「生きていくのに大切なこと」こころの日記
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今日は休日。昨日の徹夜の分もたっぷり寝て、夜勤明けの翌日とは感じられないくらいの元気さ。久しぶりのぽかぽか陽気も嬉しくて、自転車で散策しました。今の時期は、ハナミズキの花が見頃です。 ところで、本日付朝日新聞に「内閣府が調査した日本人の幸福度の結果」が載っていました。調査は15歳以上80歳未満で無作為に選ばれた男女に11段階で幸福度を質問したそうです。何を持って幸福と感じるのかによると思いますが、日本人の幸福度は6.9パーセントだそうです。ちなみに政府が幸福を求めるために目指す目標は21項目あるそうです。社会はいつも、どうすれば今よりも良くなるかを模索しながらいろいろなことを試してきたのでしょう。模索の結果がよい形になればいいと思いました。 どちらの国かを忘れてしまったのですが、以前日本と同じ調査をした外国の大統領が「国民は経済を基準に幸福度を測っていない」と感想を述べていたことがあり「的を得ているなぁ〜」と思いました。 私の幸福度も、物やお金があること以外のところにあります。例えば、小さな花を見て可憐な気持ちになったり、陽だまりの温かさにホッとしたり、日々の暮らしの中に楽しみを感じられる自分を生きているどうか。いつもワクワクの中で過ごしているかどうか。基準は心の楽さかな…。私の日記を読んで下さっている方の場合は、いかがでしょうか…。
昨日夜勤に入ってすぐの時、すでに夜勤を経験しているナースが言いました。「楽しんでる?」。彼女が私にそう言った理由はきっと、以前「夜勤が大変だよ」と彼女から聞いた数日後、私は「どれだけ大変かを楽しもうと思ってる」と語ったからだと思います。今日は胸の前で両腕を曲げヨイショのポーズをして笑顔の返事をしました。 今朝、出勤してきた彼女がニコニコ顔で「楽しんだ?」と聞きました。私は両目を閉じて「うん」の合図を送りました。私はその合図の通り、睡魔と仲良くしつつですがJokeが浮かぶ程度の楽さの中で働いて朝を迎えていました。 申し送りの最初に「初めての申し送りなので、聞きづらいと思いますがお願いします」と伝えました。一通り終わった後は「何か伝え忘れていることはありますか?」と尋ねました。少しの間フロアが静かになりました。 私は夜勤の終盤あたりから、自分の成長度の違いを楽しんでいました。今回、軽い心で夜勤が出来たのは、前回の夜勤の時に「一晩眠れない」ということに対して必要以上に負担を抱えている自分が不思議に思えて、癒やしの作業をした成果だと思います。癒やしの作業をすると物事の感じ方や捉え方の変化を生活の中で体験できます。嬉しい変化なのです。心の作業は続けて取り組んだ分だけ楽になる。継続するということさえ、小さな意識一つで出来ることなのでした。このことを人々に語らなければもったいないのです。
今日は7時頃に一度起きて2時間くらい過ごし、9時半ごろから再び布団に入りました。まだ肌寒い日が続いているので布団のぬくもりがたまりませんでした。普段はこの心地よさを感じる間もなく眠りに入っているのだと思います。時々目が開きましたがうつらうつらして13時まで眠りました。それにしても、よく眠れたなぁ…。朝7時まで眠れたことだけでも特別に感じるのに、その後もあまりによく眠れた。疲れていたのかなぁ。 今はもう頭が仕事に切り替わって、どこで待っていても同じような気がするので早めに職場へ行くことにしました。行って来よ〜。
今日は日曜日。朝方5時頃から患者さんが急変したそうで、夜勤ナースは昼ごろまで残って入力をしていました。後で知ったのですが、通常日勤でする仕事を夜勤が帰る前にサービスでするという暗黙の了解のような業務があって、今日のナースもその事をしていたようでした。私は、私には出来ないなぁと思いましたし、心にやさしい職場を求めるためには、止める必要があることとも思いました。 そんな私はカルテ入力をしている時に、指導係になっているナースから時間外手当のことで話しかけられました。私は、前向きな会話の時は自分の手を止めても語り合いたいくらいですが今回はそうではありませんでした。それに、私の言葉は私の知らないうちにも人々の中に広がるので、より丁寧に語りたいと思いました。「ごめんなさい。この時間は入力をさせてもらっていいですか?」。私がそう言うと彼女は「あら、聞いてくれないのね…」と言い、話を終えて下さいました。 明日は夜勤です。就業規則に書かれた勤務開始時間は16時半からですが、皆さんは15時半頃に出勤して準備をしています。私は、送迎バスが病院に到着するのが16時です。指導係になっているナースは「今日のうちに少し準備をして帰って」と言いました。けれど、私は送迎バスに乗らなければ駅まで40分歩かなくてはいけません。そのまま帰宅させてもらいました。 不思議にも、数ヶ月前に夜勤をした時に比べると、うんと落ち着いています。明朝は朝寝坊して布団のぬくもりを楽しめます。嬉しい〜。
今週に入ってから時々胃が痛い。体は正直。けれど、私は普段感じられない気持ちを知らせてくれるこの体の仕組みが好きですし大切にしようと思いました。 体の信号に沿って自分を見つめると根底の間違いが分かりました。ずれの中で動いていたことに気付いた時、それまでの言動の浅さにも気付きました。私はまだ自分が大変になった時、無意識にその事から目を離して他のものに心の楽を見つけようとすることがあります。そんな時、私は世の中をマイナスの目で見ていることがあります。もう少し早く気付けばよかったと思いましたが、いつも気づきは次のステップ。いつもここからスタートだよと切り替えて、これまでの経験を大切にして部屋の中の張り紙を見渡して自分に沁み込ました。私は本来、自分を大切にして生きるように生まれています。心育ては楽しい。私の心育ての楽しさは私だからこそ感じられるものだと思います。
仕事。今日は、一人のナースが「のどが渇いた」と言いました。私が「お水を飲んできていいですョ」と冗談のように言うと、そのナースはお茶を飲みに行きました。喉が潤うと心が喜んで仕事も楽しいのです。他のナースは「私に看護プランを立てる時間をちょうだい」と言ったので「あなたの時間はあなたのものだと思いますョ」と言ったら笑っていました。どちらも感じたままに表現した言葉でした。やさしい会話の中で働く時、職場にもやさしさがあります。 私はあと二日働いて、その次は初めての夜勤入り。3日連続で働いて4日目に夜勤なので5日連続の勤務。いつも余力を残す形で働いています。それから、家に帰った後はゆっくり休息するように意識しています。
今、病院近くの田んぼではレンゲの絨毯を見ることが出来ます。自然を利用していると自然にやさしくなれます。
休日。チラシ配布に行こうと計画していましたが、雨は小降りになる気配がないので家で過ごすことにしました。代わりにホームページを少し整理しました。ついでに過去2年間程度の日記をところどころ読んでみると、私の意識は、ベトナムへ旅立つまでは何があっても一つの目標に向かっていたのだなぁと改めて知らされました。 今の目標は、出版のためにお借りしたお金を返済することです。その次にしたいことは…を浮かべていたら新しいことを思いつきました。ここには書けないけれど、それは日本に居ても外国に居てもできることで、広がるような気がしています。 気分転換に料理もしました。明日から仕事が続くので作り置き。楽しいのでいろんなものを作ってみたくなります。でも、今は食べることよりも作る過程を楽しんでいるので、私の作ったものを食べたいと思って下さる方が居るといいなぁと思いました。こんな時は子ども達のことが浮かびます。そして、自分の食べれる分だけ作ります。
仕事。今日は受け持ちが少なくていつもより楽。空いた時間を使って一人分の看護プランを立てました。あと7人残っていますが、時間のある時にすればいいと思っています。 昼休みに、携帯の待ちうけ画面に載せているキャッチャーの私の写真を同僚に見せました。同僚は「なんかイメージが違うなぁ。もしかしてネコかぶってない?」と冗談のように言いました。私は「仕事の時と遊びの時とは…一緒ですョ」と言いました。どちらも同じ私。きっと、使っている脳が違うのだと思います。野球をするときのような気持ちで寝たきりの患者さんのケアへ行くとすると…患者さんが大変になると思います。 明日は休み。明日から雨なのですよねぇ〜。このところ休みのたびに雨です。家の中で楽しもう。プラスの脳を活用してマイナス脳にNOを伝えられる自分を育てたい。
休み。先日軽い気持ちで受けた肺がん検診でひっかかったので、今日は肺のCTを撮りに家の近くの日赤病院へ行きました。日赤病院は新しくなったばかりなのです。高い天井と白い壁。吹き抜けになった部分から2階も見渡せる。人はたくさん居るのにそれほどの人の混雑を感じさせない作りの新しくてきれいな病院。私の働いている場所と似ていました。待ち時間にナースが何人も通りました。彼女達はどんな働き方をしているのかな…。近年、就職難のため看護師に人気が集まっているそうですが、新しくナースになる人々にとって働きやすい職場が広がればいいと思いました。 私の検査結果はまだ判りません。…肺がんの可能性あり?もしそんな結果が出たら、過去の反省をしつつ現実を受け入れて生きましょう。 午後から中区にある市の機関へ心を語る場所として利用できるように登録をしてきました。私は積み重ねてきたプラスを語る場所を作りたい。出来れば世界中の人にプラスの生き方を語りたい。思いは、動いた分だけは出来ると思っています。
仕事。朝の申し送りで責任者から「自分の受け持ち患者以外の部屋も気にして仕事をして下さい」と伝えられました。私のフロアでは、パートさんは昼過ぎに帰ってしまわれるので、受け持ちさんがいなくなった部屋のフォローは残った常勤ナースに任されるのです。私はたまたま今日、入職してから最多の18人受け持ちという体制。どうやって必要最低限のことを終えようかと思案している状態の中、他の部屋のフォローが出来るとはとても思えませんでした。 「自分の受け持ちのことで精一杯で、他の部屋をフォローする余裕がありません…」。それは私の心の叫びでした。すると、私の横に居たナースが「私もありません」と言いました。興味深い発言だななぁと思いました。 「人がいなくても、やっていくしかないんです」「昨日はこれとこれがあって大変で…」「じゃ、どうしますか?患者さんを見捨てるわけにはいかないんです」。責任者を含めてみんなが困っていると思いました。 いくつかのやり取りがあった後「どうしたらいいか、今度の病棟カンファレンスで皆で考えて下さい」と課題をいただいて終わりました。 実は、私は今朝電車の中でいくつかアイデアを書き出していました。そのアイデアは慢性の人員不足を解消するのによい方法だと思っています。けれども、私はもっと多くの、出来ればフロア全員の方に知ってもらえる方法で伝えてみたいので今日は語らないということをしました。病棟カンファレンスはそのための良い場所と思いますし、伝わるように表現できるようまとめる時間も必要です。 話は戻って、今日の常勤ナースは私を含めて二人でした。私は18人の受け持ちなので出来ることをしようという気持ちで一日が始まりました。丁寧に、適度に、定時に帰れる方法でする、という3つの方法で動きました。そして仕事が残っている同僚のお手伝いもさせてもらえました。私が他の同僚よりも少し早く動けるのは、パソコンをうまく使えるからです。私には分からないこともあります。分からないことは手伝って頂いて、出来る部分は手伝わせて頂いて、私は定時に帰りました。 帰りの電車の中で、青写真が広がりました。私の病院は新しいアイデアを取り入れた分だけいい方向へ向かう…。私は、自分の働く場所は他者にも「いいところだよ」と勧められるような環境であれば嬉しい。私の元から変わっていくといいな。
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