほぼ決まった。私の本は、ルソー君の本 「エミール」 と並べられる大きさ。


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